たんぽぽ舎から TMM:No2574

たんぽぽ舎です。【TMM:No2574】

2015年8月28日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.原発ご三家は、同時に兵器産業の大手企業

三菱重工、東芝、日立の原発ご三家の兵器売り上げをみる

安保(戦争)法制と原発再稼働は密接に関連している

【9/7(月)学習会のご案内】

★2.本の紹介

『戦争と核と詩歌―ヒロシマ・ナガサキ・フクシマそしてヤスクニ』

石川逸子著、発行:スペース伽耶

中村泰子 (たんぽぽ舎ボランティア)

★3.「安全保障法制の何が問題なのか-歴史認識、安全保障環境、

軍事をめぐる利権、核兵器の潜在的保有力としての原発」

9/3(木)学習会にご参加を!

冨塚元夫 (「スペースたんぽぽ」講座運営委員)

★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

◆9月12日から福島映像祭2015!

日時:2015年9月12日(土)から18日(金) 会場:ポレポレ東中野

主催:NPO法人OurPlanet-TV

★5.新聞より

◆交付金減る分 支援金 原発依存の解消カギ

廃炉・自治体の影響緩和 でも「使途限定」が気がかり

破綻 夕張の二の舞も 見えない国の長期戦略

(8月28日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

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※明日です!8/29(土)学習会にご参加を!

核問題「テーマ別世界社会フォーラム2016に向けて」連続学習会第2回

「原発を止めるアジアの人々」

日 時:8月29日(土)18:30から21:00

講  師:佐藤大介さん(ノーニュークスアジアフォーラム)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

主  催:反核世界社会フォーラム2016日本準備会  参加費:500円

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※8月27日発信の【TMM:No2573】★3の記事「原発・基地・戦争=「犠牲のシス

テム」を解体せよ!するな戦争!止めろ再稼働!『NO NUKES voice vol.5』」は、

鹿砦社(ろくさい社、神戸市に本社、東京に支社)からの依頼原稿です。

日本唯一の反原発の雑誌(季刊)の創刊は貴重なので、たんぽぽ舎も協力してい

ます。vol.5は、たんぽぽ舎でも扱っています。vol.4の在庫もあります。

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┗■1.原発ご三家は、同時に兵器産業の大手企業

|  三菱重工、東芝、日立の原発ご三家の兵器売り上げをみる

|  安保(戦争)法制と原発再稼働は密接に関連している

|  【9/7(月)学習会のご案内】

└──── たんぽぽ舎

 

日 時:9月7日(月)18:30開場 19時より21時まで

お 話:渡辺寿子(原発いらない!ちば)、柳田 真(たんぽぽ舎)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円(資料を用意します)

 

 

原発ご三家は、同時に兵器産業の大手企業

三菱重工、東芝、日立の原発ご三家の兵器売り上げをみる

安保(戦争)法制と原発再稼働は密接に関連している

 

◆日本の原発ご三家は同時に兵器産業の大手企業ばかりです。2014年の統計では、

三菱重工業が防衛省への兵器売り上げ第1位、東芝が第8位、日立製作所が13位です。

◆戦争になった時、最初に狙われるのはどこですか?原発です。原発が大爆発すれば、

福島第一原発事故以上になります。ヒロシマ、ナガサキの惨状がくり返されます。次に

軍事基地です。沖縄が狙われます。

◆私たちが、安保(戦争)法制と原発(再稼働)は密接な関係だと主張するいくつかのデ

ータ、資料を紹介します。9月7日(月)学習会にご参加下さい。

 

※関連記事 「原発と東芝の闇」  竹田茂夫(法政大教授)

前半略

東芝の昨年末の資産合計約7兆円のうち、約1兆5500億円が「のれん」や繰り延

べ税金資産などの将来の収益予想に依存する頼りない性質のものだ。「のれん」とは買

収額がWH(米国原発メーカーのウェスチングハウス)の純資産を上回る部分を指すが、

今後、原発商売が下向けば減損処理を迫られる。だがそのための自己資本は1兆4000

億円ほどしかない。無理な買収のつけが不正会計に表れたのではないか。

東芝は優れた事業を他に多く持ちながら、原発輸出など国策の先兵として動いてき

た。袋小路の原発との心中以外に道はないのか。

(7月30日東京新聞「本音のコラム」より)

上記の関連記事は、8月7日発信の【TMM:No2557】に掲載しています。

 

 

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┗■2.本の紹介

|  『戦争と核と詩歌―ヒロシマ・ナガサキ・フクシマそしてヤスクニ』

|  石川逸子著、発行:スペース伽耶

└──── 中村泰子 (たんぽぽ舎ボランティア)

 

川内原発の再起動が強行され、原発回帰の政府は「核兵器の運搬も法文上は排除し

ていない」と明言、安倍首相は広島の平和記念式典で非核三原則に言及しなかった。

「民主主義なので、決めるときは多数決だ。議論が熟したときは採決を」と今国会で

の安保(戦争)法案成立を急いでいる。

本書は、「戦争と核に対する詩歌」による批判である。詩人・石川逸子が、原爆投下

から福島第一原発事故までの歴史とヤスクニについて、多くの優れた詩歌をあげなが

ら解説する。

「さながらこの国を乗っ取ったかに見える安倍政権の暴走に、否!」

(著者「ひとこと」より)。

【目次】

核と核文学―原爆から原発へ

・はじめに

・降伏文書調印まで

・プレスコード下から朝鮮戦争開始まで

・朝鮮戦争

・サンフランシスコ講和条約発効以降

・第五福竜丸ビキニ水爆に被曝以降

・長崎の詩歌

・原子力発電・平和利用の戦略とその後

・原水爆禁止運動の分裂

・朝鮮人被爆者

・チェルノブイリ事故

・劣化ウラン弾の脅威

・東海村JCO臨界事故

・フクシマ大事故

・おわりに

・関連年表

 

再びその道を走るのか―安倍首相のヤスクニ参拝

・日本軍はアジアで何をしてきたか

・日本軍のアジアでの蛮行の源流

・一篇の詩にみる「日本の敗北」

・権力者の道具としての天皇制

・再び新たな「神」を作る決意の儀式

 

石川逸子著、2015年8月、発行:スペース伽耶、A5判128頁、1000円+税

たんぽぽ舎でも扱っています。

 

 

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┗■3.「安全保障法制の何が問題なのか-歴史認識、安全保障環境、

|  軍事をめぐる利権、核兵器の潜在的保有力としての原発」

|  9/3(木)学習会にご参加を!

└──── 冨塚元夫 (「スペースたんぽぽ」講座運営委員)

 

講 師:吉沢弘志さん (市民ネットワーク千葉県政策調査室スタッフ、

「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」代表)

日 時:9月3日(木)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

 

○安保法制の目的は抑止力の強化と言われています。これまで沖縄の基地も抑止力、核

も抑止力と言われて来ました。何のメリットもない危険極まりない原発再稼働も軍国主

義者の言う潜在的抑止力のためです。

○2013年末に閣議決定された新「防衛大綱」と「中期防」、その半年後に閣議決定され

た「集団的自衛権行使の容認」、そして今年取り決められた日米2+2による「新ガイ

ドライン」、それに基づく安全保障法案と国際平和支援法案により、自衛隊は60年の歴

史の中で決定的な改変が行われることになる。

○8月12日沖縄うるま市沖合に訓練中の米軍ヘリコプターが墜落、自衛隊員2人が負

傷した。自衛隊の広報室は、2人が専門性の高い部隊などで構成される「中央即応集団

」の所属であることを明らかにした。その後2人は「集団」傘下の特殊部隊「特殊作戦

群」の隊員であることが判明した。「特殊作戦群」は陸上自衛隊習志野基地に置かれて

いる。

○8月1日「F35B」10機の購入・配備が正式にアナウンスされましたが、これで

辺野古新基地が米軍と自衛隊の共用であることがますます露わになってきました。防衛

予算は安倍政権で3年連続増加、安保法案成立でさらに肥大は確実。

 

 

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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◆9月12日から福島映像祭2015!

 

2013年にスタートした「福島映像祭2015」。

今年も9月12日(土)から18日(金)の1週間、東京・東中野の「ポレポレ東中野」で

開催します。

今回は、原発事故後の若者たちの交流と成長を描いた『種まきうさぎ』を初めて上映

するほか、生業(なりわい)訴訟の原告、樽川和也さんを追った『大地を受け継ぐ』な

ど、新作映画を含む4作品を上映。

イベントでは、福島中央テレビの佐藤崇報道制作局長をゲストに迎えるトーク「ふく

しまの未来~福島中央テレビの現場から」など4つを企画。

福島県いわき市久之浜を題材として構成されるドキュメンタリーパフォーマンス「か

げろう」の上演など、初の映像パフォーマンスも行います。

 

日 時:2015年9月12日(土)から18日(金)

会 場:ポレポレ東中野 Space&Cafeポレポレ坐(東京都中野区東中野4-4-1)

主催者:NPO法人OurPlanet-TV(福島映像祭 担当:高木/白石)

TEL:03-3296-2720 FAX:03-3296-2730

Email ffmf@ourplanet-tv.org

料金など詳細は Web http://fukushimavoice.net/fes をご覧下さい。

 

 

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┗■5.新聞より

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◆交付金減る分 支援金 原発依存の解消カギ

廃炉・自治体の影響緩和 でも「使途限定」が気がかり

破綻 夕張の二の舞も 見えない国の長期戦略

 

経済産業省は今年4月に廃炉になった原発を抱える自治体に支援金を出すため、

「エネルギー構造転換理解促進事業」を新設し、2016年度の概算要求に45億円を計上

することを決めた。火力発電所の廃止などでは支援金は出ないから特別扱いになるが、

老朽化原発の廃炉を促すためには必要な措置かもしれない。電源立地地域対策交付金の

減額分の支援金が出そうだ。だが、当の自治体はなぜか、喜びばかりでもないようだ。

支援金で、廃炉は進まないのか-。 (中略)

〔デスクメモ〕

国策として原発を推進してきた以上、国は最後まで原発の面倒をみるべきだろう。

廃炉が決まっても、完全に解体を終えるまで、何十年も必要だ。もしかしたら、永遠か

もしれない。放射性廃棄物の捨て場がないのだから。政府が考えるべきことは、原発の

維持ではない。どのように後始末をするかだ。(文)

(8月28日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

 

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