たんぽぽ舎です。【TMM:No2276】
2014年9月10日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.未完成の対策で承認 火山リスク、避難 議論なし
川内原発新基準適合と判断 規制委 解説・科学的な審査したのか
(9月10日東京新聞夕刊より抜粋)
★2.9月27日(土)~28日(日)鹿児島・川内原発抗議行動に参加しよう
ストップ川内原発再稼働!全国集会
川内原発ゲート前抗議行動のご案内 沼倉 潤(たんぽぽ舎)
★3.1年間続いた東電本店合同抗議
その土台にあるのは東電が引き起こした福島原発事故が3年半経っても
収束どころか、いよいよ深刻な形をとって現在進行中であるということ
岩本愼三郎(東電本店合同抗議実行委員)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9月13日(土)第15回被ばく学習会
「中西リスク学と津田疫学」 主催:放射線被ばくを学習する会
~リケ女さんリケ男くん(理系女・理系男)は、いかにして似非科学にだまされるか~
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※川内(せんだい)原発再稼働やめろ! 永遠に原発ゼロに!
9/12(金)第117回首相官邸前抗議にご参加を!
日時:9月12日(金)18:00~20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎 16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。 17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テントヨコでまとめの 集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!
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┗■1.未完成の対策で承認 火山リスク、避難 議論なし
| 川内原発新基準適合と判断 規制委 解説・科学的な審査したのか
└──── 9月10日東京新聞夕刊より抜粋
原子力規制委員会は十日の定例会合で、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児 島県)が、原発の新しい規制基準を満たしているとの審査結果を正式に決めた。新基準に 適合したと認められる初の原発となるが、火山の危険性をめぐる審査で、専門家から多数 の批判が出たのに十分検討せず、住民を守るための避難計画も議論しなかった。(中略)
解説・・「必要な対応をとることを確認した」「事業者が実施する方針を示した」「計画し ている」。九州電力川内原発の新規制基準に基づき、原子力規制委員会が示した審査結果の 文書には、こんな言葉が何十回も出てくる。
田中俊一委員長は「ほぼ世界最高レベルと思っている」と川内原発の対策が進んでいると 強調するが、実際には未完成の対策、具体的にはまだ何も検討していない重要な対策が少な からず含まれている。
原子炉建屋の防水性を高めたり、非常用の発電機を増やしたり、お金さえ出せばできる対 策がそれなりに進められたのは事実だ。
しかし、いま再稼働して重大事故が起きれば、事故収束要員は水道のない代替施設で、放 射能で汚れた体を洗うこともできない。コントロールを失った原子炉が高圧になっても、格 納容器の丈夫さに望みをつなぐしかない。
もしも九電や規制委の予想が外れ大噴火が起きた場合、まだ核分裂反応が続く高温の核燃 料をどうするのか。既にプールにたまっている使用済み核燃料の行き場も検討されていない。
これでは「やります」と約束しただけで、約束を果たしたと認めてしまうようなものだ。
科学的に徹底的に審査したといえるのか。規制委が頼りにする専門家からも疑問の声が高 まっている。
◎川内原発審査書 市民団体が抗議 規制委前、「撤回を」
(9月10日朝日新聞夕刊見出し)
※事故情報編集部より
9月10日(水)の原子力規制委抗議行動参加者の報告は、次号に掲載する予定です。
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┗■2.9月27日(土)~28日(日)鹿児島・川内原発抗議行動に参加しよう
| ストップ川内原発再稼働!全国集会
| 川内原発ゲート前抗議行動のご案内
└──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎)
募集要綱並びに日程のご案内
◎日程
9月27日(土)16時~20時(予定) 「全国相談会」
会場:川内文化ホール(薩摩川内市) 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
テーマ:『再稼働を止めるために知恵を出し合おう』
9月28日(日)9時30分~10時50分頃(予定) 〔ゲート前抗議行動/現地見学〕
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」/
「川内原発再稼働を許さない共同行動」
13時~14時30分「ストップ川内原発再稼働9.28全国集会」
会場:天文館公園 14時30分~16時30分 デモ
主催:「ストップ再稼働 3・11鹿児島集会実行委員会」
◎参加募集要綱
参加ご希望の方は〔申し込み書〕に必要事項を記載し担当者にお渡しください。
または、「川内原発再稼働を許さない共同行動・事務局」宛にFAXまたはメールで申し込みく ださい。
FAX:03-6206-1102 メール:tentohiroba@gmail.com
申し込み書は「再稼働阻止全国ネットワーク」のホームページに掲載。
*申し込み登録をされた方には参加費用の補助として、全国の皆様からのカンパから1万円を 現地でお支払いいたします。
(28日の天文館集会のみの参加者にも支援金をお支払いいたしますが、申し込み登録を事前に お願いします)
【9月27日(土)14時、鹿児島空港にお集まりください】
空港より薩摩川内市のホテルまでチャーターバス(有料)を用意しています。
14時30分ごろ出発
【薩摩川内駅前のホテルを確保しています。5000円~6000円ぐらい】
川内ホテルとスーパーホテルの2ケ所。
【9月28日の行動のためチャーターバスを運行します】
バス(有料):ホテル8時30分出発~ゲート前~天文館公園
【航空券は各自、手配願います】
格安航空券、シルバー割引などをご利用の上、各自で手配願います。
◎27,28日の現地行動のためのカンパにご協力願います。
今回の行動は6月の県庁前集会に引き続く行動です。
寄金を募っています。現地での行動を成功させるため皆様の支援をお願いします。
カンパ振込先:口座名「川内原発再稼働を許さない共同行動」
郵便振替口座:00180-3-513501
(他銀行から振り込む場合:ゆうちょ銀行0一九店 当座 0513501)
-以上ー川内原発再稼働を許さない共同行動事務局からのご連絡です。
(事務局連絡先:070-6473-1947テントひろば)
◎詳細は、たんぽぽ舎(沼倉)に問い合わせ願います。
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┗■3.1年間続いた東電本店合同抗議
| その土台にあるのは東電が引き起こした福島原発事故が3年半経っても
| 収束どころか、いよいよ深刻な形をとって現在進行中であるということ
└──── 岩本愼三郎(東電本店合同抗議実行委員)
○ 毎月第1水曜日にやる東電合同抗議行動も、この9月3日で12回目、1年間続いたことに なる。もちろん関係者・参加者の熱意がこれを支えて来たのだが、その土台にあるのは、 東電が引き起こした福島原発事故が、3年半経っても、収束どころか、いよいよ深刻な形 をとって現在進行中であるということがある。「終わりのない惨劇・チェルノブイリ」と いう言葉があったが、残念ながらそれは「福島」にも当てはまる。
○ この日は150人が集まった。いつも通り、元気なシュプレヒコール、日音協の「くたばれ 東電」「福島をくりかえすな」等の歌などを挟んで、お仕着せでない発言が東電に叩きつ けられた。汚染水、甲状腺がん等さまざま語られたが、この日特に気づいたのが、被害者 の補償請求の問題。神奈川での運動も報告された。 茨城から来た人は「東電はウソつき 」と叫び、特に関東地方の被害者が初めから見捨てられている、と弾劾した。
イチエフの現場で一番深刻な被曝を強いられている下請け労働者への手当の問題も強調さ れた。横浜からいつも上京している人は、「わが国は国難に直面している。あんたらは日 本のアイヒマンか。恥を知れ」と絶叫した。
○ たんぽぽ舎の山崎さんの発言はいつも通り理路整然。福島原発からは今も放射能がダダ 漏れ。空気中だけで、毎時1千万ベクレル、毎日2億数千万ベクレル。去年の夏に瓦礫に 付着してばら撒かれた高濃度放射能は、秋に収穫した稲の穂先からも検出され、東電自身 が総量4兆ベクレルと認めている。これはレベル3に達する事故で、茨城県東海村JCO 臨界事故に匹敵、にもかかわらずそれが報道もされない異常さを厳しく批判した。
○ 明るい陽もさしている。何より福井地裁樋口判決、そしてこれに決定的な影響を受けて 出された東京第五検察審査会による東電役員3名の「起訴相当」議決。だがわれわれは、 この先を、検事の「良識」に期待するだけに任せてはならないという思いを、最後の「 ドンパン節」に唱和しながら改めて強くした。
○ 来月の行動(第13回)は、10月1日(水)19時より20時。なお、同じ日の前段に
17時30分より18時30分、九州電力東京支店前(JR有楽町駅電気ビル前)で、川内(せんだ い)原発再稼働やめよ-の抗議行動(第3回)がおこなわれます。
こちらの行動にもあわせてご参加ください。(事故情報編集部)
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9月13日(土)第15回被ばく学習会
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/155.html
中西リスク学と津田疫学
~リケ女さんリケ男くん(理系女・理系男)は、いかにして似非科学にだまされるか~
13:10開場~17:15
会場:アカデミー茗台(めいだい)・学習室A
地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車、春日通りを右へ徒歩8分。茗台中学校と同じビル で隣りの入口。
放射線問題で今をときめく二大論客を、市民学習会が<まな板>に載せます。
中西準子さん渾身の最新作は『原発事故と放射線のリスク学』(日本評論社)。
津田敏秀さんの代表作で最新再刊は『医学者は公害事件で何をしてきたのか』(岩波書店)。
放射線被ばくをした住民や放射能汚染された故郷、その未来が二人の影響力によって決ま るかもしれません。13日の学習会では、二大論客の最新本を市民の視点から思い切って切 り刻みます。
腑分け執刀を担当するのは当会の共同代表です。
【参加費】700円
【申込み】anti-hibaku@ab.auone-net.jp
主催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
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