【6・23「沖縄慰霊の日」沖縄戦に想いを馳せ…安倍政権の戦争出来る国作りを許すな!京都デモ】+【沖縄タイムス】「慰霊の日」平和宣言で辺野古中止求める 翁長知事+【琉球新報】翁長知事、慰霊の日平和宣言で新基地中止要求へ

 

引用・紹介【沖縄タイムス】「慰霊の日」平和宣言で辺野古中止求める 翁長知事
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120487

2015年6月19日 05:30

翁長雄志知事

沖縄県は23日の沖縄全戦没者追悼式での翁長雄志知事の平和宣言で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を進める政府に、移設作業の中止を決断するよう求める文言を盛り込む方向で、最終調整に入った。昨年の知事選で公約に掲げた「辺野古反対」の意思を、就任後初の平和宣言で明確に打ち出す狙いがある。

仲井真弘多前知事は2期目の当選後、2013年まで3年間の平和宣言で県外移設を求めたが、知事が移設作業の中断を要求するのは初めて。

平和宣言で知事は「政府においては、固定観念に縛られず、普天間基地を辺野古へ移設する作業の中止を決断され、沖縄の基地負担を軽減する政策を再度見直されることを強く求めます」と訴える方向だ。

全国の米軍専用施設面積の74%が沖縄に集中し、過重な基地負担が県民生活や振興開発に影響を与え続けていると指摘。「国の安全保障は国民全体で負担すべき課題」と投げ掛ける。

また、普天間飛行場などの米軍基地が沖縄戦や戦後に強制接収された土地に建設されたという歴史をひもとき「普天間の固定化は許されず、『その危険性除去のために辺野古に移設する』『嫌なら沖縄が代替案を出しなさい』といった考えは、県民には許容できない」との認識を表明する。

追悼式は糸満市摩文仁の平和祈念公園で開かれ、安倍晋三首相ら政府関係者、キャロライン・ケネディ駐日米大使の参列を予定している。

引用・紹介【琉球新報】翁長知事、慰霊の日平和宣言で新基地中止要求へ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244536-storytopic-271.html

2015年6月20日 7:07

県は23日に主催する沖縄全戦没者追悼式で翁長雄志知事が読み上げる平和宣言で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を中止するよう求める文言を盛り込む方針を固めた。追悼式には安倍晋三首相やキャロライン・ケネディ駐日米大使が出席する予定。翁長知事が就任後初めて策定する平和宣言となるが、戦後70年の節目に、昨年末の選挙公約で掲げた「新基地建設阻止」の強い意思を直接日米両政府に示す。

日米両政府は普天間の辺野古移設について「普天間の固定化を避ける唯一の解決策」としているが、平和宣言で知事は「固定観念に縛られず、辺野古移設作業の中止を決断し、沖縄の基地負担を軽減する政策を見直すこと」を求める。

また普天間飛行場が「県民の思いとは全く別に強制接収された」歴史的経緯に触れ「固定化は許さない」と強い意思を示し、代替案の策定を求める。その上で「わが国の安全保障は国民全体で負担すべき課題だ」と述べ、沖縄の過重な基地負担解消を求める。

沖縄の将来像については、沖縄は琉球王国時代にアジアの懸け橋の役割を果たしたことを挙げ「アジア・太平洋地域の発展と平和の実現に向けて努力する」と宣言する方向。「沖縄が恒久平和の発信地として輝かしい未来の構築に向け前進していく」と決意表明する。

平和宣言と普天間問題をめぐっては、仲井真弘多前知事が「県外移設」を求めたことはあったが、辺野古移設を明確に拒否する意思を示すのは初めて。知事は昨年の主要選挙結果にも触れ、県民の強い反対の民意にも言及する見通し。

引用・紹介【毎日新聞】社説:沖縄戦70年 「隔たりの海」を越えて
http://mainichi.jp/opinion/news/20150623k0000m070146000c.html

毎日新聞 2015年06月23日 02時30分

沖縄はきょう、「慰霊の日」を迎えた。「あらゆる地獄を集めた」「鉄の暴風」と表現された沖縄戦から70年。遠い過去ではない。今なお続く過重な基地負担など、現在の沖縄の苦難の原点にこの戦争がある。

沖縄をめぐる諸課題に向き合う時、それを忘れてはならない。

1945年4月1日、沖縄本島に上陸した米軍は、首里を拠点とする沖縄守備軍と激しく交戦した。

5月には守備軍は首里を放棄し、本島南部に下がって持久戦を続ける。過程で多くの住民が戦闘に巻き込まれ、軍に壕(ごう)を追い出されたり、集団自決に追い込まれたりする悲劇も起きた。

◇「捨て石」の持久戦

学徒隊の10代の少年少女らも銃火にさらされた。

日米双方の死者約20万人。うち住民は約9万4000人に上った。

本土決戦準備の時を稼ぐ「捨て石」とされた沖縄の持久戦である。

それがいかに過酷だったか。

2年前、沖縄戦を体験した高齢者が対象の聞き取り調査で、4割が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性が高いという結果が出た。身近な人らが危険な目に遭うのを目撃した人ほど高い傾向がある。

今も収容しきれない遺骨、発見・処理にまだ半世紀以上かかるともいわれる不発弾。戦野の傷痕も深い。

米軍は沖縄を占領すると、ただちに基地用地を確保。50年代には「銃剣とブルドーザー」による強権手法で広げた。これに対し住民は「島ぐるみ闘争」という抵抗運動を展開した。こうしたあつれきの中で、住民たちの本土復帰熱は高まった。

「日本の戦後70年」と言う時、そのうち沖縄には米統治27年間という「空白」が含まれている。

日本国憲法に守られることなく、軍用地収用、米兵の事件事故での泣き寝入りなどが日常的に繰り返されてきた。米統治下、甲子園から持ち帰った土が「外国の土」として植物検疫法に触れ、海に捨てざるをえなかった球児たちの無念も象徴的だ。

27年間にそうしたことが積み重ねられてきた。

今、翁長雄志知事はしばしば「アイデンティティー」(存在証明)という言葉を使う。自分たちは何者なのか。それは本土への呼びかけでもあるかもしれない。沖縄にとってあなたたちは何者かと。

2年前、沖縄県内の全市町村長らが新型輸送機オスプレイ配備撤回を政府に求めて上京、銀座をデモ行進した。「日本から出て行け」などと「ヘイトスピーチ」が浴びせられたという。デモの訴えに多くの買い物客たちは関心なさそうだった。

こうした光景も沖縄と本土の「隔絶感」を物語っている。

沖縄が体験したこと、向き合っている現実を本土はあまりにも知らず、無関心でこなかったか。

6・23「沖縄慰霊の日」沖縄戦に想いを馳せ…安倍政権の戦争出来る国作りを許すな!
https://www.facebook.com/events/653460788119719/

■主催者: 川口 真由美

■日時:2015年6月23日 18:30 – 19:30

■場所:京都市役所前広場集合

沖縄慰霊の日に思いを馳せ、安倍の訪沖を許さない京都デモ。戦争する国作りを許すな!

歴史を振り返らず民意を無視しし、辺野古新基地建設を強行する安部政権を許すな!

「沖縄慰霊の日」~沖縄戦に想いをはせ~ 安倍訪沖を許さない京都デモ

再び戦争する国をゆるすな!
歴史を振り返らず 民意を無視し
新基地建設 強行するな!

6月23日は、沖縄戦司令官の自決により組織的戦闘が終結した日です。太平洋戦争終結から70年。日本はアジア侵略の末、無謀な太平洋戦争を開始し、国内外に多大な犠牲を生みました。沖縄では、住民を巻き込んだ熾烈か地上戦が行われ、多くの方の尊い命が奪われました。戦後は27年間を米軍統治下におかれ、1972年に施政権が日本に返還された後も、日本の米軍基地の74%が置かれ続けています。米軍による事件事故は繰り返され、年間20トン以上処理される不発弾、いまなお供養されない遺骨が地中に眠り、戦争が引き起こした問題は解決されないままです。 歴史を振り返らず、民意も無視し、強引に進める辺野古新基地は、侵略の新たな拠点づくりです。さらに安倍内閣は、憲法を違反し、安保条約の枠をも越え、自衛隊がアメリカ等とどこにでも参戦可能となる戦争法案を成立させようとしていますが、決して認められるものではありません。一緒にNO!の声をあげましょう。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion5434:150623〕