たんぽぽ舎から  TMM:No2405

たんぽぽ舎です。【TMM:No2405】
2015年2月12日(木)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                 転送歓迎
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★1.原子力規制委員会・田中俊一様
   高浜原発安全審査結果の速やかな撤回を!
   再稼働ありきの安全審査やめて
   中嶌哲演(若狭・小浜市)2015年2月12日
★2.住民説明会のかわりにビデオ提供? 住民の疑問・意見を無視するつもりか
   高浜町長との内緒話で決定
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その38
    木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.「噴火の前兆」空振りのナゾ
   噴火予知は一筋縄ではいかない
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその88
  島村英紀(地震学者)
★4.「日本を見習って廃炉にしなさい!」と台湾の原発反対派が言える様
   がんばらなくては
   2/6第135回首相官邸・国会議事堂前抗議行動にて
  にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆今年6月に青森県知事選挙があります
   2/22「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」設立
   「原発・核燃に頼らない」-青森県知事選に立候補
★6.新聞より2つ
  ◆旧避難準備区域の340人が東電を提訴 「原発事故で地域崩壊」 (2月9日東京新聞より抜粋)
  ◆原発問題考える親子向けに絵本 「是非は問わず」、竜に例え表現
   フリーライター、ネットで資金・賛同者集め出版  (2月10日朝日新聞見出しより)
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※2/13関西電力東京支社抗議行動にご参加を!
 2月13日(金)17:30~18:00(金曜官邸前行動の前段で実施)
 富国生命ビル前集合
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
 2/13首相官邸前・国会議事堂前抗議-第136回
 日 時:2月13日(金)18:30~20:00
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
     当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

たんぽぽ舎は、いつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、
たんぽぽ舎16:50出発、17:30頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:45「経産省前テントひろば」集合。
18:00官邸前、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
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┗■1.原子力規制委員会・田中俊一様
 |  高浜原発安全審査結果の速やかな撤回を!
 |  再稼働ありきの安全審査やめて
 └──── 中嶌哲演(若狭・小浜市)2015年2月12日

 高浜原発3・4号機の安全審査結果は、新基準に適合しているに過ぎず、原発が安全であることを断定したわけではない-という従来の貴方の見解は、3600件のパブリックコメントを受けて、どのように具体的に変化しましたか。
 別紙添付のとおり、関西電力の「技術的能力」の根本的な欠陥などについて、私は3件のパブリックコメントを提出しましたが、いまだ明確な回答を得ていません。
 大飯原発から16キロメートル、高浜原発から30キロメートル圏内(UPZ)に居住し、原発等を阻止し続けてきた若狭・小浜市民の一人として、「再稼働ありき」の安全審査を速やかに撤回されることを求めます。

☆注:2月12日(木)、原子力規制委員会の前で「再稼働阻止全国ネットワーク」主催で抗議集会を開催。申し入れは3つ、中嶌哲演、阻止ネット、若狭の原発を考える会(木原壯林)。朝日新聞、共同通信などの取材があった。

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┗■2.住民説明会のかわりにビデオ提供?
 |  住民の疑問・意見を無視するつもりか 高浜町長との内緒話で決定
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その38
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 原子力規制委員会は住民説明会を回避するために動画説明ビデオを作成するそうだ。
「金曜日(1月30日)に高浜町長がいらっしゃいました。そして、高浜町長の方から、説明会の要望ではなくて、動画による説明ビデオを作成してほしいと。それで、町内のほとんどの世帯が視聴できるケーブルテレビを活用したいというお話がございました。」だと(2月3日の規制庁記者ブリーフィング)。
 事前の発表も無く非公開で高浜町長と規制委とが会ったのが不自然だ。町長が本当に要望を出したのか、それとも規制委側がそそのかしたのか、真実は分からないが、はっきりしているのは規制委がこれで住民説明会から逃げようとしていることだ。
 記者の「直接町民といいますか、一般の人たちの意見を聞くという場は、そうすると、なくなると考えてよろしいでしょうか?」に対して、田中委員長は「いや、そんなことはないんだろうけれどね。」、佐藤規制企画課長は「説明を受けた後に質問をいただければ、我々としてもまたその質問に対してお答えするということも1つのやり方としてある」と答えた。(以上、2月4日田中委員長記者会見)
 川内では、公聴会を避け、5回の住民説明会でも地元紙には批判意見多が報道され、さらに説明会を要請されている。高浜では、5km圏に舞鶴市もあり福井県のみへの対応で逃げられない。それゆえ、説明ビデオを逃げの切り札にしようとしているのだ。
悪先例にしてはいけない。我々も地元も断固抗議し、公聴会開催を要請しないといけない。

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┗■3.「噴火の前兆」空振りのナゾ
 |  噴火予知は一筋縄ではいかない
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその88
 └──── 島村英紀(地震学者)

 ちょうど17年前のいまごろだ。日本中の火山学者や気象庁がピリピリしていた。
 岩手県盛岡市の北西20キロメートルほどにある岩手山が、いまにも噴火しそうだったからだった。
 それは火山性の地震活動から始まった。1997年12月末から岩手山の西側山腹の浅いところで群発地震が始まって増加してきたのだ。
 そして翌1998年2月になると低周波地震も観測されるようになった。低周波地震は火山の地下でマグマや熱水が動くことで発生するものだと考えられている。噴火に近づいたに違いない
 げんに富士山の下で起き続けている低周波地震の増加が次の富士山噴火のカギを握っていると考えられている。
 ついで、東北大学や国土地理院が測っていた地殻変動観測データにも変化が現れた。噴火予知のカギになる山体膨張である。
 そして4月の末になると火山性地震がさらに頻発するようになり、傾斜計にも大きな変化が出た。
 これだけの「噴火の前兆」が揃った。いつ噴火しても不思議ではない状態になっていたのである。
 しかし、固唾を呑んで見守っていた火山学者たちや気象庁を尻目に、岩手山は噴火しなかったのである。
 これらの「前兆」だったはずのいろいろな活動は6~7月をピークに、8月以降はしだいに下がっていってしまった。
 じつはこの間、9月3日に岩手山の南西約10キロメートルのところでマグニチュード6.2の直下型地震が起きた。この直後には岩手山の地震活動も一時活発化したのだったが、それも10月には元に戻ってしまった。
 翌1999年になると火山の山体の浅いところで起きていた地震活動はもっと低下した。
 一方で火山のやや深部で起きる低周波地震や火山性微動の活動は続いた。つまり、まだ何かが起きる可能性が残っていたので気を緩められなかったのである。
 他方、これも火山活動のバロメータである噴気活動は遅れて1999年6月ごろから活発化していた。噴気とは水蒸気を吹き出す現象で、あちこちの火山で見られる。だがこれも2002年から2003年をピークにして、しだいに少なくなった。
 緊張の数年が過ぎた。結局、岩手山は噴火しないまま静かになってしまったのである。
 2014年9月に戦後最大の火山災害になってしまった御嶽山噴火のときには、火山性地震が「前兆」だったので、来るべき噴火を警告すべきではなかったかという議論がある。
 だがこの御嶽山の「前兆」は小規模な群発地震が約2週間前にあったが、その後おさまってしまっていたものだ。
 それに比べると、はるかに多くのもっともらしい「前兆」があっても、岩手山のように噴火しないことがよくある。噴火予知は一筋縄ではいかないのである。(2月6日『夕刊フジ』より)

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┗■4.「日本を見習って廃炉にしなさい!」と台湾の原発反対派が言える様
 |  がんばらなくては
 |  2/6第135回首相官邸・国会議事堂前抗議行動にて
 └──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)

○ 台湾では、「あの事故(福島第一原発事故)を起こした日本も再稼働するのだから、日本をお手本に原発進めていこう」って、推進派が言ってるって!
日本は原発廃炉にして、台湾のよき見本となろう!!
 雨まじりの雪が、小雨となり、たんぽぽ舎を出るときはビルの間から青空も見え、寒くはあるけど、降らないだけありがたく思える今日のお天気。
 先週は雪の予報で、官邸前はお休み、代りに後藤さんの解放を訴えるグループが官邸に向かい訴えていたけど、その中に結構、原発反対のプラカードを持っている人がいた。やはり来る人は来るんだなと思いつつ、希望のエリアに行ってみると、いつもの場所ではなく国会前の交差点のところまで出ていたっけ。あの場所は抗議にうってつけ、ステージ組まなくても、石垣がステージになるし、今日、希望のエリアでいつもコールしている、あすかさんが言ってたけど先週やった国会前の場所で、毎週できる様に申請しているところだって、申請通りにできれば、反原連の抗議と合わせて国会にステレオ状態で抗議できるけど、今度はそこで、ガス工事が始まったりして、そのうち国会前は塀だらけになって、国会議事堂も見えなくなるかもね。
 反原連は、今日も狭苦しいところでの国会前抗議ですが、この風景も見慣れたしまったことが悲しい。
○ さて今日は、久し振りに裏官邸に行ってみる、今日の裏官邸は、いつものマイク持参の人はいないが、たんぽぽの人が一人スタンディングをすると言っていたので、久し振りに行ってみる。高台に見える官邸は暗く人の気配が無い、抗議を聞いているのは、官邸の幽霊だけかな。幽霊さん、もし貴方がこの国の事を思うなら、安倍首相に言って下さい。原発はこの国を滅ぼすと。なんて、オカルトチックな事考えながら周りを見回すけど、誰もいない、時刻を確認する、と、もう19時半。どうやらスタンディング切り上げて希望のエリアに移動したよう。私も、急いで持ち場の国会議事堂前に戻らなければ。警官の規制をかわしながらたどり着くと、もう最後のミサオさんのスピーチが始まっていた。いわく、台湾では推進派が「あんな事故を起こした日本が再稼働するのだから、大丈夫なんだ、日本を見習って原発、進めなきゃいけないんだ」って言ってるって。悔しいよね。
絶対、日本を見習って廃炉にしなさい!と反対派が言える様、来週も頑張るぞ~!(^^)!

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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆今年6月に青森県知事選挙があります
  2/22「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」設立
「原発・核燃に頼らない」-青森県知事選に立候補

 今年6月に青森県知事選挙があります。昨年11月26日に青森県知事選に立候補を表明した前青森県保険医協会会長の大竹進氏は、「原発・核燃に頼らない地域づくり。憲法を遵守して住民の命と暮らしを守る」と明言し、「自分の使命と思い、命がけでやり抜く決意である」と表明しました。
 大竹進氏は40年間医師として障害のある方たちの人生と真剣に向き合い、震災後は被災地に通い被災者支援に尽力してきました。
 私たちは、「大竹進氏が青森県知事になることによって必ず日本が変わる」と信じ、「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」を設立し、全国の皆さんの注目と応援のもとで投票率を上げ、必ず勝利したいと考えています。
 日時:2月22日14時より
 会場:ハートフルローフク(青森市本町)
 内容:設立総会と「ドクター大竹を囲む会」を開催
     (会費1.000円、「囲む会」3.000円)
主催:「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」
   (略称「進め!ドクター大竹の会」)事務局 青森市浪岡福田2-13-8
          TEL 050-3444-8460 FAX 017-774-1326

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┗■6.新聞より2つ
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 ◆旧避難準備区域の340人が東電を提訴 「原発事故で地域崩壊」

  東京電力福島第一原発事故で自然豊かな地域での生活を奪われたとして、福島県田村市都路地区の旧緊急時避難準備区域の住民105世帯339人が9日、国と東電に対し、1人当たり1100万円の慰謝料など総額約37億3000万円の損害賠償を求め、福島地裁郡山支部に提訴した。
 訴状によると、原発事故前の自然豊かな生活や家族だんらん、地域コミュニティーが崩壊し、これまでの東電の賠償では不十分としている。
 会見した原告団会長の今泉信行さん(67)は「山菜も採れないし、子どもも帰ってこない。きれいな都路がなぜこんなことになるのか。元に戻してほしい」と訴えた。
 緊急時避難準備区域は2011年4月、原発から20~30キロ圏を中心に福島県の5市町村で指定。同年9月に解除され、同区域の住民に対する慰謝料は12年8月末で打ち切られている。(後略)(2月9日東京新聞より抜粋)

 ◆原発問題考える親子向けに絵本 「是非は問わず」、竜に例え表現
  フリーライター、ネットで資金・賛同者集め出版
                (2月10日朝日新聞見出しより)

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