たんぽぽ舎から  TMM:No2592

たんぽぽ舎です。【TMM:No2592】

2015年9月16日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.呆れた「世界最高水準」の新基準-3つの条件のおソマツさ

電源車、性能のいいポンプ、建屋に穴をあけるドリルを買えの3点

川内(かわうち)博史氏(元民主党原発対策委事務局長)の指摘

柳田 真 (たんぽぽ舎)

★2.9月16日・17日戦争法案の強行採決阻止へ全力を!

国会を取り巻き、地方からも抗議FAXの集中を!

★3.2つの学習会にご参加下さい

9/24「所長命令に違反・原発撤退」は誤報ではない!第3弾

9/26東京電力元役員3名強制起訴に至った驚がくの「証拠」とは!

(「スペースたんぽぽ」講座会議)

★4.新聞より

◆元技術者「原発疑え」

川内建設参加 安全神話復活に危機感 再稼働1ヵ月

(9月16日東京新聞29面「話題の発掘」から抜粋)

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※9/18(金)「経産省前テントひろば」裁判最終弁論

事前集会 13:30より 東京高裁前

裁判 15時開廷 102号法廷(傍聴の抽選受付14:30まで)

報告集会 17時より 衆議院第一議員会館前

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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!

9/18(金)首相官邸前抗議-第165回

日 時:9月18日(金)18:30~20:00

主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

【お知らせ】

*0918は国会前エリアは休み*官邸前抗議エリアのみの開催になります*

9/18(金)の反原連主催【再稼働反対!首相官邸前抗議】は、反原連も実行委員

会に参加している総がかり行動実行委員会呼びかけの国会正門前での安保法案へ

の抗議に協力し国会前エリアは休みとし官邸前抗議エリアのみ開催となります。

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┗■1.呆れた「世界最高水準」の新基準-3つの条件のおソマツさ

|  電源車、性能のいいポンプ、建屋に穴をあけるドリルを買えの3点

|  川内(かわうち)博史氏(元民主党原発対策委事務局長)の指摘

└──── 柳田 真 (たんぽぽ舎)

 

呆れた「世界最高水準」の新基準

 

原子力規制委員会は、2013年7月8日、「原子力発電所に係わる新たな規制基準」

を導入し、それについて「世界最高水準」と謳っている。

しかし、これはものすごく単純化すれば3つの条件がクリアされればよいことにな

っているだけ。

何かというと、まず、「性能のいい電源車を買いなさい」、第二に「今回の福島事故

で消防車や自衛隊のヘリコプターで注水を試みましたが中々できなかったので、今後

は性能のいいポンプを買いなさい」、第三に「それでもメルトダウンするかもしれな

いので、水素ガスが発生した場合に備えて、原子炉建屋天井の所に水素ガスを逃がす

ための穴をあけるドリルを買いなさい」ということ。

つまり、この「電源車、ポンプ、ドリル」の3つでいい、これを世界一厳しい規制

基準と謳っているにすぎない。

後は免震重要棟といって、対策を講ずる時の建物、あるいはフィルター付きベント

とかそういう類いのものはこれからやればいいといっているだけで規制基準には含ま

れず、何もしなくても、ただ方針を打ち出せばいいだけのこと。

つまりは、「津波対策をすればいい」ことになってしまっている。しかし、それだけ

では、今回の事故から得た教訓への備えは万全ではない。

なぜなら、今回の事故は、原発は地震に対しても脆弱である可能性を私たちに示し

たのだから。それを無視することは、決して許されることではない。

さらに言えば、これからもまた不測の事態が起こらない、という確証はない中で、

地震で壊れる、という可能性を残しながらその対策を万全に講じず、「最高水準」と

謳うこと自体、おこがましいのではないだろうか。

今、地球は「活動期」といわれていて、スマトラ沖地震のように、かつてその地で

起こらなかったような巨大自然災害が世界各地で起こっているという時に。

 

出典:『アベノクライシス』140頁から141頁より抜粋

著者 川内博史  竹書房 2015年6月25日初版

 

 

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┗■2.9月16日・17日戦争法案の強行採決阻止へ全力を!

|  国会を取り巻き、地方からも抗議FAXの集中を!

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全国労働組合連絡協議会 議長 金澤 壽

 

御苦労様です。

参議院戦争法案特別委員会は本日(9月16日)横浜で開催される地方公聴会の終了

後、国会に戻って委員会を18:00から開催し、安倍首相出席の下で総括質疑を開催す

ることを議長職権で決定しました。

即ち、今夜(9月16日)委員会採決を強行し、明日(17日)参議院本会議において

戦争法案を可決成立させる動きを急ピッチに進めています。

国会前では連日、万余の労働者・民衆・学生が集まり、抗議行動を行っていますが、

国民の声を聞かない安倍首相と自民党。公明党の暴挙を許すことはできません。全労

協はこの戦争法案は戦後日本社会を大きく転換させ、民主主義を破壊し、戦争する国

へと導くものとして決して許してはならないと考えています。

大変厳しい闘いとなっていますが、法案を廃案に追い込み、安倍政権退陣を実現さ

せる為にあらためて一人でも多くの組合員の参加を呼び掛けて頂くよう要請いたしま

す。

 

<国会包囲、連続行動>

特別委員会採決強行阻止!

9月16日(水)18:30から 戦争法案反対!国会正門前集会

(13:00から座り込みも行われています。)

参議院本会議採決阻止!

9月17日(木)13:00~戦争法案反対!国会正門座り込み行動

18:30から 戦争法案反対!国会前大集会

 

<首相官邸・自民党・公明党へ抗議FAXを集中しよう!>

首相官邸03-3581-3883、自民党 03-5511-8855、公明党 03-3353-0457

案文例・・強行採決反対!憲法壊すな!戦争させるな!

 

 

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┗■3.2つの学習会にご参加下さい

|  9/24「所長命令に違反・原発撤退」は誤報ではない!第3弾

|  9/26東京電力元役員3名強制起訴に至った驚がくの「証拠」とは!

└──── (「スペースたんぽぽ」講座会議)

 

1.9/24「朝日は権力に屈したのか?

「所長命令に違反・原発撤退」は誤報ではない!!第3弾」

 

・お 話:鎌田慧さん(ルポライター)

・日 時:9月24日(木)18:30開場 19:00から21:00

・参加費:800円

 

○ 2014年5月、朝日新聞は厳重に秘匿されていた吉田(事故当時の福島第一原発所長

)調書を入手、スクープを放つ。

○ このスクープから、3か月ほど経って「なぜか突然」この「吉田調書」を産經、読

売、NHK、共同通信が次々と入手。「反日」「売国奴」などの罵言雑言による朝日叩き

が始まる。

「どんな状況であっても社員は逃げない」という東電の名誉回復、「吉田調書」の価

値を貶める、それが目的だ。

○ 記者は結びでこう書いている。

「吉田調書が残した教訓は、過酷事故のもとでは原子炉を制御する電力会社の社員

が現場からいなくなる事態が十分に起こりうるということだ。その時誰が対処するのか。

(略)その問いに答えを出さないまま原発を再稼働して良いはずがない」…この究極の

問いが、原子力=「核」推進勢力を震撼させた。

○ しかし、木村前社長は記事取り消し、お詫びまでやってのけた。

○ メディアが権力の愛玩犬となり、ウオッチドッグ(監視の犬)の役割を放棄したと

き、そこから戦争への道が始まるのは歴史が物語っている。

 

 

2.9/26「東京電力元役員3名強制起訴に

至った驚がくの「証拠」とは!!」

 

・お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

・日 時:9月26日(土)14時より17時(開場13時30分)

・資料代:800円

 

◎ 7月31日に公表された第五検察審査会(検審)議決文書は、結論の妥当性に加え、

驚くべき事実認定が行われていたことはあまり知られていないようだ。

◎ 人を刑事被告人にするというのだから、推測や予断で罪を問うことはあってはな

らない。それは冤罪を生み出す構図に他ならない。

◎ そのため検審は物的証拠を積み上げて、少なくても勝俣、武藤、武黒の3名につ

いては罪を免れないと考え、起訴相当の議決を行った。

◎ その論拠は、これまで知られていた以上に具体的で決定的な「犯罪事実」であった。

山崎久隆さんが、その論拠をわかりやすく解説してくれます。

 

※会場はどちらも「スペースたんぽぽ」です。

東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階

TEL:03-3238-9035  FAX:03-3238-0797

 

 

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┗■4.新聞より

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◆元技術者「原発疑え」

川内建設参加 安全神話復活に危機感 再稼働1ヵ月

 

九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働から約1カ月が過ぎた。

フル稼働への過程でトラブルが発覚した復水器を建設当時、取り付けた同市内の山下

勝次さん(73)はやりきれない思いを抱く。福島原発事故で崩れたはずの“安全神話”

が復活しつつあるからだ。「原発に絶対の安全はない」。そう訴え続けることが自分に

課せられた使命だと信じる。

再稼働後の先月28日、山下さんは同市役所にいた。「九電はなぜ、チェックしなか

ったんだ。安全意識がお粗末だ」。再稼働直後、蒸気を水に戻す復水器の配管に穴が開

くトラブルが発生。反対派住民の先頭に立ち、荒い口調で職員に詰め寄った。復水器

は自ら設置したものだった。

プラントメーカーに勤務していた1982年。現場責任者として80人の技術者を束ね

、1.2号機に計6基を据え付けた。 (中略)

もともとは原発推進派。(中略)

だが退職後、福島事故が発生した。安全神話を信じ切っていた自分に罪悪感を抱き、

原発反対派の集会に足を運ぶようになった。(中略)

元技術者、元原発推進派の立場で「皆さん、原発を疑って」と訴え続けている。

(9月16日東京新聞29面「話題の発掘」から抜粋)

 

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