たんぽぽ舎から TMM:No2350

たんぽぽ舎です。【TMM:No2350】

 

2014年12月2日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

 

                           転送歓迎

 

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★1.日刊メールマガジンへ『冬季カンパ』のお願い(1年2回夏と冬のお願い)

 

   毎日(週6回)発行するには人手と費用がかかります

 

   原発・地震-津波・火山について正確な情報と原発ゼロ運動のヒントを毎日掲載

 

                 柳田  真(たんぽぽ舎共同代表)

 

              鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)

 

★2.「討論しよう!安倍政権2年間と原発再稼働」第3回

 

   脱原発議員を多数選出し安倍政権の暴走をストップ

 

   一人区の地方選-オール野党で対決していく姿勢

 

                     清水 寛(たんぽぽ舎会員)

 

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 

◆2/10脱原発かわさき市民 映画「日本と原発」上映会のお知らせ

 

会場:てくのかわさきホール(川崎市溝ノ口)

 

★4.新聞より2つ

 

  ◆沸騰水型、現地調査へ 規制委 柏崎、島根、女川の3原発  (12月1日茨城新聞より抜粋)

 

  ◆49歳男性 続く作業事故 公表減る東電  (12月1日東京新聞「ふくしま作業員日誌」より抜粋)

 

★5.テント日誌11月30日(日)

 

   経産省前テントひろば1177日 商業用原発停止440日

 

   月1回の川柳句会は楽しい お題は「平和」と「動く」  (I・K)

 

   乱さんの公害談議  (K.M)

 

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※12/3(水)抗議行動

 

 第9回経産省前テント裁判 傍聴と集会 15:00開廷103号法廷

 

     14:00東京地裁前集合 報告集会17:00~参議院議員会館講堂

 

 12/3(水)抗議行動 17:30~18:30

 

 九州電力川内原発再稼働反対 九電東京支社への抗議行動

 

      有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)

 

      主催:再稼働阻止全国ネットワーク

 

 12/3 (水)抗議行動 19:00~20:00

 

 第15回東電本店合同抗議 場所:東京電力本店前

 

  呼びかけ団体:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎

 

  賛同団体:東電株主代表訴訟、他106団体

 

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┗■1.日刊メールマガジンへ『冬季カンパ』のお願い(1年2回夏と冬のお願い)

 

 |  毎日(週6回)発行するには人手と費用がかかります

 

 |  原発・地震-津波・火山について正確な情報と原発ゼロ運動のヒントを毎日掲載

 

 └──── 柳田  真(たんぽぽ舎共同代表)

 

    鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)

 

■.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2000年4月頃より、週2~3回程度で発信してきました。2011年3月11日の東電福島第一原発大惨事からは、「日刊」のメールマガジン(月~土曜日発行・日曜休み)として発信しています。

 

 3・11東電福島第一原発大惨事以降は運動上の要請から「ちょっとムリ」をして、日刊で出し続けてきました。3年余で発信数は飛躍的に増え、現在6000件ほどのメールアドレスに送っています。アドレスの内容としては全国の原発現地と連帯行動したさいに、地元の運動体の人々とテレビ、新聞各記者と名刺交換したのでそれらを全部含んでいます。

 

■.日刊で出すにはかなりの人手と費用がかかります。原発や地震-津波の知識とメール発信のセンスもいります。定期購読新聞(東京、朝日、毎日、茨城新聞)をはじめ、多方面の新聞・雑誌からの情報。たんぽぽ舎に届くたくさんのメールのチェックなど。多くの人の協力-原稿やメルマガ発信の諸々の作業など。また皆さまからのカンパなどにより続けられたことに感謝します。

 

■.1年2回、夏と冬に「日刊メールマガジン」へカンパをお願いしています。

 

 たんぽぽ舎・同スタッフは3・11事故後の3年有余の忙しい活動で「かなりくたびれてきました」。

 

 それでも川内原発再稼働の動きやキナ臭い「集団的自衛権の閣議決定」などの悪い動きをみると、ゆっくり休みたくてもなかなかできません。身体に鞭打ち、引き続いて「日本を滅ぼす原発再稼働」をストップさせる活動などに全力をつくしたい。

 

 心ある皆さんの暖かい冬季メルマガカンパをお願いします。

 

■.送付先

 

  〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F

 

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797 Eメール nonukes@tanpopoya.net

 

  郵便振替:00180-1-403856 加入者名:たんぽぽ舎

 

  一口1000円 一口以上のカンパをお願いします。通信欄に(メルマガカンパとご記入ください)

 

☆毎週金曜日の官邸前抗議行動で、たんぽぽ舎のスタッフへ手渡していただくのもうれしいです。

 

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┗■2.「討論しよう!安倍政権2年間と原発再稼働」第3回

 

 |  脱原発議員を多数選出し安倍政権の暴走をストップ

 

 |  一人区の地方選-オール野党で対決していく姿勢

 

 └──── 清水 寛(たんぽぽ舎会員)

 

 今回の国政選挙は、「国民の知る・見る・話す権利を奪い、戦争または最悪の公害で日本を滅ぼしかねない暴走」(以下「日本を滅ぼしかねない暴走」)を許すか許さないかの重要な選挙戦と思います。

 

○原発を「重要な電源」は公約違反

 

 安倍政権は政権復帰前の公約では「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立」(2012年衆院選公約)を掲げていたはずなのに、復帰後「原発を重要な電源(ベースロード電源)」と公約と全く違った路線を示しています。

 

○汚染水はコントロールされていない

 

 東京五輪招致のかかったIOC総会で、汚染水漏れについて「状況はコントロールされている」と発言し、実際には汚染水はコントロールできず、国際的信用を失いかけています。

 

○第2の福島原発事故の危険性

 

 火山の噴火の予知ができなく、規制基準の中に避難計画がなく安全でないのに、安倍政権は「原子力規制委員会が合格証を出したから安全、世界一安全な基準」と川内原発の再稼働を推進しています。また、新規制基準に適合した原発を積極的に再稼働しようとしており、第2の福島原発事故の危険性があります。

 

○脱原発議員を多数選出し、安倍政権の暴走をストップ

 

 今回の総選挙は脱原発議員を多数選出し、安倍政権の暴走をストップさせる絶好のチャンスです。

 

 ただし、一人区の地方選については、自公政権に対してオール野党で対決していく姿勢が重要です。野党が乱立する事態は自公を有利にすることは明らかです。安倍政権の暴走に本当にストップさせようとしているかどうかが問われる選挙でもあります。

 

○即原発ゼロを!

 

 民主党は「30年代にゼロ」と脱原発を主張しており、安倍政権の原発推進よりも前向きなのは評価できます。しかし、桜島噴火、御嶽山噴火、長野北部地震、さらに阿蘇山噴火と続く中では、地震学者が述べている「日本列島は地震の活動期」の現れなのかも知れません。30年代までの猶予はないのではないでしょうか。

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 

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 ◆2/10脱原発かわさき市民 映画「日本と原発」上映会のお知らせ

 

  日 時:2015年2月10日(火)18:00開場 18:30開演 20:50終了

 

  会 場:てくのかわさきホール(川崎市溝ノ口)

 

  協力券:前売り1000円(学生500円)当日1200円(学生500円)

 

  予約申込み問合わせ先:脱原発かわさき市民(喜多村 090-1703-8729)

 

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┗■4.新聞より2つ

 

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 ◆沸騰水型、現地調査へ 規制委

 

  柏崎、島根、女川の3原発

 

 原子力規制委員会が、原発再稼働の前提となる審査の一環として、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)など福島第一原発と同じ沸騰水型の3原発を近く、現地調査することが30日分かった。沸騰水型の事故対策や設備面の現地調査は初めてで、九州電力川内1、2号機(鹿児島県・加圧水型)の優先審査などの影響で停滞していた沸騰水型の審査が本格化する。

 

 規制委関係者によると、調査に入るのは審査が順調に進んでいる3原発。12月12日に柏崎刈羽6、7号機、19日に中国電力島根2号機、来年1月に東北電力女川2号機(宮城県)で日程を調整している。中部電力浜岡4号機(静岡県)など他の沸騰水型は未定。(後略) (12月1日茨城新聞より抜粋)

 

 ◆49歳男性 続く作業事故 公表減る東電

 

 タンク増設現場で、相次いで鋼材が落下する事故が起きた。11月7日には390キロの鋼材が落下し、1人は脊髄損傷に。命は取りとめたみたいだけど…。一度地面に落ちたのが跳ね返って3人に当たったというが、もし直撃だったらと思うとぞっとする。それにしても、落下防止対策をしていなかったなんて。

 

 敷地内で働く作業員は、少し前は1日6000人と言われたけど、今は汚染水対策などで千人規模で増えている。上と下での同時作業はあるし、近接する工事で作業調整ができていないのもいっぱいある。毎日のように、ひやっとするような事故やけががある。いつか大きな事故が起こると思っていた。(後略)

 

   (12月1日東京新聞「ふくしま作業員日誌」より抜粋)

 

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┗■5.テント日誌11月30日(日)

 

 |  経産省前テントひろば1177日 商業用原発停止440日

 

 |  月1回の川柳句会は楽しい お題は「平和」と「動く」

 

 |  乱さんの公害談議

 

 └──── (I・K)、(K.M)

 

○昨日(土)の朝、新鮮なりんごがテントに届いた。朝食のデザートにそれを頂いてテントに向かう。りんごは甘くてとても美味しかった。

 

 朝テントに着いた時は青空で銀杏、けやきの葉が輝いていたが、その後、議事堂あたりの空に黒い雲が押し寄せてきて心配だったが、何とか降らずに済んで良かった。

 

 昼少し前、香港からの旅行者が通りがかり、写真を撮って良いですか?というので英語版の案内をお渡しした。

 

 TVやネットでテントのことは知っていたと言う。乱さんがレイバーネットフェスタで香港からのゲストを呼ぶことなどチラシを見せて話した。彼もデモをサポートしていたそうだ。

 

帰ったらテントのことみんなに話してくださいねとお願いする。

 

 今日もMさん、第2テントのKさんが美味しい料理を差し入れて下さった。

 

Kさんは一生懸命テント周辺の落葉掃き。

 

○午後からは月1回の川柳句会 今日のお題は「平和」と「動く」

 

平和の部 秀句

 

* 平和とはあすの心配ない日常 (乾草)

 

* 戦争にへいわとカナフリ派兵され (草地)

 

* 戦争を知らない者が描く平和 (芒野)

 

* 原発を止めてはじめて来る平和 (乾草)

 

特選

 

* 晋三の一人よがりの平和主義 (越前クラゲ)

 

動くの部 秀句

 

* 福島の始末もつけずに動かすな (芒野)

 

* アホ政権民が動けば止められる (草地)

 

* 政権裏日本会議が動いてる (越前クラゲ)

 

* 地震火山に動きは止められぬ (草地)

 

特選

 

* 動かぬと思ったものが動く 時代(とき) (芒野)

 

乱さんのお知り合いの法政大学生が川柳会の取材に来てくれた。彼女は関心と無関心をテーマに映像を作っているそうだ。金曜行動などを取材中、乱さんと知り合ったと…どんな作品になるのか楽しみです。

 

○今日も相変わらず霞ヶ関ビルは何処ですか?虎ノ門ヒルズは?と交番状態。

 

テントの存在は色んな人に役に立っているのです(笑い)

 

 3時前までは比較的暖かかったが、矢張りそれを過ぎると風が冷たくなる。

 

第2テントのHさんや泊まりの人が来てくれたので私は4時前にテントを後にした。(I・K)

 

○夜も乱さんの公害談議

 

 足尾鉱山でも水俣病でも福島原発事故でも当局は被害者の被害をなかなか認めない、値切る。それでも、負けずに強く訴えていくことが大切。私たちのテントひろばの訴えも。

 

 寝ずの番の夜中に「原発と大津波 警告を葬った人々」(添田孝史著、岩波新書)を読んで共感。東電告訴団により、東京第五検察審査会が勝俣・武藤・武黒らを起訴相当としたことは良く知られている。で、彼らの罪を黙認した規制当局の罪は問わなくていいのか? 原子力安全・保安院の原子力安全審査課長本部氏(後に大成建設常務)や次の審査課長平野氏(後に中国電力常務取締役)が、イチエフ事故前にイチエフ事故レベルの津波発生が予想されていたにもかかわらず、対処を先延ばしさせていたようなのだ。

 

 東電トップのみならず原子力安全・保安院の担当課長らの責任も重い。厳しく糾弾していかねばならない。

 

○一方、彼らの見過ごしの理由も著者は推測している。「原子力複合体(原子力ムラ)のさまざまな抵抗を排して原発を止め、経費をかけて対策を施す決断をするより、自分が責任を持つ立場にある数年の間だけ、なんとか対処を先送りしてしまったほうが、個人としては利益が大きいように思われる」と。この官僚や東電担当者の行動を変えないと過ちは何度も繰り返される。

 

 同書によれば、原子力安全・保安院は組織目標として「国民の安全の確保と環境の保全」を掲げ、3つの安全規制の理念と4つの行動規範を定めていたが、何と今の原子力規制委員会もほとんど同じことを掲げているのだ。

 

 3.11以前から東電は何度も「安全文化の向上」を唱えていた、一方で土木学会他を活用して津波対策を先延ばししながら。

 

 原子力規制委員会と電力会社トップとの「安全文化」対談はちゃんちゃらおかしい。

 

 原子力安全・保安院の責任を糾弾するとともに、それらの情報公開に消極的で、またまた別の「安全神話」を造ろうとしている原子力規制委員会を追及せねばならない。(K.M)

 

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