たんぽぽ舎から  TMM:No2312

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No2312】

 

2014年10月22日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

 

                           転送歓迎

 

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★1.川内原発再稼働阻止緊急行動のお願い

 

   10月28日(火)薩摩川内市議会緊急要請行動にかけつけて下さい

 

   全国の皆様へ          再稼働阻止全国ネットワーク事務局

 

★2.国会エネルギー調査会(準備会)傍聴報告

 

   まだまだ規制委の審査は終わっていない

 

   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その24

 

                  木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

★3.テント日誌10月19日(日)

 

   経産省前テントひろば1135日 商業用原発停止396日

 

   10/14経産省前テント撤去訴訟第八回口頭弁論傍聴記    (上村 記)

 

★4.9月26日川内原発現地・久三崎海岸に「脱原発川内テント」立つ

 

   九電本社前、霞ヶ関、羽咋、大飯、大阪と続いて

 

   第6番目のテント ブログが開設されました 脱原発川内テントから

 

★5.新聞より3つ

 

  ◆手続き進む川内原発再稼働 避難計画不安根強く

 

   法的裏付けなく 規制委審査の対象外   (10月22日東京新聞「核心」より抜粋)

 

  ◆「脱原発」前面に出ず 身近な「復興」に重点 福島知事選

 

  ◆川内原発地元訪問 宮沢経産相「早く」 再稼働の必要性説明へ

 

                      (2つとも10月22日朝日新聞より見出し)

 

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※10/23アニメ上映と学習会にご参加を!

 

 リニア中央新幹線がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

 

 『リニア新幹線反対アニメ』上映とお話

 

   日 時:10月23日(木)19時から21時

 

   講 師:はだしの源八おじさん

 

   会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 

   参加費:800円(学生400円)

 

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┗■1.川内原発再稼働阻止緊急行動のお願い

 

 |  10月28日(火)薩摩川内市議会緊急要請行動にかけつけて下さい

 

 |  全国の皆様へ

 

 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク事務局

 

○薩摩川内市議会は10月20日、特別委員会を開催し、川内原発の再稼働賛成を採択した。岩切川内市長はこの採択を受けて、10月28日に予定されている市議会本会議において、再稼働同意を取りつける見通しが報じられている。

 

 周辺自治体も含めた住民説明会では、規制委の説明に多くの質問と反対意見が表明されたにも拘わらず、住民の意思を無視した議会の暴挙は許されない。

 

○10月28日(火)の朝からは、薩摩川内市民が再稼働同意を認めないよう、議員一人ひとりへ要請する行動が予定されている。

 

 ひとたび事故が起きれば、日本が破局的な状態に陥る。

 

 川内原発再稼働は決して地元だけの問題ではない。

 

○全国からの声を直接、現地の議員に届けよう。

 

 10月28日(火)午前7時30分から開始される行動に全国からの結集を呼びかける。

 

 11月5日、6日、7日に予定されている鹿児島県の特別委員会への要請行動も同様に全国の皆さんの結集をお願いしたい。

 

 ☆10月26日(日)14時 薩摩川内市久三崎海岸での風船上げ行動

 

           集会後、原発ゲート前までデモ(主催:3.11実行委)

 

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┗■2.国会エネルギー調査会(準備会)傍聴報告

 

 |  まだまだ規制委の審査は終わっていない

 

 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その24

 

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

 10月16日(木)夕刻に第43回国会エネルギー調査会(準備会)「原発再稼働の法的側面~無責任構造を問う~」を傍聴した。

 

 原子力市民委員会から「声明1:原子力規制委員会の存在意義が問われている」、「声明2:原子力規制委員会が審査書を決定しても原発の安全性は保証されない」、「川内原発をめぐる手続き的側面~火山・避難・住民説明~」の資料のプレゼンとそれに続く規制庁と資源エネルギー庁との質疑から、特に次のことが明らかになった。

 

「工事計画認可、保安規定変更の審査はまだこれから」

 

 21日の規制委審査会合で九電が呼ばれて、1号機について出した工事認可申請と保安規定のヒアリングがなされる。すなわち、審査はこれから始まる。

 

 特に、基準地震動620ガルに対する耐震対策が充分かどうかが問題。後藤政志さんの、当初開発時の基準地震動から620ガルと約2倍に上げるという技術的に無謀なことをやって設計上大丈夫だと言えるはずがない、という指摘が説得的であった。

 

 一方、満田夏花さんの火山・避難・住民説明についての指摘には、規制庁の応答はいつもの全く納得できないものであった。それでも、興味深い回答がひとつあった。規制庁が工事計画認可・保安規定変更認可の審査がこれからであることを説明しながら、質問に答えて「パブコメをやるかどうかは決まっていない」と答えた。規制委がやるパブコメ意見をほとんど無視した実績から、パブコメに何も期待することはできないが、パブコメをやるほどこれからの工事認可・保安規定の審査も重要なものであることを規制庁が認めたのだ。

 

 経産相が入れ替わる中、20日に薩摩川内市議会が原特委(川内原子力発電所対策調査特別委員会)を開催して再稼働推進陳情を採択(反対陳情を不採択)し28日の議会決定に突き進み、鹿児島県も前倒しで、「地元理解」を既成事実化しようとしているが、まだまだ工事計画認可・保安規定変更認可の規制委の審査を監視し、反対の声をあげ、大きくしていくことも重要である。

 

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┗■3.テント日誌10月19日(日)

 

 |  経産省前テントひろば1135日 商業用原発停止396日

 

 |  10/14経済産業省前テント撤去訴訟第八回口頭弁論傍聴記

 

 └──── (上村 記)

 

 台風が東京を早朝に通過したため、フェーン現象か、快晴ながらも暑く強風の吹く東京地裁前である。

 

 落ち葉が目立つ秋となった。名曲「落ち葉のコンチェルト」の訳詩に{全てを元に戻してくれ、俺の前から消えてくれ}というフレーズがあったが、原発事故前に福島を戻してくれ、解釈改憲で集団的自衛権を認めたのも、秘密保護法を成立させたのも、全てを元に戻してくれ、そして、安倍は俺の前から消えてくれ、いなくなってくれと時季に合った歌だなと想いながら書いている。

 

 裁判は定刻に始まった。冒頭、一之瀬弁護士から準備書面の説明後、大口弁護士が弁論に立ち、本件テントが経産省の業務に支障があるという理由で撤去せよという原告側主張であるが、テントが設営されている場所は、ポケットパークとなっていて、「公共広場」ということであり、国交省のガイドラインでは{空地}である。

 

 従って、経産省の業務を妨害しているということは嘘っぱちで原告側の非難は不当である。占有権原の正当論理性については既に述べたと陳述した。

 

 続いて、河合弁護士が立ち、事故当時の原子力委員長の近藤俊介の最悪シミュレ-ションでは首都圏の2000~3000万人が避難しなければならないとレポートに書かれている。もし、そうなったとき、日本国は消滅である。

 

経産省はこのことを自覚しているのであろうか?経産省はいまや亡国の役所である。

 

被告たちは警告を発している。究極の救国の訴えとしてテントは存在している。

 

 テントは、主権者としての抵抗権たる宿営権、憲法16条の請願権、25条の生存権等、憲法上の権利に基く行為である。

 

 先にも述べた通り公共広場は空地である。この空地にテントを張って、救国の訴えをすることと、空地にテントを設けることによる亡国の経産省の業務の妨害にあたらない不当な主張とを比較した場合、保護法益はどちらが重要であるか。あらゆる点において、テントは正当な行為である。

 

 また、司法の場に於いても原発に対する判断に変化の傾向があり、先日の福井地裁の大飯原発差し止め判断、および、東京検察審会の東電幹部に対する起訴相当の判断等、司法が正当な判断を下し始めていることは、私たち反原発を主張する立場に立つ者にとって、明るい兆しが見えてきた。

 

 私は、「日本の原発」というドキュメンタリー映画を作りました。11月に入っての公開が決まりました。番号が取れ次第、証拠として提出したい。

 

 松井弁護士は、テントの所有形態に言及し、占有者は民法上の組合としての形態が成立していると認められる。したがって、被告各人が勝手に処分できない状況である。

 

 補足として、大口弁護士が第一テント20名、第二テント17名、第三テント6名の占有者がおり、それぞれ、民法上の組合が成立していると説明した。

 

 最後に現被告である正清、渕上2名の弁論があり、渕上さんが、原告側を指して、「そこに並んでいる人達は給料を貰って来ていますよね。私達は全員自腹でここに来ていますよ。いまそこに座っているこの時間も金を貰っていますよね。これは私達の税金ですよ。よく、考えて貰いたい。ことわっておきますが、私共はテントをどかせと言われても自ら撤退することは断じてありませんから、このことだけは、言っておきます。」以上で今回公判は終了。

 

今回から、新しい展開がなされ、次回第9回口頭弁論が注目される。

 

次回、第9回口頭弁論は12月3日(水)15時より、同地裁で開かれる。

 

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┗■4.9月26日川内原発現地・久三崎海岸に「脱原発川内テント」立つ

 

 |  九電本社前のテント、霞ヶ関、羽咋、大飯、大阪と続いて

 

 |  第6番目のテント ブログが開設されました

 

 └──── 脱原発川内テントから

 

 我々は九州電力・川内原発の近所に『川内原発再稼働阻止!』のテントを建てました。

 

 脱原発テントとしては、博多・九電本社前に存在するテントを初め、以後、霞ヶ関、羽咋、大飯、大阪と続いて第6番目のテントとなります。

 

 川内原発1、2号機の再稼働は、現在停止している全国の原発の再稼働の突破口となるものです。なんとしてもそれを止めたい、という意思と行動がこのテントには込められています。

 

 以下、「テント宣言」、活動の近況は下記のブログが開設されましたので、

 

 ご参照下さい。

 

   メールアドレス: sendai.ten@gmail.com

 

   川内テントブログ: sendai-tent.tumblr.com

 

   ツイッターアカウント: @sendai_tent

 

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┗■5.新聞より3つ

 

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 ◆手続き進む川内原発再稼働 避難計画不安根強く

 

  法的裏付けなく 規制委審査の対象外

 

 九州電力川内原発1.2号機(鹿児島県薩摩川内市)をめぐり、同市議会は28日に開かれる本会議で再稼働を容認する見通しになった。地元同意に向けた手続きが着々と進む一方、住民の中には県や市が大事故に備えて策定した避難計画への不安が依然くすぶっている。(中略)

 

 再稼働の前提として規制委が新規制基準の下で行った適合審査で、川内1.2号機は基準を満たすと判断された。ただ、審査したのは地震や津波、事故の対策などで、避難計画は初めから対象外。質問に立った男性が「避難計画は地元の大きな関心。質問の機会を設けてほしい」と求めると、大きな拍手が起こった。

 

(中略)

 

移動手段

 

 しかし、地元には計画が想定通りに運用されるのか不安が根強いままだ。

 

例えば、原発の半径5キロ圏内で唯一、入院病棟がある私立病院。患者は鹿児島市内の4病院で受け入れる計画だが、移動手段の大型バスを確保できていない。県外のバス会社に要請したが、「運転手の安全が保障されなければ出せない」と断られたという。(中略)

 

蚊帳の外

 

 地元の不安が解消されないことについて、九州大の吉岡斉教授(原子力政策)は「避難計画の妥当性を判断する法的な裏付けが何もない。規制委が何らかの審査をすべきだ。」と話す。

 

 米国では1979年のスリーマイル島原発事故後、規制委のモデルとなった米原子力規制委員会(NRC)が避難計画を厳しく審査。基準をクリア―できなければ運転を認めず、廃炉に追い込まれた原発もある。(後略)

 

    (10月22日東京新聞「核心」より抜粋)

 

 ◆「脱原発」前面に出ず 身近な「復興」に重点 福島知事選

 

 ◆川内原発地元訪問 宮沢経産相「早く」 再稼働の必要性説明へ

 

                    (2つとも10月22日朝日新聞より見出し)

 

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