【東海第二不合格+緊急行動】11.07「東海第二は廃炉」原子力規制委員会抗議行動~運転延長を認めるな!」

とうとう、原子力規制委員会が明日(7日)に東海第二の運転延長を決めます(後述の定例会議開催案内)。
新たにアップされた10.25院内ヒアリング集会の動画を紹介するとともに、
緊急抗議行動(及び署名・申入れ書提出)の予定をお知らせします。
明日の朝、是非原子力規制委員会ビル前にお集まりください。

【10.25院内ヒアリング集会速報から】
IWJで10.25院内ヒアリング集会のダイジェスト版がアップされました。
12分程の動画です、是非ご覧願います。
これで明日運転延長決定なんてあまりにひどいと思いませんか?
◇IWJ動画(12分)
※スクープ!! 東海第二原発は地震に耐えられない!!
市民が規制委の審査を分析・糾弾!~東海第二原発の再稼働審査を問う!10.25原子力規制委員会院内ヒアリング集会第4回 2018.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434539
○耐震審査は不合格!
日本原電の補正書の中から明らかに不合格とするべき部分を山崎久隆さんが指摘した。スタビライザーの応力値が許容値を越えているのだ。このままでは地震時に原子炉圧力容器が水平を保てず傾きひっくりかえる! 地震担当は、「不合格」とするべき事実について説明できず、後日マスキングされた部分を提示することとなった。
○「黒枠・白抜き」マスキングは「速やかに公開」する為の珍回答
200ページ中146ページが「黒枠・白抜き」の補正書、固有周期0.05未満を満足できない数値がマスキングとの指摘に対して、担当が「すみやかに公開」するために日本原電が沢山マスキングしたものをそのまま公開したと言い訳。マスキングしないで原本のまま公開する方が「すみやか」なはずだ。実は不合格を隠す為!
◇UPLAN動画(2時間17分、途中から全部)
20181025UPLAN【原子力規制委員会院内ヒアリング集会】東海第二原発の再稼働審査を問う
https://www.youtube.com/watch?v=QxzpZfB85s4

【緊急抗議行動】
「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」と再稼働阻止全国ネットワークから緊急行動の案内の予告です。
10.25院内ヒアリング集会で東海第二の「不合格」を突きつけ、
追加質問を議員事務所から原子力規制庁に提出し運転延長決定前の回答を求めていますが、
未だに回答が来ていません。
一方で、今や何が何でも東海第二の運転延長を認めようとしている原子力規制委員会は、
明後日11月7日の水曜規制委定例会議に東海第二の運転延長を第1議題に上げました。
とうとう、原子力規制委員会は運転延長を決定するつもりです。
そこで、急遽次の抗議行動を予定しました。

11.07「東海第二は廃炉」原子力規制委員会抗議行動
~設置許可・工事計画認可を撤回せよ!運転延長を認めるな!~

日時:2018年11月7日(水)10時~13時
(署名・申入れ提出10時10分、途中休憩あり)
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
港区六本木1丁目9番9号   TEL:03-3581-3352(規制庁)
東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分
日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催:とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会
TEL 070-6650-5549            FAX 03-3238-0797
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)
共催:再稼働阻止全国ネットワーク、原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動
TEL 080-5062-4196
共催;原子力規制を監視する市民の会(12時~12時半、予定)

私たちは、既存原発を稼働させる為の世界最低水準の「新規制基準」と緩やかに過ぎ合理性を欠く審査をし続ける原子力規制委員会に対して、再稼働を推進するな!被曝を強要するな!と訴え続けてきた。
ところが、規制委は昨年(2017年)12月末に東電の柏﨑刈羽6,7号機の設置変更許可を与えたばかりか、今度は経理的基礎も全く無い日本原電の老朽・被災・超危険原発である東海第二原発の前のめり「一体」審査を続け、いよいよ7日に「例外中の例外」20年運転延長を認めようとしている。
規制委は、多くのパブコメ意見にまともな回答もせずに9月26日に設置変更許可、「黒枠・白抜き」透明マスキングだらけで「国民」に事実を隠しながら10月18日に工事計画認可を与えた。
その後、防潮堤工事の為の1740億円の資金支援を名乗り出ているイチエフ事故被告企業東電が、イチエフ汚染水対策でも廃炉作業でも多くの問題が発覚させたばかりか、11月2日には柏崎刈羽原発でケーブル原因と思われる火災(電力ケーブルの継ぎ目で電流が過大になり発熱)を起こした。
また、私たちの10.25院内ヒアリング集会で多くの問題点を指摘した中で、原子炉耐震評価で明らかに「不合格」とするべき事実を指摘して担当が回答できず、設置許可・工事計画認可の「合格」を撤回するべきではないかと記した追加質問書を国会議員を通して提出している。
それでも、規制委は(本来適合性審査として設置許可・工事計画認可と一体であるべき)保安規定の審査もせずに、7日に運転延長を認可しようとしている。
私たちは、多くの「国民」の「社会通念」を全く無視し、原子力マフィアの意向に忠実に従っている原子力規制委員会の「再稼働推進」行為を厳しく糾弾する。
首都圏の皆さん、抗議行動への参加と規制委定例会議の傍聴をお願いします。
なお、10時10分には、とめよう!東海第二原発首都圏連絡会から署名(今回追加約18000筆)を提出し、
原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動他から申入書を提出します。

(規制委定例会議開催案内)
第40 回原子力規制委員会の開催のお知らせ
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000382.html
日時2018 年11 月7 日(水) 10:30~12:00
場所原子力規制委員会(東京都港区六本木1 丁目9-9 六本木ファーストビル13 階) 会議室A
議題(予定)
議題1 日本原子力発電株式会社東海第二発電所の運転期間延長認可及び原子炉施設保安規定変更認可について(案)
議題2 日本原子力研究開発機構原子力科学研究所(JRR-3 原子炉施設等の変更)の原子炉設置変更許可について(案)
議題3 平成30年度第2四半期の保安検査の実施状況等について
議題4 火山灰対策に係る保安規定の審査について―火山灰対策における考え方の再整理―
傍聴
1. 傍聴をご希望の方は11 月6 日(火)12:00 までに氏名(漢字及びフリガナ)、職業(所属・役職)、連絡先(電話番号・FAX 番号・メールアドレス)、を必ず明記の上、下記申込み先まで電子メール又はFAX にて、ご登録願います。
2. 件名は、必ず「第40 回原子力規制委員会の傍聴希望」とご記入下さい。傍聴席の数は限られていますので、希望者多数の場合は抽選とし、登録された方には事前に登録された旨をお知らせいたします。抽選の結果、残念ながら傍聴の登録がなされなかった方にも、事前に傍聴は不可の旨をお知らせいたします。
なお、傍聴希望は1 団体あたり1 名までとさせていただきます。
3. 当日は、登録された旨の通知を印刷したもの及び免許証等の身分を証明できるものをご提示下さい。
事前登録のない方、申込者ご本人様以外は傍聴できませんのでご注意下さい。
4. 会議開始後にお越しいただいた方は、座席の都合上、傍聴をお断りする場合がございます。
5. 報道関係者の方は申込みの際に「報道関係者」と記載してください。撮影を希望される場合、その旨も
記載してください。また、自社腕章を着用していただくようお願いいたします。
以上