申込み:https://tinyurl.com/9raymsfk
岸田首相は8月24日、原発再稼働の促進、運転期間の延長、原発の新増設、「次世代革新炉」の開発・建設など、原発回帰方針を打ち出しました。岸田政権は311福島原子力惨禍を一体どう総括したのでしょうか!
福島県のみならず東日本の広大な土地を放射能で汚染させ、16万人以上もの住民が避難を強いられ、多くの入院患者が避難の途上で亡くなり、膨大な人々の故郷を奪い、人生を変えてしまったあの惨禍を生み出したのは、予測された巨大地震への最低限の対策さえ取らせなかった自民党政権でした。
その責任も否認したまま、何食わぬ顔で「原発回帰」とは、歴史の流れを逆転させ、時代に逆行するものです! 「311は何の被害もなかった」と言うに等しい暴挙です。
私たちは311原子力惨禍を通じて、放射能はコントロールできないことを痛感しました。制御棒で原発を制御できる、などというのは全くの思い上がりでした。東京が強制避難を免れたのは、福島原発4号炉の使用済み核燃料プールにたまたま水がためられていた偶然の産物だったことが明らかにされています。
そんな偶然を頼りに性懲りもなく、原発に回帰しようというのでしょうか。使用済み核燃料、核のごみの処分はメドもたっていないのです。
311当時の民主党政権は原子力惨禍を踏まえて、浜岡原発の運転を停止させ、内閣として原発依存度低減を決定、再生可能エネルギー特措法を成立させました。自民党への政権交代後、原発の再稼働が進められ、太陽光発電は急増したものの、再生可能エネルギーは原発回帰の邪魔者扱いされ、「電力危機」が叫ばれる今日の状況を生み出しました。
11月15日の被ばく学習会では、311当時、巨大地震・津波などによるメルトダウン、水素爆発など、過酷事故の恐怖を身をもって体験された菅直人さんに、岸田政権の原発政策を厳しく批判していただきます。
ぜひご参加ください。
申込み:https://tinyurl.com/9raymsfk
放射線被ばくを学習する会