たんぽぽ舎から TMM:No2598

たんぽぽ舎です。【TMM:No2598】

2015年9月26日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.国会正門前でもらった1枚の紙=国会正門前平和通信

自発的な個人が内容豊かなニュース紙を発行し配布-感銘

柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.落選運動の戦略

上岡直見 [環境経済研究所(技術士事務所)]

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

◆特別上映会『100,000年後の安全』(マイケル・マドセン監督)

10/14と10/17の2回  会場:日本キリスト教会 豊島北教会

◆10/15今につながる事件の真相の解明を!

「私の夫は動燃に殺された!」

講演者:高瀬晴久、西村トシ子

★4.新聞より3つ

◆再稼働 安保法…「政権は強引」

(9月26日東京新聞朝刊1面「金曜日の声」より)

◆津波対策 東電渋る 事故2年前、保安院要請

政府事故調 調書公表   (9月26日東京新聞朝刊2面より抜粋)

◆噴火予測地図 2割未作成 避難計画も遅れ 常時観測火山

基礎データが不足 「登山者の意識変化」

(9月26日朝日新聞5面より見出し)

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※9・30JCO臨界事故を忘れない!

9月30日朝の追悼と抗議集会にご参加ください。

 

日 時:9月30日(水)10:00~11:00

場 所:経済産業省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)

内 容:黙祷(事故発生の10:35~)  ※喪章をお持ちください。

献花…菊の花を予定しています。(実費200円の負担をお願いします)

連絡先:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

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※9/30四国電力は原発再稼働するな!

伊方原発を動かすな!現地報告・討論集会

 

日 時:9月30日(水)19時より21時30分

お 話:堀内美鈴さん(50キロ圏有志の会)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加の予約は必要ありません。

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry

メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

TEL 070-6650-5549

参加費:800円

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┗■1.国会正門前でもらった1枚の紙=国会正門前平和通信

|  自発的な個人が内容豊かなニュース紙を発行し配布-感銘

└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 

1.9月25日は金曜日。たんぽぽ舎でビラの丁合い・ミーティングの後、恒例の金曜

官邸前行動へ行く。雨模様でイヤだなぁと思いつつ、第167回目。

途中の日比谷公園前の関西電力東京支社前(富国生命ビル9F)で、「高浜原発動かす

な!」のコールをあげて(20名弱)、そして、「経産省前テントひろば」で旗ざおにノ

ボリ旗をつけて準備し、テントを出発。財務省上のいつもの交差点(定位置)に着く。マ

イクでアピールしながら、「もう原発やめよう 週刊金曜ビラ170号」を配る。今日は

珍しく反原連のスタッフ(受付台やコーンもない)がいない。代行して道案内役も。

 

2.今日は体調が良かったので、国会正門前(3分)と希望のエリア(5分)でスピーチ

をした。10月2日に日本・ヨコスカにくる米核空母ロナルド・レーガン-東京湾に浮

かぶ2つの原子炉に反対しよう-原発反対と戦争反対の結合した1つの事例-と訴えた。

 

3.希望のエリア集会(100数十名)をはなれるとき、雨合羽を着た中年の男性からビラ

を受け取った(A4判両面)「国会正門前平和通信」9月25日、発行人 山田政夫(個人

)と書いてある。千葉へ帰る帰途の電車の中でゆっくり読んだが、読みごたえがあり、

記事内容も豊富な1枚の紙だった。

目次は次のとおり。10個のよくできた記事プラス「ニャンで戦争?」のポスターを

もった人の写真つき。

◯9月24日(木)の国会正門前から ◯「ニャンで戦争?」 ◯地域での運動の

展開に有意義 ◯最高裁の砂川判決の問題点について議論 ◯医療チーム ◯「病人

だ」十戒(映画)のシーンのように目の前に道 ◯“副作用”満載の戦争法 ◯仲間が

増え議論が深まる ◯新しい政治の流れを ◯毎月19日に集会を

 

4.金曜官邸前行動で感心するのは、自発的な個人が身銭を切って活動している姿だ。

この「国会正門前平和通信」もすばらしい。前日の集会の内容が参加できなかった人

にもよくわかる「通信」だ。こういう自立市民がたくさんあらわれて活動していること

に日本の未来も暗くないと感じた。(陰の声…たんぽぽ舎も、もともと、自発的な市民

の集まりですよ…の声が聞こえる)

 

 

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┗■2.落選運動の戦略

└──── 上岡直見 [環境経済研究所(技術士事務所)]

 

SEALDsの提案を発端として、戦争法案賛成議員の落選運動が提案されてい

る。これは重要な戦略だと思うが、具体的な戦術面・技術面で慎重に検討する必要があ

る。言い方は悪いかもしれないが「スポーツ新聞、競馬新聞しか読まない人たち」も

有権者である。これらの人々にどうやって影響を及ぼすか、保守勢力はマーケティング

の専門家を抱えて巧妙な作戦を練っている。タレント候補に対して、まじめに政策を

論じても対抗できない。

一方で、保守勢力の思惑も外れることがある。それは2013年7月の参院選における

山本太郎氏の当選である。この時も保守勢力はメディアを動員して、山本太郎氏に対

する猛烈なネガティブキャンペーンを展開したが、知名度がものを言う参院選では、

逆に山本太郎氏を押し上げる結果となった。逆に戦争法案賛成議員の落選運動を展開す

るには、批判的に取り上げても、かえって彼らの知名度を押し上げる場合もあること

に注意しなければならない。

さらに保守勢力は、実際の選挙が行われる時期に現在の批判的な議論の盛り上がりが

続いている状況であれば、自民・公明の名前を隠して無所属を名乗って立候補するだろ

う。すなわち、単に今の盛り上がりを維持すれば、賛成議員を落とせるというもので

もない。

市民運動のベテランの人から「市民運動はキャッチフレーズだ」と教わったことが

ある。安倍内閣は「安全のための法案」と言おうとしているのに対して、市民側は「

戦争法案」というレッテルで効果を挙げた。落としたい議員に対しては「レッテル攻

撃」が有効かもしれない。

1971年の東京都知事選で革新側の美濃部候補に対して、保守側は元警視総監の秦野

を擁立した。これに対して革新側は「オイコラ都政はごめんだ」というレッテルで効

果を挙げた。市民側の結集とともに、優秀な企画機能が必要とされている。

 

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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◆特別上映会『100,000年後の安全』

(マイケル・マドセン監督、2009年、79分、デンマーク、

フィンランド、スウェーデン、イタリア)

日 時:第1回10月14日(水) 10時30分より11時50分

第2回10月17日(土) 16時00分より17時20分

会 場:日本キリスト教会 豊島北教会 http://toshimakitachurch.com/

東京都豊島区千早3-37-2(千早小学校西隣)

(西武池袋線東長崎駅徒歩10分、

東京メトロ有楽町線・副都心線「千川」駅徒歩10分)

参加費(カンパ):500円程度(なお、当日自由な額の献金をお寄せいただ

ければ幸いに存じます)

主 催:日本キリスト教会豊島北教会

世田谷村スタジオGAYA

UPLINK Website: http://www.uplink.co.jp/100000/

御参加いただける方はお手数ですが下記連絡先までご連絡いただけますと

幸いです。(人数把握のため)どうぞ宜しくお願い致します。

スタジオ GAYA     mail:studiogaya.info@gmail.com

FAX:03-6319-8958

 

 

◆10/15今につながる事件の真相の解明を!

「私の夫は動燃に殺された!」

 

日 時:10月15日(木)18:30開場 19:00開演 21時まで

講演者:高瀬晴久、西村トシ子

場 所:「スペースたんぽぽ」

東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F

(JR水道橋駅徒歩5分)

主 催:もんじゅ・西村裁判を応援する会、

西村怪死事件の真相を究明する会

連絡先:090-6160-7564

資料代:500円

 

東電福島第一原発事故より18年前の1995年12月、高速増殖炉「もんじゅ」でナ

トリウム漏れ事故が起こった。それは日本の中枢を破壊する大事故につながる恐れの

あるものだった。

しかし、動燃(現在・日本原子力研究開発機構)は西村成生さん(当時、動燃総務部

次長)1人の「自殺」でこの事故を締めくくってしまった。

 

 

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┗■4.新聞より3つ

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◆再稼働 安保法…「政権は強引」

 

原発の再稼働に反対するデモが25日夜、東京・永田町の首相官邸前であり、雨が

降りしきる中、参加者は「原発なくせ」「川内原発止めろ」と主張。安全保障関連法に

も「許せない」と声を上げた。

デモは毎週金曜日に官邸前で脱原発を訴える「首都圏反原発連合」の主催で、午後

6時半にスタート。

2012年夏から参加する東京都大田区の会社員唐沢昭雄さん(53)は「放射性廃棄物の

処理の問題は解決していない。発電のために、子や孫の代に危険を押しつけるのはお

かしい」と強調。

埼玉県越谷市の会社役員村田圭さん(39)は「安倍政権はなぜ再稼働を急ぐのか。反

対の声に耳をふさがないで」と訴えた。

参加者からは、19日未明に成立した安全保障関連法についての批判も相次いだ。東

京都江戸川区の主婦山口幸子さん(68)は「安保法案の強行採決に、政権の強引さ、む

ちゃくちゃさが表れている。我慢の限界。原発でもこうやって再稼働が繰り返される

なら絶対に許せない」と憤った。

(9月26日東京新聞朝刊1面「金曜日の声」より)

 

 

◆津波対策 東電渋る 事故2年前、保安院要請

政府事故調 調書公表

 

政府は、東京電力福島第一原発事故で、政府事故調査・検証委員会が関係者に聴

取した記録(調書)5人分を新たに公表した。事故当時の規制機関だった経済産業省原

子力安全・保安院(廃止)の名倉繁樹安全審査官の調書では、事故前に津波対策を求め

た際、東電の担当者が「(対策のために)原子炉を止めることができるのか」と渋った

ことを明かした。前・原子力規制委員長代理の島崎邦彦氏の調書も公表された。

調書では、東北地方太平洋岸で大被害を出した貞観(じょうがん)地震津波(869年)に

ついて、名倉氏は2009年、東電から福島第一の場所での試算結果を示された。津波の

高さは8メートル台とされ、名倉氏は具体的な対応を検討した方がいいと求めた。

だが、東電は「土木学会の検討を待つ」と回答。重要施設を建屋内に入れることを提

案すると、東電の担当者は「土木学会の結果を踏まえないことには、会社として判断で

きない」「原子炉を止めることができるのか」と対応を渋った。名倉氏は「腹が立った」

と振り返ったが、具体的な対策は求めなかった。

名倉氏は大津波を予測していたのに対策を怠ったとして、住民らの福島原発告訴団か

ら東京地検に告訴・告発されている。

一方、当時、地震予知連絡会会長だった島崎氏は調書で、02年に国が出した地震

や津波の発生予測の長期評価に、貞観津波と同規模の危険性が、知見が不十分で盛り

込まれなかったことを「残念」と悔やんだ。国の防災を検討する中央防災会議でも否定

の方向で「防災の要の部署が否定した」と指摘した。大津波を起こす地震の予測につい

て、島崎氏自身も「誤解していた。津波地震に対するわれわれの考え方は、180度間違

っていた」と後悔した。  (後略)

(9月26日東京新聞朝刊2面より抜粋)

 

 

◆噴火予測地図 2割未作成 避難計画も遅れ 常時観測火山

基礎データが不足 「登山者の意識変化」

(9月26日朝日新聞5面より見出し)

 

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