たんぽぽ舎です。【TMM:No2578】
2015年9月2日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9月1日は、大地震と朝鮮人、中国人等虐殺の日
忘れまい、「地震」と原発事故に備えよう
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.8/30安保法案(戦争法案)反対の抗議集会に参加しました
確実に国民の声が大きく広がりつつあることを強く感じました
個人的には危ういと思っていた民主主義がまだまだ健在であることを
確認できた集会でした
この勢いを原発再稼働阻止、辺野古新基地阻止に
繋げていきたいと思います 千葉和夫 (たんぽぽ舎会員)
★3.全国のみなさま
川内原発は大事故直前のまま運転中です
ダイヤモンドオンラインの連載記事を読んでください
広瀬 隆 (8/29受信のメールより)
★4.新聞より
◆福島 汚染水流出公表遅れ 東電の体質 断罪
社外専門家報告書 (8月30日東京新聞朝刊2面より抜粋)
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※9/3(木)学習会にご参加を!
「安全保障法制の何が問題なのか-歴史認識、安全保障環境、
軍事をめぐる利権、核兵器の潜在的保有力としての原発」
講 師:吉沢弘志さん (市民ネットワーク千葉県政策調査室スタッフ、
「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」代表)
日 時:9月3日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
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※9/5(土)学習会にご参加を!
戦争とメディア・またぞろ復活の国策番組と視聴者の反抗(全3回)
パート2・60年代の軍国主義映像と原発を結ぶもの
-映像が煽る自衛隊に入ればこの世は天国-
講 師:加藤久晴さん
日 時:9月5日(土)18時より20時(開場17時30分)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
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※9/7(月)学習会にご参加を!
原発ご三家は、同時に兵器産業の大手企業
三菱重工、東芝、日立の原発ご三家の兵器売り上げをみる
安保(戦争)法制と原発再稼働は密接に関連している
日 時:9月7日(月)19時より21時まで
お 話:渡辺寿子(原発いらない!ちば)、柳田 真(たんぽぽ舎)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(資料を用意します)
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┗■1.9月1日は、大地震と朝鮮人、中国人等虐殺の日
| 忘れまい、「地震」と原発事故に備えよう
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○9月1日は関東大震災=防災の日となっている。同時に1923年の関東大震災におい
て、朝鮮人、中国人、日本人の社会主義者、労働組合活動家の大虐殺が行われた日で
もある。
関東大震災は1923年9月1日、午前11時58分、東京・横浜を襲ったマグニチュード
7.9の大地震だった。東京では火災によって全家屋の3分の2が焼失、全体の死者は
9万9331人、負傷者は10万人強。この時に朝鮮人6000人、中国人700人の大虐殺が起
きた。また、大杉栄・伊藤野枝夫妻と甥の3人が甘粕憲兵大尉らによって、憲兵隊本部
で殺害され、救援活動中の平沢計七ら南葛労働会の活動家たちが亀戸警察署内で官憲
によって殺害された。
「不逞鮮人」や「社会主義者」による暴動というデマがなぜ広がったのか。
現存している証拠として
(1)千葉県・船橋市の海軍の送信所から全国へ発信されたこと。
(2)埼玉県庁が群役所を通じて県下の町村に通知、「移牒」である。
朝鮮人が暴動を起こしたというデマ情報を意識的、系統的に全国に発信したのは内
務省(治安を任務とする国家組織)である。朝鮮の人々に、こんな非道なことを約100年
前、自警団(半ば官製の組織)が行ったことに対して今に通じる痛切な反省を要する。
(唯一救われるのは神奈川県のある警察署長が朝鮮人を署内に入れ、虐殺から守った
という記事を読んだ時である)
○地震研究会(たんぽぽ舎の研究会)は、10数人で関東大震災の跡地(東京・墨田区)を
10年ほど前に実地見学した。会員の多数が関東大震災時の「虐殺」の事実を知らなか
ったので、皆で現地を見て、説明を聞いて、勉強になった。
私たち年配者は、あとに続く若い人たちに「歴史の事実」を(反省すべき点も含めて)
伝えていく責務があると感じた。
「歴史の偽造」と嫌韓、嫌朝鮮、嫌中国を図る政治家の少なくない人々がバッコす
る世相だけに一層強く思う。過去の歴史から大事なことを学ばない国民では、アジア
各国から信用されない、アジアに友人がいない国=日本になってしまう。
○地震と原発―次の心配・危機―原発再稼働を阻止しよう
東京電力福島第一原発事故は津波だけが原因でやられたのでなく、地震にも耐えられ
なかったことは多くの事実から確実だ。その反省もないまま、原発の再稼働(第1号は
九州電力の川内原発)を急ぐ電力会社と安倍内閣の無謀さにあきれる。
私たちも試されている。全力で原発再稼働を阻止しよう、自分と孫、子のためにも
悔いのない闘争をやろう。
○テレビ・新聞はなぜ1923年9月1日の大地震と朝鮮人・中国人虐殺、社会主義者虐
殺のことをほとんど報道しないのか?残念である。メディアの怠慢以上の大きな問題
点を感じる。
(注)8月30日の毎日新聞・千葉版で「八千代、関東大震災の朝鮮人虐殺『負の遺産』
と向き合い、慰霊」という記事を見た。4段の大きな見出しで注目された。また「船
橋でも追悼式」の記事もその隣に載っていた。
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┗■2.8/30安保法案(戦争法案)反対の抗議集会に参加しました
| 確実に国民の声が大きく広がりつつあることを強く感じました
| 個人的には危ういと思っていた民主主義がまだまだ健在であることを
| 確認できた集会でした
| この勢いを原発再稼働阻止、辺野古新基地阻止に
| 繋げていきたいと思います
└──── 千葉和夫 (たんぽぽ舎会員)
8月30日は朝から妻と安保法案(戦争法案)反対の抗議集会に参加のため国会議事堂
前に行きました。小雨が降ったりして気温も低かったのですが充実した1日でした。私
たちは国会前に12時30分ごろ着いたのですが、もう多くの人がいて主催者がいる国
会前には近づくことができませんでした。
私たちはひとまず議事堂に向かって左側、南公園入り口近くに陣取りました。この時
刻だとぎりぎりこの場所が精いっぱいでした。近くの人たちと話をしながら開会の14
時を待っていました。13時40分頃、突然反対側の歩道から車道にあふれる人たちが出
始めました。
私たちは「これは!?」と思い、すぐ自分たちの荷物をまとめ、背負い、車道に出る
準備をしました。このような場合ただ見ているわけにはいきません。反対側ではすぐ警
察官の必死の阻止も突破され、次々と車道に人々が乱入して瞬く間に数百人の規模にな
りました。
私たちも1m位の鉄柵を越えようとしましたがすぐ警察官に阻止されました。一たん
下がりそこで警察官とのもみあいを見ていると目の前がかなり手薄なことに気が付き、
私と妻は鉄柵をずらしその間から車道に出ました。その後を数人が続き数が増えていき、
警察官も阻止に必死でした。この時、鉄柵を引き倒し、道を開けている1人の若者がい
ました。警官は引き倒された鉄柵を直しているうちに、若者は別の鉄柵3台ぐらい倒し
、引きずり大きな歩道→車道の専用道路(?)を作ってしまいました。こうなるとこのハ
イウェイに歩道から「決壊したぞ!」の声と共に数100人が押し寄せ警察官の手には負
えなくなりました。私たちが(非暴力で)車道を占拠することに成功しました。
本当にこの攻防は凄かったですよ。私が一番驚いたのはその若者はよく知っている、
沖縄キャンプシュワブ前テントで知り合った「H君」でした。彼が道を作っているとき
、素早くそばに行き「Hくん、久しぶり。さすがやるもんだね」と話しかけると、作業
の手を緩めずに“にやっ“としていました。とっさにそこまでできるのはさすが沖縄で
学んでいることがすぐに応用できたのかと感心しました。後で考えると、どうして手伝
わなかったのか、せめて(決壊の瞬間の)動画でもとっておけばよかったのにと悔やまれ
ます。
そもそも、私は以前から「今回みたいな大きな抗議集会の時には、国会正面の車道
は私たち市民に開放すべき」と思っていたので、フェンスを突破して車道を占拠した
ことは大きな意味があると思っています。
新聞には「警視庁関係者は、『想定していたより人出が多かった。押し合って倒れる
などけがをしないよう、現場の判断で歩道と車道を隔てていた柵を外した』と語る」
とありましたが、私は目の前で警察官が必死で柵を抑えたり、元に戻したりしたいる
のを見ているので「ちょっと違うかな」とは思いますが、彼らとケンカに行っている
わけではないので「まあ良いか」の心境です。
車道の真ん中にいて議事堂を見ながらシュプレヒコール(「民主主義ってなんだ?」
「なんだ」など)を叫び「確実に世の中は変わりつつある」ことを確信しました。
希望的な言い方ですが「ひょっとすると、歴史の変わり目に自分はいた」ような気が
しました。
主催者発表で12万人とのことですが、国会議事堂をぐるりと囲んだ人並み、車道や
地下鉄桜田門駅、霞が関、日比谷公園まで続いた人々、午後4時を過ぎても続々と集ま
る人々を見て原発反対デモの20万人をはるかに超えていたような気がしました。
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┗■3.全国のみなさま
| 川内原発は大事故直前のまま運転中です
| ダイヤモンドオンラインの連載記事を読んでください
└──── 広瀬 隆 (8/29受信のメールより)
インターネットのダイヤモンドオンラインで、下記の日程で、私の連載記事「川内原
発再稼働阻止」を掲載してきましたが、今日の記事は、再稼働中の川内原発の最大の欠
陥を、もとNHKアナウンサーの堀潤さんが教えてくださったきわめて重大な内容です。
大事故直前の、大変なことが、鹿児島県で進行中です。
http://diamond.jp/articles/-/77425
すぐに読んでください。その要点を説明します。
第一回の対談は下記ですが、今日はその二回目です。
http://diamond.jp/articles/-/77414
堀さんが、アメリカにいた2012年に、三菱重工製の新しい蒸気発生器が破損事故
を起こして、サンオノフレ原発の2基が廃炉になって、三菱に1兆円近い賠償を請求し
たのです。いいですか、廃炉ですよ!
その経過が重要です。日本ではまったく報道されていませんが、なんとアメリカの
NRC(原子力規制委員会)が三菱重工の製造工場に抜き打ちで立ち入り検査をした結
果、三菱がまともな対策をとっていないことが明らかになって、それでアメリカの電力
会社が廃炉を決断していたのです。大事件です。
その蒸気発生器は、ほとんど新品でした。
その三菱重工製の欠陥製品を使って、8月11日から動かし始めたのが、鹿児島県
の川内原発1号機なのです。
意味が分かりますか? 川内原発では、21日に復水器の細管破損が発見されて、一
昨日からその破損部分だけ栓をして出力上昇を再開しましたが、この「復水器」は二次
系の話です。
アメリカの事故で判明した欠陥のある「蒸気発生器」は一次系、つまり原子炉に直結
する熱水が流れている巨大装置です。こちらは、1万本以上の細管を使って、熱を二次
系に伝えるのです。
川内原発の大事故は、秒読みです。
4年以上も動かしていなかった装置です。
九州電力は、このような金属材料の欠陥(腐食)についてシロウトです。欠陥を
知っているのはメーカーなのです。
10月に予定している2号機の再稼働は、もっとおそろしいことになります。腐食だ
らけの、古い蒸気発生器を使って動かすのですから。
日本の報道はゼロです。堀潤さんの重大な警告を聞いてください。
川内原発は、即時廃炉にすべき原子力発電所です。
堀さんのあとは、田中三彦さんが、日本の原子力規制委員会が大事故を起こす真犯
人だということを、わかりやすく話してくれます。
そのあとは、古賀茂明さんに登場していただきます。
全国に、事実を広めてください。事実が、最も重要です。日本のテレビと新聞は、
まったく現実を伝えていません。意見より先に、事実を伝えることです。
再稼働に賛成する人間をゼロにする力は、事実にあるのです。まだ、再稼働の賛成者
は3割もいます。
ダイヤモンドオンラインは、読者が激増しています。日本人全体の知識を高めま
しょう。
このサイトのタイトルの下にある小さな「バックナンバー」をクリックすると、す
べての記事が読めます。
◆第1回 7月17日金曜 http://diamond.jp/articles/-/74801
【川内原発の地震対策は、まったくなっていない!】
◆第2回 7月21日火曜 http://diamond.jp/articles/-/74973
【日本を壊滅させる川内原発再稼働と火山の脅威】
◆第3回 7月24日金曜 http://diamond.jp/articles/-/74983
【日本の原発にテロ対策はない】
◆第4回 7月28日火曜 http://diamond.jp/articles/-/75003
【報道されないトリチウムの危険性】
この記事は、1日で45万人の人が見ました!!
◆第5回 7月31日金曜 http://diamond.jp/articles/-/75078
【フクシマ原発事故被害者の賠償を放置したまま再稼働など許されるか】
◆第6回 8月 5日水曜 http://diamond.jp/articles/-/75637
【原子力発電は「大量殺人」ではないのか?】
◆第7回 8月 8日土曜 http://diamond.jp/articles/-/75642
【電気が足りているのに、なぜ原発を動かす必要があるのか?】
◆第8回 8月12日水曜 http://diamond.jp/articles/-/75646
【原発ゼロで、なぜ電気が足りているのか?】
このあとは、ダイヤモンド社論説委員・坪井賢一さんとの対談
もとNHKアナウンサー・堀潤さんとの対談
(現在、堀さんの対談2回目までです)
もと国会事故調メンバー・田中三彦さんとの対談
もと通産省官僚・古賀茂明さんとの対談
と続きます。バックナンバーを見てください。
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┗■4.新聞より
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◆福島 汚染水流出公表遅れ 東電の体質 断罪
社外専門家報告書
福島第一原発の排水溝から放射性物質に汚染された雨水が海に流出していたことを
東京電力が長期間公表しなかった問題で、問題を招いた原因を調査していた社外専門家
は「情報公開の精神が浸透せず、組織を挙げて実行すべきだとの自覚も乏しい」と東電
の企業体質を厳しく批判する報告書をまとめた。
報告書は、東電の「原子力改革監視委員会」から依頼を受けた弁護士らが作成。2年
前に定めた「測定データは速やかに公表する」との方針が守られなかったとし、「責任
の所在を明らかにして計画の実行に取り組むことを避けようとする組織風土がある」と
企業体質の改善を求めている。 (後略)
(8月30日東京新聞朝刊2面より抜粋)
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