【新刊紹介】喰い尽くされるアフリカ―欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日⇒南スーダンの紛争 日本の私たちにできることは?

新刊紹介:『喰い尽くされるアフリカ―欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日』 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784087816136 バージェス,トム【著】〈Burgis,Tom〉/山田 美明【訳】 価格 ¥2,052(本体¥1,900) 集英社(2016/07発売) 内容説明 石油やダイヤモンドのほか、多くの資源に恵まれているアフリカ大陸。だが、そこに暮らす人々の多くは厳しい貧困と内戦に苦しんできた。膨大な資源が生み出した巨額の金はいったいどこに消えたのか?長くアフリカに住み丹念に取材を重ねたフィナンシャル・タイムズ紙の記者が直面したのは、欧米が作り上げ、中国がブラッシュアップした巧妙な略奪のシステムだった。グローバル経済の実態を暴く! 目次 序章 富の呪い 第1章 フトゥンゴ 第2章 貧困の温床 第3章 “関係” 第4章 ゾウが喧嘩をすると草地が荒れる 第5章 北京への懸け橋 第6章 融資とシアン化物 第7章 信仰は関係ない 第8章 新たな富裕層 エピローグ 共犯 著者紹介 バージェス,トム[バージェス,トム] [Burgis,Tom] 『フィナンシャル・タイムズ』の調査報道特派員。2006年より南アフリカのヨハネスブルグとナイジェリアのラゴスを拠点に特派員として取材活動を続けてきた。2013年、鉱物資源国、アンゴラとギニアの汚職の実態を暴いた報道でフィナンシャル・タイムズ・ジョーンズ・モースナー記念賞を受賞。同年、王立文学協会のジャーウッド賞ノンフィクション部門も受賞し、『喰い尽くされるアフリカ―欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日』の取材のための資金を得る 訳者:山田美明[ヤマダヨシアキ]  翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 出版社内容情報 資源豊富なアフリカでは、植民地時代から欧米諸国が、あらゆる手段を講じて搾取を行ってきたが、近年、新たな顔として中国の影がちらつき始めた。各国の事情に合わせて巧妙に動く略奪者たちを追う。 グローバル・ジャスティス研究会・8月の企画 南スーダンの紛争 日本の私たちにできることは? https://www.facebook.com/events/178108125937352/ 8月31日(水) 18:30ひとまち交流館 第4会議室   (京阪清水五条駅下車徒歩5~7分) http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html 「南スーダンの紛争の背景と解決への道」 お話 : 茂住 衛さん     (アフリカ日本協議会) 参加費:資料代として500円    (割引希望の方は受付でお申し出ください) 自衛隊がPKOに参加している南スーダンで、停戦が破られ、戦闘が再開しています。 日本政府は「PKO参加5原則は崩れて」いないとして、自衛隊の駐留を継続すると明言していますが、戦闘は自衛隊の活動地域にも近づいています。 また、現地の日本人の国外退去のために陸上自衛隊、航空自衛隊が出動しようとしています。 紛争の歴史的経過や社会経済的背景を知ることを通じて、武力以外の方法で平和を実現できないのか。いっしょに考えたいと思います。 グローバル・ジャスティス研究会は、公正な世界の実現に関わるさまざまなテーマについて話し合うスペースとして今年1月からスタートしました。 これまで取り上げたテーマ:  ①COP21パリ・気候アクション報告(1月23日)      ②チャベス後のベネズエラと南米はどこへ(2月28日)  ③暴力に立ち向かうアフガニスタンの女性たち(3月8日)   ④武器輸出、軍需産業と京都の軍事関連産業(4月21日) ⑤パナマ文書に怯える「世界の1%」たち(5月15日)     ⑥戦争の現実と難民問題(6月12日) ⑦なぜ今、ベーシックインカムか(7月20日)  ☆当面は月1回の予定です。どなたでも参加できます。 会員募集中:会費 半年500円、1年1000円 (参考資料) 専門家が指摘! 「南スーダンにいる自衛隊が戦争に巻き込まれかねない」 http://wpb.shueisha.co.jp/2016/08/22/70504/