申込み:https://forms.gle/UmTHWDgmHARjrPzj8
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
放射線被ばくが有害なことは明らかなので、「被ばくはできるだけ少なく」が基本です。ところが福島原発事故以降、政府の放射線被ばく防止対策は「100ミリシーベルト以下の被ばくは安全(「100mSv安全」論)」という、被ばく影響を知る研究者にとって、明らかに誤った前提の下に進められています。年間20mSvを下回れば帰還を迫ったり、年間1mSv以下(100年被ばくしても100mSv以下)になるよう飲食物の放射能濃度基準を定めたり、汚染水の海洋投棄を強行、全国で汚染土の再利用を計画したり、全部、「100mSv以下では安全」が前提です。
「100mSv安全論」の論拠とされるものは、2つ用意されています。LSS(原爆被爆者の寿惇一命調査)データ解析とICRP(国際放射線防護委員会)勧告です。
11月以降の被ばく学習会は、政府の被ばく防止対策の大前提となっている「100mSv安全論」の論拠と検証について、津田敏秀さん(岡山大学名誉教授)に3回にわたって基礎からお話しいただく予定です(12月20日学習会は「原発避難者訴訟における国際人権」について徳永恵美香講師。津田さん連続講座第2回は2025年1月の見込み)。
被ばく線量とリスクの関係を理解し、「100mSv安全論の理解と対策も簡単」と自信をもって言えるよう、11.21被ばく学習会への参加を呼びかけます。
申込み:https://forms.gle/UmTHWDgmHARjrPzj8
放射線被ばくを学習する会