たんぽぽ舎です。【TMM:No2337】
2014年11月17日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします 転送歓迎
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★1.八王子「金八デモ」100回を迎えました 集会は30分、デモ1時間 いろいろな人に見守られながらのデモ ドラムの音楽 地域のデモとあって知り合いに出会ったり ―地域のデモで脱原発を拡げよう- 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
★2.カンパ送りました A子(東京清瀬市)
★3.温暖化調査のカギ握る「棚氷」地震計 地震計を置く目的はこの巨大な棚氷が海の波にどのくらい揺すぶられるかを知ること 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその77 島村英紀(地震学者) ★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆エントロピー学会11/23秋の研究集会のご案内 テーマ:原発再稼働、どこが問題か? 「コストの視点からみた原発再稼働の問題点」 大島堅一(立命館大学教授)ほか
★5.新聞より3つ
◆安全二の次 事故頻発 未公表も多数 工程厳守 プレッシャー 福島第一 作業の実態 (11月16日東京新聞2面より抜粋)
◆福島のセシウム 米海岸沖で検出 (11月16日東京新聞より抜粋)
◆大間原発反対 500人デモ Jパワーの建設計画批判 (11月16日東京新聞より抜粋)
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※11/20学習会にご参加を! 「東電は責任をとれ」連続講座第11回の案内 原発事故と環境汚染―東日本大震災と原発事故による環境汚染 講 師:藤原寿和(ふじわらとしかず)さん 日 時:11月20日(木)19時より21時 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 共 催:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎 参加費:800円 ━━━━━━━
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┗■1.八王子「金八デモ」100回を迎えました 集会は30分、デモ1時間 | いろいろな人に見守られながらのデモ ドラムの音楽 | 地域のデモとあって知り合いに出会ったり | ―地域のデモで脱原発を拡げよう-
└──── 吉田照勝(たんぽぽ舎会員) 毎週金曜日、国会前の原発抗議行動に合わせて、各地の抗議行動は全国200箇所以上で行なわれていますが、八王子でも毎週金曜日に「脱原発 あきらめない」「金八デモ」が行なわれています。 11月14日の金曜日行動で100回を迎えました。夕方6時、京王八王子駅近くの船森公園に一人二人と個人・個人で集まってきます。八王子は、東京の郊外とあって日が沈むと急に冷え込みますが、国会前とは空気の新鮮さが違います。集会は30分程で終了、6時30分にデモは出発。 ドラムの音楽と「原発のないくらしを八王子から」「原発反対八王子行動」の横断幕を先頭に、個人個人が「原発NO」「再稼働やめろ」などのプラカード、原発反対、放射能はいらない、放射能から子供を守ろうと声を上げて行進。 「原発なくても、電気はつくれるんだよー」と親しみのある軽快な歌もあり、JR八王子の駅近辺の中心街を1時間歩きます。繁華街は飲食店が多く、花の金曜日は人の流れが絶えることがなく活気があります。繁華街にはラーメン店も多い町です、店内のガラス越しからそばを啜り・一献やりながら、外のデモ行進に手をふってくれる人、ビルの窓から手をたたいてくれる人、いろいろな人に見守られながらのデモです。 シュプレヒコールとともに原発反対「一緒に歩きましょう」の声に飛び入り賛同する人もいます。大手マスコミが福島原発災害の真実・報道を少なくしていく昨今、福島原発事故の悲惨を決して風化してはいけないのです。地域のデモとあって知り合いに出会ったりしながら、脱・反原発への関心を拡げたいと願っています。
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┗■2.カンパ送りました
└──── A子(東京清瀬市) たんぽぽ舎の皆様今日12日に郵便局の送金でカンパを送りました。諸事情で最近都心のイベントに参加できないので、その分です。いつも先にたってくださりありがとうございます。
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┗■3.温暖化調査のカギ握る「棚氷」地震計 | 地震計を置く目的はこの巨大な棚氷が海の波にどのくらい揺すぶられるかを知ること | 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその77 └──── 島村英紀(地震学者) ○ この11月に南極最大のロス棚氷(たなごおり)の上に16台の地震計が設置される。 ロス棚氷の面積はフランスほどある。幅は800キロ。その氷の厚さも200メートル以上ある。 棚氷とは南極大陸をとりまいて海に浮いている平らな氷のことだ。1911-1912年に南極点初到達を争ったアムンゼンもスコットも、このロス棚氷から上陸した。昭和基地とは反対側の南極にある。 地震計を置く目的はこの巨大な棚氷が海の波にどのくらい揺すぶられるかを知ることだ。 棚氷は揺すぶられることによって壊れる。そして棚氷が壊れると、それまで棚氷に押さえられていたために流れ出さなかった南極大陸の氷河が海に流れ出してしまう。 ○ 棚氷は海に浮いている氷だから、融けても海の水が増えるわけではない。コップの水に浮いた氷が融けても水が増えないのと同じだ。その意味では北極海の氷も同じだ。たとえ地球温暖化で北極海の氷が融けても海水が上昇するわけではない。 しかし日本の面積の33倍もある南極大陸の広大な氷河が融けることは地球全体の海水が増えることを意味する。ツバルやキリバスなど標高が数メートルしかない太平洋やインド洋の島国が水没してしまうことになるのだ。 南極全体はお椀を伏せたような形をしていて、そこに最大では4000メートルもある氷河が載っている。それが流れ出さないように押さえているのが棚氷なのだ。 つまり南極最大のロス海の棚氷が将来どのように海の波の振動で壊されていくのか、それは南極の気温や季節とどんな関係があるのかを調査することが、地球温暖化による海水面の上昇のカギを握っているのである。 南極のまわりの海は一年中荒れるので有名だ。マゼランが世界一周の航海で、もっともてこずったところでもある。この荒れた海を越えたことがある船乗りは人と話すときに、机の上に足を投げ出したままでいい、というのが世界の船乗りの決まりだというほどだ。 私がポーランド船で越えたときにも船は左右にそれぞれ40度以上も揺れ、食事に出てくる船員や科学者もみるみる減っていった。ビューフォート風力階級は最高の10まで行った。そのうえ私が乗った船のスクリューと舵の軸が曲がってしまった。 ○ ロス棚氷での研究計画には米国の2つの大学が参加する。荒れた南極海の波からの振動を棚氷の上で捉えようというこの計画では、氷全体が上下するゆっくりした揺れまで記録できる「広帯域地震計」というものが使われる。 設置されて足かけ3年間の観測を続ける予定だ。これなら季節変化も十分に捉えられる。なお地震計のほかにそれぞれの地点に気圧計も設置される。 この地震計は、ほかの大多数の地震計とちがって地震を記録するのが目的ではない。だが、地震計は高感度の振動測定器でもあるわけだから、地震以外にもいろいろな用途に使われるのである。 (11月14日『夕刊フジ』より)
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします) └──── ◆エントロピー学会11/23秋の研究集会のご案内 テーマ:原発再稼働、どこが問題か? 【日 時】2014年11月23日(日)10時00分(9時30分受付開始)~15時30分【会 場】キャンパスプラザ京都 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939 http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access 【内 容】 2014年11月23日(日)5階演習室、4階・第3講義室) 10時00分~11時50分 以下の二つの分科会 一般講演A(学会員の研究発表)(5F・第2演習室) 一般講演B(学会員の研究発表)(5F・第3演習室) (昼休) 13時00分から15時30分 全体パネルディスカッション(4F・第3講義室) パネルディスカッションテーマ「原発再稼働、どこが問題か?」 ・「コストの視点からみた原発再稼働の問題点」 大島堅一(立命館大学教授) ・「検証 若狭の原発の避難計画」 末田一秀(『はんげんぱつ新聞』編集委員) ・質疑応答・討論(30分) 【会 費】学会員1000円 一般参加1500円 学生500円【お問合せ】関西セミナー秋の研究集会実行委員会 丸谷一耕 E-mail:m-ikko@kino-eco.or.jp
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┗■5.新聞より3つ └────
◆安全二の次 事故頻発 未公表も多数 工程厳守 プレッシャー 福島第一 作業の実態 東京電力福島第一原発で9月と11月、増設中のタンク上部から鋼材などが落下し、作業員が重軽傷を負う事故が相次いだ。福島第一では、作業員の事故・トラブルが大小を問わず増え続けている。浮かび上がるのは、とにかく工程表の通り作業を進めるよう国や東電から厳しく迫られ、しわ寄せを受ける現場の実態だ。 2件の事故の状況を図にまとめた。共通するのは、早急に完成させることが求められている溶接型タンクで起きた▽高さ10m以上もあるタンクの上部からの落下物が原因▽負傷した作業員は、上部で作業が続く現場近くで、別の作業をしていた-ことなどだ。 9月の事故では1人が背中を骨折、11月は3人が脊髄損傷などの重軽傷を負った。鋼材の重量や落下した高さからすると、死亡事故となっていてもおかしくなかった。(後略) (11月16日東京新聞2面より抜粋)
◆福島のセシウム 米海岸沖で検出 米ウッズホール海洋研究所は、東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質がカリフォルニア州北部の沖合で検出されたと発表した。8月に採取された海水から検出されたもので、米国では初めて。 研究所は、カリフォルニア州ユーレカの沖合約150キロの地点で放射性セシウム134を検出。半減期が2年で自然界には存在しないため、2011年の福島原発事故で放出されたものと判断されるという。濃度は1立方メートル当たり2ベクレル以下で、人体や海洋生物に影響を及ぼす水準を大きく下回っている。 専門家らは福島原発から放出されたシウム134は海流に乗って米アラスカ州とカナダの沿岸に到達した後、米西海岸沿いに南下し、ハワイに向かうと予測。カナダ沖合での検出事例も今年2月に報告されている。(後略) (11月16日東京新聞より抜粋)
◆大間原発反対 500人デモ Jパワーの建設計画批判 大間原発(青森県大間町)の建設に反対する市民団体などが15日、同町で集会を開いた。県内と北海道から約500人(主催者発表)が集まり、2021年度ごろに稼働させる新たな計画を打ち出した電源開発(Jパワー)の姿勢を批判。「建設中止を」と声を上げてデモ行進した。 Jパワーは13日、運転開始の前提となる審査を今年中に原子力規制委員会へ申請すると町議会に説明した。主催団体の一つ、青森県平和推進労働組合会議の江良実議長(67)はこうした動きを「東日本大震災から3年8ヵ月が過ぎ、何事もなかったかのように原発の建設が進められようとしている」と非難した。(後略) (11月16日東京新聞より抜粋)
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