8月16日に2013年参議院選挙の無効請求訴訟を東京高裁に提起しました。事件番号は平成25年(行ケ)第92番。
マスメディア用語でいう「1票の格差」(定数配分の格差)は別の弁護士グループが手掛けているので、これは今回の争点とせず、定数配分の格差とは別の投票価値の格差や、選挙供託金制度、野宿者の方から選挙権を剥奪している問題など、多くの争点を掲げています。
訴状:第23回参議院選挙無効請求訴訟を提起
http://kaze.fm/wordpress/?p=478
第一回口頭弁論の期日が、いよいよ明日に迫りました。
口頭弁論期日 2013年10月8日午後3時30分~
東京高裁511号法廷(5階)
所在地(東京高等裁判所)
http://www.courts.go.jp/tokyo-h/about/syozai/tokyomain/
地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分(経産省前テントとは逆方向)
ふざけたことに、8月に提訴したのに、答弁書が届いたのが先週木曜。その中身もまったく原告の争点に向き合っておらず、被告が証拠として提示した過去の判例はむしろ、選挙供託金制度の違憲性と不合理性を論破した過去事案原告の主張の優位性を浮き彫りにするものです。
選挙制度は、福島原発事故に対するような怒りを呼びにくいものですが、あらゆる政治を根源的に規定し、あらゆる市民運動に縛りをかけるものだと考えます。強烈な政治的怒りを非民主的な選挙制度に向けていただき、明日の傍聴をお願いしたいと思います。