再稼働阻止全国ネットワークの行動案内です。
多数のご参加を呼びかけます。
【5.22原子力規制委員会抗議全国一斉行動】
天を恐れよ、地震は止められない、原発は止められる、甘い耐震、実効性無き避難計画、危険な使用済み核燃料、東電を許すな
概要:原子力規制委員会、内閣府、地元自治体に対する全国一斉行動
(東京行動) 5月22日(水)午後
12時~13時 原子力規制委員会抗議申入れ行動(12時半に原子力規制庁申入れ)
14時~15時 首相官邸前抗議申入れ行動(14時半に内閣府申入れ)
(原発現地行動) 5月13日(月)~5月31日(金)
規制事務所申入れ行動、地元自治体申入れ行動、脱原発行動など
主旨:
年初の能登半島地震以来、志賀原発が動いてなくて良かった、珠洲原発が建設・稼動していなくて良かったと胸を撫で下ろすとともに、地震の結果能登半島の住居が倒壊し道路が寸断されて住民の生活が破壊され、トラブルが小出しに報告される志賀原発で何が起こっているのかは、原子力規制委員会が原子力発電所の現場に入ってチェックし規制する意識があまりに希薄である為に、私たちに全く明らかにされていない。
一方、能登半島地震を受けて活断層学会など地震関係の多くの学会でこの地震を検討・評価しており、知見の見直しが必要であることが明らかであるにも拘らず、原子力規制委員会はもともと緩やか過ぎる耐震基準を早急に見直す姿勢が全く見えない。そればかりか、原子力災害対策指針の見直しについても当初の発言を翻して屋内退避問題に限定した検討を開始しただけである。
ところで、原子炉から出た使用済み核燃料はプールで水と電気を供給して冷やし続けないといけない。東電福島第一原発の「最悪シナリオ」、ザポリージャ原発危機、関電の高浜原発からの国内外への搬出検討、東電の柏崎刈羽原発からの青森搬出検討、乾式貯蔵・中間貯蔵の検討などが示すとおり、原子力ムラが抱える行き場無く危険で重要な課題だ。
一方、4月15日には原子力規制委員会が東電柏崎刈羽7号機への核燃料装填を容認し、立地県や自治体から再稼働同意を得られていない中で東電が同日夕刻に核燃料装填を開始した。まさに原子力規制委員会が再稼働推進委員会であることの証明だ。
再稼働阻止全国ネットワークでは2月21日に院内ヒアリング集会を実施し、私たちの心配と問題意識を原子力規制庁に伝え、不満足ではあるが回答を得た。また、多くの反原発運動団体がこれらの問題について、原子力規制委員会に抗議・ヒアリングを続けている。
私たち再稼働阻止全国ネットワークは、全国の原発立地の皆さんとともに、
「天を恐れよ、地震は止められない、原発は止められる」と原子力規制委員会を糾弾し、「甘い耐震・実効性無き避難計画・危険な使用済み核燃料・東電を許すな」と、原子力規制委員会及び岸田政権に抗議する。
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
東京行動(5月22日12時~原子力規制委員会前、14時~首相官邸前)への多くの皆さんのご参加を呼びかけます。
木村雅英 KIMURA Masahide e-mail : kimura-m@ba2.so-net.ne.jp 携帯TEL : 080-5062-4196 Twitter :@kimuramasacl 経産省・規制委・放射線被曝の批判ページ:http://www.jca.apc.org/~kimum/ 団体参加:経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワーク、原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動、原発いらない金曜行動