【12・24「沖縄とつながる交流パーティー☆大ゆんたく☆」100名の参加者で採択】 辺野古 埋め立てさせない!京都からのアピール

辺野古 埋め立てさせない!京都からのアピール

 

12・24「沖縄とつながる交流パーティー☆大ゆんたく☆」100名の参加者で採択
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二〇一四年一二月一四日、衆議院選挙の投・開票が行われた。結果は自民の圧勝。公明の議席を加えれば、2/3議席を越え、引きつづき自・公政権に憲法改悪の発議権を奪われた。

 

しかし、沖縄県では、四選挙区全てを「辺野古新基地建設反対」の「オール沖縄」が勝利した。この結果を受けても尚、安倍首相は「辺野古新基地建設は粛々・淡々」と進めると言い張っている。断じて許さない。

 

これに先立つ一一月一六日の沖縄県知事選では翁長雄志氏が、那覇市長選では城間幹子氏が勝利した。この勝利は票数において圧倒的な差を付けたことだけではない。

 

この知事選こそ、文字通り沖縄の飛躍、基地に依存しない平和な沖縄への前進であった。

 

知事選挙における翁長選対の名称は「ヒカミカチ うまんちゅの会」と名乗った。ヒカミカチは、元気付けをするときにだす「鬨の声」であり、うまんちゅは、本土方言で「人々 多くの民衆」、英語では「Peaple」である。翁長選対は人々を中心にした自治・「主権在民」を旗印にして闘った。

 

又、選挙スローガンは「誇りある豊かな沖縄」。

 

このスローガンには明治維新以降、そして戦後の沖縄が、とりわけ仲井真前知事が特別交付金に目がくらみ、公約を踏みにじって辺野古埋め立てに同意したことに対する厳しい批判が込められている。仲井真氏は「金で沖縄の魂をうって県民を豊にしょう」としたが、翁長氏は、「金ではぶれない、基地なしでもやっていける誇りある豊かな沖縄」を実現すると公約して勝利した。沖縄県民のたどり着いた地平が如何に気高いかを知らなければならない。

 

安倍内閣は今後、辺野古・高江の新基地建設の強行、国家主権を復活させた憲法改悪をめざして集団的自衛権行使(海外派兵)に必要な国内法の整備、大企業にてこ入れした成長戦略、その下で労働法制の改悪、原発・武器輸出を一層拡大し、反対するものには秘密保護法で弾圧してくるだろう。 ひるむことはない。安倍内閣と対決しよう。

 

京都市民並びに全国の皆さん

 

沖縄の人々が唯一希望だとすれば、沖縄の闘いから徹底して学ばなければならない。

 

それは、辺野古や高江で、普天間で続けられている諦めることのない、不屈な非暴力の直接行動であり、現地における主権者・当事者としての闘いである。これらの闘いこそが「オール沖縄」を生みだし、県知事選・衆議院選に勝利した。

 

この沖縄の人々の闘いを裏打ちしている信条は「子や孫に負の遺産は残さない」という信念と「国策としての沖縄差別は許さない」という実態を踏まえた歴史認識である。

 

私たちに欠けているものは、「次世代を含む人々に対する思いやり」と、私たちが政府によっていかなる「国策差別」を受けているかについての「自覚」である。

 

新しい年・二〇一五年は、沖縄を孤立させず、私たち自身が当事者・主権者としての課題を担って闘い、安倍内閣打倒の広がりを共に作り出していくことです。

 

二〇一四年一二月二四日

 

「沖縄とつながる交流パーティー【大ゆんたく】

参加者一同

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