たんぽぽ舎です。【TMM:No2437】
2015年3月18日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働のための原発廃炉―推進側の狙い
廃炉会計規則の改悪も同時、60年延長も狙う原子力ムラ
柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.【紹介】再稼働元年に立ちはだかる小泉純一郎
週刊朝日で、細川―小泉の脱原発の動き報道
★3.「民間規制委かごしまの規制勧告(16項目)について」《九州電力との交渉》
3時間半の白熱した議論を聞こう(3月10日鹿児島で)
3月26日(木)は報告と内容説明、次のステップに向けて
(槌田敦連続講座新シリーズ第12回ご案内、2月26日第11回報告)
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★4.統一地方選挙で脱原発議員を多数当選させることは
脱原発を実現するために重要
清水 寛(たんぽぽ舎会員・ボランティア)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆「大間原発はいらない!」スタンディングデモ《3月19日(木)》
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※3/20高浜原発再稼働を許さない!
関西電力東京支社抗議行動(毎月第3金曜)にご参加を!
日時:3月20日(金)17:30~18:00(金曜官邸前行動の前段で実施)
場所:富国生命ビル前集合 主催:再稼働阻止全国ネットワーク
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!3/20(金)首相官邸前抗議-第141回
この日は国会前抗議はありません。
日 時:3月20日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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┗■1.再稼働のための原発廃炉―推進側の狙い
| 廃炉会計規則の改悪も同時、60年延長も狙う原子力ムラ
└──── 柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
○「原発廃炉決定」の報道が続く
・関西電力は美浜原発1・2号機
・日本原子力発電は敦賀原発1号機
・中国電力は島根原発1号機
・九州電力は玄海原発1号機
いずれも40年前後たった、かつ、初期のものゆえに発電量が小さい原発が選ばれた。
「損得勘定で廃炉決定」「改修はコストに見合わず」
廃棄物最終処分は白紙、廃炉後の対策遅れ 処分場探し 立地自治体財政、
以上は3月17日(夕刊)―18日(朝刊)の東京新聞の見出しから。
○3つの問題点を指摘したい
1つは原発再稼働のための廃炉決定だという事。2011年3月11日後、4年全原発はほぼ動いていない(大飯原発を除いて)。原発電気ゼロで日本は4年間やってこれた。今夏も原発ゼロで乗り切れる見通しだ。―これでは原発推進派は困る。なんとしても再稼働を急ぎたい。国民の反発を和らげるためにも廃炉を打ち出している。本当の腹・本命は再稼働である。
東海原発のある茨城新聞は次のように報じている。再稼働へ透ける思惑、
政府や電力会社には脱原発依存の実績を強調して再稼働への抵抗を和らげたいとの思惑が透ける(3月18日朝刊)
2つは原発会計制度の改悪だ。経産省は3月13日老朽原発を廃炉にした際、電力会社に損失が発生しないようにする会計制度を施行した。廃炉により発生する損失(1基210億円)を10年間に分割し、電気料金に上乗せして回収できるようにする。電気料金が自由化された後は20年をメドに送電線の利用料金に上乗せするようにして、消費者から徴収する方向だ。
これは資本主義の原則に反するひどい改悪だ。庶民が車を廃車にした場合の例を考えればわかる。廃車にして、10年間人様からお金をぶんどるなんてメチャクチャ。
3つ目は廃炉と引き換えに原発60年運転延長を狙っている事。関西電力は早々に60年に延長する原発を原子力規制委員秋へ申請した。
○廃炉にみられる諸問題について、私たちも今後検討を深めよう。問題点を指摘していこう。私見では、「全原発廃炉をすぐ決定」するならば、日本が原発大災害を減災できるメリットが大きいから、電気料値上げも我慢し、一定の税金投入にも賛成したいと思う。
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┗■2.【紹介】再稼働元年に立ちはだかる小泉純一郎
| 週刊朝日で、細川―小泉の脱原発の動き報道
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3月11日、小泉氏は被災地・福島から始動する。地域電力会社・会津電力(福島県)で脱原発の講演会。約一千席の会場はすでに予約で満員。県内だけでなく、関東地方や仙台の方からも申込み。
今後、大間原発の30キロ圏にある函館市を訪問するプランも持ち上がっている。函館市長は国とJパワーを相手取り、大間原発の建設中止を求めて東京地裁へ提訴中、秋には東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に反対している泉田裕彦新潟県知事を激励する計画も持ち上がっているという。
いま、国会でわが世の春を謳歌する安倍政権と闘う姿勢を示しているのは、函館市長と新潟県知事ぐらい。彼らをうまくバックアップできれば・・・・。
※本文は3頁。本文を読みたい方はたんぽぽ舎の資料コーナーでどうぞ(柳田)
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┗■3.「民間規制委かごしまの規制勧告(16項目)について」《九州電力との交渉》
| 3時間半の白熱した議論を聞こう(3月10日鹿児島で)
| 3月26日(木)は報告と内容説明、次のステップに向けて
| (槌田敦連続講座新シリーズ第12回ご案内、2月26日第11回報告)
└────坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
※「民間規制委かごしまの勧告書(16項目)」全文は12月24日付けメールマガジン【TMM:No2368】に載っています。
◆報告
「民間規制委かごしまの規制勧告(16項目)について九州電力の1月に予定された回答を検討する」
2月26日(木)槌田敦連続講座新シリーズ「福島事故基本講座第11回」
昨年12月22日に提出し、1月に要求していた「回答」が九州電力との調整で3月になったため、予定されている交渉に向けてどう対応するか、どの項目に回答できないのかを考えた。
この日は加圧水型原発(川内)のECCSの問題と、蒸気発生器の細管に水素がたまり抜けなくなることが特に問題になるという事を中心に検討した。
九電との交渉では、1項目づつしっかり対応させ「こういうことですね」と確認を取っていくことで「見解の相違」で逃げるのを許さない。ということにみんな納得して応援。
次回(3月)の講座で結果を聞くことを楽しみにして修了した。
◆今月の講座案内 3月26日(木)
☆「民間規制委かごしまの規制勧告(16項目)について九州電力の回答を検討する」
槌田敦連続講座新シリーズ「福島事故基本講座第12回」
九州電力は3月10日初めての回答(説明)を九電鹿児島支社で行った。(槌田さんを中心に)
○議論は3時間半にわたり白熱。反原発派と九電が原発の安全性をめぐって技術論争を展開する貴重な機会となった。岩井哲さん(鹿児島市)は「不十分な内容だったので追加説明を求めたい。このままでの再稼働は許されない」(3月11日西日本新聞より抜粋)
○今回は、この九電との交渉の中身について、説明と検証を行います。
(槌田敦さん提案の民間規制委・かごしま始動(2014.12.22)
☆次回の講座
日 時:3月26日(木)19:00~21:00
会 場:スペースたんぽぽ (ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■4.統一地方選挙で脱原発議員を多数当選させることは脱原発を実現するために重要
└──── 清水 寛(たんぽぽ舎会員・ボランティア)
今回の統一地方選挙では、原発の問題は国の問題で地方と関係ないように思われるかも知れない。しかし、実際に原発事故が起きた場合には福島の事故で経験したように、原発の立地県・市・町・村だけでなく多くの自治体に被害が及ぼし、事故の規模によっては多くの自治体住民の命と生活にかかわる問題である。2011年3月の福島第一原発の事故は最悪の事故であったが、さらに4号機が爆発していた場合には首都圏が崩壊するような超最悪な事態になりかねなかったのである。
現在、食品の海外輸出では福島県産だけでなく、宮城県や群馬県などで規制を受けている。また、下水汚泥の放射能汚染では関東周辺の自治体にまで及んでいる。原発の問題は立地県だけの問題でないのである。鹿児島県にある川内原発が再稼働して福島第一原発のような事故を起こした場合には、放射性物質は偏西風により運ばれて日本列島が放射能汚染され大惨事が予想される。
脱原発議員を地方から一人でも多く誕生させ、各地方議会で脱原発を決議して国へ働きかけることが、住民の命と暮らしを守る上で重要である。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆「大間原発はいらない!」スタンディングデモ
当日午後3時から東京地裁で函館市大間原発建設差し止め裁判第4回口頭弁論が行われます。
裁判傍聴のために函館から来る竹田とし子さん(大間原発訴訟の会)、野村保子さんを迎えて電源開発にわたしたちの想いを伝えます。プラカード等を用意してお集まりください。
「スタンディングデモ」とは、自分の想いを記したプラカード等をかかげて、黙って立っているという沈黙の意思表示です。
日 時:3月19日(木) 12:00-12:30
会 場:電源開発本社前(中央区銀座6丁目15-1)
東銀座駅徒歩3分(日比谷線、都営浅草線4番出口)
銀座駅徒歩8分(銀座線)
有楽町駅徒歩15分(JR山手線、京浜東北線)
主催者:大間原発反対関東の会
連絡先:Tel. 080-6616-9614(玉中)、メール: aki-trsk@outlook.jp (寺崎)
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