たんぽぽ舎から TMM:No2507

たんぽぽ舎です。【TMM:No2507】
2015年6月12日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.「城南信金理事長・吉原毅さんと小泉純一郎さんの講演ビデオ」
   実に内容の濃い、見応え、聞き応えのある内容      広瀬 隆
★2.確率論的安全評価を真剣に採用するなら、
   川内原発は決して再稼働できない
              小倉 正(原発さよなら四国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE 2015
   おしどりマコ&ケンのONステージ/脱原発市民シンポジウム(
   ゲスト柳田邦男・他)
   脱原発市民活動展示ブース/脱原発映像コーナーは無料
★4.新聞より
  ◆刑事責任に影響も IAEA福島事故報告書「想定外」否定
   国・東電を強く批判     (6月12日東京新聞3面より抜粋)
★5.テント日誌6月11日(木)
   経産省前テントひろば1368日 商業用原発停止633日
   原発は環境破壊の最たるものだ!もう常識ですよね (I・K)
   週末のテント周辺での動きから (M)
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※6/23(火)【テント応援の講演】にご参加を!
 テントが危ない!テントを守ろう!
 経産省前テントひろばは憲法21条「表現の自由」の実行だ
 憲法21条「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む
 沖縄のテント、全国のテントにも共通する話。ぜひ聞いて下さい。

 お 話:憲法学者・内藤光博教授(専修大学憲法学)
 日 時:6月23日(火)19:00から21:00
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
 内藤教授は、「テントの設営および泊まり込み(エンキャンプメント)」が、公開の言論広場(パブリック・フォーラム)を利用した「集会活動」の一類型と見ることができるとすれば、それは憲法21条1項の「集会の自由」の保証を受けられると判断。
 右翼のいう「テント不法占拠」は、的外れだ。
 右翼にも反論できる内容を、憲法学者が話します。
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※訂正1つあります。
 6月10日発信【TMM:No2505】の★1松山市城山公園に2500人結集! で、
 正:再稼働反対の歌も披露。福島の避難者の「ふるさとを奪われた無念と避難生活の苦しさを他人事と考えてはいけない、こういう苦しさを四国の人たちに繰り返して欲しくない」という
 誤:再稼働反対の歌も披露。「福島の避難者のふるさとを奪われた無念と避難生活の苦しさを他人事と考えてはいけない、こういう苦しさを四国の人たちに繰り返して欲しくない」という
 おわびして、訂正致します。
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┗■1.「城南信金理事長・吉原毅さんと小泉純一郎さんの講演ビデオ」
 |  実に内容の濃い、見応え、聞き応えのある内容
 └──── 広瀬 隆

全国のみなさま・・・広瀬 隆です。
◯再度、6月4日に鹿児島でおこなわれた
「城南信用金庫理事長・吉原毅さんと小泉純一郎さんの講演ビデオ」のサイトをお知らせします。
 OurPlanet-TVの白石草さんによると、先にお知らせしたサイト(ustream)は、短期間で削除されてしまうそうですので、削除されないYouTubeの下記サイトにアップしてくださった、とのことです。
 新聞では、吉原さんの発言が紹介されていませんが、実に内容の濃い、見応え、聞き応えのある内容です。
 小泉純一郎さんも話がうまいね。講演後の記者会見も録画されています。
吉原毅・小泉純一郎の鹿児島講演会
  https://www.youtube.com/watch?v=RZColIQKvH8
吉原毅・小泉純一郎の講演後の記者会見
  https://www.youtube.com/watch?v=c–vbhjqMd8

◯もうひとつ、6月7日(日)におこなわれた博多における
「ストップ再稼働!3万人大集会in福岡~川内原発のスイッチは押させない!~」
福岡市舞鶴公園 福岡市中央区城内1番
主催:原発いらない!九州実行委員会
のヘリ空撮・解説の録画サイトも、再びお知らせします。
 この集会では、全国のみなさまの「正しい報道ヘリの会」による九州初めてのヘリコプター空撮がおこなわれました。集会参加者が、ヘリ空撮スタッフの山本太郎さんに向かって手を振って、デモ行進まで盛りあがりました。
 日本全国に、そして全世界に伝えましょう。川内原発再稼働阻止は、これからだ。映像の配信先は下記です。
 ヘリ空撮スタッフは、佐賀からヘリコプターで、博多まで来てくださいました。本当に頭が下がります。
 写真もビデオも、すべて自由に使ってください。
◎配信先アドレス
<写真> fotgazet http://fotgazet.com/news/000346.html
スチール撮影
山本宗補(フォトジャーナリスト/日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)
<ビデオ>
OurPlanetTV http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1924
IWJ http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukuoka1
 ヘリコプターからのリポート:山本太郎(参議院議員)
ビデオ撮影:平野隆章(OurPlanetTV)
配信:IWJ、OurPlanetTV
コーディネート:白石草(OurPlanetTV)
提供:正しい報道ヘリの会(寄付をしてくださった全国の皆さまの資金で運営しています。心からの感謝を申し上げます。)

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┗■2.確率論的安全評価を真剣に採用するなら、
 |  川内原発は決して再稼働できない
 └──── 小倉 正(原発さよなら四国ネットワーク)

◎ 伊藤鹿児島知事が川内原発では100万年に1回以下の確率で、5.6テラベクレルまでしか放射能を出す事故はない、と主張しているのはデタラメです。3万年に1回のカルデラ破局噴火に呑まれれば、自動的に1万テラベクレルのフクシマ級汚染になります。
 九州電力は5.6テラベクレル以上の汚染をする事故の確率を算出していませんが、姶良カルデラ破局噴火を事前予知して燃料搬出できる、としているからです。ではそれが失敗する確率は?確率論的リスク評価では、不明な事態では専門家5人の意見を聞いて5段階の評価で代用します。
◎ さて、火山学者5人に聞いて、事前予知が可能だ、というのがお一人出れば九電にとっては上等なので、少なくとも事前予知に失敗する確率は80%と、ほぼ1近くになるでしょう。
 それもあってか?、原子力規制委員会は当面の安全目標として「100テラベクレルの汚染が出る事故の発生確率を100万年に1回以下」と平成25年の第1回会合で決めたにも拘わらず、この確率論的リスク評価を用いた評価は行っていません。合格判定基準としては使っていないのです。
  https://www.nsr.go.jp/data/000104750.pdf
 事業者の側では、電力中央研究所の原子力リスク研究センターが昨年夏に設立され、伊方3号機をモデルケースとして、確率論的リスク評価の現状評価と実用化を目指した研究を始めたところです。あと2,3年待ってから実用化されるものと思われます。
 伊方原発の、確率論的安全評価(PSA)/確率論的リスク評価(PRA)電中研報告書
(仮)(昨年出た最初の評価です)
  http://criepi.denken.or.jp/jp/nrrc/tac/pdf/1st_suitability.pdf
◎ まとめると、確率論的リスク評価は使い物にならないことを重々承知で、九州電力は宣伝に使い、知事は丸呑みし、規制委は知らん顔であたかも合格の基準があるかのようなふりをして、実際には責任を負わない(確率については審査していない)という無責任な体制が現状です。
 さて、南海トラフ巨大地震について言えば、2000年前には東日本大震災級の大津波があったことが知られています。伊方原発が長期広域停電に襲われる確率も出せるでしょう…。
 拙ブログ記事「確率論的安全評価を真剣に採用するなら、川内原発は決して再稼働できない」 とあと2つもどうぞ。
 http://blog.goo.ne.jp/ikatanoplu/e/bc279ecfd386c2b5840c704679c6b28e

http://togetter.com/id/togura04 ツイッター記事のまとめ
http://blog.goo.ne.jp/ikatanoplu ブログ「伊方原発のプルサーマル問題」
http://ikatahaironet.wiki.fc2.com/ 伊方原発の再稼働を許さない市民ネット
http://gensayo4koku.jimdo.com/ 原発さよなら四国ネットワーク

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE 2015

 日時:6月21日(日)11:30~19:30
 会場:オルタナティブ生活館スペース・オルタ
(新横浜駅から徒歩7分、東京ガス手前)
   一日通し券前売り 2,500円(当日券 3,500円、避難者は1,000円)
        (予約はウェッブサイトからか、下記へ)
 各企画のみの料金:おしどりマコ&ケンのONステージ/
     脱原発市民シンポジウム(ゲスト柳田邦男・他)各1,000円。
     コンサート 2,000円
 脱原発市民活動展示ブース/脱原発映像コーナーは無料。
 主催:同実行委員会 事務局/スペース・オルタ気付
 担当・佐藤 TEL&FAX: 045-472-6349 詳細はウェッブサイトで。

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┗■4.新聞より
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 ◆刑事責任に影響も IAEA福島事故報告書「想定外」否定
  国・東電を強く批判

  国際原子力機関(IAEA)が作成し、理事会で議論された東京電力福島第一原発事故の最終報告書。福島第一を襲った巨大地震や大津波は「想定外」だったとする東電と国の主張を真っ向から否定し、対策を怠ってきたことを強く批判しているのが特徴だ。今後、東電幹部への責任追及や、各地の原発訴訟に影響を及ぼす可能性もある。(後略) (6月12日東京新聞3面より抜粋)

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┗■5.テント日誌6月11日(木)
 |  経産省前テントひろば1368日 商業用原発停止633日
 |  原発は環境破壊の最たるものだ!もう常識ですよね
 |  週末のテント周辺での動きから
 └──── (I・K)、(M)

 街路に咲くアジサイを愛でながらテントに向かう。
私の母は額アジサイを好んでいたが、若い頃の私はあでやかにこんもり咲く本アジサイが良いと思っていた。今は額アジサイの静かな美しさに魅かれている。
それにしてもアジサイの種類の多様さには驚いた。
 テントに着くと泊まり明けの人が待っていてくれた。そしていつも「日の丸君が代」などの裁判の時必ず寄ってくださるKさんが居て今日も栄養ゼリー(?)の差し入れをして下さった。
 しばらく今の教育現場の締め付けや個性を無視した教育のやり方などのお話を聞き唖然とする。
 午後毎日来てくださるM子さんが、トラメガで数分通行中の人たちに脱原発の訴えをし、国会前の座り込みに出かけていった。
 外国の方がテントの写真を撮り、近づいて来たので英語のチラシをお渡しした。
Good Work!といって下さったので通訳の方に何処の方か伺ったらアメリカの環境保護団体の方だという。原発は環境破壊ですよね。
世界中の原発をなくさなければという思いを強くしました。
 通りがかりに頑張って!と声をかけて下さる人も居て嬉しいが、本当は一緒に頑張りましょう!と言って欲しいけど…
 テントでの会話は安保法制のこと、安倍にもの申す自民党の人が居ない嘆きなどです。(I・K)

週末のテント周辺での動きから

 テント周辺というよりは国会周辺と言った方がいいのかもしれませんが、個の週末にはいろいろの動きがあるようです。主なものとしては6月14日(日)の国会包囲行動ですが、テントから出かける人も、テントに寄られる方も。またテントを待ち合わせにする人も多いですから、日程などをお知らせいたします。
6月12日(金)は首相官邸前抗議行動(反原連主催の金曜日行動)があります。18時30分~20時まで首相官邸前を中心にして。そして、6月14日(日)には戦争法案反対・国会包囲集会(14時~16時30分)があります。詳細は≪戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)に問い合わせてください。テントはテントでこの集会に対応したことを行います。6月15日以降は国会周辺での座り込み行動が展開されます。(M)

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