防衛省による軍事研究推進制度などに対してどのような態度を取るべきか。
日本学術会議が続けてきた議論がいよいよ大詰めです。明日3月7日の「安
全保障と学術に関する検討委員会」(杉田敦委員長)で、委員会としての
最終見解案が示されます。
7日にまとまった見解案は、科学と社会委員会での査読、3月24日の学術会
議幹事会での議論を経て、4月13日からの総会で確定するものと思われます。
共同通信による以下のアンケート結果を見ても、多くの大学が学術会議の
見解の内容を見極めようとしていることが伺えます。
「軍事研究はしない」軍学分離堅持4割 95大学調査、方針転換支持ゼロ
(3月5日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017030502000127.html
学術会議は「研究者版経済的徴兵制」をはね返せるか。最後となる明日の
検討委員会は極めて重要です。平日の昼間ですが、ご関心のある方はぜひ
傍聴に駆けつけてください。市民が見ているという意思表示がとても重要
です。
また、これに先立って午前11時15分から、この間集めてきた「安全保障技
術研究推進制度」の廃止を求める署名の第一次集約分(7000筆以上)を防
衛装備庁に提出します。その後、学術会議前でスタンディングアピールも
行われます。これらにもぜひご参加ください!
★「緊急署名」提出行動
3月7日(火) 午前11時15分~11時45分、防衛省正門前
※市ヶ谷駅前の「市ヶ谷橋」を渡り、靖国通りを左手(新宿方向)に
徒歩約3分
→ 午前11時にJR市ヶ谷駅改札外に集合して移動します。直接防衛省前に
行かれても構いません。プラカードなどの持参歓迎です。
★学術会議前スタンディングアピール
3月7日(火)12時45分~13時45分、学術会議前(乃木坂駅5番出口すぐ)
呼びかけ:軍学共同反対市民の会、他
★傍聴してください!
3月7日(火)14時~17時
安全保障と学術に関する検討委員会(第11回)
事前申し込みは本日6日までに以下のアドレスまで
shingidaini-scj@cao.go.jp
件名を「3/7 安全保障と学術に関する検討委員会 傍聴希望」として、
名前とメールアドレスを書いて送れば、受付番号が届きます。
(事前申し込みできなかった場合も、席が空いている限り当日でも傍聴可能)
★日本学術会議にあてて声を届けてください。
例えば、
「軍事研究に反対する姿勢を堅持してください」など。
(短いものでも構いません)
<日本学術会議>
FAX:03-3403-1260
TEL:03-3403-3793(代表)
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