川内原発の再稼働をめぐる地元での攻防が一気に緊急事態を迎えています。
満田夏花さん(FoE Japan)の呼びかけを転送します。ぜひ緊急署名にご
協力ください。締切は19日(日)17時です。一人でも多くの方に広めてください。
————————————
みなさま(重複失礼・拡散歓迎)
FoE Japanの満田です。
川内原発の再稼働が風雲急を告げています。
鹿児島県知事は、審査書の住民説明会について、圧倒的に反対意見が多か
ったのにもかかわらず、「理解が進んだ」と述べています。薩摩川内市議
会は今月中にも再稼働について判断、県議会も来月には判断との動きとな
っています。
急遽ですが、10月20日、鹿児島県議会議長および鹿児島県知事あてに、下
記の要請書を提出します。(まだアポはとれていませんが、薩摩川内市議
会議長にも提出を試みます)
個人署名および団体賛同を募っています。ぜひ、ご署名&拡散にご協力く
ださい。
【超緊急署名】川内原発再稼働:地元同意手続きを進めないでください
http://311.blog.jp/archives/15051826.html
個人署名フォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/a15a45e766803
団体賛同フォーム:http://goo.gl/qHcPil
締め切り:10月19日(日)17時
————————————
2014年10月20日
鹿児島県知事 伊藤祐一郎 様
鹿児島県議会議長 池畑憲一 様
鹿児島県議会議員各位
川内原発の安全は、審査書だけでは保障されていません
県民の反対の声を無視して、地元同意手続きを進めないでください
再稼働についての意見をきく公聴会を開催してください
10月9日から、鹿児島県5箇所で、川内原発の審査書に関する説明会が開催
されました。発言した県民のほとんどが、審査書に対する疑問や、避難計
画についての批判、再稼働への反対を訴えました(注)。
注)知事は、アンケートにより「県民の理解が進んだことを確認」と発言
しましたが、アンケートは、理解できなかった項目について問う内容であ
り、再稼働の同意について判断を下すことはできません。
川内原発の審査書は、火山審査が専門家抜きに行われたこと、基準地震動
に過小評価があること、重大事故時に汚染水による放射能拡散を防ぐ対策
がないことなど、欠陥だらけであり、多くの専門家が疑義を唱えています。
また、工事計画や保安規定の審査はまだ終了していません。
耐震性の確認や、いざというときの原発の停止や核燃料の運びだしなどは、
具体的な対策は、工事計画および保安規定で審査されることになります。
避難計画の実効性について、審査が行われていないことも問題です。
先日、経済産業省資源エネルギー庁は、国会議員との会合の中で、「県か
らの要請があれば、工事計画や保安規定についての説明など追加の説明会
を開催することもできる」と発言しました。
全国の目がいま、鹿児島県に注がれています。県民がいかに反対しても、
このまま強引に再稼働手続きが進められてしまうのではないかと、多くの
人たちが心配しています。
以下、要請いたします。
地元同意手続きを進めないで下さい。
国に対して、保安規定や工事計画認可に関する説明会の開催を求めて下さい。
県民の声をきくための公聴会や、賛否を議論する公開討論会を開催してください。
呼びかけ:
原子力規制を監視する市民の会
反原発・かごしまネット
玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
福島老朽原発を考える会
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
グリーン・アクション
FoE Japan
連絡先:原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan 満田夏花
メールアドレス:XLA07655★nifty.com (★を@に変えて送信してください)
携帯:090-6142-1807
—
満田夏花 MITSUTA Kanna <kanna.mitsuta@nifty.com>
携帯:090-6142-1807
【FoE Japan新住所】8月27日より
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986