たんぽぽ舎から  TMM:No2296

たんぽぽ舎です。【TMM:No2296】

 

2014年10月2日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

 

                           転送歓迎

 

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★1.川内(せんだい)原発再稼働を止めよう!

 

   御嶽山爆発!火山噴火予知はできないぞ!

 

   10月の3つの行動にご参加を!(10/15昼休みと夜、10/26午後2時)

 

                             主催:再稼働阻止全国ネットワーク

 

★2.甲状腺がん「過剰診断」キャンペーンをやめ、健康診断を拡大せよ!

 

   福島原発事故で膨大な量の放射能がまき散らされたが

 

   その影響で健康を害していないか調べるのは当然

 

   政府・東電の責任逃れは許されない

 

                    温品惇一(放射線被ばくを学習する会・共同代表)

 

★3.東電は「福島」に責任を取れ!柏崎刈羽原発再稼働するな!

 

   105の賛同団体と共に120人の参加

 

   10/1第13回東電解体!東電本店合同抗議の報告

 

   及び合同抗議の会計報告 次回は11月5日(水)19時から20時

 

                                渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

 

★4.新聞より4つ

 

  ◆冬の節電目標 回避へ 原発動かぬ夏、混乱なし

 

               (10月2日朝日新聞見出し)

 

  ◆再生エネ買い取り中断 「公表遅い」「責任取れ」

 

   九電説明会 事業者ら怒号も  (10月2日東京新聞より抜粋)

 

  ◆社説-再生エネ中断 原発依存に戻るのか

 

                (10月2日東京新聞社説より抜粋)

 

  ◆被ばくで心が血を流した  福島「教訓生かされず」

 

   JCO事故15年 語り継ぐ   (10月2日東京新聞夕刊より抜粋)

 

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※川内(せんだい)原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!

 

 10/3(金)第120回首相官邸前抗議にご参加を!

 

 日時:10月3日(金)18:00~20:00

 

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

 

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

 

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 

 1~5班にわかれて17:30官邸前、国会前へ出発。週刊金曜ビラ(10/3第120号)を配布します。

 

 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。 参加歓迎!

 

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┗■1.川内(せんだい)原発再稼働を止めよう!

 

 |  御嶽山爆発!火山噴火予知はできないぞ!

 

 |  10月の3つの行動にご参加を!(10/15昼休みと夜、10/26午後2時)

 

 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク

 

 

 

 9月28日の「ストップ川内原発再稼働!9.28全国集会」には、7500名余りが鹿児島市に集まり川内原発再稼働反対を高らかに訴えた。再稼働阻止全国ネットワークでは、鎌田慧さん・広瀬隆さんとともに、その日の午前に川内原発ゲート前抗議行動を実施、そして前日27日には100名以上が集まって全国相談会を実施して決戦の4か月をどう闘うかを議論した。

 

 これらで明らかになった薩摩川内市と周辺自治体の原発稼働反対の声に呼応して、再稼働阻止全国ネットワークは10月中の行動を計画した。

 

首都圏の方々には是非ご参加いただきたい。

 

 

 

 ☆3つの行動にご参加を!(10/15昼休みと夜、10/26午後2時)☆

 

 

 

1.10・15原子力規制委抗議行動(第14回)

 

  規制委の「合格証」は無効だ(「原発震災」の石橋克彦氏の発言)

 

日時:10月15日(水)12時から13時

 

場所:原子力規制委員会(六本木ファーストビル)前

 

          港区六本木1丁目9番9号

 

      東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」から

 

      「泉ガーデンタワー」を経て徒歩4分

 

 

 

2.10・15討論集会

 

  川内原発再稼働阻止を実現するために

 

日時:10月15日(水)18時30分開場、19時から21時30分

 

場所:「スペースたんぽぽ」 資料代:500円

 

   (東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F TEL 03-3238-9035)

 

 

 

3.10・26九電東京支社抗議行動(全国統一行動)

 

  九州電力は川内原発の再稼働を断念せよ

 

日時:10月26日(日)14時から16時

 

場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町駅日比谷口下車、目前)

 

主催:再稼働阻止全国ネットワーク    TEL 070-6650-5549

 

   HP  http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry 

 

   メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

 

      FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

 

     (東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎気付)

 

  ※プラカード、ノボリ旗、鳴り物等ご持参下さい。

 

 

 

 

 

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┗■2.甲状腺がん「過剰診断」キャンペーンをやめ、健康診断を拡大せよ!

 

 |  福島原発事故で膨大な量の放射能がまき散らされたが

 

 |  その影響で健康を害していないか調べるのは当然

 

 |  政府・東電の責任逃れは許されない

 

 └──── 温品惇一(放射線被ばくを学習する会・共同代表)

 

 

 

○ 子どもの甲状腺がんは非常にまれで、15~19歳でも10万人当たり0.5人です。ところが福島では6月30日現在、104人が甲状腺がん・疑いと診断されています。10万人当たり35人です。会津地方は10万人当たり20人台なのに、郡山市周辺やいわき市では40人台、二本松市周辺では実に60人台です。放射線被ばくとの関係が考えられます。

 

 放射性物質の飛散に県境はありません。大気中の浮遊性微粒子の放射能を測定した最近の研究で、福島原発事故初期のプルームにより、これまで言われていたより大量の放射能が県外にも拡散していたこと、シミュレーションにはこれが反映されていないことが分かりました。福島県外の健診も必要です。

 

○ 甲状腺がん多発に驚いた当局は「検診には不利益もある」「甲状腺がん検診は過剰診断だ」などと言い、何とか甲状腺がん検診をやめようとしています。これは進行の遅い大人の甲状腺がんと、進行の早い子どもの甲状腺がんを一緒くたにした暴論です。

 

 大人の場合、進行の遅い直径10ミリ未満の甲状腺がんは経過観察でもよいとされまていますが、福島の子どもたちの甲状腺がんは平均14ミリ。微小がんではありません。

 

 福島県立医大で手術した54例のうち45例(83%)は腫瘍の大きさが10ミリ超、あるいはリンパ節や他の臓器への転移があり、診断基準から見て手術するレベルで、7例は腫瘍が気管に近いなど手術が妥当だったと発表されています。

 

 福島原発事故によって膨大な量の放射能がまき散らされました。その影響を受けて健康を害していないか、調べるのは当然のことです。政府・東電の責任逃れを許してはなりません。

 

 詳細は http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/168.html をご覧ください。

 

 

 

 

 

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┗■3.東電は「福島」に責任を取れ!柏崎刈羽原発再稼働するな!

 

 |  105の賛同団体と共に120人の参加

 

 |  10/1第13回東電解体!東電本店合同抗議の報告

 

 |  及び合同抗議の会計報告 次回は11月5日(水)19時から20時

 

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

 

 

 

○ 今にも雨が降りそうな不順な天候の中、10月1日(水)17時半から18時半まで、「再稼働阻止全国ネット」主催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われた。参加者は約80人。

 

○引き続き、19時から東京電力本店前で『東電は「福島」に責任を取れ!放射

 

能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!』のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、105の賛同団体と共に、第13回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約120人。

 

○ 色鮮やかなのぼり旗15本が林立する中、オープニングコールの後、横浜在住の方、被ばく労働を考えるネットワーク、ふくしま集団疎開裁判の会、計3名の抗議アピールがあった。

 

 続いて、日本音楽協議会(日音協)による「音楽での抗議」が行われ、全参加者の歌声が夜空に響いた。

 

 情勢報告として、たんぽぽ舎・山崎久隆さんが発言。先日の御嶽山噴火の状況、鹿児島・川内原発と火山噴火予知はできない、東京電力のADR軽視対応(福島県・浪江町の賠償にゼロ回答はひどい)等が報告された。

 

 その後、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネット、たんぽぽ舎(10/20:「東電は責任をとれ」連続講座:講師:木村 結さん)等、関連イベント告知があった。

 

 最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って、抗議行動を締めくくり、20時に終了。

 

 終了後、10数名の有志による交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。

 

 なお、カンパが33,071円寄せられました。ご協力、ありがとうございました。

 

 

 

   ☆2014年1月から6月の会計報告(簡易版)

 

 ・収入:274,010円

 

    (5回のカンパ活動:271,870円、繰越金:2,140円)

 

 ・支出:297,499円

 

    (チラシ印刷費用:233,102円、反原連へのカンパ:31,777円、

 

     会議費(6回):19,240円、交通費補助:10,000円、その他:3,380円)

 

 ・差引収支:23,489円の赤字(7月以降のカンパ活動にて、補てん予定)

 

 

 

 ☆次回(第14回)の東電本店合同抗議は、11月5日(水)19時から20時

 

 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)

 

    JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分

 

 東電本店前にぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!

 

 

 

※《事故情報編集部より》

 

 なお、同日(11月5日水曜)の17:30より18:30に、すぐ近くの九州電力東京支社への抗議活動がおこなわれます。主催は「再稼働阻止全国ネットワーク」

 

 こちらへも、できればご参加ください。

 

 

 

 

 

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┗■4.新聞より4つ

 

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 ◆冬の節電目標 回避へ 原発動かぬ夏、混乱なし

 

             (10月2日朝日新聞見出し)

 

 

 

 

 

 ◆再生エネ買い取り中断 「公表遅い」「責任取れ」

 

  九電説明会 事業者ら怒号も

 

 

 

 九州電力は1日、再生可能エネルギーの買い取り手続きの中断について、九州各地で説明会を開いた。急な中断に太陽光発電などを計画していた事業者らは「もっと早く公表できなかったのか」「責任を取ってほしい」と詰め寄り、怒号が飛ぶ場面もあった。(中略)

 

 福岡市の会場では事業者が「申し込みが殺到した時点でなぜ発表しなかったのか」と公表の遅れを指摘した。九電は「発電量など詳細な確認に時間がかかった」と釈明した。

 

 福岡県田川市の一般男性は、10キロワット以上の太陽光パネルを設置した住宅の購入に約4千万円のローンを組んだが、中断の対象になることを知り、「責任を取ってください」と声を荒らげると会場から拍手が起きた。(中略)

 

 大分市の会場では「損害賠償請求する」と厳しい声も上がった。大分県の園田寛さん(66)は「中断期間が不透明で不安だ。無計画で失望している」と不信感をあらわにした。(10月2日東京新聞より抜粋)

 

 

 

 

 

 ◆社説-再生エネ中断 原発依存に戻るのか

 

 

 

 九州電力を先頭に、電力会社が次々と、制度に基づく太陽光や風力による電力の買い取りを中断し始めた。エネルギー政策が具体化もしていないのに、原発依存に戻そう、ということなのか。

 

 固定価格買い取り制度(FIT)は、小規模事業者や個人が太陽や風力などでつくる電力を、高値で安定的に買い取ることを大手電力会社に義務付ける。

 

 再生可能エネルギーの普及策として世界中で採用されており、日本では一昨年の夏から始まった。

 

 ところが、日本のFITには大きな抜け穴がある。買い手側の電力事業者が「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずる恐れがある」と判断すれば、接続、つまり買い取りを拒否できる。(後略)(10月2日東京新聞社説より抜粋)

 

 

 

 

 

 ◆被ばくで心が血を流した  福島「教訓生かされず」

 

  JCO事故15年 語り継ぐ

 

 

 

 茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故から15年が過ぎた。「臨界、被ばく…。その言葉を見聞きするだけで脂汗がにじみ、動悸(どうき)がした」。JCOの近くで働いていた日立市の大泉恵子さん(75)はそう振り返る。被ばくによる健康不安は消えない。「同じ苦しみをもう繰り返さないで」。原発事故に見舞われた福島の人々に思いを寄せ、事故を語り続けている。

 

 事故があったのは、1999年9月30日。蒸し暑い日だった。恵子さんは夫の昭一さんと、JCOから約130m離れた工場で働いていた。午前10時半ごろ、臨界事故が発生。調査で推定された夫婦の被ばく線量は六・五ミリシーベルトで、健康影響はないとされた。

 

 ところが、その夜から倦怠(けんたい)感に襲われ、仕事に行けない罪悪感で死ぬことばかりを考える日が続いた。やがて「被ばくによる健康被害の恐怖を心因とした心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断された。昭一さんは皮膚病が悪化。夫婦でJCOなどに損害賠償を求め提訴したが、2010年に敗訴が確定した。(中略)

 

 夫の死後、経験を語り始めた恵子さん。精神科で処方される薬を飲みながら、講演会などで原子力の安全性に疑問を投げ掛ける。9月28日に東海村で開かれた臨界事故15周年の集会では、約350人を前にこう訴えた。「事故で生活ががらっと変わってしまった。被ばくで、心が血を流しているんです」

 

       (10月2日東京新聞夕刊より抜粋)

 

 

 

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