【秘密法弾圧】3月26日初公判、3月2日救援大集会、即時解放を求める署名をお願いします!

昨年12.6の秘密法強行採決直前に、国会内で抗議して不当逮捕・起訴され、

いまだに東京拘置所に監禁され続けるAさん。その初公判が

3月26日(水)10時から東京地裁に決まりました。

また即時釈放と無罪を求める大集会が3月2日(日)18時半~に決まりました。

秘密法弾圧第1号とも言えるAさんを取り戻すために、ぜひともご参加ください。

 

そしてAさんの「今すぐ・無条件での解放」を東京地裁に求めるウェブ署名を開始しました!

ぜひ署名サイト:http://urx.nu/6AnA

にお名前とメッセージを書いて賛同して下さい。第1次締め切りは3月2日(日)24時です。

なにとぞよろしくお願いします!

 

★☆★☆★☆★☆★☆(転送・転載大歓迎)★☆★☆★☆★☆★☆

 

「12.6秘密法国会傍聴者弾圧救援会」から、4つの呼びかけです。

 

<呼びかけ1>

初公判が決まりました!ぜひ大集合をお願いします。

2014年3月26日(水)10時~東京地裁(法廷は決まり次第またお知らせします)

 

 

<呼びかけ2>

★なぜ靴投げAさんは未だに閉じ込められているのか~

『秘密法弾圧』救援大集会にご参加下さい!★

 

▼日時:3月2日(日)18時開場・18時半開始

▼場所:「日本橋公会堂」第3・第4洋室(東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1)

地下鉄水天宮前・人形町・茅場町駅から徒歩

▼地図:http://www.nihonbasikokaido.com/shisetsu#access

▼お話:

鵜飼哲(一橋大学):「秘密法・戦争・レイシズムと安倍政権」

園良太(秘密法弾圧救援会):「なぜ靴投げAさんはいまだに閉じ込められているのか」

救援連絡センター:「戦争に向かう警察・検察・裁判所」

秘密法弾圧弁護団:「初公判間近!裁判勝利に向けて」

 

▼主催:12.6秘密法国会傍聴者弾圧救援会 http://himitsuhokyuen.wordpress.com/

ブログ: http://himitsuhokyuen.wordpress.com/

ツイッター: @himitsuho_9en

メールアドレス: himitsuhokyuen@gmail.com

〒105-0004 東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階 救援連絡センター気付 03-3591-1301

◎当日はライブ配信をします。ツイキャス「批評放送」( http://pt.twitcasting.tv/matudaira )

 

 

<呼びかけ3>

★弁護士費用や保釈金などのため、より一層の救援カンパのご協力をお願いします。

 

※2月11日(火)までは以下のこれまでの口座に振り込みをお願いします。

★郵便振替口座:00140-2-750198

(ゆうちょ銀行 〇一九店(ゼロイチキュウ店)店番号 019 当座0750198)

加入者名:みんなのQ(秘密法救援会カンパ、などと明記して下さい)

 

※2月12日(水)からは郵便口座が新しくなります。以下に振り込みをお願いします。

振替口座:00130-0-586573

「12.6秘密法国会傍聴者弾圧救援会」

 

 

<呼びかけ4>

「秘密保護法に抗議して不当逮捕されたAさんの即時・無条件での解放を求め

る署名」への賛同をお願いします!

 

★署名サイト:http://urx.nu/6AnA

にお名前とメッセージを書いて下さい。第1次締め切りは3月2日(日)24時です。

 

宛先:東京地方裁判所

 

<要求>

1:2013年12月6日に参議院議場内で不当逮捕されたAさんの即時解放を

求めます。

2:保釈金が不要で、保釈条件もつけない無条件での解放を求めます。

3:Aさんの裁判を公平に行うために、「警備法廷」を使用しない事を求めます。

 

<理由>

★1:Aさんは秘密法反対運動の「人質」にされているから

★2:「運動をやめさせるため」だけに閉じ込め続ける公安検察は許されない

★3:東京地裁は警察・検察の追認と、Aさんの監禁・運動弾圧を今すぐやめよ!

 

 

★1:Aさんは秘密法反対運動の「人質」にされているから★

 

全てのみなさん、昨年12月6日を思い出して下さい。「特定秘密保護法」の強行

採決を止める行動が全国で続き、東京の国会前では2万以上とも言われる人々が

路上を埋め尽くしました。議員会館前や国会前の抗議行動で、日比谷公園から

のデモで、怒りの声が炸裂しました。それは民衆の底力や可能性が発露したものでした。

 

しかし、国会の中の審議は最低最悪でした。与党議員は「うおおおおお!」と絶

叫し続けたり、木の名札で机をガンガン叩き続ける事で野党の発言を聞こえなく

させ続けた挙句に、国会前と全国の抗議を無視して強行採決に持ち込んだのです。

 

多くの人は外で採決を迎えましたが、あまりに酷い採決過程を自分の目で見続けた

国会傍聴者が、採決直前にやむにやまれず自分の靴を投げて抗議し、逮捕されました。

それがいまだに東京拘置所に監禁され続けるAさんであり、彼は私達の怒りの意思を

代弁したと言えます。だからこそ安倍政権とその暴走を許した参議院によって、Aさん

は私達の運動の盛り上がりの「人質」に取られました。「人質」にされた仲間はみん

なで助けなければなりません。

 

 

★2:「運動をやめさせるため」だけに閉じ込め続ける公安警察と検察は許されない★

 

Aさんが逮捕・起訴された罪名は「秘密法の審議を中断させた」という「威力業務妨害

罪」。しかしまず靴投げで議事進行が妨害された事実などありません。そして前代未聞

の強行採決を連発し、野党発言を妨害し続け、採決時の議事録が「聴取不能」で終

わったあの国会審議に業務としての正当性など全くありません。

そもそも国会や行政の仕事は単なる「業務」ではなく、市民生活を決める重大事です。

さらにそれを行う施設は、民間施設と異なり市民に開かれている必要があります。

安倍首相や石破自民党幹事長が何も問われず、抗議したAさんが逮捕・起訴されるなど

ありえ無いことです。

 

それでも「威力業務妨害罪」にするのは、国・行政が抗議要請に対応する義務を

捨て去り、わずかな抗議でも逮捕・起訴・長期勾留するためです。これがいま全国

の運動弾圧で連発されています。

逮捕さえすれば、世界中から批判される警察の代用監獄で監禁され、過酷な取り調

べを強いられます。

さらに現在の刑事訴訟制度では、どんなにでっち上げの理由でも検察は自由に起訴

ができるし、起訴された人ほぼ自動的に何ヶ月も監禁され続けます。

 

Aさんを取り調べた警視庁公安部と公安検事の岸洋介・鈴木敏弘は、これを悪用し

てAさんを起訴し深いダメージを与え、運動をやめさせようとしているのです。そ

して私達に「秘密法に抗議したらこうなるぞ!」という脅しをかけてきているので

す。Aさんは、国会を聖域化して与党の暴走を可能にするためだけに弾圧されました。

これは戦前の「治安維持法」や、「絶対権力者の天皇を批判した」と決めつければ

誰でも逮捕できた「不敬罪」の復活です。その時最も使い勝手が良いものの1つが

「威力業務妨害」なのです。これこそ憲法を否定する戦争への道であり、許されま

せん。Aさんは今すぐ解放されなければなりません。

 

 

★3:東京地裁は警察・検察の追認と、Aさんの監禁・運動弾圧を今すぐやめよ!★

 

勾留延長の時、裁判所は判で押したように「証拠隠滅や逃亡の恐れ」を挙げます。

しかし「現行犯逮捕」されたAさんの「証拠」なるものは参議院の現場にしかなく、

すでに警察が靴や映像を回収しており隠滅しようがありません。またAさんは法廷

で今後も秘密法反対で闘い続けると述べており、逃亡などする訳がありません。

東京地裁はそれを分かっていながら、あらゆる事件で警察・検察の言うがままに

勾留を認めてしまいます。誰とも話せず自由に動けないと本人の心身が壊され、裁

判の準備も妨害されます。そして周囲も疲弊し続けます。

 

起訴後は保釈制度の矛盾が露骨になります。まず初公判前の保釈申請はほぼ却下

されます。「検察側の証言が終わる前に釈放すると、証人(今回なら例えば参議院

の警備員)を脅しに行くから」なる理由です。しかし今回のケースでわざわざそん

な事をする訳がありません。しかも何と150万~200万円もの「保釈金」を払わなけ

れば保釈されません。こんな大金を払える人がどれほど少数で、外の人間が集める

事がどれほど大変か想像して下さい。「身柄の引受人」も決まらないと保釈されず、

家族が居ない人などは非常に不利になります。そして釈放後も「保釈条件」をつけ

られます。実家住まいや事件現場への立ち入り禁止を強制され、破ったら拘置所に

再び戻されてしまい、高額な保釈金は没収されてしまうのです。

 

さらにAさんの12月の「勾留理由開示公判」は「429号警備法廷」で行われ、東京地

裁は傍聴者を4名も裁判所から強制排除しました。いま多くの弾圧事件で乱用される

この「429号警備法廷」は、大量の職員が傍聴者を監視し、裁判官に一言でも抗議

したら暴力的に排除される場所です。傍聴者を犯罪者扱いする法廷が使われている

なら、裁判が始まる前から有罪の結論を決められているようなものです。

 

保釈金も、保釈条件も、警備法廷も全く不要です。

これらは全て公安警察・検察が長期の監禁やお金集めの大変さで運動を疲弊させ、

恐怖させ、つぶすためだけの不当弾圧です。今後もその乱発を狙っているからです。

裁判所がそれを後押ししているからです。そしてこうした勾留制度や裁判制度の問

題があまりにも世の中に知られていないからです。秘密法を成立させ、侵略戦争を

しようとする国では、こうして司法機関も戦時体制になっていくのです。

 

この暗黒時代を変えるには、この問題に多くの方が関心を高めて、Aさんを「今すぐ・

無条件で」解放させるしかありません。ですから皆さま、ともにAさんの今すぐ・無

条件での解放を東京地裁に要求して下さい。全国・全世界から署名へ賛同し、情報拡

散し、救援活動やカンパにご協力下さい。そして次の弾圧を許さず、不当な勾留・

保釈・裁判制度を問題化して根底から変える行動をともに始めていきましょう。

 

 

★東京拘置所の「秘密保護法と闘う男」Aさんからメッセージ(1月24日のもの)★

「みなさん、私は逮捕されて約50日、起訴されて約1ヶ月です。私は元気ですが、

本来、逮捕・起訴されるべきは憲法違反の大悪法を強行採決連発で成立させた安倍

首相や菅官房長官たちだと思います。絶対に彼らを許しません。私は市民の怒りを

代表・代弁して抗議し、逮捕されました。ですので、秘密保護法に反対するすべての

皆さんで、力を合わせて私を取り戻して下さい。よろしくお願いします。保釈に向け、

まとまったお金も必要なので、カンパもよろしくお願いします。」