たんぽぽ舎です。【TMM:No2731】
2016年3月14日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
柏崎刈羽原発再稼働するな!放射能汚染水止めろ!
第30回3/10(木)・11(金)東電本店「連続」合同抗議の報告
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.3・12原発のない福島を!県民大集会
再稼働を許さず、廃炉へ!
国、東電の責任追及!福島第一原発事故を風化させるな!
全労協事務局
★3.関電・高浜4号炉の緊急停止は、もっと重く考えねばならない
緊急停止、何が原因だったのか
長友くに (「脱原発グリーンパレードinはだのを歩く会」神奈川県)
★4.原発一揆 警戒区域で闘い続ける”ベコ屋“の記録
福島県浪江町「希望の牧場」の記録 心折れそうな人に読んで欲しい
ISBN 978-4-904209-22-6 (警戒区域=現在は帰還困難区域)
メイジャー少佐(ペンネーム)
★5.新聞より
◆人間であること 山口二郎
(3月13日東京新聞29面「本音のコラム」より)
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※3/16(水)「四国電力東京支社抗議行動」にご参加を!
四国電力は現在、伊方原発再稼働に向けて作業を続けています。
再稼働の中止を求め、毎月第3水曜日東京支社へのを抗議行動を行っています。
日 時:3月16日(水)18:30より19:30
場 所:四国電力東京支社(東京銀行協会ビル)前
(都営三田線大手町駅D4出口すぐ)
主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549 ━━━━━━━
※訂正1つです。
3月12日発信の【TMM:No2730】■1.東電は事故の責任をとれ!汚染水止めろ!
発言者で、
正:山口千春さん(原発さよなら千葉)
誤:山口千春さん(原発いらない千葉)
おわびして、訂正致します。
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┗■1.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
| 柏崎刈羽原発再稼働するな!放射能汚染水止めろ!
| 第30回3/10(木)・11(金)東電本店「連続」合同抗議の報告
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
1.3月10日(木)-Part1の報告
○3/10(木)午後5時30分~6時20分、再稼働阻止全国ネット主催の「川内原発を即刻停止せよ!!免震重要棟撤回を許さない!!」九州電力東京支社抗議行動(有楽町電気ビル前:JR有楽町駅日比谷口すぐ)が行われた。参加者は約100人。
○引き続き、午後6時30分から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!柏崎刈羽原発再稼働するな!放射能汚染水止めろ!のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、123の賛同団体と共に、第30回東電本店「連続」合同抗議(Part1)が行われた。参加者は約300人。
○3月11日は、東電福島原発事故が始まって、丸5年です。原発事故は終わっていません。現在も、大量の放射性物質を、大気中、大地、海洋にまき散らしています。
川内原発に続き、高浜原発が国民の反対を押し切り、再稼働しました。九州電力や関西電力が無責任に原発を再稼働しているのは、「事故を起こしても、東京電力のよう責任を取らないで済む」と考えているからです。東京電力の責任逃れを許さず、原発事故責任をきちんと取らせなければなりません。
○オープニングに大きな和太鼓が、鳴り響く。東電への抗議アピール、抗議コールと申し入れ行動、音楽での抗議、カンパ行動をはさんで10人の多彩なスピーチが行われた。
・抗議スピーチ:発言順(敬称略)
鴨下祐也(元福島高等工業専門学校勤務)、吉岡達也(ピースボート)、Foe(Friends of the Earth)のドイツ理事長、古川よし子(富岡町)、松元成一(鹿児島反原発連合)、学生ハンストグループ(4名)、浅野健一(同志社大学教授、地位係争中、元共同通信記者)、森下美歩(世界ヒバク者展代表)、吉田明子(Foeジャパン)、相馬正男(横須賀原子力空母)
・申し入れ行動:3団体(反原発自治体議員・市民連盟、グリーンズ千葉、千葉西部ネット)東電側の申し入れ行動担当は、警備員であるという非常識な対応。
・音楽での抗議:演奏順(敬称略)
和太鼓の演奏(五十嵐 努)、ギター演奏(どんぐり)、日本音楽協議会(3曲)その後、経産省前テントひろばなど3団体から、アピール、関連イベント告知があった。
恒例のドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌い、最後に、和太鼓の演奏で抗議行動を締めくくり、午後8時15分に終了。また、カンパが約74,000円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。
2.3月11日(木)-Part2の報告
○前日に引き続き、午後6時30分から、東京電力本店前で第30回東電本店「連続」合同抗議(Part2)が行われた。参加者は約510人。
○まず、オープニングに大きな和太鼓が、鳴り響く。冒頭、本抗議の主催者である「経産省前テント広場」の淵上太郎共同代表から、本抗議の趣旨説明があった。続いて、東電への抗議アピール、抗議コールと申し入れ行動、音楽での抗議、カンパ行動をはさんで9人の多彩なスピーチが行われた。
・抗議スピーチ:発言順(敬称略)
鎌田 慧(ルポライター)、井戸川克隆(前双葉町長)、落合恵子(作家)、
山崎久隆 (たんぽぽ舎)、けしば誠一 (反原発自治体議員・市民連盟)、
佐藤和良(福島原発告訴団・副団長)、火炎瓶テツ (反原発活動家)、
山口千春(原発さよなら千葉)、
園 良太 (核と被ばくをなくす世界社会フォーラム)
・申し入れ行動:3団体(たんぽぽ舎、市民自治をめざす1000人の会、ピースサイクル)本日の東電側の申し入れ行動担当も、警備員であるという非常識な対応。
・音楽での抗議:演奏順(敬称略)
よろずピースバンドの演奏(3曲)、日本音楽協議会(3曲)
その後、「脱被ばく実現ネット」、「再稼働阻止全国ネットワーク」、「たんぽぽ舎」など6団体から、アピール、関連イベント告知があった。
最後に、恒例のドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って抗議行動を締めくくり、午後8時20分に終了。また、カンパが約72,000円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。
○第30回東電本店合同抗議は、福島事故が始まって丸5年に当たり、特別版としてはじめて3/10、3/11の連続抗議を計画しました。寒さが厳しい中にも拘わらず、両日合わせて約810人もの多くの参加者が集い、東京電力への抗議行動を実施することができました。
この理由は、少なくとも以下の点が挙げられます。
・東電福島原発事故が5年経っても、事故原因解明、事故収束が不透明であること。
・原発事故を引き起こした東京電力経営幹部が、責任を認めていないこと。
・東京電力の「メルトダウン判定」手順書の5年後の開示という不誠実な対応、
情報隠しへの怒り。
・九州電力や関西電力が、無責任に原発を再稼働していることへの国民の怒り。
・政府・東電による原発事故被害者への強制帰還等の棄民政策。住宅保証の2017年3月打ち切り案。
・大津地裁の高浜3,4号機の運転差止めの画期的な仮処分決定。
今後も、司法裁判の闘いとも連帯しながら、私たちが反原発・脱原発の抗議の声を挙げ続けること大切です。慌てず、焦らず、諦めず。私たちは、「福島」を忘れない。原発事故被害者の「切り捨て」を許さない。
最後に、本抗議行動をトラブルもなく実施できましたのも、参加の皆様のご協力のおかげです。ここに、感謝の意を表します。
◆次回の東電本店合同抗議は、以下の要領で行います。
第31回 東電本店合同抗議 (定例:毎月第1水曜日)
日時:2016年4月6日(木)18:30より19:30
場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
JR新橋駅(日比谷口)・地下鉄新橋駅徒歩5分、
地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
是非東電本店に集まり、東電の責任を追及する抗議の声を挙げましょう。
引き続き賛同団体を募集中!
◆詳細情報や写真は、たんぽぽ舎新HPでごらん下さい。
新HP http://www.tanpoposya.com/
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┗■2.3・12原発のない福島を!県民大集会
| 再稼働を許さず、廃炉へ!
| 国、東電の責任追及!福島第一原発事故を風化させるな!
└──── 全労協事務局
福島第一原発事故から丸5年が経った3月12日、福島県郡山市の開成山陸上競技場において「2016原発のない福島を!県民大集会」が開催され、県内外から6000人があつまった。
福島第一原発事故は今もいつ収束するのかの展望もみえず、避難生活を余儀なくされている人は今も10万人近い。そんな中、開催された県民大集会は、フクシマが忘れ去られようとする「風化」を許さず、原発事故の原因や全容が不明なままの中、国が原発再稼働を強行する事への怒り、健康不安におびえる多くの福島県民の実情を全国に発信、訴えながら「福島県では原発を将来にわたり行わないこと」「福島第二原発即時廃炉」を訴えていく取り組みを強く訴えていく決意に満ちたものとなった。以下、略 (3月14日全労協FAX情報より抜粋)
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┗■3.関電・高浜4号炉の緊急停止は、もっと重く考えねばならない
| 緊急停止、何が原因だったのか
└──── 長友くに (「脱原発グリーンパレードinはだのを歩く会」
神奈川県)
1.3月10日の投稿
たんぽぽ舎御中 いつも情報ありがとうございます。
高浜4号炉の緊急停止、何が原因だったのでしょうか?
2月29日、発送電を始めるというあの時、どういうわけかテレビカメラが入っていました。あの映像を繰り返し流してみる、というのはいかがでしょうか?
きっと再稼働の宣伝をするためにテレビを入れていたのだと思いますが、スイッチを入れたとたんに警報が鳴り響き、20~30人もいたと思われる所員の方々は茫然と立ちすくむばかりでした。「緊急事態発生!コントロールパネル点検!」とかなんとか指令を出す人もいず、「あ~らら、やっちゃった」という感じで口あんぐり。
こういう人々が原発を動かしていたんだ、きっと福島の事故の時もこうだったんだろうな、と思いました。日本人に原子力は無理です。
全原発廃炉
一時も早く成し遂げなければ、と思います。
2.3月12日の投稿
昨日、「高浜4号機の2月29日緊急停止の状況を写した映像を繰り返し報道して原発廃止への道をつけていかねばならない」という投稿をしたのですが、所員の方々にとって厳しすぎるかな、と反省しました。
でもことは原発事故なのです。2月20日に34リットルもの一次冷却水漏れがあったことを軽く見た関電の責任は重大です。
たとえば飛行機でその10分の1、いやほんのにじむぐらいでも水や燃料漏れがあったら飛ばすことはできません。人命にかかわるからです。
ましてや原発は、いったん過酷事故が起きてしまえば、人類滅亡にもつながりかねない重大事になってしまいます。そんな危険な機械を動かす人々は、どんなに慎重にしてもし足りないぐらいの、重い責任を負っているのではないでしょうか?ことを簡単に考えてもらっては困ります。
今回の関電の緊急停止は、もっと重く考えねばならないと思います。
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┗■4.原発一揆 警戒区域で闘い続ける”ベコ屋“の記録
| 福島県浪江町「希望の牧場」の記録 心折れそうな人に読んで欲しい
| ISBN 978-4-904209-22-6 (警戒区域=現在は帰還困難区域)
└──── メイジャー少佐(ペンネーム)
被ばくした牛たちを生かし続けることに意味はあるのか?自問しながらも闘い続ける希望の牧場。支援する人、非難する人、妨害する人。それは被災者の中にも行政の中にもいる。
母牛と交通事故にあい希望の牧場に保護された仔牛【ふくちゃん】。わずか半年で虹の橋をわたっていった【ふくちゃん】。あの子が他のたくさんの牛たちの命を救ってくれた。
<以下は本書より抜粋>
「家畜でもなければペットでもない。それじゃ、動物園の動物なのか?
違うよね。でも、おれにもわからないんだよ。被ばくした牛の生きる意味がーー
そのことは、みんなにも正直に問わなければならない」
(希望の牧場・ふくしま)プロジェクト代表・吉沢正巳
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┗■5.新聞より
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◆人間であること 山口二郎
「3・11」から5年たった。津波で破壊された海辺の町は、かなり再建されている。しかし、原発事故で生活を奪われた人々は一層深い窮地に追いやられている。
安倍政権は原発事故で放射能に汚染された地域でも、かなり放射線量が下がってきたので、避難していた人々に事故以前にいた街に戻るよう促す帰還政策を進めている。避難していた人々への支援も打ち切ろうとしている。これ以上避難するのは「自主」避難だから、面倒は見ないというわけである。
これは、ギリシャ神話に出てくるプロクルステスのベッドという話そのものだ。プロクルステスという追い剥ぎは旅人を自分の家のベッドに寝かせ、ベッドからはみ出す手足を切り取るという残虐な趣味を持っていた。
現代日本における法令や予算が狭いベッドであり、そこにくくりつけられた旅人は原発事故の被災者である。安倍政権はベッドからはみ出す部分を切り捨てようとしているのである。被災者を支援するための政策ではなく、被災地は問題がなくなったという格好をつくるための政策である。
私たちが人間でありたいなら、安倍政権の残虐を許してはならない。東京電力の元幹部は強制起訴され、刑事責任が追及される。安倍政権に対しては、われわれ自身が政治的責任を追及していかなければならない。(法政大教授)
(3月13日東京新聞29面「本音のコラム」より)
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