たんぽぽ舎です。【TMM:No2589】
2015年9月12日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.脱原発経産省前テントひろば4周年 (速報映像)
9・11記者会見-抗議集会-人間の鎖
★2.噴火予測の困難さ見せつけた桜島
“35年の観測”も火山の歴史では短い」
連載コラム「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」その119
島村英紀(地震学者)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆映画「シロウオ-原発立地を断念させた町」国分寺上映会(10月20日14:00、
19:00 2回)
★4.新聞より3つ
◆脱原発テント4年「戦い続ける」 (9月12日東京新聞より)
◆中学生「怖い法案」 シールズ、国会前デモ【金曜日の声 脱原発+安保法案反対】
(9月12日東京新聞より)
◆ 飯舘村で除染袋 川に流出 回収37袋 総数不明 (9月12日東京新聞より)
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※戦争法案廃案!9.14国会抗議行動
◎座り込み行動
日時:9月14日(月)13:00~17:00
場所:国会正門前
◎強行採決反対!戦争法案廃案!安倍政権退陣!9.14国会包囲大行動
日時:9月14日(月)18:30~
場所:国会周辺
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
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┗■1.脱原発経産省前テントひろば4周年 (速報映像)
| 9・11記者会見-抗議集会-人間の鎖
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9月11日(金) 脱原発経産省前テントひろば4周年
◎テント設立4周年経産省包囲行動(17時-21時)スケジュール
・テント前ひろばの記者会見(17時-18時)
淵上太郎(テント設立4年と政府の原発推進政策)
照屋寛徳(原発・戦争法制・辺野古基地建設、経産省前テントと辺野古テント)
黒田節子(福島の被害者の怒りと悲しみ)
河合弘之(亡国の省「経産省」、福井地裁決定、東電トップの起訴)
大口昭彦(テント裁判の動向)
斉藤美智子(テントひろばから脱原発スピーチ)
テントひろばから数人
■ そうめんとスイカ割り 18時-19時
■ 抗議集会 経産省正門前 19時-20時
★制服向上委員会が白のCEを着て歌います。
■ 経産省包囲 ヒューマンチェーン 20時-21時
◎当日の映像です
〇17時-記者会見(途切れ)http://twitcasting.tv/showering00/movie/199985841
〇-経産省前抗議集会http://twitcasting.tv/showering00/movie/199989305
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┗■2.噴火予測の困難さ見せつけた桜島
| “35年の観測”も火山の歴史では短い
| 連載コラム「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」その119
└──── 島村英紀(地震学者)
一月ほど前のことだ。鹿児島・桜島がいまにも大噴火しそうな発表だった。
8月15日。気象庁は記者会見を開いて「噴火警戒レベル4の特別警報」を発表した。
朝10時半からの記者会見だった。3時間前からの急変。発表する気象庁の課長の顔は
引きつっていた。「朝7時頃から地震が多発、山体膨張を示す急激な地殻変動が観測され
てその変化は一段と大きくなっている。規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高
くなっている」という発表だった。
噴火警戒レベルは2007年12月に運用が始まったもので、桜島ではレベル4への引き
上げは初めてだった。レベル4は「避難準備」で「居住地域に重大な被害を及ぼす噴火」
の可能性が高まっている場合に出される。
桜島は2008年以降「昭和火口」で年に数百回以上という活発な噴火活動が続いている。
1946年の噴火でできた「昭和火口」では、その後噴火が止まっていたが、2006年6月に
半世紀ぶりに噴火活動を再開した。
今年2015年には8月までに691回も噴火し、これは前年をすでに超えてしまっていた。
2014年の一年間の年間噴火回数は656回、2013年の一年間は1097回、2012年も1107回、
2011年は1355回というように、世界有数の噴火回数が続いている。
しかしこの8月15日に観測した地震数も地殻変動も、いままでにない大きなものだった。
「異変」からわずか3時間あまりで開かれた記者会見と噴火警戒レベルの引き上げ。こ
れを受けて地元では住民の避難を開始。3地区に住む51世帯77人がとるものもとりあえ
ず自宅を離れて避難所に収容された。
だが・・。大噴火は起きなかったのだ。警戒レベルの発表から半月後の9月1日、警
戒レベルは再び3に引き下げられ、住民たちは家に帰ることが許された。
じつは地震の数は、初日以後は減り続けていた。しかし火山学者は「警戒を緩めては
いけない。噴火の前には地震が減ることもある」とテレビで述べていた。
その「予測」に反して、地震の数は少なくなったが噴火は起きなかったのである。
過去の噴火歴が少なくて経験がほとんどない富士山や箱根火山と違って、桜島も長野・
群馬県境にある浅間山も、この百年間に数十回以上も噴火した。機械観測が始まってか
らの噴火も数多い。研究者も張り付いている。つまり、この二つの火山は噴火予知研究
の「優等生」だったのだ。それでも、桜島では来るべき噴火を正確に予知することはで
きなかった。
地元の火山学者にとっても、この「異変」は35年間の観測で初めてのものだった。
たとえ「35年間の観測経験」があったとしても、地球や火山の歴史に比べれば、あま
りに短いものなのだ。
火山学者は、「経験」がひとつ蓄積されたとはいえ、無力感を味わっているのである。
9月11日『夕刊フジ』(発行は前日)より
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆10/20映画「シロウオ-原発立地を断念させた町」国分寺上映会
日 時:10月20日(火)14:00から、19:00からの2回上映。
各回30分前に開場、かさこ監督アフタートークあり。
会 場:国分寺市立いずみホール(JR中央線「西国分寺駅」南口前)
料 金:前売券1,000円(申込はFAX電話042‐381‐7770へ、
住所・氏名・電話番号、昼・夜の区別、枚数を明記、受付中!)
当日券1,500円。
主 催:映画「シロウオ」国分寺上映実行委員会
(090‐9962‐3952早瀬和宏)
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┗■4.新聞より3つ
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◆脱原発テント4年「戦い続ける」
東日本大震災の発生から4年半の11日、東京・霞が関の経済産業省敷地内にテント
を張っている脱原発派の市民団体が記者会見と抗議集会を開き、「私たちの地道で日常的
な活動が原発再稼働にブレーキをかけてきた。あきらめず声を出し続ける」と訴えた。
この日でテント設置からも丸4年が経過。代表の淵上太郎さん(73) は「福島第一原発
では溶け出した核燃料がそのままで近づくこともできないに、九州電力川内原発は再稼
働された。私たちは何十年でも戦い続ける」とアピール。
「原発いらない福島の女たち」メンバーの黒田節子さん(64)は「政府は避難指示を解除
し、危険な所に帰れと迫っている。許せない」と語った。
テントをめぐっては東京地裁が2月に国による強制撤去を認めたが、東京高裁は3月、
撤去の強制執行を停止する決定を出した。
(9月12日東京新聞より)
◆中学生「怖い法案」 シールズ、国会前デモ【金曜日の声 脱原発+安保法案反対】
安全保障関連法案と原発再稼働に反対する抗議行動が十一日夜、国会周辺であり、雨
が時折強く降る中、「国民なめんな」「子どもを守れ!」と声を上げた。
法案への抗議デモは「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と、学生
グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」が主催。
両親と参加しシールズのスピーチを初めて聞いた横浜市の男子中学生(14)は「政権を名
指しで批判していて、勇気があると思った。戦争に巻き込まれる法案は怖い」と語った。
首都圏反原発連合によるデモでは、長男(6つ)と来た東京都文京区の研究員菅谷幸子
さん(41)が「また汚染水が漏れたんですよね。子どものため、放射線の危険性を多くの
お母さんに伝えたい」。千葉県市川市の無職小田喜代八さん(70)は「事故直後、福島県郡
山市に救援物資を届け、原発の恐ろしさを身をもって知った。川内原発再稼働はとんでも
ない」と話した。
(9月12日東京新聞より)
◆ 飯舘村で除染袋 川に流出 回収37袋 総数不明
環境省は11日、記録的な大雨の影響で福島県飯舘村の河川が氾濫し、東京電力福島
第一原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物が入った大型の除染袋が川に流出したと発表
した。82袋を発見し37袋を回収したが、周辺一帯が冠水、道路が寸断されて調査でき
ていない場所もあり、全体の流出数は把握できていない。回収した37袋はいずれも破
損しておらず、中身の漏えいは確認されていない。
環境省によると、流出したのは約1立方メートルの「フレコンバッグ」などと呼ばれ
る袋。付近の農地の除染で刈り取った草などが入っており、重さは一袋約200-300キロ。
仮置き場に運ぶ前、一時的に新田川(にいだがわ)や比曽川の近くの水田に置いていた
という。
(9月12日東京新聞より)
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