たんぽぽ舎から TMM:No2285

たんぽぽ舎です。【TMM:No2285】

 

2014年9月19日(金)その2 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

 

                           転送歓迎

 

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★1.テント日誌 9月14日(日)

 

  経産省前テントひろば1100日 商業用原発361日

 

  女性陣でいつになく賑わうテント(I・K)

 

  日本が頑張らないと世界の脱原発運動は厳しい(K.M)

 

★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 

 「原発とテレビジャーナリズムを考えるトークイベント」

 

 9月20日(土)19:00~ 特別上映&トーク「ふくしまで、生きる」

 

 9月21日(日)13:00~ トークセッション「風化する原発事故~テレビの

 

  限界と挑戦~」 会場は「Space&Cafe ポレポレ坐」(東京・東中野)

 

★3.新聞より

 

 ◇東電に一括で質問状 除染費の賠償求め

 

 (9月13日 毎日新聞より)

 

 ◇キノコ出荷制限 東電に賠償請求 山梨の管理組合

 

 (9月11日 毎日新聞<千葉版>より)

 

 ◇東電、慰謝料増額和解案再び拒否 浪江町民1万5千人申し立て

 

 (9月19日 共同通信)

 

 ◇政府事故調の関係者調書 順次公開へ

 

  聴取人数は772人、そのうち公開済み19人 東電幹部の調書焦点に

 

 (9月17日 共同通信)

 

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┗■1.テント日誌 9月14日(日)

 

 │ 経産省前テントひろば1100日 商業用原発361日

 

 │ 女性陣でいつになく賑わうテント      (I・K)

 

 │ 日本が頑張らないと世界の脱原発運動は厳しい(K.M)

 

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○女性陣でいつになく賑わうテント

 

 さわやかな秋晴れ、座り込み日和だ。午前中のテント前は静かだった。

 

 群馬から休日によく来てくれるTさんが「新しいバナーで福島の子どもの

 

メッセージが隠れてしまったのは残念。英訳されたものを通りがかりの外国の

 

方がよく見てくれるのに」と言うのではずしてSさんに手伝ってもらい、裏の

 

ほうの汚れたバナーと付けかえた。

 

 昼過ぎ同時にA子さんとMさんが来てくれた。Mさんはルイちゃんと一緒、

 

そしていつものように心づくしのお弁当を差し入れて下さった。週末に沖縄へ

 

行くというA子さんと辺野古の今や、未来の子どもたちを思う話で盛り上がっ

 

ていた。

 

 

 

 熊本から来た男性と横浜のOさんも話しに花が咲いていたようだ。午後から

 

は精勤のM子さんをはじめ女性陣でテント前は何時になく賑わっていた。昨日

 

も座っていたK子さん、通りがかった女性から「テントは役に立っているの?

 

再稼働されちゃうじゃない」と言われて答えの窮したと言う。

 

 その人も原発反対らしいが、金曜行動のあることを知らなかったとのこと、

 

K子さんが色々話してチラシをお渡ししたそうです。

 

 テントの存在ですぐに再稼動を阻止する事は出来ないけれど、脱原発の拠点

 

の一つにはなっていると思うので諦めないで座り続けたい。

 

 

 

 いつも今日のように沢山の人がテント前に集まってくれると嬉しいのだけれ

 

ど… 4時半ごろ会議で中抜けしていた正清さんも戻って来たので3周年に向

 

けて宮崎から上京していたUさんに別れを告げてテントを後にした。 (I・K)

 

 

 

○日本が頑張らないと世界の脱原発運動は厳しい

 

 日曜の夜、「福島甲状腺がん異常多発と健康被害の現状」を高松勇医師(医

 

療問題研究会)から聞いた。福島では、既に103名の小児甲状腺がんが発見さ

 

れ、57人が手術を受け、この人たちは一生甲状腺ホルモンを飲み続けないとい

 

けない。にもかかわらず、県民健康調査の報告者はこれを東電福島第一原発事

 

故によると認めず、必要な疫学調査をしないで放射能の影響を隠している。

 

 

 

本来、検査を受けた人に帰属するべき検査データを子供の親に見せず、今情報

 

公開請求をしているという。せめて、例えば学校区別に放射能分布と患者出現

 

数との関係を明らかにするべきだが、福島県も環境省も、イチエフ事故被害を

 

隠し通すつもりのようだ。

 

 

 

日本の異常はチェルノブイリと対比しても明らかで、夏に開催された国際会議

 

「原発事故がもたらす自然界と人体への影響について」では、世界中の人々が

 

日本のやり方に疑問を感じている。ヨーロッパの人たちが高松医師に言った言

 

葉は忘れられない。「日本が頑張らないと、(世界の)脱原発運動は厳しい。

 

私たちの運動は日本の動きにかかっている」。

 

 

 

世界の原子炉技術などで日本の3社が重要な位置にあり、日本で原発を止めれ

 

ば世界の脱原発にも多大な貢献をすると考えていたが、イチエフを体験した日

 

本でしっかり原発を止めないと世界中で大変なことになるのだ。責任重大だ。

 

 

 

日曜深夜のテントひろばに港区のY.Rさん夫妻が来られ焼酎とパンを差し入れ

 

してくださった。夜中に元気づけられありがたくいただいている。(K.M)

 

 

 

★★★テントからのお知らせ★★★

 

 

 

 9月23日(火・祝)さよなら原発全国大集会&大行進

 

 会場 亀戸公園ステージ周辺

 

 12時30分~大集会・トークライブ、 14時30分~大行進[デモ]

 

 

 

 9月28日(日)『ストップ川内原発再稼動!9・28全国集会』

 

 場所 天文館公園 集会:13時~14時30分 デモ:14時30分~16時30分

 

 (前日の27日(土)14時 鹿児島空港1階ロビー集合、28日は現地行動。

 

  問合せ(テントひろば)070-6473-1947

 

 

 

 9月30日(火)福島事故の責任を問う 9・30院内集会東京地検包囲

 

  12時~13時30分 院内集会(参議院議員会館 講堂)

 

  14時~14時40分 東京地検包囲行動   呼びかけ:福島原発告訴団

 

 

 

 10月1日(水)19時~20時 第13回東電本店合同抗議 東電本店まえ集合

 

 

 

 10月14日(火)10時30分

 

  テント裁判第8回口頭弁論  東京地裁大法廷(103号)

 

   開廷前(午前9時半から)地裁まえ抗議

 

   午後1時~ 裁判報告集会

 

 

 

 

 

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┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 

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◆OurPlanetTVが取り組んでいる「福島映像祭2014」から、

 

 原発とテレビジャーナリズムを考えるトークイベントを2つ紹介します。

 

 

 

 1つ目は、福島第一原発の爆発映像を唯一捉えた福島中央テレビの報道制作

 

 局長・佐藤崇さんが今年も登場。3年目の福島の現実をお話し下さいます。

 

 2つ目は、2009年に、大阪の毎日放送が、京大の小出さんたちを取り上げた

 

 ために関西電力がスポンサーを降りたという事件がありましたが、その時の

 

 ディレクターさん津村さんが参加されるセッションです。

 

 原発報道が減りつつある中で頑張っているテレビディレクターを応援して

 

 下さい。

 

 

 

【特別上映&トーク「ふくしまで、生きる」】

 

 http://fukushimavoice.net/2014/08/1642

 

 日程 9月20日(土)19:00~21:00

 

 会場 Space&Cafe ポレポレ坐(東京都中野区東中野4-4-1 1F)

 

 <ゲスト>佐藤崇さん(福島中央テレビ報道制作局長)

 

 <協力>メディア総合研究所

 

 

 

【トークセッション「風化する原発事故~テレビの限界と挑戦~」】

 

 http://fukushimavoice.net/2014/08/1646

 

 日程 9月21日(日)13:00~15:30

 

 会場 Space&Cafe ポレポレ坐(東京都中野区東中野4-4-1 1F)

 

 <ゲスト>

 

  安藤 則子さん(名古屋テレビ報道局・ディレクター)

 

  津村 健夫さん(毎日放送報道局番組センター・ディレクター)

 

  佐藤 崇さん(福島中央テレビ報道制作局長)

 

 <コーディネーター>

 

  小田桐 誠(ジャーナリスト)、白石 草(OurPlanet-TV)

 

 <料金> 予約:1,500円/当日:2,000円

 

 <ご予約・お問い合わせ>

 

 電話 03-3227-1405(ポレポレタイムス社)、メールevent@polepoletimes.jp

 

 

 

★映像祭は9月20日から26日まで「ポレポレ東中野」で開催されます。

 

 

 

★福島映像祭2014 公式サイト http://fukushimavoice.net/

 

 問合せ 特定非営利活動法人OurPlanetTV 担当:高木/白石

 

     TEL 03-3296-2720  FAX 03-3296-2730

 

 

 

 

 

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┗■3.新聞から4つ

 

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◆東電に一括で質問状 除染費の賠償求め

 

 (9月13日 毎日新聞より)

 

 

 

 東京電力福島第1原発事故に伴う自治体の放射能対策経費の賠償問題で、県

 

は12日、県内市町村の質問状を一括して東電側に提出した。県庁で東電の山

 

村明・千葉補償相談センター所長に手渡した。千葉県での一括質問状の提出は

 

今回が初めてで、来月15日までの回答を求めた。

 

 県防災政策課によると、質問状は県と21市など23団体。質問項目は、学

 

校給食などにかかる検査費用▽空間放射線量の検査費▽除染費用--など74

 

項目。県は一括質問状の提出について「原発事故の責任の重大さを認識し、抽

 

象的であいまいな表現を使用することなく、具体的で明確な表現の回答を求め

 

る」と要請した。

 

 質問状を受け取った山村所長は「賠償を一生懸命やってきたつもりだが、力

 

不足があったのかと重く受け止めている。一つ一つ内容を確認させていただき、

 

ご理解いただける内容をお待ちしたい」と述べた。

 

 

 

◆キノコ出荷制限 東電に賠償請求 山梨の管理組合

 

 (9月11日 毎日新聞<千葉版>より)

 

 

 

 富士山麓(さんろく)の恩賜林を保護育成・管理している山梨県の鳴沢・富

 

士河口湖恩賜県有財産保護組合(小林武組合長)が、野生のキノコが福島第1

 

原発事故の影響で採れなくなり損害を受けたとして、今月中にも東京電力に

 

200万~300万円の賠償請求を求めることが分かった。

 

 北麓地域の富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村の野生キノコから2012年10月、

 

国の基準(1キロ当たり100ベクレル)を上回るセシウムが検出された。県は

 

国の指示を受け、3市町村で採れた野生キノコの出荷を制限し、採取も自粛を

 

求めた。この措置は現在も続いている。

 

 組合は、キノコ狩りの入山者が支払う「入山鑑札料」として一般2000円、組

 

合員1000円を徴収している。毎年1500人前後が訪れていたが、出荷制限以降、

 

鑑札の発行を中止している。

 

 このため、13年度に徴収予定だった鑑札料の賠償を東電に請求することを

 

決め、今年3月、組合議会の承認を得た。12年度分は、セシウム検出時点で

 

シーズンがほぼ終了していたため請求しない。

 

 組合は「収入がないことで、下草払いや間伐など林の管理にも影響が出てい

 

る」と訴えている。東電山梨支店は「状況を把握したうえで対応していきた

 

い」と話している。

 

 

 

◆東電、慰謝料増額和解案再び拒否 浪江町民1万5千人申し立て

 

 (9月19日 共同通信)

 

 

 

 東電福島原発事故による全町避難が続く福島県浪江町の町民約1万5千人が

 

原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続きで、東電

 

は18日までに、慰謝料の増額を求めたセンターの和解案を、6月に続き、再

 

度拒否した。

 

 東電は17日付の回答書で「指針に基づき賠償を受けた方々との公平性を著

 

しく欠き、受諾は困難」とした。6月に拒否する回答書を提出した後、セン

 

ターが受諾を求めていた。

 

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は指針で慰謝料を月10万円と定め

 

ている。和解案は、申立人全員に2012年3月11日から今年2月末まで

 

月5万円を増額するなどとした。

 

 

 

◆政府事故調の関係者調書 年内に順次公開へ

 

 聴取人数は772人、そのうち公開済み19人 東電幹部の調書焦点に

 

 (9月17日 共同通信)

 

 

 

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、政府の事故調査・検証委員会が関係者

 

から当時の状況を聞いた「聴取結果書(調書)」の公開が始まった。事故の真

 

相解明に向けて重要な資料だが、今回公開された東電関係者は第1原発の 吉

 

田昌郎元所長だけで、残る東電幹部らの調書公開が焦点になりそうだ。

 

 政府は年内に、新たに本人の同意が得られた調書を順次公開する方針。

 

 政府事故調は、関係者計772人を対象に、内容の非公開を前提として、計

 

約1500時間にわたる聴取を実施。2012年7月に最終報告書をまとめた。

 

 しかし吉田氏の調書内容が報道されたことを受け、政府は11日、吉田氏の

 

ほか、菅直人元首相ら政治家11人と官僚など政府関係者5人、学者2人の計

 

19人分を公開した。

 

 772人の対象者の詳しい内訳は発表されていないが、東電と政府関係者が

 

大半を占めるにもかかわらず、今回の東電関係者は亡くなった吉田氏のみ。こ

 

れまで聴取内容の詳細が明らかになっていない 清水正孝元社長ら幹部や現場

 

職員の調書公開を求める声は強い。

 

 東電は「個人の意思を尊重し、会社として公開の是非を示唆することはしな

 

い」(広報部)として、判断を個人に任せる方針という。

 

 事故調委員の一人で九州大の 吉岡斉教授は「重要なのは東電本店で何が起

 

きていたかだ。なぜ組織がまひしていたのかを検証するためにも、東電幹部は

 

真相究明に協力する姿勢を見せるべきだ」と話している。

 

 

 

 

 

 

 

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