たんぽぽ舎です。【TMM:No2422】
2015年3月3日(火)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東電 底なしの汚染水漏えい (上)
東電の相も変わらぬ無責任体質と情報隠蔽の事実に強い憤り
責任を現場に丸投げしている国や規制委と東電本店の無責任体質にある
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.関電東京支社に抗議行動(2月27日)次回は3月20日(金)17:30より
神奈川、千葉、東京、自治体議員ら6人発言-
高浜原発再稼働許さない!の声
山田和明(再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎)
★3.3/2再稼働反対で九電社長と交渉要求 本店前に住民ら600人
経産省前テント広場に撤去命令!たいへん厳しい状況です!
(原発とめよう!九電本店前ひろば第1413日目報告)より
★4.強風に悩まされ、出雲弁に癒やされた、2月最後の官邸前抗議
避難は無理って地元は思ってる では、再稼働は無し!だよね
2月27日第138回官邸前・国会前抗議行動報告
にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.「たんぽぽ舎26周年のつどい」・第27回総会の報告
経過、2015年方針、財政、人事を決めました
阿部則子(たんぽぽ舎ボランティア)
★6.新聞より
★「就労不能賠償」続けて 東電、今月で打ち切り
福島被災者「生活できぬ」 (2月27日毎日新聞より抜粋)
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※3/4「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動にご参加を!
日時:3月4日(水)17:30から18:45
場所:有楽町駅前の電気ビル前
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆プラカードやのぼり旗、横断幕を持ってきて下さい。
☆終了後、19時よりの「東電本店合同抗議」にもご参加を!
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※3/4「東電本店合同抗議」に参加しよう(第18回目)!
日時:3月4日(水)19時から20時
場所::東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
呼びかけ:経産省前テントひろば(070-6473-1947) 、
たんぽぽ舎(03-3238-9035)
賛 同:東電株主代表訴訟、ピースボートなど119団体
☆プラカードやのぼり旗、横断幕を持ってきて下さい。
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※訂正1つです
昨日発信の【TMM:No2421】でご案内した3/7「原子力規制委員会を問う」
討論会は、講師の都合により4月に延期されました。
日程が確定次第、ご案内致します。
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┗■1.東電 底なしの汚染水漏えい (上)
| 東電の相も変わらぬ無責任体質と情報隠蔽の事実に強い憤り
| 責任を現場に丸投げしている国や規制委と東電本店の無責任体質にある
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○福島第一原発、汚染水問題で「古くて新しい」事件を引き起こしている。
放射性物質を環境中に出す際の制限値である「告示濃度」(セシウム134・60Bq/リットル、セシウム137・90Bq/リットル、ストロンチウム90・30Bq/リットル)を遙かに上回る汚染水が、1年近く前から流出していたことを中心にした、重大な事件についての報道が続いている。
○2月25日(水)に明るみに出た「汚染水外洋に垂れ流し」(東京新聞)等の新聞記事に、東電の相も変わらぬ無責任体質と情報隠蔽の事実に強い憤りを禁じ得なかった。
既に問題となっているトレンチの汚染水対策や凍土止水壁などと同様、想定外の事態の連続について行けず右往左往しながら混乱する現場の姿が目に浮かぶ気がする。そのような状況に追い詰めているのは責任を現場に丸投げしている国や規制委と東電本店の無責任体質にあるといわざるを得ない。
日々起きている汚染水の流出を隠ぺいしつつ、対策も取らないまま1年近くをいたずらに経過させた責任は大きい。
今回は、セシウムとストロンチウムで、主に事故時に敷地、建物、瓦礫などの上に降り注いだものが、その後雨水に流されて排水溝に入り、そのまま外洋に流れていたことが明るみに出た問題だった。
何が問題なのかをまとめてみると・・・
○まず、問題の「汚染水」は排水路を経由して外洋に流出した。この排水路を専用港に付け替える工事をしていれば、少なくても外洋放出ではなく専用港内の汚染問題になったはずだった。認識していたはずなのに、それをしてこなかった。
○2番目は、汚染の原因は建屋の屋上部などに高濃度に蓄積していたセシウムなどの放射性物質であるから、除染をしていれば問題にならなかったはずだ。瓦礫の撤去と共に建屋などの放射性物質を取り除く作業をしないことが、雨の度に放射能流出を引き起こしていることは、既につかんでいるはずであり、その調査は行っているはずだが、その情報も開示しない。
これに関連し毎月公開されている「福島第一サーベイマップ」では、例えば共用プール建屋の屋上は既に「H24.7月測定」として「0.50(mSv/h)」と記述されている。毎時500マイクロシーベルトというのはとんでもなく高い値である。これをみれば各建屋の屋上に高い汚染があることは誰にも分かるから、2号機原子炉建屋や各号機タービン建屋は相当高い値になっているはずだが、測定記録が公開されていない。
その他に面積の大きな建屋は、ALAP主排気ファン建屋、放射性廃棄物集中処理設備建屋(プロセス主建屋)、高放射性固体廃棄物貯蔵建屋(サイトバンカ建屋)、雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)、これらは4号機の南側に並んで立っている建屋で、現在はサリーやキュリオンがある。これらの屋上部は事故当時から降り注ぐセシウムやストロンチウムなどの放射性物質が大量に積もっている。 (下)につづく
※3/4「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動にご参加を!
日時:3月4日(水)17:30から18:45
場所:有楽町駅前の電気ビル前
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
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※3/4「東電本店合同抗議」に参加しよう(第18回目)!
日時:3月4日(水)19時から20時
場所::東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
呼びかけ:経産省前テントひろば(070-6473-1947) 、たんぽぽ舎(03-3238-9035)
賛 同:東電株主代表訴訟、ピースボートなど119団体
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┗■2.関電東京支社に抗議行動(2月27日)次回は3月20日(金)17:30より
| 神奈川、千葉、東京、自治体議員ら6人発言-
| 高浜原発再稼働許さない!の声
└──── 山田和明(再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎)
2月27日(金)17時30分より千代田区内幸町、富国生命ビル前にて開催。
第2回関西電力東京支社抗議行動(再稼働阻止全国ネットワーク主催)を行なった。
折から突風も吹いて、マイクごと飛ばされそうになりながらも55名近い熱心な人たちが関西電力に向かって抗議した。
○ 初めに、横須賀で核燃料製造装置の反対運動を続けている市原さんが、高浜原発3、4号炉再稼働に合格を与えた原子力規制委員会に怒りの声を上げた。同時に極めて危険な高浜原発を再稼働させ、過酷事故を起こしたら、今度こそ日本は滅びる。そのことを関西電力はどこまで分かっているのか、誰が責任をとるのか。
いまなら間に合う、直ぐに再稼働申請を撤回せよと。
○ 次に千葉から参加した永野さんの発言。福島第一原発事故はまだ終息していない。東電は高濃度汚染水が外洋に漏出していることを1年以上放置してきた。その事実を知りながら、原子力規制委員会、東電は国民に知らせなかったのは犯罪的である。東電事故対策も終わらないうちに高浜原発再稼働はあり得ない。
○ 関西で高浜原発再稼働を闘っている安井さんが駆けつけ、東京で関西電力と戦う人たちに連帯の挨拶をした。反原発自治体議員市民連盟の有賀(日野市議)さんから、自治体議員も原発反対の立場で闘うと力強い表明。
○ 続いて、田中一郎さんが自身のパブコメの意見書に基づいて抗議した。原子力規制委員会の審査では原発が集中していることの危険性について検証もされず、検査書に記載もされていない。
高浜原発が立地する若狭湾は大飯、美浜、敦賀の3原発の他「もんじゅ」を合わせて計14基が立ち並ぶ。福島第一原発の例を見るまでもなく、同時に事故を起こす可能性は十分ある。
高浜原発ではウラン燃料よりも危険なМOX燃料使用を前提にした再稼働を認めていること。過酷事故の際炉心溶融に対して川内原発より甘いシミユレーションで済ませていること、など重大な欠陥を指摘。
○ 最後に、西崎やよいさんが女性の立場から、今なお仮設住宅で寒さを凌ぎ、劣悪な環境で暮らす人たち、故郷に帰れない14万人について考えると高浜原発再稼働を絶対許してはならないと訴えた。みんなで一緒にシュプレヒコールで終わった。
○ なお、次回の第3回関西電力東京支社抗議行動は、3月20日(金)17時30分より行なう。
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┗■3.3/2再稼働反対で九電社長と交渉要求 本店前に住民ら600人
| 経産省前テント広場に撤去命令!たいへん厳しい状況です!
└──── (原発とめよう!九電本店前ひろば第1413日目報告)より
◇Sakura53さんから:
再稼働反対で九電社長と交渉要求 本店前に住民ら600人
東京新聞2015年3月2日
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対する市民団体の関係者ら約600人(主催者発表)が2日、福岡市の九電本店に集まり、瓜生道明社長との直接交渉を求めた。九電は広報担当者6人が対応し、拒否したため、市民側は「社長を出せ」と声を荒らげるなど一時騒然となった。・(後略)
◇清重さんから:
経産省前テント広場に撤去命令!たいへん厳しい状況です!
日本裁判所「脱原発」テント撤去命令下す 中央日報日本語版 2・27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000053-cnippou-kr
福島原発事故から3年以上、原発反対運動の象徴となっていた東京の「脱原発テント」が撤去の危機に直面した。27日、朝日新聞などによると、東京地裁(村上正敏裁判長)は日本政府が脱原発を叫ぶグループを相手に起こした訴訟で、東京都千代田区経済産業省庁舎前に設置された脱原発テントを撤去するよう26日、判決が下された。
裁判所は、「テントの設置に表現の自由を行使する側面があるとしても、土地の占有が認められるわけではない」とし、国家が該当の場所から撤収することを求めることは権利乱用にあたらないと判示した。
裁判所は市民団体側がこれまで土地使用料として1140万円を国家に支払い、撤去までに1日あたり追加で2万1000円を支払うよう命じた。
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┗■4.強風に悩まされ、出雲弁に癒やされた、2月最後の官邸前抗議
| 避難は無理って地元は思ってる では、再稼働は無し!だよね
| 2月27日第138回官邸前・国会前抗議行動報告
└──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
○ まいど!、前回に引き続き、にしざきやよいがご報告。今日の関電東京支社前抗議は、再稼働阻止ネット主催、地下鉄の出口から強風吹きすさぶ、関電前へ。幟旗を揚げるのも、持っているのも大変。何度か風の勢い負け二、三歩後ろに引きずられるほど。
でも、30分の抗議の中身は、関電社員、道行く人に向け、再稼働の愚かさ、危険性を訴え中身の濃いものでだった。中でも、関電本店前で抗議しているという人が、ここ東京でも、関電東京支店に向け抗議している事を今日初めて知り、心強いとスピーチ、共に頑張ろう!と私もコールに熱が入りました。
関電東京支店前は、私、にしざきが、コールすることが多いのだけど、最近マンネリになってきたなぁ、と感じるのです、火炎瓶テツさんみたいに、独特のリズムと耳に残るコールにしたいと思うのだけど、絶叫するばかり、「このビル9階関西電力」も言い忘れるし、誰か良いコールを教えて!と言う前に、自分で努力しないとね。と一人ツッコミ。
○ さて、変わらず強風の国会前、旗が立てられなぁい!何とか植木の枝を縫うようにポールを通し立てられました。そうこうしている間に、抗議は始まってしまい、ビラが撒けなかった(T ^ T)。仕方ないので、ビラ撒けそうな希望のエリアに移動。が、皆んな熱心にスピーチを聞き、コールをしてる。ビラを渡す隙がなぁい(T ^ T)。それでも、遠巻きにいる人5、6人に渡し、再び移動、国会前のこの工事囲い、コレのせいで国会前はホント殺風景!
○ 国会前に戻ってくると、「島根原発止めまっしょい!そばにあーがね活断層!放射能はおぞていけん!核のゴミぃはどげしゃもない!」と出雲弁のコールが、やっぱお国言葉ってイイよね~~。抗議のコールなのに癒やされてしまいました。
コールをしていた女性にお話し聞くと、島根県松江市からいらした、とのこと。島根原発から5キロの地点にお住まいで、2012年7月から毎週金曜日に島根県庁前・四国電力島根支店前で抗議しているそう、「地元では、避難は無理だし避難はしても、帰れないのだから、再稼働自体ないと、県知事、市長に言って欲しいと皆んな思っている、再稼働したい人は、そうとうの利害がある人だけ、それと、再稼働するには、これとコレのが必要です。それをやります。という再稼働前提のすすめ方が、嫌だ。」と言っておられた。
「避難しても帰れないんだよ」の語調に原発から5キロという切実さが恐怖と共に私に降ってきた。
☆なお、3月の官邸前・国会前抗議行動も冬時間となります(反原連よりの連絡)。
3月6日(金)、13日(金)、20日(金)、27日(金) 18時30分より20時まで。
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┗■5.「たんぽぽ舎26周年のつどい」・第27回総会の報告
| 経過、2015年方針、財政、人事を決めました
└──── 阿部則子(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 3月1日(日)「たんぽぽ舎26周年のつどい」が行われた。
プログラムは例年通り、1部総会、2部講演会、3部懇親会の3部構成。
第1部の総会は72名の出席で行われた。
2部、3部合わせて延べ100名強の出席者でした。
発言は以下の通り
共同代表挨拶・柳田さん 経過報告・沼倉さん
方針案提起・柳田さん 財政報告、予算案提起・渡辺さん
「スペースたんぽぽ」報告と提起・冨塚さん
メルマガ報告とお願い・小山さん ボランティア活動について・沼倉さん
最後に共同代表の鈴木さんより人事案の提起と紹介があった。
○ 共同代表挨拶では柳田さんが、たんぽぽ舎が「ユニークな存在」として歩んできた歴史を紹介。
また質疑では沼倉さんより、東京地裁の不当判決により緊迫している経産省前テントひろばへの応援等の提起があり、会場参加者より「テントを守ろう」という積極的な発言が相次いだ。
「経産省前テントひろば」を右翼が襲撃するというニュースが質疑の最中にとびこみ、緊迫した空気がより一層強まった。
質疑の後、「経産省前テントひろば」への協力も含め、たんぽぽ舎からの2015年度方針案、予算案、人事案が承認され、新たな年度へのスタートとなった。
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┗■6.新聞より
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★「就労不能賠償」続けて 東電、今月で打ち切り
福島被災者「生活できぬ」
東京電力は、福島第1原発事故による避難区域に自宅や勤務先があるなどして就労が困難になったり、給与が減ったりした労働者個人に対し減収分を補填(ほてん)する就労不能損害賠償を、今月末で打ち切る。東電はやむを得ない個別の事情により就労が困難な場合は対応するとしているが、「個別事情」がどこまで認められるか不明だ。打ち切られる人は「ふるさとへの帰還の見通しも立たない中での打ち切りは一方的。生活が成り立たない」と訴える。
福島県南相馬市の化学薬品メーカーで研究職だった遠藤和也さん(47)は、同県富岡町から家族4人で避難した。避難所で約4カ月過ごした後、妻の新しい職場が同県白河市に決まり、借り上げアパートに移った。一方、遠藤さんの会社は休業し、2011年5月に茨城県の関連会社への転勤を命じられたが、時期などが折り合わず退職した。
遠藤さんは正規雇用を求め、ハローワークなどに50回以上通った。だが面接にたどり着けたのは4社。いずれも採用されず、期限付きの派遣と就職活動を繰り返している。
現在は日給約1万円で医薬品検査をしているが、契約は3月で終了する。賠償金は就活に専念する期間の生活費に充ててきた。その頼みの綱が切れる。「働いていない期間が長いと就活で不利になる。でも働くと就活の時間が確保できない。これから、どうなってしまうんだろう」 (後略) (2月27日毎日新聞より抜粋)
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