11月3日、利益相反の宮沢経産相による鹿児島県アリバイ訪問が強行され
ました。まったくふざけた茶番劇です。県庁前では、市民による抗議行
動が行われました。
5日から始まる鹿児島県臨時議会で、7日に川内原発再稼働への「同意」
が強行されようとしています。折しも3日には、火山学会が審査基準の見
直しを求める提言を発表しました。
こうした中、瓜生道明九州電力社長が10月30日から11月4日にかけて川内
原発の周辺自治体(30km圏内)首長と会談し、地元扱いについての確認
と再稼働への理解取り付けを図っています。明日4日には、さつま町、長
島町、いちき串木市、阿久根市の各周辺自治体首長と会談予定です。
この中で、いちき串木野市は、市民の過半数もの再稼働反対署名が集ま
り、市議会も9月30日に、地元同意に同市を加えるよう求める伊藤知事あ
ての意見書を採択しています。田畑誠一市長は、住民の生命と安全を守
るべき自治体の責任において、九電社長に堂々と物申すべきです。
大変急な呼びかけとなり恐縮ですが、田畑誠一市長に「再稼働に理解を示
すことなく、しっかりと地元扱いを求めてください」と大至急声を届けて
ください(メッセージはていねいに)! 周りの方にも広めてください。
【田畑誠一・いちき串木野市長あて】
いちき串木野市役所
(FAX)0996-32-3124
(TEL)0996-32-3111
(メール) info@city.ichikikushikino.lg.jp
※なお、先日お送りした鹿児島県議のFAX番号中、原子力安全対策等特別
委員会の2人と委員ではない県議2人の番号が誤っていました。お詫びして
訂正します。すみませんでした。正しくは以下です。
【鹿児島県議会議員】
<原子力安全対策等特別委員会>
委員 田中良二 (FAX)0996-22-1088
委員 岩崎昌弘 (FAX)099-273-2139
与 力雄 (FAX)0997-53-5567
上野新作 (FAX)099-251-3509
★修正済みブログ
→ http://www.kiseikanshishimin.net/2014/11/01/141101/
まだ間に合います。上記ブログを活用して、伊藤祐一郎鹿児島県知事、県
議にファックスなどを集中してください。諦めるわけにはいきません。
4日、東京ではこちらの行動も。Ustream中継もあります。ご参加、ご注目を。
★ちょっと待った!鹿児島県
問題だらけの川内原発再稼働に「同意」しないで!
11・4 鹿児島県東京事務所への緊急要請行動
11月4日(火) 14時から ※13時45分に都道府県会館前に集合
鹿児島県東京事務所(都道府県会館12階、永田町駅5番出口すぐ)
https://www.pref.kagoshima.jp/shisetsu/kenchou/029.html
内容:要請書を読み上げ提出。各自、各団体でのご持参も歓迎。
【Ustream中継:IWJチャンネル5】
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会 http://www.kiseikanshishimin.net/
当日連絡先:090-6185-4407(杉原)
【参考】
原発再稼働の地元同意範囲、「国の責任で設定を」=いちき串木野市長
(10月10日、ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0HZ0YJ20141010
川内原発再稼働「反乱」の真相 姶良市議会議長に聞く(7月19日、日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1702M_X10C14A7000000/
「県民の命と安全を守る立場にある知事は意見書を軽く扱ってもらっては困る」
原発審査基準見直し要請 火山学会委「川内の適合も疑問」
(11月3日、西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/124658
原発の巨大噴火対応見直しを提言(11月3日、NHK、動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141103/k10015900911000.html