いま問う「靖国問題」2・11反「紀元節」行動
日時●2014年2月11日(火)13時15分開場*集会後デモ
場所●日本キリスト教会館4F(地下鉄早稲田駅下車)
講師●菱木政晴(同朋大学教員/靖国合祀イヤですアジアネットワーク)
昨年12月26日、安倍首相は国内外の批判を無視し、靖国神社を参拝した。
靖国神社は、天皇のための死者、侵略戦争の戦死者を「英霊」として祀る神社であり、その歴史観はこれらの戦争を「アジア解放戦争」「聖戦」として賛美するものだ。そうした神社への参拝は侵略戦争と植民地支配の歴史を肯定することであり、政教分離規定(憲法20条)に反する。
一方で、安倍政権は「積極的平和主義」を唱えながら、米国とともに「戦争ができる国」づくりを猛スピードで進めている。戦争の歴史は「世界平和」を口実に繰り返されてきたのだ。また、「戦争をする国家」はその戦争による死者を意味づけし賛美していく。日本におけるその舞台は靖国神社である。
天皇神話に基づく「建国」を祝わせ、天皇のための戦死者を顕彰する靖国神社を頂く、戦前より続くこの国の思想に「NO!」の声を突きつけることがいまこそ切実に求められている。
「復古」的天皇主義と、強権的な国家主義を露骨に推進し、私たちの自由や生存権を踏みにじり、東アジアに緊張を創り出し、沖縄を新たな戦争の前線としてあらためて位置づけなおす安倍政権に、大きな抵抗の声をあげよう。
主催●いま問う「靖国問題」 2・11反「紀元節」行動実行委員会
【呼びかけ団体】アジア連帯講座/キリスト教事業所連帯合同労働組合/研究所テオリア/市民の意見30の会・東京/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/ピープルズ・プラン研究所/靖国・天皇制問題情報センター/連帯社/労働運動活動者評議会