●日時: 2012年11月17日(土)13時~18時
●会場: 千代田区神保町区民館(ひまわり館)洋室AB
神田神保町2-40 ☎03-3263-0741
(JR水道橋駅から徒歩10分 地下鉄半蔵門線、都営三田線・新宿線神保町から徒歩5分)
●主催: 『年誌編集会議』、11・17討論会実行委員会
●参加費: 500円
*会場は沖縄文化講座の名前で借りています。
多くの寄稿者、仲間のご協力を得て、去る9月『共産主義運動年誌』第13号を発行することができました。例年、『年誌』発行に際しては、それにちなむ記念の討論会を行うことにしておりますが、本年は尋常ならざる内外情勢の激動を受け止めて、やや趣の異なる討論会を開催しようと考えています。
討論会を2部構成とし、前半を「情勢と政治/活動」の項の、主要な寄稿者の発題を受け、本年の私たちが直面した階級闘争の総括と展望を語るものとします。討論では、『年誌』寄稿者に限らず、本年我が国社会における階級闘争の基調をなした、反貧困・脱原発・沖縄連帯の闘いそれぞれについての積極的な活動者からの発言を求めたいと思います。後半は「理論と考察」の項にかかわって、前半の討論を基礎づける、政治思想的な提起をそれぞれの執筆者から受けるものとします。そのための十分な時間を確保する準備もいたしました。
野田民主党主導連合政権の米日帝国主義支配階級の意を受けた、消費税増税、TPP参加、原発再稼働・推進、自衛隊南西配備、オスプレイ強行配備、尖閣国有化など、その反動性は、日々あらわなものになっています。長期化する大不況のもとでの、強搾取・大衆収奪、格差拡大が、広範な大衆の政治不信、社会不安が拡大しています。また民主党主導政権の失政に乗じた、中国、韓国、台湾、北朝鮮など、隣国への対立感情をあおる民族排外主義も目に余るものがあります。こうした中で、自民党は、政権投げ出しの安部を新総裁として、右翼改憲路線を前面に掲げ、奪権に乗り出しています。こうした中で、「維新」に示されるような、新自由主義と新保守主義の融合体の台頭も起きています。来るべき国政選挙を、一つの節目として、さらなる政治的社会的激動が予測されます。この中で、共産主義運動が、何を提起し、事態にいかに介入し、その主体をだれが構築していくのか?これが切迫した課題として問われています。これにこたえるために、多くの仲間の皆さんのご参加をお願いします。