異なるテーマの市民運動がどのように連帯し、どうすれば声を強めることが
 できるのか、議論を深めたいと思います。よろしければご参加ください。
——————————
研究所テオリア第11回シンポジウム
 「社会運動から政治を立て直す」
◆日時 11月20日(日)午後1時開場、午後1時半開始~4時半
 ◆会場 文京シビックセンター26階スカイホール
 (地下鉄後楽園駅・春日駅)またはオンライン参加
◆報告
 *コロナ禍の生活困窮者支援
 小林美穂子(つくろい東京ファンド)
 *気候正義運動は逆行を押し返せるか
 吉田明子(FoE Japan)
 *大軍拡とは異なる平和への道
 杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT])
◆参加費 1000円(テオリア会員500円)
2022年、コロナショックによって露わになった社会・医療の貧困、巨大格差
 の問題が続く中、2月に全面戦争となったロシアによるウクライナ侵略戦争は、
 多国籍企業が前面に出る新自由主義グローバリゼーションの「ポスト冷戦」の
 終わりを告げました。
 ウクライナでの戦争が続くと同時に、エネルギー・食料価格の高騰は世界で
 日本で庶民の生活を苦しめています。戦争を契機として、気候危機問題では
 2050年炭素ゼロに逆行する化石燃料を延命させ、原発新設の動きが顕著になっ
 ています。
 日本の22年7月参院選では改憲派が議席3分の2を維持する一方、左派リベラ
 ルの得票が1.5割(絶対得票率)に縮小。ウクライナ戦争を利用して、日本では
 大軍拡(「防衛費」倍増)・敵基地攻撃能力、原発の再稼働・新増設が進めら
 れ、CO2を増やす元売りへのガソリン補助金(個人ではなく大企業への補助)
 など国家・大企業優先、軍事化からの転換に逆行する政治が続いています。
 世界が変わる中、貧困、気候危機、平和などに取り組む社会運動が粘り強く
 取り組まれています。弱者を切り捨てる政治をどうしたら変えられるか。議論
 していきたいと思います。(2022年9月)
※オンライン参加の申込は11月16日まで。
 参加費は研究所テオリア口座(郵便振替 00180-5-567296
 研究所テオリア)に振込ください。会場参加は当日払いで構いません。
主催 研究所テオリア
 連絡先 東京都北区田端1-23-11-201
 TEL・FAX 03-6273-7233
 E-mail:email@theoria.info
講師プロフィール
 <小林 美穂子>
 こばやしみほこ つくろい東京ファンドメンバー。支援を受けた人たちの居場
 所兼就労の場として設立された「カフェ潮の路」のコーディネーター(女将)。
 幼少期をアフリカ、インドネシアで過ごし、長じてニュージーランド、マレー
 シアで就労。ホテル業、事務機器営業、工業系通訳、学生などを経て生活困窮
 者支援。著書に『コロナ禍の東京を駆ける』(共編著、岩波書店)。
 (写真;横関一浩)
<吉田 明子>
 よしだあきこ 国際環境NGO FoE Japan気候変動・エネルギー担当。2007年より
 国際環境NGO FoE Japanスタッフ。気候変動やエネルギー政策を中心に担当。
 3・11後にできたネットワーク「eシフト」の事務局、2015年からは市民のちか
 らで再エネ選択を呼びかける「パワーシフト・キャンペーン」を立ち上げる。
 エネルギー政策に市民の声を届ける観点で活動する。
<杉原 浩司>
 すぎはらこうじ 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表。軍学共同反対連絡
 会、平和構想研究会などにも参加。『世界』2020年10月号に<『敵基地攻撃能力』
 保有論を批判する>を寄稿。共著に『亡国の武器輸出』(合同出版)、『武器
 輸出大国ニッポンでいいのか』(あけび書房)。緑の党脱原発・社会運動担当。
研究所テオリア
 連絡先 東京都北区田端1-23-11-201
 TEL・FAX 03-6273-7233
 http://theoria.info
 email@theoria.info













