たんぽぽ舎です。【TMM:No2639】
2015年11月16日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.近藤誠さん―3つの思い出
原発反対でやってくるすべてのグループ・党派を
受け入れるおおらかな考え
がん患者の望月彰さんの見舞いで、わざわざ東京に見えた
たんぽぽ舎の学習会で講師を務められ、熱弁
柳田 真 (再稼働阻止全国ネットワーク・たんぽぽ舎)
★2.木幡ますみさん…福島県大熊町議選で2位当選
棄民政策を果敢に跳ね返してくれることを期待したい (K・M)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆11/18東京第1検察審査会前宣伝&要請書提出行動
8時30分より9時30分までアピール
9時30分すぎから第1検察審査会への要請書提出行動
★4.新聞より2つ
◆原発ゼロまで運動
(11月14日東京新聞1面「金曜日の声・官邸前」より)
◆国の方針に危機感/「みなし仮設住宅」支援打ち切りにがくぜん
原発事故避難者ら権利求める会結成 (11月13日毎日新聞より抜粋)
★5.テント日誌11月15日(日)
経産省前テントひろば1527日
テント前で平和・原発・原爆の学習フィールドワーク (I・K)
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※11/18学習会にご参加を!
「戦争は秘密から始まる」秘密保護法は新たな治安維持法
お 話:青木 理(おさむ)さん(フリージャーナリスト、元共同通信記者)
日 時:11月18日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
資料代:800円
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※11/18第2回四国電力東京支社抗議行動にご参加を!
伊方原発3号機再稼働阻止! 伊方町民の多数は再稼働に反対!
日時:11月18日(水)18:30より19:30
場所:四国電力東京支社
東京銀行協会ビル前(丸の内1丁目/大手町駅D4出口すぐ)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
☆第3回抗議行動は、12月16日(水)18:30より19:30
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┗■1.近藤誠さん―3つの思い出
| 原発反対でやってくるすべてのグループ・党派を
| 受け入れるおおらかな考え
| がん患者の望月彰さんの見舞いで、わざわざ東京に見えた
| たんぽぽ舎の学習会で講師を務められ、熱弁
└──── 柳田 真 (再稼働阻止全国ネットワーク・たんぽぽ舎)
1.近藤さんには、3年前(2012年)の秋、再稼働阻止全国ネットワークの発足集会に
当たり、共同代表(7人のうち1人)に斉間さんとともになってもらったこと(感謝)。
四国電力伊方原発のゲート前の「いちいち行動」でマイクを握って精力的に演説さ
れていたこと。
最近では、東京新聞の名物頁・「こちら特報部」の大型コラムに随時執筆されていた
こと。たんぽぽ舎の日刊メールマガジンに貴重な原稿=「原発が停止して良かった7
つのこと」の文章を寄稿してもらったこと。伊方の家を快く受け入れてもらったこと。
などなどが思い出されます。
原発廃止一筋・まっしぐらにやってみえた人柄と運動人生に心から敬意を表します。
2.近藤さんの反原発運動の考えの中で、「原発反対でやってくるすべての勢力・党派・
個人を受け入れられる考え」「実際に受け入れられたこと」は特筆すべき点だと思い
ます。
支配階級の巧妙な分断政策があり、また、闘う側の主体の未成熟もあって、残念な
がら日本の運動には「おおらかに連携して巨大な敵に立ち向かう」考えが全く不十分
です。しかし、近藤さんは過激派と嫌われる学生グループの講師や挨拶の依頼に対し
ても、“原発反対でやってくるすべての人々を受け入れる”大きな気持・度量でのぞま
れて、講師も挨拶もひきうけられていた。と推察されます。
なかなか実践できることではありません。私も“原発は(原爆も)人類を滅亡させる最
大のもの”ととらえて、原発反対でやってくるすべての人々―保守でも、右翼でも、自
民党でも―と手をたずさえる度量と力量を身につけたい―近藤さんの考えと生き様をみ
ならいたい―と思います。
3.ガン患者の望月彰さんを見舞いにわざわざ東京へ上京してみえた。
たんぽぽ舎運営委員で、JCO臨界被ばく事故追及の運動の先頭で活躍した望月さん
を見舞いにわざわざ上京してみえた厚情も忘れられません。
2009年早々、本人も病気を抱えながら、東京にみえて、千葉市の望月家で、たんぽぽ
舎の7-8人と共に「望月―近藤見舞対談」が実現しました。こういう激励のやり方も
あると教わりました。
この時の陰の功労者は、いま沖縄にみえる竹野内真理さんです。
(望月さんは2009年3月5日亡くなられました。享年70歳)
4.たんぽぽ舎の学習会=いろりばた会議で講師として熱弁。(2009年3月1日)
当時のいろりばた会議ニュースが、近藤誠講師の学習会の内容を報じていますので、
その小目次を紹介します。
…… 2009年3月1日開催した第139回いろりばた会議で、伊方原発反対運動のた
め現地に引越しした南海日日新聞記者近藤誠さんの講演。
テーマは『原発と活断層問題―真実はこちら側にある!-』
話の要旨 イ 愛媛県の特産
ロ 愛媛県と東京都の意外な接点
ハ 横紙破りをしなきゃ原発は止められない
ニ 四国電力も恐れる反対派五人組(娘)
ホ 耐震指針のない安全審査
ヘ 魚の大量死は原発が影響
ト 活断層問題-伊方は大変
以下略
5.斉間淳子さんが、この度、多田謡子反権力人権賞を受賞されることになった。
この賞は伊方原発反対運動を困難な中で力を合わせて造ってみえた3人―斎間さんの
夫=故斉間満さんと故近藤誠さん3人に授けられた賞だと思う。
伊方原発の廃炉決定をみないで残念にも亡くなられた近藤誠さんの遺影に、ごく近
い将来、私たちは「伊方原発は廃炉だと決定した」を何としても届けたいと思う。み
んなで知恵と力を出し合おう。
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┗■2.木幡ますみさん…福島県大熊町議選で2位当選
| 棄民政策を果敢に跳ね返してくれることを期待したい
└──── (K・M)
夜中の経産省前テントひろばに朗報が入った。
11月15日の大熊町議選で、木幡ますみさんが定数12人中2位-516票(立候補者は1
3名)で当選したそうだ。
この日の昼には、福島原発事故緊急会議のシンポジウム「【総検証】原子力規制委員
会の3年間」で、甲状腺がん「多発」の中で強引に進められる帰還政策、労災死亡事故
と緊急作業被ばく上限引き上げ、汚染水対策破綻しながら原発再稼働、と福島の厳しい
現実の話を聞いたばかりなので、木幡大熊町議の誕生は本当にうれしい。
9月19日、経産省テント裁判の報告集会のあと、戦争法制の参議院可決を前に国会
周りに集まった大勢の人の群れの中をご一緒に歩いたことを思いだした。
イチエフ事故を無きことにしようとする国や県に対して、木幡ますみ大熊町議員が棄
民政策を果敢に跳ね返してくれることを期待したい。
(テント日誌11月15日より抜粋)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆11/18東京第1検察審査会前宣伝&要請書提出行動
日 時:11月18日(水)8時30分より9時30分まで
検察審査会へ東電元幹部の起訴を求めるアピールをします。
※9時30分すぎから第1検察審査会への要請書提出行動を行います。
独自に要請文をお持ちの方は一緒に提出しますのでご持参ください。
場 所:東京地裁前
目 的:福島告訴団が申立している東電の津波対策の先送りを
容認した旧保安院3名と東電津波対策責任者2名の“起訴相当”
議決を実現し、「原子力ムラ」の犯罪を追及するため。
主 催:東電の刑事責任を追及する会
連絡先:080-1104-4432(小林)
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┗■4.新聞より2つ
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◆原発ゼロまで運動
東京都中野区の介護ヘルパー 水越淑子さん(55)
原発を減らさないと子や孫の世代に申し訳が立たない。「もんじゅ」に多額をつぎ
込んできたが、点検漏れなどで民間企業ならとうに淘汰(とうた)されている状況。声
を上げ続け、廃炉に持ち込みたい。
東京都江戸川区の会社員 服部至道さん(40)
今も10万人以上の福島県民が避難生活を送っていることを常に考え、寄り添いた
い。まずは一つ一つの原発の再稼働を遅らせる。子どもたちの未来のため、原発がゼ
ロになる日まで運動し続ける。
(11月14日東京新聞1面「金曜日の声・官邸前」より)
◆国の方針に危機感/「みなし仮設住宅」支援打ち切りにがくぜん
原発事故避難者ら権利求める会結成
東京電力福島第一原発事故の避難者らが「『避難の権利』を求める全国避難者の会」
を結成した。10月29日に参院議員会館で開かれた集会には約130人が参加。「避難者を
消そうとする政策が進んでいる」と危機感を訴える意見が出された。参加した避難者
の声を紹介する。
福島市から札幌市に自主避難する中手聖一さん(54)が共同代表に就任。中手さんは「こ
れからも避難できる選択肢を残していくことが大事だ。避難の権利を実質的に保障させ
る立法、施策を政府に働きかけたい」と運営方針を明らかにした。
今後取り組む重点課題に掲げたのは、移住・保養▽住宅保障▽健康・医療▽避難者の
実態把握▽全国的なつながり作り??の5項目。(中略)
避難指示区域内外からの避難者のほか、やむなく帰還した人も入会できる。申し込
み、問い合わせはhinannokenri@gmail.comまで。
(11月13日毎日新聞より抜粋)
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┗■5.テント日誌11月15日(日)
| 経産省前テントひろば1527日
| テント前で平和・原発・原爆の学習フィールドワーク
└──── (I・K)
朝まで降り続いていた雨が10時頃テントに着いたときは止み、昼ごろには青空にな
った。そして風もなく暖かかったので幸いだった。
9時ごろ横浜の高校生達が先生に引率されてやって来てテント前で平和・原発・原爆
の学習でフィールドワークをしていた。そして、その後、第五福竜丸に行くと言ってい
たと泊まり明けの人が話してくれた。
生徒にそういう学習をさせる学校があると言うのは嬉しい限りだ。
Mさんはいつものように近辺のゴミや落葉の片付けに余念がない。A子さん・Sさん
と私3人も負けずにテント前の落葉掃きをした。
昼過ぎ、Oさんが来ると待っていたかのように鳩とすずめが餌をねだりにやってきた
。彼らもちゃんと餌をくれる人を覚えているようだ。
通りがかる人は色々で「頑張って下さい」といってくれる人もいるけれど、バリカ
ーを見て「立ち入り禁止と書いてある」と何気なく言っていく人もいる。
テントの存在は色々に見られていることを心にとめなくてはと思う。
3時過ぎM子さんが軽い足取りでやってきた。彼女の頑張りには励まされます。
午前中伊達市のSさんから美味しいりんごがたくさん届いた。
遠くからテントを思ってくださって感謝です。
色々心配は耐えないけれど、今日も無事に過ぎました。
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