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元日の能登半島地震で、原発を止めなければならないことがますます明らかになりました。能登半島では連日のように地震が頻発していたのに、あのような激震が起こるとは想定されていなかったのです。現在の地震学では地震の予知は不可能であり、「地震に耐えられる原発」は空想の産物です。地震で道路も破壊され、避難もできないことが明らかになりました。原発事故で避難すべきは住民ではなく、原発です。
福島原発事故に続く能登半島地震を経験しながら、なぜ日本では原発を止められないのでしょう? 一方では、潜在核武装能力を求めて「原発+再処理工場」を推進する考え方があります。他方、電力会社にとって原発は儲かります。電気料金は経費+利潤で計算され、利潤が保証されています。さらに、さまざまな経費が税金から支払われています。
電力会社は政・官・業・学・マスコミを手なずけて原子力ムラを作り上げ、IAEA(国際原子力機関)、UNSCEAR(国連科学委員会)など国際原子力ムラと結託して「原発安全神話」を流布しています。
原子炉や使用済み核燃料は、現在は電力会社の「資産」ですが、原発を止めると処分しなければならない「負債」に変わります。これらを安全に処分するには原発の国有化が必要という意見もあります。
青木美希さんは、記者の立場を離れた個人として「日本はなぜ原発を止められないのか」、各界の要人にインタビューしてこられた成果を、解雇の危険を冒して昨年出版されました。27日の被ばく学習会では青木さんが直接聞かれたことを中心にお話しいただきます。
皆さま、ぜひご参加ください。
放射線被ばくを学習する会