たんぽぽ舎から  TMM:No2595

たんぽぽ舎です。【TMM:No2595】

2015年9月19日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.山本太郎さんが国会で安倍晋三に向かって合掌しました

見事!!

9/23さようなら原発・さようなら戦争全国集会にご参加を!

広瀬 隆

★2.広瀬 隆さん関連の記事紹介

「米国でNOと言われた炉の危険」

「再稼働 川内原発の“大事故”が危ぶまれる本当の理由」

「週刊朝日2015年9月18日号より抜粋」

★3.9・30JCO臨界事故を忘れない!

16年目の追悼と抗議 朝10時から11時 経産省別館前で

坂東喜久恵 (たんぽぽ舎)

★4.警察とそれを指示する安倍政権に強い憤りを感じた

9月18日(165回)金曜官邸前抗議行動に参加して

斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)

★5.テント日誌9月18日(金)

経産省前テントひろば1469日

今日はテント裁判最終弁論の日   (I・K)

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※9/22(火・休日)原発再稼働やめろ!集会と抗議行動

9月22日(火・休日)集会 13時より15時 日比谷公会堂(参加協力費500円)

抗議行動:16時より17時30分 首相官邸前・国会前

主催:首都圏反原発連合

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※9/23(水・休日)さようなら原発・さようなら戦争全国集会

9月23日(水・休日) 会場:代々木公園

11時ブースオープン、13時30分より集会、15時15分デモ出発2コース

主催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会

協力:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

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┗■1.山本太郎さんが国会で安倍晋三に向かって合掌しました

|  見事!!

|  9/23さようなら原発・さようなら戦争全国集会にご参加を!

└──── 広瀬 隆

 

全国のみなさま、連日ご苦労さまです・・・広瀬隆です

張り子の虎・安倍晋三を、われわれがグシャリと踏みつぶす日が近づいて

きました。

たった一度しかない己の人生を、これほどの愚行で汚して、あわれな奴だ。

さあ、強烈な一撃で、国会を土台からぶっ飛ばしましょう。

 

昨日18日には、山本太郎さんが、国会で安倍晋三に向かって合掌しました。

「告別式ですから、ご冥福をお祈りします!(地獄に堕ちろ!)」と。

見事!!

◆来週、9月23日(水)は、「秋分の日」の休日に、東京では、12:30から代々木公園-

野外音楽堂で「9/23さようなら原発・さようなら戦争全国集会」がおこなわれます。

午前中から色々な催しがありますので、くわしくは下記をご覧ください。

首都圏の人は、まず家を飛び出して電車に飛び乗り、国会攻撃に向かえ!

参照:http://sayonara-nukes.org/

 

 

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┗■2.広瀬 隆さん関連の記事紹介

|  「米国でNOと言われた炉の危険」

|  「再稼働 川内原発の“大事故”が危ぶまれる本当の理由」

└──── ※「週刊朝日2015年9月18日号より抜粋」

 

◎ 三菱重工製の蒸気発生器の欠陥が原因で廃炉になったとして、米電力会社が同社に

約9,300億円もの巨額賠償を請求したことは記憶に新しい。だが、問題は再稼働したばか

りの川内原発の原子炉も同じメーカー製だったこと。大丈夫なのか。

発端は、2012年1月。カリフォルニア州サンオノフレ原発3号機で、交換後の蒸気発

生器の配管から放射性物質を含む水漏れ事故が起きたことだった。

蒸気発生器とは加圧水型原子炉に備わる装置で、タービンを回して発電するための蒸

気を作り出す重要なもの。それが新品に交換した後に故障したのだ。

同原発を運営する南カリフォルニア・エジソン社は、装置内に張り巡らされた伝熱細

管と呼ばれる管が異常摩耗していたことが原因だったと断定。定期点検中の2号機にも

同様の摩耗が見つかった。米国でこの問題を取材していたジャーナリストの堀潤氏が解

説する。

「米原子力規制委員会(NRC)の調査では、問題となった三菱重工業製の蒸気発生

器の1万5千カ所以上に異常な摩耗が見つかったと報告されました。

(中略)

原子炉停止に追い込まれたエジソン社は早期再稼働を目指すが、周辺住民が反発。N

RCも安全性が確保できないとして再稼働許可を与えず、13年6月にサンオノフレ原発

は廃炉の選択を余儀なくされる。(中略)

問題は三菱重工製の蒸気発生器が、再稼働した川内原発の加圧水型の原子炉(同社製)

にも採用されていることだ。

三菱重工によると、同社がいままで納めた蒸気発生器は122基。「サンオノフレ原発

と同一仕様の蒸気発生器は他の原発に納入されていない」という。

 

◎ だが、トラブルを起こすリスクはあると指摘するのは、川内原発再稼働の異議申

し立てを原子力規制委員会に行った山崎久隆氏だ。

「九州電力が公表した資料によると、7年前に交換した川内原発1号機の蒸気発生

器にはすでに35本の配管(伝熱細管)に穴が開きかけて施栓をしています。これが

30年間使い続けている2号機の装置になると、栓をした本数は400カ所を超える。加

えて古いタイプの装置は改良型に比べて配管に応力が集中しやすく、大きな地震が来

たら耐えられない危険さえあるのです」

蒸気発生器は、熱交換効率を上げるために配管の厚みがわずか1.1ミリから1.3ミリ

ほどしかない。常に加圧された熱水が管の中を流れているため、時間の経過によって摩

耗し、穴が開くリスクも高まる。「常時どこかに穴が開いていて、定期点検で塞ぐ」(原

発エンジニア)といわれるほどだ。摩耗した配管が裂けて高圧水が漏れだすと、重大事

故につながりかねない。

 

◎ 原発の危険性を訴え続ける作家の広瀬隆氏も「加圧水型の原子炉は高い気圧をかけ

た水を蒸気発生器に送るため、配管破断のリスクがある」と話す。

「摩耗したどこかの配管が破れて水が噴き出すと鉄砲玉のように隣の配管を壊し、連

鎖反応で一気に破壊される。1987年にイギリスの高速増殖炉で起きた事故では、10秒

未満で40本の配管が連鎖破断しました。91年に起きた美浜原発2号機の事故は、蒸気

発生器から噴き出した高圧水で配管がスパッと切れたギロチン破断だったのです」

蒸気発生器の配管が破損すると、1次冷却水が圧力の低い2次側へ急速に漏出する。

つまり原子炉の冷却水が失われ、メルトダウンにつながる危険性をはらんでいる。事実、

美浜原発の事故では20トン以上の冷却水が漏れ、炉が空焚き状態になりかけたと言わ

れた。

このように蒸気発生器のトラブルは深刻な事故につながるため、慎重な安全対策が必

要。だが高価で大がかりな装置の上、取り換えにも時間を要するため、補修費用がかさ

むか、施栓が増えて定格出力ダウンにでもならない限り交換はしない。全部で1万本程

度ある配管の18%程度が施栓で使えなくなると交換時期ともいわれる。

 

◎ その一方、再稼働を急ぐあまりか、耳を疑うような出来事もある。

九電は400カ所以上に栓をした川内原発2号機の古い蒸気発生器を交換するため、新

品を準備済み。だが、変えずに再稼働するという。九電はこう主張する。

「信頼性向上の観点から14年度の取り換えを計画していたが、新規制基準適合への作

業などがあり、ひとまず交換せずに再稼働を目指すことにした。現行の蒸気発生器は非

破壊検査をして健全性を確認している」

 

◎ だが、前出の山崎氏は「新しいものを発注したのは、九電が交換する必要があると

判断したから。これでは安全軽視以外の何物でもありません」と批判する。

川内原発1号機では再稼働直後の8月下旬、蒸気を海水で冷やして水に戻す復水器が

海水混入事故を起こした。九電は混入の原因となった管など69本に施栓したが、同様

の事故は今回が初めてではない。97年と99年にも玄海原発で同じ事故が起きていた

のだ。

 

◎ 広瀬氏が言う。

「日本の原発は海岸線にあり、ただでさえ塩分で腐食しやすい。それが再稼働で高

温環境になれば、ますます進む。4年以上動かしていない原子炉はすぐにトラブルを

起こすのが当たり前で、いま現場の技術者は戦々恐々としているはず」

国民は大事故が起きないことを、祈るしかない。 (ジャーナリスト・桐島 瞬)

 

 

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┗■3.9・30JCO臨界事故を忘れない!

|  16年目の追悼と抗議 朝10時から11時 経産省別館前で

└──── 坂東喜久恵 (たんぽぽ舎)

 

1999年9月30日午前10時35分ごろ、茨城県東海村にある「核燃料加工施設=

JCO・東海事業所」で臨界事故が発生しました。

高速炉「常陽」に使用する濃度の高い《原発の4~5倍の濃度》ウラン燃料を混ぜ

ているときでした。

この事故で作業に当たっていた3名のうち、大石久さん、篠原理人さんの2名が大量

の中性子線等を浴びて亡くなりました(1名は重傷)。

また、東海村の住民の方をはじめとする多くの人が被曝しました。

この事故をきちんと検証せず、原子力発電推進政策を強引に続け、福島第一原発の

大事故を引き起こしました。

その収束も、汚染水対策もできていないまま、休止している原発を再稼働しようと

する政府の方針は許せません。

2000年の1周忌から15年間、9月30日に追悼と抗議をしてきました。

今年は16年目に当たります。

 

9月30日・朝の追悼と抗議集会にご参加ください。

 

日 時:2015年9月30日(水)10:00~11:00

場 所:経済産業省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)

内 容:黙祷(事故発生の10:35~)  ※喪章をお持ちください。

献花…菊の花を予定しています。(実費200円の負担をお願いします)

連絡先:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

 

 

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┗■4.警察とそれを指示する安倍政権に強い憤りを感じた

|  9月18日(165回)金曜官邸前抗議行動に参加して

└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)

 

◯ 今日は時折小雨の降る中、大勢の人が国会周辺に集まった。知人が来るというの

で国会方面に午後6時前に行ったが、歩道はすでにいっぱいで車道一車線が解放され

た。流れに任せて進むと正門に近い先頭に立っていた。

しかし、憲政記会館前には全く行ける状態ではなかった。なぜなら歩道と車道が鉄

柵で仕切られ、まるで動物園の檻の中に閉じ込められたようで、そこから横への移動

はできなかったからである。

知人に会うのを諦め、官邸前に戻ろうと7時前にその場を離れる。しかし狭い歩道

に押し込められているため、歩けない状態が続いた。

◯ 財務省上にたどり着いたのは、国会正門前を出てから20分後である。途中、慶

応大学教授の金子勝さんがスピーチをしているのが聞こえてきた。

1931年9月18日は、クーデターが起こり満州事変の発端となった日で、ちょうど

日本でも今日クーデターが起こった日として歴史に刻まれる、と。まさに参院本会議

で安全保障関連法案が成立されようとしている。

◯ 官邸前に戻ると、人はまばらである。皆、国会前に行っているのであろう。官邸

前では強行採決に反対をするスピーチをした人が、原発関連の話をするように注意を

受けたと聞いた。

しかし、戦争法案・違憲立法といわれる今回の法案がまさに強行されるこの状況は

異常であり、原発は戦争の延長であることを鑑みるならば言及することのほうがむし

ろ自然であると考える。

◯ 16日に不法逮捕された仲間が、今日無事に解放され、皆の前に姿を見せてくれた

。元気な彼女を見て安堵するとともに、警察とそれを指示する安倍政権に強い憤りを

感じた。

 

 

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┗■5.テント日誌9月18日(金)

|  経産省前テントひろば1469日

|  今日はテント裁判最終弁論の日

└──── (I・K)

 

朝から雨だったが、事前集会の前にはすっかりやんで良かった。安保法制反対の座

り込みや集会などがあったので参加者が少ないのではと心配だったが、たくさんの人が

集まって下さって良かった。

私は事前集会も中途で、衆議院議員会館に準備のため行って裁判の途中から傍聴し

た。議員会館からタクシーに乗って地裁に向かったが、通行規制のためなかなか進ま

なくていらいらした。

通常ならワンメーターの料金で着くところ、かなりオーバーしてしまった。

そして地裁に着いたら他の裁判傍聴の人が入り口に並んでいてなかなか入れなくま

たまたいらいらしたが、何とか第2テントの人の陳述から聞けた。裁判所の入場もっと

能率的に出来ないものかと思う。

第3テントのTさんの陳述が力強く拍手したいくらいだったが、ぐっと我慢した。続

いて正清さん、淵上さんの陳述、最後に河合弁護士が締めくくり、裁判長の判決の期日

は追って通知するとの言葉で終了した。

どんな判決になるのだろうか?心配だ。私は終わってすぐ報告会の会場へと急いだ。

安保法制反対行動などが行われているので報告会にどの位参加者があるか不安だっ

たが、たくさんの人が来て下さり感謝です。

裁判・報告会の詳細は順次書かれると思います。

 

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