たんぽぽ舎です。【TMM:No1964】
2013年9月17日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9/15(日)「原発ゼロの日」を祈念する集い、4人のお話
原発停止で海の自然が戻った-うれしいニュース
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.オリンピックどころではない、反原発の抗議スピーチ
安倍首相は、東電福島事故収束の国際公約を守れ
9/13第72回金曜官邸前抗議行動に参加して
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/29映画と講演
見つめよう チェルノブイリの悲劇
見つめよう フクシマとこの国の現実を!
会場:東京都目黒区・中央町社会教育館
★4.新聞・雑誌より2つ
◆原発ゼロ「永遠に」 きょう大飯停止 原発再稼働反対、9000人集会
大江さん「首相のうそ」批判 鎌田さん 15日は「決意の日」
(9月15日東京新聞より抜粋)
◆「ゼロ」続けよう 原発反対集会 福井で結束
被災者「すべて奪われた」 (9月16日東京新聞より抜粋)
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※9/20(金) 第73回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:9月20日(金)18:00から20:00 第73回首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:20官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テント
ヨコでまとめの集会(短時間)。
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┗■1.9/15(日)「原発ゼロの日」を祈念する集い、4人のお話
| 原発停止で海の自然が戻った-うれしいニュース
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○9月15日(日)「スペースたんぽぽ」で、台風18号接近という悪天候下で集会が開かれた。
原発なしで電気は大丈夫-「原発ゼロの日」を祝う、再稼働阻止でゼロの日を長く……しかし東京湾には原子力艦船の原子炉が居る-という長い名前の集会です。
お話は次の4人。
槌田 敦(物理学者)…福島第一原発事故の分析
山崎久隆(たんぽぽ舎)…福島第一原発汚染水の現状と今後のヒント
原田裕史(たんぽぽ舎)…反原連の金曜官邸前行動について
かけいりえ子(原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会・共同代表)…
東京湾に浮かぶ2つの原子炉についてその危険性を鋭くバクロ。
会場の参加者から10人近くの質問と意見があり、今後のヒントもいくつか出されました。
○「週刊朝日」9月27日号に、『原発ゼロのすばらしい点について魅力ある』記事〔「原発停止」で復活した日本の自然〕という文章が載っていましたので、その要旨を紹介します。(当日の集会の冒頭に短時間、柳田から参加者に紹介しました)
◇京大舞鶴水産実験所・益田氏-関西電力高浜原発の温排水について「原発が停止し、温排水が排出されなくなって海は劇的に改善された。自然が戻って来た」
◇北海道泊原発-岩内町の佐藤英行町議語る、「運転が停止されて以降、漁獲が増えたと聞いています。岩内の港では、スケトウダラの漁獲が前年比で1.5倍になった」
◇九州川内原発の原告団の一人・向原祥隆さんの発言、「温排水は、海水の温度上昇につながるだけではない。パイプなどの機器に生物が付着するのを防ぐため次亜塩素酸ソーダという化学物質を使い、それも海へ放出しています。川内原発の稼働が止まってから、海岸に打ち上げられる死骸はほとんどなくなった。大量の死骸は、温排水や化学物質が影響していたのではないでしょうか」
◇「魚は人間と違い体温調節ができない。水温が1度上下するだけで生態系は大きく変わります。地球温暖化で水温は高くなる傾向にありますが、1度、2度と急に変わることはない。南方系の魚が減った、昔いた魚がとれたということであれば、温排水がなくなって元の海に戻ったと考えられる」(益田氏)
◇原発近くで会った漁師はこう話していた。「やっぱり、温排水ってすごく影響があったな。自然のままの海で漁をするのがいちばん幸せだ」
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┗■2.オリンピックどころではない、反原発の抗議スピーチ
| 安倍首相は、東電福島事故収束の国際公約を守れ
| 9/13第72回金曜官邸前抗議行動に参加して
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
蒸し暑い中、9月13日(金)、恒例の金曜首相官邸前抗議行動が行われました。
(1)首相官邸前スピーチエリアで行われたスピーチの一部を紹介します。
1)IOC総会において、安倍首相は東電福島原発事故に関して、でたらめな発言をしている。こんな首相であることが、日本国民として情けない。
2)オリンピックを開催する暇と金があったら、福島事故の被害者のために使え。
3)福島の子どもたちを見殺しにして、何がオリンピックだ。
4) 安倍首相が東電福島原発事故に関して、「事故は、コントロールされている」と発言したが、コントロールしているのは、「国民への情報隠蔽、情報操作」だ。
5)日本政府は、オリンピック招致と引き換えに、「東電原発事故を速やかに収束させる」と国際公約したのだから、約束は必ず守れ。
(2)国会通り・六本木通り交差点から国会前に通じる路上での、ユニークな抗議活動の紹介です。立ち寄ってみませんか。
1)財務省上:たんぽぽ舎を中心とするリズミカルな「シュプレヒコール空間」
2)原発現地との連帯をめざす、たんぽぽ舎「寄せ書きコーナー」
3)忌野清志郎の「音楽エリア」
4)国際色豊かな「キャンドルエリア」
5)飲み物、軽食などを提供する「ゲリラカフェ」
◎東京電力福島原発事故を風化させないためにも、私たちは抗議の声、知恵、力を出して行きましょう。
私たちは、“福島”を忘れない。
次回は、9月20日(金)18時より20時、第73回金曜官邸前抗議行動
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9/29映画と講演
見つめよう チェルノブイリの悲劇
見つめよう フクシマとこの国の現実を!
ご存知ですか?
福島第一原発は、今もなお「原子力緊急事態宣言」が解除されていません!
映 画:『チェルノブイリ・ハート』
2004年アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞受賞
講 演:「危険な東京電力福島第一原発の現状」
山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
日 時:9月29日(日)13時30分開演(13時15分開場)
会 場:目黒・中央町社会教育館 地下1階第3・4研修室
目黒区中央町2-4-18(TEL:03-3713-4127)
*東急東横線:祐天寺または学芸大学下車徒歩12分
*東急バス:「水道局目黒営業所前」下車徒歩1分(渋谷駅東口より「71洗足行き」またはJR目黒駅西口より「06 三軒茶屋行き」)
参加費:700円
主 催:さよなら原発@めぐろ 代表 山崎朋子(作家)
予約先:TEL・FAX 03-3715-9603(宮本) TEL 090-6104-6965(大賀)
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆原発ゼロ「永遠に」 きょう大飯停止 原発再稼働反対、9000人集会
大江さん「首相のうそ」批判 鎌田さん 15日は「決意の日」
全国で唯一稼働中の大飯原発4号機(福井県おおい町)が15日に定期検査に入るのを前に、脱原発を望む市民や団体が14日、「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」を東京都江東区の亀戸中央公園で開いた。
作家の大江健三郎さんら知識人でつくる「『さようなら原発』1000万人署名市民の会」が呼びかけ、9000人(主催者発表)が集まった。
大江さんは安倍晋三首相が東京五輪の招致演説で福島第一原発の汚染水の問題を「コントロールされている」と述べ、その後、東電側がコントロールされていない」と言ったことに触れた。「首相のうそが日本の評価にどう跳ね返るか、それを引き受けていくのも次の世代に生きる人間。それを考え続けないといけない」と述べた。
ルポライターの鎌田慧さんは「15日は原発がゼロになる記念すべき日。絶対にこれ以上、再稼働を認めないという決意の日だ」と呼びかけた。(後略)
(9月15日東京新聞より抜粋)
◆「ゼロ」続けよう 原発反対集会 福井で結束 被災者「すべて奪われた」
1年2カ月ぶりに国内の原発がすべて止まる。発電停止する関西電力大飯原発の地元・福井では、全国から原発稼働に反対する人々が集まり、シュプレヒコールを繰り返した。福島第一原発の事故対策に多くの人が不振や不安を抱く中、原発の存在そのものに疑問符が突き突けられている。
「もう動かすな原発!」福井市中央公園では、国内外の原発に反対する人たちによる集会が繰り広げられた。(中略)
県内有志でつくる実行委員会が実施。福井や石川、滋賀、愛知など国内各地のほか韓国から約800人(実行委発表)が参加した。
集会の冒頭、福島県南相馬市出身で大津市に避難している青田恵子さん(63)が自作の詩を朗読。「原発はいちどに何もかもを奪っちまった」と故郷に戻れない怒りと悲しみを訴えた。(中略)
宇宙飛行士の秋山豊寛さん(71)や作家の広瀬隆さん(70)もスピーチし、再稼働反対の輪を広げる大切さを強調。希望する参加者37人が1分間ずつマイクを握って「危険な原発はいらない」などと話した。(中略)
「この集会はスタート」と中島さん。「なぜ再稼働などに反対するのかという根拠を一層確かにしたい。根拠をはっきりさせれば、国民的な反対運動の輪も広がる」と話していた。(9月16日東京新聞より抜粋)
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