たんぽぽ舎から TMM:No2610

たんぽぽ舎です。【TMM:No2610】

2015年10月10日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.電気は十分足りている 夏も足りた 冬も足りる=9つの電力大手発表

原発ゼロで大丈夫。なのになぜ原発再稼働か?

再稼働は日本を滅ぼす  連載32回

柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.伊方原発を止め続けるためにこれからも

しびらっこく応援してください

再稼働反対の声をあげ続けることが大事

堀内美鈴(伊方原発50km圏内住民有志の会)

★3.=未来への負の遺産-原発ゴミはどこへ行く?=

10月14日(水)倉澤治雄さん講演会のお誘い (1)

渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

◆10/14東京第一検察審査会要請行動

主催:東電の刑事責任を追及する会

◆11/4おしどりマコさん・ケンさんとトーク&カフェ

福島の現状・甲状腺検査など縦横無尽に語っていただきます

主催:六ヶ所から地球を考える委員会

★5.新聞より1つ

◆チェルノブイリから福島へ

原発事故に心痛め つづる 日本だけの悲劇?それとも、人類全体の?

これでも原子力が一番安くつくと言える?

ノーベル文学賞・アレクシエービッチさんのメッセージ全文(2011年4月)

(10月10日東京新聞8面より抜粋)

★6.脱原発川内テント通信(10月9日)

10月11日より「ゲート前ハンスト・座り込み行動」

脱原発川内テント (E)

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※10/13(火)井戸川克隆さん学習会にご参加を!

「なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか-

事故前のウソ、事故後のウソを語る」

「東電は責任をとれ」連続講座第17回

講 師:井戸川克隆さん (前双葉町長)

日 時:10月13日(火)19時より21時(18時30分開場)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎

賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体

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┗■1.電気は十分足りている―夏も足りた。冬も足りる=9つの電力大手発表

|  原発ゼロで大丈夫。なのになぜ原発再稼働か?

|  再稼働は日本を滅ぼす  連載32回

└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 

1.原発ゼロでほぼ4年間がすぎた。電気は「原発なしで、十分足りている」ことが証

2.明された。今年の夏も足りた。冬も足りる(安定供給)と電力大手9社(沖縄電力

3.除く)が10月9日発表している。(下記:毎日新聞記事を参照)

節電要請の数値目標も昨年に続き、見送られる見通しだ。日本は原発なしで電気は大

丈夫なのだ。

2.「原発電気が30%だ。これがないと日本はやっていけない」と10数年大宣伝してき

た電力会社、政府の「大うそ」が満天下に明らかになったが、誰もウソの責任をとらな

い。説明責任も果たさない。ただ、ひたすら原発再稼働をいう。

なぜか?不思議な国だ。テレビ、新聞もおかしい。この問題をもっと掘り下げて議論

すべきだと思う。

4.先日、古い資料を整理していたら、12年前の2003年6月の「停電問題と原発」シン

5.ポジウムの写真と資料が出てきた。スローガンは「電気は足りている」「これ以上ひ

6.び割れ原発を動かすな」の集会で、100名強が参加(東京神保町区民館)。

日本TVとMXTVが取材に来て、にぎやかな集会だった。その日の壁にかかっている

横断幕は「原発なしで電気は大丈夫―自然エネルギーと節電社会をーたんぽぽ舎」である。

“原発なしで電気は大丈夫”の横幕、縦幕(ノボリ旗)はこの頃から一貫して使用してき

たが、如何せん「電力会社プラス政府の「原発電気が30%」の大宣伝(ウソ)に世の中が

ほとんど毒されていた。

日本人は人が良くてだまされやすい。2度あること(だまされること)は3度あるとも

いう。

電気は十分足りているのに、なぜ原発再稼働か?

次回でも、その謎の検討を続けたい。

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電力大手9社 今冬も安定供給

 

経済産業省は9日、今冬の節電対策を議論する有識者会合を開いた。沖縄電力を除

く大手電力9社は供給余力を示す予備率を提示。寒さが厳しく暖房需要が伸びる時期も

安定供給に最低限必要とされる3%以上を確保した。節電の数値目標は昨年に続き見送

られる可能性がある。

9社の予備率を2月のピーク時で見ると、北海道電力が14.0%と最も高く、最低の関

西電力も3.3%を確保した。1月のピーク時は北海道が14.5%、関電は4.3%となった。

有識者会合は月内にも報告書を作成。政府はそれを基に冬の節電対策を正式に決定す

る。(10月9日毎日新聞夕刊より )

 

 

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┗■2.伊方原発を止め続けるためにこれからも

|  しびらっこく(注)応援してください

|  再稼働反対の声をあげ続けることが大事

└──── 堀内美鈴(伊方原発50km圏内住民有志の会)

 

今日10月9日、愛媛県議会で伊方原発3号機の再稼働に賛成する請願が賛成多数

で採択されました。

愛媛県議会議事堂前では、朝8時30分から市民たち100名ほどが集まって、福島第

一原発の事故が収束していないのに、放射性廃棄物の処理をどうするかも決まってい

ないのに、住民の反対の声が多いのに、避難もできないのに、選挙では「(再稼働につ

いては)どちらともいえない」と答えた議員が6割以上なのに……再稼働はやめてく

ださい!と次々とマイクを持ってアピールを続けました。県内外からたくさん報道陣

がつめかけていました。

偶然隣り合ったご年配の女性が「確実に変わってきてはいるんだけれど。声は広がっ

ているのに。」とおっしゃられ、声をあげ続けること、なんだと思いました。

傍聴で議事堂内に入られる皆さんを激励、送り出したあと、県庁前では座り込みやB

GM音楽を流してのアピールが続きました。

本会議の様子を、どなたかが往来でライブで流して聞こえるようにして下さっている

のはありがたかったです。

通り一遍の議事進行を聞きながら、私は今回、県庁前で愛媛県庁職員や通りかかる

皆さんに伊方町でのアンケート結果のカラーチラシを手渡していました。

県庁も議事堂もゲートを半ば閉じて出入りを制限していたのですが、受け取りはよか

ったです。ゲートの中から「一枚ください」と出てこられたり(一枚と言わず差し上げ

ました)、手渡そうとすると「持っています」と抱えていたファイルをあけて見せて下

さった方がおられたのにはびっくりしました。

伊方町で反対が多いと聞いて「多いんですか?」「多いんです。」「多いんですか?!」

と何度も聞き返してこられた往来の女性、話し込んでいかれる男性の方もおられました。

10月11日(日)には伊方集会、11月1日(日)には松山市堀之内城山公園での1万人集

会です。やっぱり声をあげ続けることだな、と実感した1日です。

手続きだけで中味がからっぽな再稼働、絶対にNO!

全国の皆さん、ぜひ、伊方原発を止め続けるために、これからもしびらっこく(注)応

援してください。

 

※事故情報編集部:注=「しびらっこく」は、「しぶとく」という意味らしい

です。福島および仙台地方の方言らしく、

「しびらっこく がんばっぺ!」(しぶとく頑張ろう!)

というように使われるようです。

 

 

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┗■3.=未来への負の遺産-原発ゴミはどこへ行く?=

|  10月14日(水)倉澤治雄さん講演会のお誘い (1)

└──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

 

「未来への負の遺産-原発ごみはどこへ行く?」

日時:10月14日(水)19時より21時

お話:倉澤治雄さん(科学ジャーナリスト、元日本テレビ報道局解説主幹)

会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

 

◯今後、続々廃炉を迎える日本の原発。再稼働の如何にかかわらず、放射性廃棄物の処

分問題は、私たちの上に重くのしかかる。スリーマイル島、チェルノブイリ、フクシマ

の三大原発事故サイトそれに、オンカロ最終処分場、六ヶ所村、幌延からの生々しい現

地報告を軸に、廃棄物処分の行く末を考える。(原発ごみはどこへ行く?より)。

◯倉澤さんとの出会い

たんぽぽ舎で3回シリーズ「軍隊に入ればこの世は天国」で講演して下さった、加藤

先生のメディア総研で「二つのマル秘~再稼働」という大変な映像を見せてもらいまし

た。私の知識不足。「こんなに凄いジャーナリストがいたのか、ビックリ!」でした。

倉澤さんのお話を是非、皆さんにも聞いて頂きたいと思って、この講演を企画しまし

た。1枚ビラ(受け取っていない方はごめんなさい)の写真より実際の方が「断然い

い男」、だそうです(加藤先生談)。楽しみにしてくださいね。

◯倉澤さんのプロフィール

1952年千葉県生まれ・東大教養学部卒・フランス国立ボルドー大学大学院物理化学

博士課程修了、日本テレビ入社、社会部、政治部、経済部、外報部、北京支局長、経

済部長、政治部長、解説主幹などを務める。2012年退職

◯著書:「われらチェルノブイリの虜囚」1987年、「原子力船“むつ”虚構の航跡」19

88年、「原発爆発」2013年、「原発ごみはどこへ行く?」2014年

その他多数

これを見てお分かりのように、あの東京電力福島第一原発事故のずっと前から原発に

対する危機感を持って取材していたという事です。

◯NNNドキュメント「行くも地獄 戻るも地獄」でJCJ賞(日本ジャーナリスト会

議)を受賞。

◯2011年11月、福島第一原発の内部が報道陣に公開された際、倉澤さん自身が防護服、

防護マスクをつけ、原発内部を取材。

◯私たちが作り上げた「豊かさ」、「高度の文明」、木から石炭、石油、そして原発へ。私

たちは貪欲に豊さを追い求め続けてきた。そして今やそのゴミに滅ぼされようとしてい

る。衝撃的な映像と報告。倉澤さんと共に、考えてみませんか?

お待ちしています。

 

 

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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◆10/14東京第一検察審査会要請行動

 

日 時:10月14日(水)9時30分より20分程度を予定

目 的:国3名と東電2名の合計5名の刑事責任について審査が

行われております。

10月末に何らかの議決が出る可能性がありますので、

市民の声を届けるための行動です。

内 容:東京第一検察審査会に対する要請書提出行動

行動に先立ち、8時30分から9時30分

東京第一検察審査会(東京地裁)前で宣伝行動を行います。

主 催:東電の刑事責任を追及する会

連絡先:080-1104-4432(小林)

 

 

◆11/4おしどりマコさん・ケンさんとトーク&カフェ

 

精力的に福島原発事故に取り組んでいる

お笑いコンビ「おしどりマコ・ケンさん」

福島の現状・甲状腺検査など縦横無尽に語っていただきます。

 

日 時:11月4日(水)10時~13時

場 所:国分寺労政会館第4会議室(国分寺駅南口徒歩5分)

参加費:無料 ・どなたでも参加できます

主 催:六ヶ所から地球を考える委員会

申込み:パルシステム東京HP「イベントに申し込む」から

<http://www.palsystem-tokyo.coop>

問合せ:生協パルシステム東京 組合員活動サポートライン

TEL:03-6233-7607 (月~金 9:30~17:00)

しめきり:10月19日(月)12時まで

 

 

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┗■5.新聞より1つ

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◆チェルノブイリから福島へ

原発事故に心痛め つづる 日本だけの悲劇?それとも、人類全体の?

これでも原子力が一番安くつくと言える?

ノーベル文学賞・アレクシエービッチさんのメッセージ全文(2011年4月)

 

ノーベル文学賞に決まった作家でジャーナリストのスベトラーナ・アレクシエービ

ッチさん(67)は、東京電力福島第一原発の惨事に心を痛めていた。自身の作品で取り上

げたチェルノブイリ原発事故の教訓と重ね「原子力時代を脱却すべきだ」と、日本に向

けてメッセージをつづった。

メッセージは、福島第一原発事故発生から1カ月後の2011年4月、沼野恭子・東京外

語大教授に届けられた。「チェルノブイリから福島へ」と題し、「これは日本だけの悲劇

なのか」と問い掛ける。世界中で原発が稼働し、建設が進む現状を憂い、「人間の文明は

『非核』の道を選択すべきだったのではないか」「チェルノブイリで眼にしたような姿に

世界がなってしまわないために、他の道を探すべきだ」と訴えた。

福島の惨事から4年半。日本では、九州電力川内原発が再稼働した。福島と同じよう

な惨事を繰り返すことはないのか。アレクシエービッチさんの問い掛けは重い。(後略)

(10月10日東京新聞8面より抜粋)

 

 

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┗■6.脱原発川内テント通信(10月9日)

|  10月11日より「ゲート前ハンスト・座り込み行動」

└──── 脱原発川内テント (E)

 

10月11日から川内原発ゲート前でハンストが始まります。直前となってしまいま

したが、参加を希望される方(途中からでも)は、交通費支援もありますから、090-533

9-2243(江田)までご連絡を。行動内容については添付チラシをご覧ください。

川内テントの修復作業は、各メンバー居住テント、「再稼働阻止」の大看板の再建に

始まり、ようやく大型テントの再建が本格化した状況です。

再建にご協力頂いた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

さて、1号機の再稼働後、ひと月経ちましたが、この間、大規模な煙の発生(灰色

→白)や、夜中のゴロゴロという怪音、怪光がありました。

その都度、発電所の広報や警備に問い合わせるのですが、そうしたことは確認されて

いませんとか、トラブルはありませんとか、木で鼻を括ったような返事しかないのです。

要するに2号機再稼働を前に情報隠しに躍起になっているというのが本当のところ

でしょう。

こうしたホットな出来事の糾明も、毎朝8時から9時に欠かさず続けているゲート

前抗議の大事なテーマとなっています。

 

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