たんぽぽ舎から  TMM:No2715

たんぽぽ舎です。【TMM:No2715】
2016年2月25日(木)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原発推進側の悪質な2つ=60年延長とメルトダウン5年隠し
老朽・故障だらけの原発を利益のため動かしたい電力会社・事故必至
メルトダウンを5年間隠した東電。背景は、責任者は…?
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.高浜原発ゲート前デモと2日間の行動に参加して
脱原発タグを一緒に配りました 面白かったです
熊田 帆 (たんぽぽ舎会員)
★3.『遺言~原発さえなければ』DVD発売
2月限定、お得な事前予約を   豊田直巳 (フォトジャーナリスト)
★4.メルマガ読者から参考として
昨日発信の【TMM:No2714】★3.新聞より
◆届け出制政治参加 鎌田 慧-に関連した情報
相沢 緑 (千葉県市川市)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/27「平和も生活も守ろう!」元気女子会!+フラッシュモブ
場所:東京・渋谷駅ハチ公前 主催:Mamademo(ママデモ)
★6.新聞より2つ
◆古い原発 安全なのか 高浜1、2号機適合「信じられない」
避難生活5年 戸惑う福島の人々 福島第一1号機「運転やめていれば」
(2月25日東京新聞31面より抜粋)
◆例外「60年運転」現実味 老朽原発 相次ぎ延命も
高浜1、2号機 新基準適合    (2月25日東京新聞1面より抜粋)
━━━━━━━
・脱原発川柳【電力も選び 未来もまた選ぶ】  乱 鬼龍 (転載自由)
━━━━━━━
※2月26日(金)緊急行動
高浜原発4号機再稼働阻止「現地緊急行動に連帯する!関電東京支社抗議」
日 時:2月26日(金)18:00~19:00
場 所:富国生命ビル前(内幸町)
主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549
━━━━━━━
★たんぽぽ舎27周年記念の集い・2人の記念講演★
日 時:2月28日(日)13:00開場
第1部 13時30分より  第28回総会
第2部 15時より 記念講演 広瀬  隆さん「電力自由化で原発と東電を葬る」
内田雅敏さん「戦争法案と今後の私たち」
第3部 17時15分より懇親会 懇親会費:2500円
記念講演(資料代800円)と懇親会の両方出席の場合は3000円
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
第28回総会も含め、会員でない方の参加も歓迎です。
お問い合わせは、たんぽぽ舎(TEL 03-3238-9035)までお願い致します。
━━━━━━━
※昨日発信の【TMM:No2714】★2「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその139 は、すでに【TMM:No2713】で発信済みでした。
おわび致します。
━━━━━━━

┏┓
┗■1.原発推進側の悪質な2つ=60年延長とメルトダウン5年隠し
|  老朽・故障だらけの原発を利益のため動かしたい電力会社・事故必至
|  メルトダウンを5年間隠した東電。背景は、責任者は…?
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

●ひどい・悪質な2つの発表-規制委員会も共謀罪だ
きのう、今日、ひどい・悪質な原発の2つのニュースがあいついだ。老朽原発を60年まで延長すること(高浜1、2号機)を規制委員会が認めた(新規制基準の適合と判定)ことと、東電が福島第一原発の炉心溶融(メルトダウン)を「基準文に明記されていたがその存在に5年間気づかなかった」という大ウソを発表したこと。前者は金もうけだけ(国民の命はあとまわし)を考える電力会社の本音を示し、後者は東電は原発を運営する資格がないことを示した。

●老朽原発の延長は「例外中の例外」という約束だった
2月20日(土)から21日(日)たんぽぽ舎も加わる「再稼働阻止全国ネットワーク」は、大型バスと乗用車10台強で関西電力高浜原発4号機の再稼働反対行動を福井県高浜町などで展開してきた。このとき、「60年延長が心配」の声が参加者から多く出された。今後の重大課題だ。2011年3月の東電福島第一原発事故も老朽原発だった。故に老朽原発を放置してはいけないとして、2012年原子炉等規制法が改正され、運転期間を40年に制限することになった。60年延長はあくまで「例外中の例外」が当時の政権の約束だった。しかし、規制委員会は電力会社のもうけ主義に加担した。今後、老朽原発がどんどん再稼働すれば事故は必至だ。

●メルトダウン基準文5年隠し-東電の悪質さ・きわまれり
原発の心臓部の炉心溶融(メルトダウン)についての東電の大ウソにあきれる。東電株主代表訴訟でも東電のウソやゴマ化しが続々発表されているがこういう会社をこのままにしておいたら、日本は危ういと思う。
なお、この件については、新潟県泉田知事の怒りと的確なコメントが出ています。あわせてごらん下さい。

●今後-
(1)原稿募集…老朽原発60年延長と東電のメルトダウン5年隠しの2つについて、メールマガジン読者からの投稿募集(800文字以内)
(2)追及する方法もみんなで考えを出し合っていきたい。
(3)識者の原稿をざんじ掲載します(メールマガジン編集部として)

※関連 新潟県泉田知事が的確なコメント発表

◎メルトダウンの公表に関する新たな事実の公表についての知事コメント

本日、東京電力から、福島第一原発事故の炉心溶融(メルトダウン)の公表に関し、新たな事実が判明したとの報道発表がありました。
これまで東京電力は、県の安全管理に関する技術委員会において、メルトダウンの定義がなかったため、炉心状況の解析結果に基づき、メルトダウンの公表が2か月後となったと説明してきました。
このたび、社内調査で当時のマニュアルにメルトダウンの定義が記載されていることが判明したとのことです。
社内で作成したマニュアルであり、事故当時にあっても、この定義は組織的に共有されていたはずです。
事故後5年もの間、このような重要な事実を公表せず、技術委員会の議論に真摯に対応してこなかったことは、極めて遺憾です。
ようやくこのような事実が公表されましたが、メルトダウンを隠ぺいした背景や、それが誰の指示であったかなどについて、今後真摯に調査し、真実を明らかにしていただきたいと思います。 (新潟県HPより転載)
◎メルトダウン等の情報発信の在り方
http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1356773832365.html

※関連記事
◆福島事故 「炉心溶融」基準あった 東電で使用されず
2ヵ月「損傷」と説明

東京電力は24日、福島第一原発事故の対応をめぐり、核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)の定義を明記したマニュアルが事故当時、存在していたのに、使用されていなかったことを明らかにした。結果的に炉心溶融の公表が約2カ月遅れる原因になった。
当時東電は、「炉心損傷」と説明し、「炉心溶融」という言葉を使っていなかった。事故から5年が経過するのを前に、同社の危機管理体制や情報公開の在り方が改めて問われそうだ。
事故では1号機から3号機で炉心溶融を起こした。東電が炉心溶融を正式に認めたのは発生から約2カ月後の2011年5月で、東電は公表が遅れた理由を「炉心溶融を定義付けるものがなかった」としていた。 (後略)
(2月25日東京新聞2面より抜粋)

◆東電の作為感じる

吉岡斉九州大教授 (科学技術史)の話
事故から5年となるこのタイミングで発表することに東京電力の強い作為を感じる。福島第一原発の建屋が水素爆発した時点で炉心溶融が起き、大量の水素が発生していたことは明らかだった。そこから官邸も炉心溶融を前提に動いていたわけで、ピントがずれている。東電に何らかの意図があるのは明らかだ。
(2月25日東京新聞2面より抜粋)
┏┓
┗■2.高浜原発ゲート前デモと2日間の行動に参加して
|  脱原発タグを一緒に配りました 面白かったです
└──── 熊田 帆 (たんぽぽ舎会員)

2月20、21日で高浜原発ゲート前デモツアーに参加しました。朝8時に新宿を出発して着いたのは3時くらいでした。着くと雨が降っていました。たんぽぽ舎の人が傘を貸してくれた上に参加者の人がカッパをくれたのでとても助かりました。
バスの中で作った原発反対のタグ(これもたんぽぽ舎の人が作るのを手伝ってくれました)を皆に配りゲート前へと出発、参加者と同じぐらい警察官がいました。なぜか婦人警官がいっぱいいました。警察官は車も人もほとんどないのにしきりに「前につめてください!」と言っていました。
1キロぐらい歩くとゲート前に到着しました。敷地内の建物の窓のいくつかから人がこちらを見ていたので「原発やめろ!」と言いました。バスをいつまでも待たしていられないので直ぐに去ることになりました。少し残念です。
そのまま高浜駅にある集会所で集会をしてから夕食になりました。宿が安くなって1000円戻ってきたのでみなカキフライを食べました。美味しかったです。
夜、宿でお酒を飲みながらたんぽぽ舎の人と「ノーニュークスマガジン」の人が話していた反原連や共産党の話が興味深い内容でした。
2日目は高浜市を、何グループかに分かれスピーカーを鳴らし、旗を持ってチラシを配ったりポストに入れたりする「アメーバデモ」というのを手伝いました。
少し日が射し天気も回復。現地の方が既に70回以上も行っているせいか直接会って渡すと「御苦労様!」と声をかけられる事が多かったです。これは結構良いかもしれないと思いました。脱原発タグを一緒に配ればもっと良いと思い配りました。2時には現地の人と別れを告げ帰路に着きました。面白かったです。
┏┓
┗■3.『遺言~原発さえなければ』DVD発売
|  2月限定、お得な事前予約を
└──── 豊田直巳 (フォトジャーナリスト)

『遺言~原発さえなければ』DVD発売記念!!
http://yuigon-fukushima.com
事前予約開始!2月限定、お得な事前予約は割引+劇場パンフレット付き+送料無料!
2013年劇場公開作品『遺言~原発さえなければ』(共同監督 豊田直巳 野田雅也)
の日本語版DVD2枚組(3時間45分)がまもなく完成し、2016年3月3日から発売を開始する予定です。お買い求めは、事前予約がお得です。〈事前予約のみの特典〉
【割引価格】税込3000円 ※発売価格は税込\4,104(本体価格\3,800)
【送料】無料 【特典】劇場パンフレット付き(通常価格\500)
【期間】2016年2月末日まで
【申込みフォーム】http://goo.gl/forms/cgVHQdeKSO
申込みフォームより、お名前・連絡先・メールアドレスを送信してください。
事務局より振込先等、メールにてご返信いたします。
メールアドレスは info@yuigon-fukushima.com より返信いたします。
商品は、発売予定日の3月3日以降に発送します。
【製作・発売元】 映画『遺言』プロジェクト
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21 静和ビル2A 淡路町事務所気付
TEL 070-5468-1430 (澤口) info@yuigon-fukushima.com
┏┓
┗■4.メルマガ読者から参考として
|  昨日発信の【TMM:No2714】★3.新聞より
|  ◆届け出制政治参加 鎌田 慧-に関連した情報
└──── 相沢 緑 (千葉県市川市)

2月12日付けで「放送を語る会」と「日本ジャーナリスト会議」が
高市氏への大臣辞任要求声明をだしました。
http://www.geocities.jp/hoso_katarukai/160212takaitikougi_seimei.html
また、以下もご参考に
http://news.livedoor.com/article/detail/9251221
高市早苗総務大臣 かつてヒトラーの選挙戦略を礼賛する書物に推薦文を寄稿していた
┏┓
┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────

◆2/27「平和も生活も守ろう!」元気女子会!+フラッシュモブ

日 時:2月27日(土)13時~16時
【マルチイシューのスピーチ&ライブ】制服向上委員会、シンガー、
映画監督、ジャーナリスト、ママ、議員、TPP反対活動家、
原発反対活動家などの活躍中の女性たちにいろいろな想いを話していただきます。
【フラッシュモブ】
14時20分頃~「Power to the people」大合唱フラッシュモブ
15時30分頃~議員とのフラッシュモブ
場 所:東京・渋谷駅ハチ公前
主 催:Mamademo(ママデモ) http://happymamademo.jimdo.com/
連絡先:ヒロオカ080(1948)5097
詳細は、こくちーずで
http://www.kokuchpro.com/event/b840d66eb35918f4dac3c5f3a087d95a/
┏┓
┗■6.新聞より2つ
└────

◆古い原発 安全なのか 高浜1、2号機適合「信じられない」
避難生活5年 戸惑う福島の人々 福島第一1号機「運転やめていれば」

運転開始から40年が過ぎた関西電力高浜原発1、2号機(福井県)が、新しい規制基準に「適合」と判断された。東京電力福島第一原発事故で避難生活が5年になろうとしている福島の人たちは、原子力規制委員会の判断に「福島の事故を繰り返さないと言えるのか」と戸惑いを隠せない。 (後略)
(2月25日東京新聞31面より抜粋)
◆例外「60年運転」現実味 老朽原発 相次ぎ延命も
高浜1、2号機 新基準適合

原子力規制委員会は24日の定例会合で、7月7日に運転期間満了を迎える関西電力高浜原発1、2号機(福井県)について、原子炉建屋の放射線対策やケーブルの防火対策などを進めれば、新規制基準に適合するとの審査書案を了承した。老朽原発が新基準を満たす初めての判断となった。
東京電力福島第一原発事故後に改正された原子炉等規制法では、原発の運転期間は40年に制限され、最大20年間の運転延長は「例外」とされてきたが、早くも例外が認められる見通しとなった。今後、延長を目指す電力会社が相次ぎ、実質的に「60年廃炉」になっていく恐れがある。
この日の会合で、事務局は、建屋上部に遮へいドームを造り、ケーブルには防火シートを巻き、事故時の対策拠点を新設するなど関電の方針を説明。これらが実行されれば、新基準を満たすとした。委員から若干の質問は出たが、審査書案に異論はなく、議論は15分ほどで終わった。 (後略)
(2月25日東京新聞1面より抜粋)

──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内でお送り下さい。件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)及
び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあります。
予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「新着記事」を
ご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「メルマガ受信希望」としてご自身のEメールアド
レスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを送ってください。
違うアドレスから「このアドレスに送って」ということは間違いの元と
なりますのでやめて下さい。登録できしだい発信致します。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
新HP http://www.tanpoposya.com/