「女性国際戦犯法廷」(2000年、東京)から20年の節目にあたって、
天皇制由来の「祝日」のうち4日間を「祝わない」ために開館し、天皇制を維持
してきた私たちの責任を見つめなおし、議論する場を作っていくことにしました。
https://wam-peace.org/news/8089〈wamセミナー 天皇制を考える〉の第1回目は、社会や文化、様々な視点から天
皇制を研究してきた池田浩士さんをお招きし、明治憲法と戦後憲法とを貫く「象
徴天皇制」に焦点を合わせて、天皇制国家の支配制度と「国民」のありかたを再
考する講演会を開催します。
コロナ禍のもとでオンライン・セミナーが増えているなか、時と場を共有する豊
かな時間は貴重です。みなさまのご参加をお待ちしております。
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叙勲・お言葉・思いやり・・・
天皇と「国民」を結ぶもの
―「明治節」に考える―
日 時:2020年11月3日(火・休) 14:00~17:00
 お 話:池田浩士さん
 場 所:アバコ・チャペル (wamと同じフロアです)
 参加費:1000円  定員40名(予約制・先着順)
 https://wam-peace.org/news/8134
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 「国民」と天皇(および天皇一族)との関係、というとき、私たちは具体的に
 何を思い浮かべるでしょうか? 災害や大事故のさい「国民」を案じ、平和と
 「国民」の幸せを祈る天皇や皇族。一方、「国民」とされる私たちの側が、無意
 識のうちにも天皇との関係のなかで果たしている(あるいは演じている)役割と
 は何でしょうか。「明治維新」から現在に至る近代天皇制国家のなかで、勅語
 (お言葉)、巡幸、恩赦、とりわけ叙勲、等々をつうじて「天皇」と緊密かつ親
 密な関係を紡いできた「国民」、その私たちは、この関係ゆえに世界の歴史のな
 かでどんな役割を果たすことになったのでしょうか。
 国家と「国民」の祝祭日である「明治節」に、少しゆっくりと、できるだけ具
 体的に考えなおしてみたいと思います。
<ゲスト紹介>
 池田浩士(いけだ・ひろし)
 1940年大津市生まれ。慶応大学大学院博士課程修了。1968年から2004年まで京都
 大学、2004年から2013年まで京都精華大学で教える。専攻は現代文明論、ファシ
 ズム文化研究。著書に、『文化の顔をした天皇制』(社会評論社、1986年/増補版
 =2004年)、『死刑の〔昭和〕史』(インパクト出版会、1992年)、『ヴァイマル憲
 法とヒトラー――戦後民主主義からファシズムへ』(岩波書店、2015年)、『火野
 葦平論――〔海外進出文学〕論・第1部』(インパクト出版会、2000年)、『子ど
 もたちと話す 天皇ってなに?』(現代企画室、2010年)、『ボランティアとファ
 シズム: 自発性と社会貢献の近現代史』(2019年、人文書院)ほか多数。
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<参加申し込み・参加方法について>
 ●参加予約はこちら: https://forms.gle/yffwHdPHiHaL3smn9
 またはwam事務局にメール、電話でご連絡ください。
 ●会場は定員の半分に制限し、間隔を空けてご着席いただきます。
 マスクをご着用ください。
 ●定員を超えた場合、Zoomでの配信も検討中です。
 主 催:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
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アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
 東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F 〒169-0051
 t 03-3202-4633 f 03-3202-4634
 mail: wam@wam-peace.org
 URL: https://wam-peace.org/
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