たんぽぽ舎から TMM:No2495

たんぽぽ舎です。【TMM:No2495】
2015年5月29日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.九州・川内原発再稼働阻止「リレーデモ」に連帯して行動
   5/27九州電力東京支社へ抗議行動 盛り上がる
              山田和明(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.6/11(木)第5回ちょぼゼミのご案内
   加圧水型原発(川内、高浜など)再稼働のどこが危ないのか
              田中一郎
★3.『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
   たんぽぽ舎扱い「小冊子」の紹介  著者:山田太郎氏
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆6/6映画「日本と原発」飯能上映会
       会場:飯能市民会館小ホール 主催:原発とめよう飯能
★5.新聞より2つ
  ◆原発事故・自主避難者への住宅無償提供「打ち切り」に反対―
   東京の3弁護士会が声明  (5月28日「弁護士ドットコム」より)
  ◆大型原発の事故と損害額は?-槌田敦氏と森一久氏の論争
   戦後70年・原子の森、深く:第3部・湯川博士の影/9
   公開、問われた積極性 (5月29日毎日新聞朝刊2面より)
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※5/31「さようなら原発ライブ&トーク」川内・高浜原発再稼働の
 スイッチは押させない! 上野水上音楽堂 13時より
 主催:「さようなら原発一千万署名 市民の会」
 たんぽぽ舎も、ノボリ旗を持って参加します。
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※第11回川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議行動
  日 時:6月3日(水)17時30分から18時30分
  場 所:九州電力(株)東京支社
     東京都千代田区有楽町1丁目7-1有楽町駅前電気ビル北館7F
  主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
※第21回東京電力本店合同抗議行動
  東電福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
  原発再稼働は日本を滅ぼす
  日 時:6月3日(水)19時から20時
  場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
  よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
  賛同団体:東電株主代表訴訟など約121団体
  ・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
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┗■1.九州・川内原発再稼働阻止「リレーデモ」に連帯して行動
 |  5/27九州電力東京支社へ抗議行動 盛り上がる
 └──── 山田和明(たんぽぽ舎ボランティア)

 5月27日、夕刻6時より有楽町駅前、九電東京支社前にて抗議行動。
5月16日鹿児島から始まった「リレーデモ」は27日、311キロ、途中、水俣など市民グループと交流しながら11万人の署名を携さえ、九州電力本社ビルに到着した。そしてすべての再稼働準備を直ちに止めるよう申し入れた。
 しかし、対応した本社役員は市民の提出した要求に何ら誠意ある回答を示さず、長時間の交渉の末、一方的打ち切りを通告、退場した。
 一方東京においても、再稼働に伴う数々の疑問点について回答を求め、申し入れを東京支社で行った。
 同時に、100人近い市民が人通りの多い街頭で、「リレーデモ」に連帯する抗議行動を呼びかけた。
 福島から駆け付けた2人の女性のスピーチは道行く人たちの心に響いた。
 「私たち福島は、消費者である東京に住む人たちのために電力を送ってきました。その結果、今なお故郷にも帰れず、厳しい生活と犠牲を強いられています。こんなことを二度と起こさないよう、東京の人たちも原発再稼働反対に立ち上がって欲しい」と切々と訴えた。
 また福島から東京に避難している女性は、「東京でも放射能汚染の影響があると言われています。これ以上日本を汚し、そのつけを子供たちに残さないようにしよう」と。
 数人のスピーチとシュプレヒコールの後、日本音楽協議会による反原発ソング。アコーディオンの演奏と美しいコーラスが注目を集めた。

 ※次回は、6月3日(水)17:30から18:30 九州電力東京支社抗議行動
            19:00から20:00 東京電力本店合同抗議行動

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┗■2.6/11(木)第5回ちょぼゼミのご案内
 |  加圧水型原発(川内、高浜など)再稼働のどこが危ないのか
 └──── 田中一郎

前略,田中一郎です。第5回ちょぼゼミのご案内です。
たんぽぽ舎さんのご好意で,第5回目の勉強会をさせていただけることになりました。今回は下記をテーマにやりたいと思います。

テーマ:「再確認:加圧水型原発(川内、高浜など)再稼働のどこが危ないのかー
サルでもわかる原発再稼働の危険性と理不尽」

 どうも原発のメカニズムというか,原発の工学的なことはよくわからないな,とお感じの方には,ぜひおいでいただきたいです。
 私も同じ感じで,いろいろ試行錯誤してきました。まだまだ,よくわかっておりません。
 でも,そこで得た情報を元に,今回再稼働されようとしている原発(加圧水型)の問題点をみなさまとともに議論したいと思います。
 ちょぼちょぼの市民が,ちょぼちょぼに考えて,どこまで言えるか,確認できるか,2時間の挑戦にしたいと思います。
 ですので,当日は難しい高度なお話はできません。
 原発・原子炉に詳しい方は,当日はコメンテーター・解説係をお願い申し上げます。では,みなさま,お越しをお待ちしています。

 日 時:6月11日(木)19時から~21時(開場18時30分)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F
 参加費:800円(学生400円)
 お問い合わせ:たんぽぽ舎 Tel:03-3238-9035

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┗■3.『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
 |  たんぽぽ舎扱い「小冊子」の紹介
 └──── たんぽぽ舎

 目次の紹介
◎原発の特徴  ◎平和の下での原発の安全性
◎武力攻撃は設計条件に入っていない
◎武力攻撃下の原子炉の安全性  ◎武力攻撃下の使用済み燃料の安全性
◎武力攻撃の可能性  ◎憲法論議との関係
著者:山田太郎氏(原発技術者)

 ※A5判15頁の読みやすい冊子 1冊50円(20冊まで送料100円)
  ご注文・お問い合わせは…たんぽぽ舎 03-3238-9035 又はメールで。
  50冊以上、お求めの場合は送料無料とさせて頂きます。

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆6/6映画「日本と原発」飯能上映会

 日時:6月6日(土)昼の部 13時開場 上映13時30分より15時45分
          夜の部 18時開場 上映18時30分より18時45分
 会場:飯能市民会館小ホール(西武線飯能駅または八高線東飯能駅下車)
 主催:原発とめよう飯能
 お問い合わせ・電話予約:080-1060-0772(鈴木)
             042-977-1890(早瀬)
 入場料:当日999円(前売り・予約800円)・高校生以下500円

 長年原発訴訟の弁護をつづけてきた河合弘之氏の初監督作品ですが、原発が抱えるすべての問題点を洗い出した、今までになかったタイプのドキュメント映画です。
 1人でも多くの方に見て欲しいとおもいます。すでにご覧になったかたも多いかと思いますが、飯能や所沢方面にお知り合いがいらしたら是非お勧めください。

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┗■5.新聞より2つ
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 ◆原発事故・自主避難者への住宅無償提供「打ち切り」に反対―
  東京の3弁護士会が声明

 2011年3月の東京電力・福島第一原発事故の後、福島県東部などから「自主的に避難した人」に対して、災害救助法に基づいて無償で行われている「住宅提供」を、福島県が2016年度で終了する方針だと報じられている。
 こうした報道をうけ、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会という東京にある3つの弁護士会は5月27日、福島県に対して、自主避難者への住宅無償提供を打ち切るという方針を「直ちに撤回するべき」と求める会長声明を連名で発表した。
 声明は、東京都内にいる7424人の避難者(2015年4月16日時点・復興庁調べ)の中に、政府がした避難指示区域「以外」の地域から自主的に避難してきた人が数多く含まれていると指摘。「自主」避難者と呼ばれているといっても、「実際自ら望んでわざわざ避難生活を選んだ者はいない」「避難生活を選択せざるを得なかったという点では、避難指示区域からの避難者と本来変わるものではない」と述べている。

「東電からの賠償は不十分」

 こうした自主避難者の暮らしぶりについて、声明は「自主避難者の中には、仕事を失った者、子どもを転校させた者、家族が別れて生活している者などが多数存在する。その精神的・経済的負担は測りしれない」と説明。その一方で東電からの賠償が不十分なため、無償提供の住宅は「避難生活の重要な支えになっている」とした。
 また、「無償提供を続ける限り、帰還が進まない」という意見があることについては、「帰還するか否かは被害者が自由に選択するべき」と反論。「被害当事者の意向を無視し、苦境に立たせることは復興政策ではなく、『避難する権利』などの人権侵害に他ならない」と述べている。
 http://www.bengo4.com/topics/3170/ (5月28日「弁護士ドットコム」より)

 ◆大型原発の事故と損害額は?-槌田敦氏と森一久氏の論争
  戦後70年・原子の森、深く:第3部・湯川博士の影/9
  公開、問われた積極性

 森さんらが学者と共に1960年4月にまとめた「大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害額に関する試算」はすでに触れたように61年4月19日以後、衆院の委員会で配られている。だが、積極的に公開したわけではなく、79年の衆院では、「試算」が省庁の防災業務計画に盛り込まれなかったと批判された。
 これを受け、原子力産業会議はようやく、79年6月号の日本共産党機関誌「前衛」で全文を公開した。
 その20年後の99年、森一久さんは市民団体、日本子孫基金(当時)主催の公開討論で、反原発の物理学者、槌田敦氏と論じ合っている。

森:秘密でもなんでもないのです。国会の議事録に載っています。「秘密」って言った方が皆さんに興味をもってもらえるから、誇張していわれているのでしょう。
槌田:解禁になったのは今年です。
森:そんなことないですよ。
槌田:国会議員に手渡されたのは今年です。それにマル秘のハンコが押してあった。3兆円の損害額とありますが、国会では「1兆円をこえる」と書き直されたものでした。1兆円と3兆円は違いますよ、この場合は全然。
森:当時1兆円は天文学的数字ですから、3兆円も1兆円もそんなにかわりません。
槌田:違いますね。国家予算は当時1兆6000億円です。それより多いか少ないかは非常に重要なことです。科学技術庁に行ってももらえないし、原産にもらいに行くと、それは科技庁に聞いてくれというし、国会図書館にはないし。
森:このような報告を「目的以外に使う」人が出てくると困るからでしょう。振り回す人がいるから。報告書の目指す目的が違うということです。しかも今から見れば古くさい内容です。
槌田:古い割に良くできてるんです。
森:それは私がやったんだから、良くできてますよ。(笑い)

 61年6月に森一久さんは原子力推進から「足を洗う」と考えた。原賠法や放射線被害に対する政府の認識の甘さに失望したのが一因と見られるが、結局は辞めなかった。湯川秀樹博士から「監視役」を託されたのもあるだろう。ジャーナリスト時代に実名、筆名、匿名を使い分け書いてきたように、内部情報を独自に分析し、発信しようという意志も強かった。(5月29日毎日新聞朝刊2面より)

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