【記者会見】日本は「死の商人」になるのか~殺傷武器の輸出に反対する共同声明

著者: 杉原浩司 : 武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション
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世論の圧倒的多数が反対しているにもかかわらず、政府与党は密室協議で結論
を急いでいます。反対の声を可視化させるために、記者のご出席はもちろんで
すが、市民の皆さんにもご同席いただければと思います。

オンライン配信も行いますので、ぜひご覧ください(アーカイブも見られます)。

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<記者会見>
日本は「死の商人」になるのか
殺傷武器の輸出に反対する共同声明

現在、防衛装備移転三原則の運用指針の見直しをめぐる自民・公明の与党実
務者協議が進められています。その中で政府は、これまで禁じられていた殺傷
武器の輸出を認める見解を示しています。
日本が殺傷武器を輸出することは、「メイド・イン・ジャパン」の武器によ
って他国の人々が殺傷されるようになることを意味します。「平和国家」を掲
げることで他国から一定の信頼と尊敬を得ていた日本が、「死の商人国家」へ
と転落することを、許容することはできません。
このような観点から、学者、専門家、NGO活動者らが緊急の共同声明をとり
まとめました。「日本は『死の商人』になるのか 殺傷武器の輸出に反対する
共同声明」と題するこの声明は、青井未帆学習院大学教授、池内了名古屋大学
名誉教授、稲垣知宏日本パグウォッシュ会議代表らを含む22人の呼びかけ人連
名で、臨時国会召集に先立って10月3日(火)付けで公表されます。公表にあ
たって、下記の通り記者会見を行いますので、ご案内します。

日本は「死の商人」になるのか 殺傷武器の輸出に反対する共同声明
発表記者会見

日時 2023年10月3日(火) 午前11時30分~12時30分
場所 参議院議員会館 B103会議室(永田町駅)
※午前11時15分~、1階ロビーにて通行証を配布します。

<発言者(予定)> 同共同声明呼びかけ人(22名)のうち、

今井高樹 日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事
岡田充 ジャーナリスト ※
川崎哲 ピースボート共同代表
清末愛砂 室蘭工業大学教授 ※
申惠丰 青山学院大学教授 ※
杉原浩司 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表
藤岡惇 基礎経済科学研究所常任理事 ※
堀芳枝 早稲田大学教授 ※
(※はZoomによる発言)

会見の様子は、以下からオンライン配信します。
https://www.youtube.com/watch?v=-Xi74cB9iBc

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【共同声明 呼びかけ人】

青井未帆 学習院大学教授
秋林こずえ 同志社大学教授
雨宮処凛 作家・活動家
池内了 名古屋大学名誉教授
伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ副理事長・弁護士
稲垣知宏 日本パグウォッシュ会議代表
井原聰 日本科学者会議・東北大学名誉教授
今井高樹 日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事
内海愛子 新時代アジアピースアカデミー共同代表
大久保賢一 日本反核法律家協会会長
岡田充 ジャーナリスト
奥本京子 大阪女学院大学教授
川崎哲 ピースボート共同代表
清末愛砂 室蘭工業大学教授
申惠丰 青山学院大学教授
杉原浩司 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表
髙遠菜穂子 ピースセルプロジェクト代表理事
武田隆雄 日本山妙法寺僧侶
中野晃一 上智大学教授
西川純子 獨協大学名誉教授
藤岡惇 基礎経済科学研究所常任理事
堀芳枝 早稲田大学教授

共同声明全文、賛同募集などはこちら↓
https://heiwakosoken.org/2023/10/02/statement1003/

<お問合せ>
平和構想研究会 shudantekijieiken@gmail.com
ウェブサイト https://heiwakosoken.org