たんぽぽ舎です。【TMM:No2400】
2015年2月6日(金)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「省庁申し入れ交渉」報告
「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて
「工事計画届」が提出されてから30日を経過しなければ、
当該工事を着手することは出来ない
山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.2/4経済産業省前行動に参加して
「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」
鈴木千津子(たんぽぽ舎)
★3.2月4日の
「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」ネット中継
@keitarou1212
★4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
新しい同士と話をすることができ、知人も増え、
高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になる
鳥居光代(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆「原発と人間」市民フォーラム(パート2)
どうする!自然・いのち・くらし-原発事故から考える-
主催:どうする!会議 会場:会津若松市文化センター(福島県)
★6.新聞より4つ
◆<九州電力>川内原発再稼働 夏以降の公算大
(2月5日毎日新聞より)
◆再生エネ抑制 採算不安 買い取り新ルール 業者「計画立たぬ」
抑制予測 来月までに 経産省 電力会社に要請へ
(2月5日朝日新聞見出しより)
◆点検記録不備4000件超 東北電 女川2号機
3年間 存在ない計器も「実施」(2月5日東京新聞より抜粋)
◆九電、太陽光買い取り説明会 厳しい条件に参加者ら不満
(2月5日東京新聞より抜粋)
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※2/7『テント撤去・原発再稼働を許さない大集会』にご参加を!
講演:「福島小児甲状腺ガンは異常多発」 講師:高松医師
日時:2月7日(土)18:30開会
会場:日本教育会館
主催:経産省前テントひろば/テント応援団
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┗■1.「省庁申し入れ交渉」報告
| 「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて
| 「工事計画届」が提出されてから30日を経過しなければ、
| 当該工事を着手することは出来ない
└──── 山田純一(再稼働阻止全国ネットワーク)
2月4日、「鹿児島の女たち、福島の女たち」30数名を迎えて、
議員会館に於いて、「省庁申し入れ交渉」が行われた。経産省、規制庁、
内閣府の各原発関連担当官に各45分ずつの、質疑応答交渉である。各
担当官の回答は、あまりにも紋切り型の回答であり、特に経産省の小役
人の回答はひどかった。
○ 資源エネ庁、原子力政策課村上は、今後も原発政策を進める理由
として、「規制庁の厳しい審査がある、CО2問題、経済的な効率性が
良い、国民生活の安定、エネルギ―の安定性、等」と福島第一原発事
故等なかったかのような回答をした。これに対して、福島の黒田節子
さんは、涙ながらに抗議した。「そんな回答は許せない。あまりに情
けなくて涙が出る。事故が起きた時の経済性はどう考える!」彼らの
回答はほぼ能面人間の回答であり、事故の反省など何もなく、「信頼
回復に努める」「新しい規制基準を作った」との発言であり、福島の
被害者を目の前にして何の謝罪も、責任を感じている痛みもない。
○ 次の規制庁との質疑の中で、「原子炉等規制法」43条3の9にあ
る「工事計画認可」について驚くべき回答が返ってきた。法律では、
「工事計画認可」が取得され、着手届けである「工事計画届」(43条
3の10)が提出されてから、30日を経過しなければ、当該工事を着手
することは出来ない。のに… ところが現実は川内原発では連日、数
千人の作業員が「工事計画認可申請」が認可されないのに、当該工事
を施工しているのである。この違法工事について規制庁担当官に質問
したところ、驚くべき回答であった。「3.11以後各原発に緊急補強
工事を指示した。その連続の中で工事を進めている」というのだ。
私の「緊急工事と、認可工事は何処で区別しているのだ。」「認可工事
は、工事計画認可が取得されなくては工事が出来ないであろう」「法律
違反ではないか」という追及に対して「連続して工事している」を繰
り返すばかりであった。
まさにデタラメであり、「官民原子力共同体」そのものである。全て
が電気事業者任せであり、規制庁の仕事は、書類上のつじつま合わせに
過ぎない。これだから「工事計画認可」=「再稼動」なのである。
○ 本来の「原子炉等規制法」に基づけば、認可後工事は後2~3年
はかかるはずである。 再稼働などまだまだである。「原子力ムラ」、ま
さにそのとおりであり、彼らの世界には「法を守る」などという考えは
ない。
多分「法を守る」のは庶民に強制された事でしかない。
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┗■2.2/4経済産業省前行動に参加して
| 「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」
└──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎)
川内原発再稼働阻止・原発いらない!
「鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション」
〈呼びかけ〉原発いらない鹿児島の女たち/原発いらない福島の女たち
〇2月4日(水)は12時から20時30分まで
日比谷図書館会議室→経産省前行動・規制委前行動・省庁申し入れ交
渉→官邸前抗議→労働者集会→九電東京支社抗議→東電本店前抗議と盛
りだくさんの行動スケジュールが組み込まれました。
経産省行動に参加して、80名強で抗議行動をしました。経産省は門を
閉ざし守衛さんのみが4人門前に立ちはだかり、省庁に出入りする人を
さばいていた。
〇抗議に参加の人々は、「福島の悲痛な現状と原発事故による補償もな
く、家族はばらばら!」「福島第一原発事故の終息もなし」で、九州電力
・国・規制委員会は川内(鹿児島)原発再稼働へ進もうとしている。「こん
な矛盾だらけの再稼働は断固反対」と全員で訴えました。
テント撤去は、国や東京電力が被害にあった人達に手厚く補償し全て
の原発―再稼働を断念した時に考えるべきで、今はまだそんな段階では
ない。
「経産省前テントひろば」のテントは、皆の声を世界に届けるシンボル
となっている。テント撤去は断固反対と訴えました。
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┗■3.2月4日の
| 「鹿児島の女たち、福島の女たちの共同アクション」ネット中継
└──── @keitarou1212(ツイッター)
2月4日の行動のネット中継(ツイキャス)アーカイブのアドレスを
お知らせします。
原子力規制庁
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139079185
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139079758
官邸前
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139097393
九電東京支社前
http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/139120547
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┗■4.高浜原発地元住民の実態を知る─原発現地での署名活動のきびしさ
| 新しい同士と話をすることができ、知人も増え、
| 高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になる
└──── 鳥居光代(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)
○昨年12月に高浜行き情報を目にしたとき「チャンス!」と申し込んだ。
現地での活動内容は「車デモと戸別ポスティング」。詳しく書かれていない。ところが行ってみて1日目、署名集めの難しさと空しさと、大げさに言えば再稼働阻止と住民の反応の差の大きさに落胆した。
原発賛成を言う地元の人に対し、原発反対を訴える勇気・気力・自信がない私に署名活動など無理、と落ち込んでしまった。高浜に来たくて来たけれど、動内容を吟味すべきだったのか・・・。
○2013年12月、伊方での城山公園での大集会と雨にぬれながらの町中デモ、2
014年7月の「福島を忘れないシンポ」と翌日の富岡町等へのバス視察。同9月鹿児島、川内原発ゲート前での抗議と、天文館公園での真夏の太陽のもと大勢の熱い暑い大集会等に参加してきた。これらの集会で、自分の周りには反原発の人が居て、原発反対の話のみが渦巻いていた。自分もその中にどっぷり浸り、反対しない人なんていないと錯覚する雰囲気だった。こんな集会が原発現地で開かれ、あれだけの人が集まるなら日本の原発は近いうちに廃炉にできる、と期待できるような集会であった。
ところが、高浜は違った。企画と活動内容がまったく違うので比べること自体がおかしいとは思うが、家から6時間かけて行った小浜。私が接した住民は原発反対の人がひとりもいなかったのだ。霰(あられ)混じりの雪の中、一軒一軒戸別訪問し、高浜原発反対の署名集めを約1時間行った。土曜日なのに、寒いためか歩いている人は1人もいない。
○まずチャイムをさがして押す。誰も出てこない。ポストを見ると一杯で空家
だった。次の家でチャイムを押すとまた誰も出てこない。ポストにチラシを入れて次の家へ。留守や空家が多いのも印象に残った。やっと家人が出てきたお宅で原発反対署名の話を出すと、相手の笑顔が消えドアを閉められた。足取りも重く次の家へ。若いお母さんが出てきたので主旨を説明すると「忙しいので」とのこと。次の家でチャイムを押すと留守らしく誰も出てこない。家の玄関に公明党のポスターが貼ってある家はパス。ある家で、東京から来たことを知り「ごくろう様です」と言われ、署名はもらえなかったがこの一言で少し顔が上を向いた。時計を見ると、始めてからまだ20分しか経っていない。署名集めは私には無ていないと思い始め、足が止まってしまった。しかし、ここまで来て何もせず帰るなんてあまりに情けない、せめて、1人の署名をもらうまでやろうと思い直し、歩き出す。チャイムを押した時、誰か出てきてほしいと思う反面、留守であってほしいと思う自分もいて、複雑な心境とはこのことか、とひとり苦笑した。○2日目、「大飯原発と高浜原発を見たあと署名集め」の予定が変
更され、いきなり署名集めとなる。昨日は1人でまわったが、この日は2人一組
まわった。訪問軒数は減るが、初心者にはこれがいい。この日も収穫はなかったが、
「私はずっとここに住み、関電のおかげで豊かさが増した。原発のこわさはあるが
、点検・修理を徹底し、再稼働を望む。新たに作るのは反対するけど、今ある原発
は動かすべきた。東京の人にはこの気持ちは伝わらない」と言われ、話してくれたことに礼を述べ、退去した。
○午後は高浜原発ゲート前を通り、対岸から原発をながめ、本郷駅で解散となる。原発についての知識をもっと増やし、精神的にも強くならないと次の一歩は出ない。しかし、新しい同士と話をすることができ、知人も増え、高浜に行ったことは今後の活動の血や肉になると確信している。
高浜行きのチャンスをくれたたんぽぽ舎に感謝しています。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆「原発と人間」市民フォーラム(パート2)
どうする!自然・いのち・くらし-原発事故から考える-
日 時:2015年2月20日(金)10:00から22日(日)16:00の3日間
会 場:会津若松市文化センター(福島県)
主 催:どうする!会議
連絡先:〒965-0103会津若松市真宮新町南四丁目61番地
TEL 090-4555-5225 fax 0242-58-3507
e-mail:masui3507@agate.plala.or.jp
原発事故の教訓を生かせるかどうか?
今、私たち一人一人が問われる中、新しい価値観による社会づくりを目指して誰
もが本音で語り合える場作り、学習の場を創造します。
教育委員会を、そして行政を巻き込んでの3日間に渡る市民ムーブメントが会津
から始まりました。詳細はコチラです
→http://eki-fueki.sakura.ne.jp/do-kaigi/saloon/pdf/150112194308.pdf
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┗■6.新聞より4つ
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◆<九州電力>川内原発再稼働 夏以降の公算大
九州電力は5日、川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働に必要な工事計画の修正文書(補正書)を原子力規制委員会に提出する時期について、1号機は2月末ごろ、2号機は3月末ごろと明らかにした。九電は当初、昨年中に提出する予定だった。運転方法を定める保安規定の補正書の提出も3月末となり、1号機の再稼働は今夏以降になる公算が大きくなった。2号機の再稼働はさらに遅れる見通し。
これまで川内原発の再稼働は今春以降とされていたが、工事計画の認可後に受ける使用前検査に数カ月かかるため、今夏以降にずれ込む見込みとなった。九電は昨年10月、1、2号機の工事計画認可の申請を提出したものの、不備や記載漏れがあり、規制委から補正書の提出を求められていた。九電の中村明上席執行役員は「設備の強度や耐震の検討に時間がかかった」と説明した。
(2月5日毎日新聞より)
◆再生エネ抑制 採算不安 買い取り新ルール 業者「計画立たぬ」
抑制予測 来月までに 経産省 電力会社に要請へ(2月5日朝日新聞見出しより)
◆点検記録不備4000件超 東北電 女川2号機 3年間 存在ない計器も「実施」
東北電力は4日、東日本大震災で被災した女川原発2号機(宮城県)の3年間の設備点検結果に、記録の不備が4188件見つかったと発表した。点検箇所に存在しないはずの計器や部品を「点検した」としていた例が207件あったほか、測定時刻などの記載漏れも多かった。(後略)(2月5日東京新聞より抜粋)
◆九電、太陽光買い取り説明会 厳しい条件に参加者ら不満
九州電力は4日、太陽光発電の買い取り再開に関する事業者向けの説明会を九州7県で開いた。従来に比べて買い取り条件が厳しくなり、九電の要請があれば発電を抑制しなければならず、参加者からは「事業からの撤退を仕向けているのではないか」などと不満の声が相次いだ。(後略)
(2月5日東京新聞より抜粋)
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