たんぽぽ舎です。【TMM:No2241】
2014年8月2日(土)地震と原発事故情報-
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.今年も、放射能被爆の原点8・6広島へ行きます。10回目
原爆なくせ、原発なくせ、劣化ウラン弾なくせ
山本勇祐(劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク、たんぽぽ舎)
★2.「第2回福島を忘れない・全国シンポジウム」に参加しました。
自治体から国を変えるしかない。
武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟、たんぽぽ舎会員)
★3.新聞より8つ
◆福島知事選に向け再始動小泉・細川連合「安倍潰し」の秘策 (8月1日日刊ゲンダイより)
◆「起訴相当」は市民感覚【金曜日の声 官邸前】 (8月2日東京新聞より抜粋)
◆ 再稼働「国の責任曖昧」 小泉元首相 原発ゼロ主張 (8月1日朝日新聞見出し)
◆「川内進めば 他はスムース」 菅官房長官 (8月1日朝日新聞見出し)
◆ 原発ゼロでも6社黒字 電力10社4-6月決算 東電「コスト削減徹底」
再稼働頼みの3社は赤字 北海道電、再値上げ申請
企業、負担増に備え (8月1日朝日新聞見出し)
◆ がれき粉じん7回宮城へ
東大など調査 福島第一原発59キロ先 (7月31日朝日新聞見出し)
◆ 汚染ごみ 見えぬ行方 原発事故で14万トン発生
最終処分場候補地 栃木は塩谷町 国説明に地元反発
12都県仮置き続く (7月31日朝日新聞見出し)
◆ 原発再稼働を問う 詩-若松丈太郎、俵万智 (7月21日東京新聞より)
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※8月6日(水)・8月8日(金)東電追及の2つの行動があります。 参加歓迎!
◇8月6日(水)2カ所で抗議行動 参加歓迎!
17:00-18:00 九州電力東京支店抗議 有楽町電気ビル前集合
18:30-20:00 東京電力本店合同抗議行動(第11回) 東電本店前集合
◇8月8日(金)2カ所で抗議行動 参加歓迎!
12:00-13:45 東京地検前&東電本店前「汚染水」打ち水抗議行動
12:00 東京地検前集合 (注;東京地裁前ではなく東京地検前に変更になりました)
13:00 東京電力本社前行動(打ち水します)
☆この日は、福島から、告訴団の皆さんがバスで上京されます。
☆あなたもバケツ・ペットボトル・ひしゃく等持ち寄って下さい。
「汚染水」のラベルを貼って、打ち水しましょう。
○6:00-8:00は首都圏反原発連合主催の恒例の官邸前金曜行動があります
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┗■1.今年も、放射能被爆の原点8・6広島へ行きます。10回目
│ 原爆なくせ、原発なくせ、劣化ウラン弾なくせ
└──── 山本勇祐(劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク、たんぽぽ舎)
○今年も、放射能被爆の原点8・6広島へ行きます。
このメルマガで参加者募集をしましたが、お陰さまで定員以上の13名の参加応募がありました。
原爆と原発は表裏一体のもの。核兵器や原発の核燃料を製造する過程で、大量に生成される劣化ウラン。これを兵器に転用し、湾岸戦争やイラク戦争で大量に使用されたために、特にイラクでは、現在も多くの人々が白血病やガンで苦しめられています。
私たちは毎年8・6広島へ行き、原水禁の分科会や市民集会に参加し、放射能兵器であるウラン兵器の禁止、核兵器の廃絶、全ての原発の廃炉を訴え、全国から集まる人たちと交流してきました。
○今年で10回目となり、8月4日-6日現地で合流する仲間も含め15~16名となります。
2009年、2010年には上関原発の計画が進められている、祝島へわたり現地で長年上関原発建設反対の運動を続けている「島民の会」との交流なども行ってきました。
2011年3・11東京電力福島第一原発事故以降、原発の危険性が改めて叫ばれ、大きな課題の一つになっています。
○「核は軍事利用であれ、平和利用であれ、人間の存在を否定する。核と人類は共存できない。」森瀧市郎さんの(哲学者、反核運動家)の言葉をかみしめて広島での行動にとりくんできたいと思います。
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┗■2.「第2回福島を忘れない・全国シンポジウム」に参加しました。
│ 自治体から国を変えるしかない。
└──── 武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟、たんぽぽ舎会員)
○「反原発自治体議員・市民連盟」が中心になってシンポジウム実行委員会を作っての開催です。
現地、川俣町議員からの現状報告、元双葉町長の話、現地で告訴団の代表をしている住職、原発訴訟の弁護士、福島大学名誉教授のお話も聞きました。
会場いっぱいの参加者(約150名)で、皆さん、メモをとりながら熱心に話を聞いていました。
その中で、弁護士さんのお話は原発訴訟のことでした。
裁判所は「行政裁量論」を使って原告の請求を却下する。そのため、まず国策に反する判決はでない。今までに原告が勝訴したのは2件(一審1件、二審1件)しかない。最高裁では全て敗訴。行政訴訟に関しては司法制度改革はほとんど進んでいない。原因は官僚の凄まじい抵抗。
○今回の大飯原発訴訟はたいへん画期的なこと。「司法は生きていた」との言葉に共感した。
『人格権』について「安全性は極めて高度なレベルが必要」とし『国富』について「貿易赤字は国富の流出や損失ではない」「国土や自然を失うことが国富の損失である」と断じた。
国と関電に「本質的危険性」に対する認識がない。「地震が基準振動を超えない」との想定は楽観的過ぎるとしている。
この判決は原発と闘っている人に勇気を与えた。「闘えば勝てる」今、福島原発事故関連の18の裁判が行われ、原告は7000人を超えている。近く福岡でも始まる。被告は東電と国。全ての損害(実質的金銭被害とふるさと喪失による精神的被害)
○いわき市での訴訟の目的は、加害者(東電ほか)による真の謝罪と被害者の人権回復である。
東電原子力損害賠償紛争審査会への浪江町ADR集団申し立てでは「予測不能 天災による無過失」で終わり。国の言い分は「予見できない地震と津波、結果回避はできなかった。当時の規制基準には合っていた」など。
裁判では未曾有の人権侵害であることを強調し、被害の理解ため「五感で見てもらいたい」と裁判官による現場検証を要求している。
(裁判の勝利の3要素)
・原告と弁護団の和の力
・科学の力(公害裁判)
・国民世論の盛り上げ
自治体から国を変えるしかない。函館市が原告として大間原発差し止め訴訟を行っている。注目し、みんなで応援したい。
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┗■3.新聞より8つ
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◆福島知事選に向け再始動 小泉・細川連合「安倍潰し」の秘策
○悠々自適の2人が、この暑さの盛りにわざわざメディアの前に姿を現すのだから、それなりの理由があるのだろう。
「脱原発」を主張している小泉・細川の元首相コンビが31日、そろって太陽光発電システムなど再生可能エネルギーの展示会を視察。原発再稼働に前のめりな安倍政権をあらためて批判した。その様子は、新聞テレビではあまり大々的に報じられなかったが、現場に集まった取材陣は50人以上。相変わらず注目度は高い。
○視察後、政府が川内原発の年内再稼働を目指していることについて記者から問われると、いつもの小泉節が飛び出した。
「これはちょっと感覚がおかしいね。原子力規制委員長が<審査に合格したけども安全とは申し上げられない>と言っているでしょう。政府は<安全だから進めていく>。矛盾しているじゃない」
「原発に展望はないんだよ。金食い虫なんだから」
「政治は原発を諦めるしかない。いずれそうなる。必ずなる」
そして、脱原発のためには、国民運動で政治を動かすしかないという持論を繰り返した。
■原発ワンイシューで追い込み
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。「このタイミングでメディアに登場したのは、小泉さん独特の政局カンでしょう。滋賀県知事選で自民党が負け、安倍政権の支持率が下がり始め、解散・総選挙の話まで出てきた。風向きが変わったのです。多くの国民が安倍政権のやり方に疑問を感じるようになってきた。そんな中で川内原発の再稼働が計画され、下火になっていた脱原発運動に火がつく機運はある。小泉さんは『国民運動』という名の政治運動を仕掛けようとしています。もちろん、大勝負は10月の福島県知事選挙です」
○小泉・細川は、5月の連休明けに「自然エネルギー推進会議」を立ち上げた時から、福島県知事選に照準を定めていたという。
「自民党は、福島県知事選を原発のワンイシュー選挙にされることを恐れています。ただでさえ与党には勝ち目がない選挙なのに、<原発に是か非かの選挙だ>とやられて負ければ、“福島ショック”で政権はガタガタになる。川内原発の再稼働だってスンナリとはいかなくなる。逆にいえば、民意で原発を止められるチャンスでもある。小泉氏サイドは口では<選挙応援はしない>と言っていますが、水面下では脱原発グループの一本化に向けて、念入りに準備を進めています」(ジャーナリスト・山田厚俊氏)
官邸の独自調査でも、世論が最も敏感に反応する政策は「原発」だったという。小泉・細川にはもっと派手に暴れて欲しいものだ。
(8月1日日刊ゲンダイより)
◆「起訴相当」は市民感覚 【金曜日の声 官邸前】
東京都杉並区の大学職員 加藤悠二さん(31) 検察審査会は東電元会長らを「起訴相当」と議決したが、それが市民感覚。3年以上たつのに誰も裁かれていないのはおかしい。責任を取り、避難している人への補償も充実するべきだ。
東京都八王子市の主婦 小野富美子さん(69) 震災までは、原発は安全だと疑わなかった。事故の責任を誰も取っていないのに、政府は他の原発を動かそうとしている。普通の神経では考えられないことで、黙っていられない。
(8月2日東京新聞より抜粋)
◆ 再稼働「国の責任曖昧」 小泉元首相 原発ゼロ主張
(8月1日朝日新聞見出し)
◆「川内進めば 他はスムース」 菅官房長官
(8月1日朝日新聞見出し)
◆ 原発ゼロでも6社黒字 電力10社4-6月決算 東電「コスト削減徹底」
再稼働頼みの3社は赤字 北海道電、再値上げ申請
企業、負担増に備え (8月1日朝日新聞見出し)
◆ がれき粉じん7回宮城へ
東大など調査 福島第一原発59キロ先
(7月31日朝日新聞見出し)
◆ 汚染ごみ 見えぬ行方 原発事故で14万トン発生
最終処分場候補地 栃木は塩谷町 国説明に地元反発
12都県仮置き続く
(7月31日朝日新聞見出し)
◆ 原発再稼働を問う 詩-若松丈太郎、俵万智
☆『なかったことにできるのか』―若松丈太郎
いたるところの道にバリケードをしつらえ
人びとが入れない区域を設定した
人が手を入れない耕地には
いちめんにセイタカアワダチソウが茂る
人びとの心に悲憤が泡だつ
夏に湿気のおおいこの国の風土では
人が済まない家屋のなかは
いたるところじっとりと黴が生える
ありとあらゆるものを腐らせる
人びとのこころまでも患わせる
小児甲状腺がん発症者および疑いある者三百倍
「核災」関連死者千七百三十人超
避難者はいまも十万人超
このあと二年後も帰還できない人五万人超
燃料デブリ取り出しの願望的開始目標二〇二〇年
無惨としか言いようがない現実がある
あったことを終わったことにするつもりか
あったことをなかったことにするつもりか
おなじことをくりかえすために
いまあることをなかったことにできるのか
☆『海辺のキャンプ』―俵万智
遠足のキャンプファイヤーあかあかと 持ち帰れない千年のゴミ
「おかたづけちゃんとしてから次のことしましょう」という先生の声
雨のふる確率0パーセントでも 降るときは降るものです、雨は
声合わせ「ぼくらはみんな生きている」 生きているからこの国がある
(7月21日東京新聞より)
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