【急告】規制庁が女川審査のヒアリングについて対応困難
明日(24日)の院内ヒアリング集会
<女川2号炉の再稼働審査などを問う!院内ヒアリング集会 ~被災原発を動かす必要はない、特重・バックフィット・新検査制度はどうなる?~>
について、
原子力規制庁が「Ⅰ女川原発2号炉の適合性審査について」は現在審査中のため、個々の質問に対し回答ができず、対応が困難であると回答してきました。
昨日22日に議員事務所に連絡が入り、何度も何度もやりとりしていただいたのですが、
規制庁は、現在審査中のため、個別の質問に対し回答ができず「対応が困難」と回答。
やむなく次のように変更することとなりました。
(明日の質問概要の変更)
Ⅰ 女川原発
冒頭でこちらからⅠの指摘事項についてまとめて約5分間で説明、
続いて、規制庁がIの質問に対し対応できない理由等を含め回答することになりました。
Ⅱ 原発の稼働状況と今後(予定どおり)
1 稼働状況、審査状況
2 特定重大事故対処施設の審査と設置予定
3 バックフィットの検討状況
4 新検査制度の導入
時間も2時間でなく、1時間とする様に要望されています。
当初予定より早く終ることになりそうです。
なお、原子力規制委員会が、昨年末に女川2号炉の設置変更許可審査を終了しパブコメを締め切り、
最終的に設置変更許可の合格を決めようとしている中での、この様なヒアリング拒絶。
女川に関する16項目にわたる山崎さんや現地からの追及を恐れて、規制庁が逃げた・拒絶したとしか思えません。
1月17日の広島高裁の伊方3号機の運転差止決定が示すように、規制委の審査が「不合理」であり、規制委が国民でなく原子力ムラの方を向いて再稼働を推進する組織であることを如実に示していると思います。
今回は女川の追及を少ししかできませんが、Ⅱについてはしっかりやります。
開始時刻などは変更ありません。
ご了解のうえ、ご参加をお願いします。
以下は当初の案内です。
【当初案内】女川2号炉の再稼働審査などを問う!院内ヒアリング集会
~被災原発を動かす必要はない、特重・バックフィット・新検査制度はどうなる?~
私たちは、既存原発を稼働させる為にイチエフ事故の検証もせずに策定した「新規制基準」と緩やかに過ぎ合理性を欠く審査をし続ける原子力規制委員会に対して、ずっと再稼働を推進するな!と訴えてきた。ところが、規制委はイチエフ事故を起こした東電の柏﨑刈羽6,7号機の設置変更許可を認めたばかりか、40年超えの老朽原発(美浜3、高浜1・2、東海第二)の運転期間延長をも認めて「例外中の例外」を「当たり前」にしようとしている。
さらに規制委は被災原発でありイチエフと同じ沸騰水型である女川2号炉の設置変更許可を認めようとしている。東北沖アウターライズ地震を始め地震再来が心配され、石巻市や仙台市に近い原発で、審査は混迷を極め原子力規制庁との審査会合を780回も開催した。提出したパブコメ意見への回答を含めて規制委の女川2号炉の設置変更許可適合性審査の妥当性を確認する。あわせて、各電力会社が建設中の特定重大事故等対処施設の状況、新知見によるバックフィット対応、本年4月から施行予定の新検査制度についても規制委にヒアリングする。
日時:1月24日(金)13時45分~16時30分
場所:衆議院第1議員会館1会議室
東京メトロ 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩
出席:原子力規制庁(14時半~16時半)【依頼中】
紹介:衆議院 大河原まさこ議員
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
質問者:(首都圏)山崎久隆(たんぽぽ舎)、木村雅英ほか
(女川原発現地)笹氣詳子(みやぎ脱原発・風の会等)ほか
質問概要
Ⅰ 女川原発2号炉の適合性審査について (原子力規制庁が拒絶)
Ⅱ 原発の稼働状況と今後
1 稼働状況、審査状況
2 特定重大事故対処施設の審査と設置予定
3 バックフィットの検討状況
4 新検査制度の導入
集会次第案(14時~17時)
13時40分~ 通行証配布開始
13時45分~14時00分 事前確認打合せ
14時00分~16時00分 規制庁ヒアリング(短縮見込み)
16時00分~16時30分 事後意見交換会
以上
木村雅英 KIMURA Masahide
e-mail : kimura-m@ba2.so-net.ne.jp
携帯TEL : 080-5062-4196
Twitter : @kimuramasacl
経産省・規制委・放射線被曝の批判ページ:http://www.jca.apc.org/~kimum/