以下、ある福島市民の報告を転送します。
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現在福島市から山形に夏から避難し、現在福島と山形をたびたび往復している者です。
最近、福島に流れる異様な雰囲気に恐怖を感じます。これは最近益々強くなったと感じています。医者や病院、役所や学校あらゆるところで福島は安全だとのメッセージが流れ、同じ方向に進まないと生きていけない空気を感じます。
放射能を気にする発言をすると、放射能を気にし過ぎることで子供の健全な成長が阻害される、母子避難することで家族崩壊が招かれる、との情報で「もう子供の心の健康と家族を思い、放射能の事はもう考えません」と言い出す方達があちこちででてくるようになりました。
国や自治体からの発表に疑問を持つと過激な反体制と疑われ、避難を口にしようものなら、地元を見捨てるエゴの塊と見なされる。狭い狭い偏狭な方向へと導かれているように感じるのです。
今この場がどんな状況で、何が起こっているかを何の偏りもなく、ただ冷静に知りたい、過去の事実から学んで活かしたいとの思いは、危険と見なされる不思議さ。肌で感じ取り、目で見て、情報を分析して考えること、異なった考えを議論することその全てを一切禁止されているような感覚があります。
福島を襲った災難を県民一致団結して乗り越えようとの思いは分かるのですが、ただその方法が正しいのか?との疑問の声を上げられない空気を感じます。
私はこの異常な雰囲気に対し、放射能汚染以上に恐怖を感じます。ある人々はこの恐怖に屈して、これに同調しているか、または全く疑問を感ずることなく、これと一体となり生活しているように思われます。
——–転送オワリ———–
帰村宣言をした福島県川内村のミミズ1kgに2万ベクレルのセシウム(Cs)が検出されています!
京都大学原子炉研究所の小出裕章先生も、以下のようにおしゃってます。
「1kgあたり何万ベクレルなんていう超高濃度の放射能は、小出先生が使う測定器でも使えず、「すごい」ことなのです。食物連鎖が心配で、鳥やイノシシが食べて、ミミズも大地が汚れたから汚染され、他の生き物も汚れるのです。
政府は食物連鎖に指針を出しておらず、こうした事態に、今後、何年何十年付き合わざるを得ない。指針は要るのです。ミミズも、人間に関係のあるもので、このミミズ、川内村、帰村宣言した村であり、こうした中で帰れというのは、大変痛ましい、みんな帰りたい、今まで通り自分の家に行きたいのに、村長の決断はあるものの、膨大な汚染で管理区域にしないといけない。
そこに帰るには、子供を持っていたら帰れない、町が分断されて崩壊する、痛ましい事態なのです。どうしたらいいか、分からないのです・・・」
こんな状況であるにもかかわらず
冷温停止状態と言う言葉は技術的には存在しません。
炉心の状況がどうなっているかも全く解らないのに、
「事故は収束している」と言う
東電や政府が、間違っているのです・・・
ビキニ水爆で第五福竜丸が被曝したときは
3000万人(当時の有権者の約半数)もの
核実験反対署名が集まりました!
福島第一原発事故では、
ビキニの時の数百倍以上も被曝しながら
原発反対は、1000万人にも達していません・・・
放射能の安全神話に60年間
洗脳され続けてきた日本国民の
行き着いた先がこの現状です・・・
**転送/転載/拡散歓迎**