たんぽぽ舎から TMM:No2499

たんぽぽ舎です。【TMM:No2499】

2015年6月3日(水)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.米軍ヘリに放射性物質、オスプレイも疑わしい

   オスプレイは米軍住宅地の扱いと同様に住宅地上の

   飛行はやめさせるべき  清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.沖縄辺野古の新基地建設阻止行動に参加しました

   沖縄は本土のどこよりも民主主義が

   定着していると感じました 辺野古新基地建設は不可能です

  千葉和夫(たんぽぽ舎会員)

★3.上野、御徒町の繁華街を反原発デモストレーション

   5/31「さよなら原発ライブ&トーク」に参加

                山田和明(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.核のゴミをどう処分するのか

   核のゴミ、とかトイレのないマンションとか言うのは誤り

    石垣敏夫(さいたま市)

★5.石から分かる歴史とナゾ

   辺野古埋め立て岩石で将来の地球科学者を惑わせる!?

   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその104

    島村英紀(地震学者)

★6.雑誌より

  ◆原発再稼働なんて、ありえない 「巨大地震は来る」

 関東震度5(5/25の埼玉県北部、深さ56kmの地震)

 あの揺れで予感は確信に変わった

   ◯久々のパニックで気付いた いまは谷間の期間にすぎない

   ◯危機感のない人たち

   ◯覚悟を持つしかない   (週刊現代6月13日号より抜粋)

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※6/11学習会にご参加を!

 ちょぼちょぼ市民のためのちょぼゼミ第5回

 「再確認:加圧水型原発(川内、高浜)再稼働の

 どこが危ないのか・原発再稼働の危険性と理不尽」

 講 師:田中一郎さん

 日 時:6月11日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.米軍ヘリに放射性物質、オスプレイも疑わしい

 |  オスプレイは米軍住宅地の扱いと同様に住宅地上の

 |  飛行はやめさせるべき

 └──── 清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)

○横田基地にオスプレイ配置が浮上、その後にオスプレイがハワイで墜落

 CV22オスプレイの横田基地への配置が、突然5月12日に報道された。配置予定のCV22オスプレイは、MV22オスプレイに比べて事故率は3倍高いとのことである。その7日後、19日に、ハワイでオスプレイの墜落事故が起きた。

○沖国大墜落米軍ヘリにストロンチウム90

 オスプレイは米軍ヘリと同じく、放射性物質使用の心配があるが不明である。米軍ヘリの放射性物質の存在については、2011年8月13日、小出裕章氏による沖国大での講演で、7年前、2004年8月13日の沖国大での米軍ヘリ墜落事故でストンチウム90が検出されたことを明らかにした。ストロンチウム90は翼ブレ―ドの氷結による亀裂劣化の検出の安全装置として使われていたようである。

○米軍ヘリに劣化ウランや放射性物質が使われていたことが明らかになる

 2013年8月7日付沖縄タイムスは、2006年の時点に明記されていた米軍ホームページを基にした米軍からの取材で、「米軍ヘリには劣化ウランやストロンチウム90のような放射性物質が使われていた」ことを明らかにした。しかし、その後、開発されたオスプレイに放射性物質が使われているかどうかについては明らかになっていない。

○オスプレイに放射性物質が使われているかは不明で、政府は明らかにすべきである

 今回のハワイでのオスプレイ墜落事故後の処理において、白い防護服の様なものを着た人が白い液を撒いていた。この様子は、2004年8月13日の沖国大、2013年8月5日の米軍キャンプ・ハンセンでの米軍ヘリ墜落事故後の対応と似ているので、米軍ヘリのように劣化ウランやストロンチウム90のような放射性物質が使われている可能性は否定できない。

 日本政府は国民の生命と財産を危険性から守る立場に経って、オスプレイの放射性物質の使用について明らかにすべきである。

 オスプレイは事故率が高く放射性物質の問題もあるとしたら、米軍ヘリが米軍住宅地上の飛行をしていないように、横田基地や辺野古のような住宅地の上の飛行はやめさせるべきである。

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┗■2.沖縄辺野古の新基地建設阻止行動に参加しました

 |  沖縄は本土のどこよりも民主主義が

 |  定着していると感じました 辺野古新基地建設は不可能です

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎会員)

 4月の参加に続いて再び沖縄辺野古に12日間行ってきました。

目的は、

 1)キャンプシュワブ前の座り込みと阻止行動、

 2)カヌーに乗り大浦湾に漕ぎ出す、

 3)「返野古の海を止めよう、県民大会」に参加です。

 私は辺野古に新基地を作らせない(断念させる)ことは「何でもありの現政権」のドテッ腹に風穴を開けることだと思っています。

 ここから現政権はガラガラと音を立て崩れていって欲しいと願っています。

 (巨大な堤防もアリの一穴から崩れる!)

 今回は、1)項のキャンプシュワブゲイト前での座り込みを簡単に紹介します。

 基本は朝6時半集合、「工事車両」「海上保安庁」「沖縄防衛局」の入構阻止行動、キャンプシュワブにはゲートが3つあり、このいずれからか彼らは入るのでゲート前に座り込み阻止。しかし、機動隊とのもみあいになり多勢に無勢(こちら側は30~40人)で1人ずつ排除されるがやむを得ない。

 通常8時から抗議行動がはじまる。ここは通称「辺野古大学」と言われ、歩道の外側の傾斜地にブルーシートの日よけがあり、折りたたみ椅子、ゴザが敷いてある。また小さな図書館もあり本が100冊ほど置いてある。常時200~300名が座り込みをして抗議している。 ここでは「沖縄の歴史」「特定秘密保護法」「集団的自衛権」「原発」「武器輸出」「オスプレイ」なども「根」は同じだと言うことでスピーチの中にはよく出てきます。

 また、沖縄の踊り、歌がたびたび登場、座っていても退屈することはありません。午前と午後にテントの反対側にあるゲート前に集合、デモ&シュプレヒコール行動があります。 そして、午後4時終了です。私が特に面白いと思った事は、「右翼の街宣カーが大音響で来ると、数100人が即歩道に飛び出し、沖縄の踊りを踊りだす事です。これには右翼も『なんだお前らは』と苦笑いして去って行きます」ここに沖縄70年の知恵、秘密が隠されているのを感じました。

 ここにはテーマソング?と言われる歌が2曲あります。インターネットで検索すると歌詞、曲が出てきます。1)今こそ立ち上がろう、2)座り込めここに

これから、辺野古に行く人は覚えて行くと楽しいと思います。

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┗■3.上野、御徒町の繁華街を反原発デモストレーション

 |  5/31「さよなら原発ライブ&トーク」に参加

 └──── 山田和明(たんぽぽ舎ボランティア)

  5月31日(日)、トンボ飛び交う上野不忍池近く、水上音楽堂で「さよなら原発ライブ&トーク」が開催された。主催は「さよなら原発1千万署名、市民の会」。

 5月30日の関東震度5の地震に心配されたが、当日は好天に恵まれ無事に行われた。

 鎌田慧さん、落合恵子さんなどのスピーチの他、2人の人気歌手(SORA、細美武士)が出演するとあって、若い人たちの参加が目立った。ただ残念ながら若者たちはライブが終わると会場を去る人もあって、司会者が引き止めに懸命だった。

 1200名近い会場満員の市民は、集会の後デモストレーションに参加。

反原発、再稼働阻止を訴え、上野から御徒町駅の繁華街を行進。

 大勢の通行人は普段めったに見られないデモに立ち止まって珍しそうに眺めていた。なかには、拍手する人もいて和やかなうちに終了した。

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┗■4.核のゴミをどう処分するのか

 |  核のゴミ、とかトイレのないマンションとか言うのは誤り

 └──── 石垣敏夫(さいたま市)

 核のゴミ、とかトイレのないマンションとか言うのは誤りだと思います。

使用済み核物質はゴミではなく毒物で処理できません。

毒物をバラ撒くのは犯罪です。

原発を認める、安倍政権と原発再稼動を申請している電力会社は犯罪者です、

 ※以上は、5月30日の寄稿。

 >◆核のごみ 非公開で処分地説明会 政府 自治体向け、住民反発も

(5月29日東京新聞朝刊より抜粋)

 全てのゴミは再生可能です、「『核のゴミ』は再生できません」

「核のゴミ」ではなく「核廃棄毒物」と小学生でもわかるように呼称すべきでしょう。東京新聞にも連絡します。

安倍政権は「戦争法案」を「安全保障法案」と国民を騙しています。

処理できない、毒物の生産は犯罪です。

 ※以上は、6月3日の寄稿。

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┗■5.石から分かる歴史とナゾ

 |  辺野古埋め立て岩石で将来の地球科学者を惑わせる!?

 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその104

 └──── 島村英紀(地震学者)

  地球科学者は現場で採取してきた石から、その場所の過去の成り立ちを研究する。こうして地球の過去が少しずつ解明されてきた。

 しかし、拾ってきた石の中には、どう見ても解釈に困るものがあった。たとえば北太平洋で深海底から取ってきた石は、そこにある海底火山の近くにはあるはずがないものだった。

 この不思議な石の解明は結局、できなかった。いまの唯一の解釈は、クジラのような海中生物がほかの場所で呑み込んできて、ここで死んだのではないかということなのである。

 また南洋のサンゴ礁の海岸から学者が取ってきた石も明らかに大陸性のものだった。そこにあるのはふさわしくない石だったのだ。

 この「理由」は後年、わかった。戦時中に日本軍が港を作るために、日本本土から運んだ大量の岩石のひとつだったのである。

 港を作るためだけではない。近年には静岡県の駿河湾にある富士海岸の海岸浸食の対策として三重県鳥羽市の沖にある菅島(すがしま)にあったかんらん岩を「養浜材料」として大量に海に投入した。

 駿河湾の沿岸は、台風がよく襲ってくるところで、何度も台風の被害に遭った。なかでも1966年の台風26号では、甚大な被害をこうむった。富士海岸は、そもそも高波が異常に発達する地形で、そのための被害が多いだけではなく、砂がなくなって海岸侵食も進んでいた。

 菅島から持ってきたのは比較的近くで船で低コストで運べるからだろう。

  だが、これによって学問は手こずることになった。富士川上流や周辺の海岸から自然に流されてきた岩と区別が出来なくなってしまったからである。

 沖縄・宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設が問題になっている。滑走路を新たに作るために172ヘクタールの海を埋め立てる工事が始まろうとしている。

 辺野古の埋め立てに使う岩石の約8割を九州や本州から岩石を運ぶことになっている。その量は2100万立米、東京ドーム17個分という大量のものだ。

 沿岸の埋め立て工事には土砂や岩石を近隣から調達するのが普通だ。しかし南洋の島や沖縄のように狭い島での調達が難しいときには遠くから運ぶことがある。

  しかも沖縄の場合には、環境問題などで地元との摩擦を避けたい当局の思惑があったといわれている。また当局が直接採取すると環境アセスメントが必要だが、九州など沖縄以外の業者から購入すると環境アセスメントが不必要になることも理由だったろう。

 運ばれて海に沈められる岩石にもちろん印が着いているわけではない。かくて、将来の地球科学者を惑わせたり、学問的な結果を狂わせてしまう石が、今後、沖縄にも大量に運ばれることになるのである。

    (5月29日『夕刊フジ』より)

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┗■6.雑誌より

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 ◆原発再稼働なんて、ありえない 「巨大地震は来る」

関東震度5(5/25の埼玉県北部、深さ56kmの地震)

あの揺れで予感は確信に変わった

◯ 久々のパニックで気付いた いまは谷間の期間にすぎない

  地震学者の島村英紀さんが寄せた今回の「関東震度5」の揺れに関する分析。

 「…今回は、幸いにして震源の深さが56kmと深かったので、被害も少なかった。しかし、もし震源がもう少し浅かったら、近年にない大きな被害が出ていたかもしれません。(中略) 今後はもっと東京に近い場所で、より大規模な直下型地震が起きる可能性も高いでしょう」

  東京女子大学名誉教授で、災害時の人の心理に詳しい広瀬弘忠氏が言う。

 「常に『大地震が来て命を落とすかもしれない』と怯えていると、心理的に大きな負担がかかります。その負担を和らげるため、『自分が生きている間には、命に関わる地震は起きない』『大地震が起きても自分だけは助かる』と思い込み、心を守ろうとするのです。これをいわゆる『正常性バイアス』と言います」

 (中略)

◯ 危機感のない人たち

 前出の島村氏はこう語る。「3・11の時には、富士山のマグマだまりが揺さぶられた結果、4日後の3月15日に富士山直下で震度6強の地震が起きています。例えば、関東直下の地震が起きれば箱根のマグマが揺れて、同様のことが起きるかもしれません。首都圏が地震の挟み撃ちに遭うのです」 (中略)

 にもかかわらず、その一方ではまったく危機感を抱いていないどころか、ありえない選択に突き進む人々がいる。この期に及んで原発再稼働を推し進める、政府と電力業界関係者-あの「原子力ムラ」が今、ゾンビのように息を吹き返しているのだ。 (中略)

◯ 覚悟を持つしかない

 元原子炉技術者の後藤政志氏は、強く批判する。「…今もって、福島第一原発の事故は原因すらはっきりせず、収束にはほど遠い。溶けた核燃料がどうなっているのか、地下水と触れあって海に流入していないかどうかも分からない。探査ロボットは回収不能になり、凍土壁は機能していない。加えて、次の巨大地震が襲ってくるかもしれないわけでしょう。こんな状況下で原発をもう一度動かそうなんて、もはや常軌を逸しています」 (後略) 

(週刊現代6月13日号より抜粋)

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