たんぽぽ舎から TMM:No2758

たんぽぽ舎です。【TMM:No2758】
2016年4月15日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1. 熊本で震度7 震度6級余震相次ぐ (2016年4月15日 東京新聞一面見出し)
原発に万が一の事があったら、誰が高線量の現場に行くのか?
安倍さん? 菅さん? 政府高官? 九電幹部?
渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.震源は、段々、川内原発の方向に移動している
九電は、災害の前兆があれば、原発を止めて、安全な状況にすると言っていた
アメーバデモは、17日(日)正午JR湖西線「新旭駅」集合です。
木原 壯林 (若狭の原発を考える会)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆火焔型縄文土器の里を訪ね、
柏崎刈羽原発再稼働阻止を応援するエコツアーにご参加を!(5月27日-28日)
★4.新聞より
◆東京湾のセシウム汚染 印旛沼から拡散 河口水門で高止まり 本紙調査
(4月14日東京新聞朝刊1面より)
◆福島事故 「炉心、1時間後に露出」 東電、国・県に報告せず
地震2時間半後に予測      (4月15日東京新聞朝刊1面より)
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・脱原発川柳【再稼働 大地の怒り 聞こえぬか】  乱 鬼龍 (転載自由)
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※4/20伊方原発動かすな!第7回「四国電力東京支社抗議行動」にご参加を!
日時:4月20日(水)18時30分より19時30分
場所:東京銀行協会ビル前(都営三田線大手町駅D4出口すぐ)
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
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※4/20学習会にご参加を!
「原発棄民-この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている」
お 話:日野行介さん(毎日新聞特別報道グループ)&吉田千亞さん(ママレボ)
日 時:4月20日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)    参加費:800円
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┗■1.熊本で震度7 震度6級余震相次ぐ (2016年4月15日 東京新聞一面見出し)

|  原発に万が一の事があったら、誰が高線量の現場に行くのか?
|  安倍さん? 菅さん? 政府高官? 九電幹部?
└──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

○14日午後9時26分頃、熊本県益城町で震度7の地震があった。
これに対して、九州電力は稼働中の川内原発(鹿児島県薩摩川内市)と、停止中の玄海原発(佐賀県玄海町)に異常はないとした。
(いつも、何が起きても「大丈夫」と呪文のように言う電力会社)
驚くべきことは、政府高官の発言だ。「津波もなく(震源地から)離れており、止める考えはない」と。
○そもそも、東京電力福島第一原発事故によって、私たちは何を学んだのか。それは「科学技術信仰」の破綻だった筈だった。
○東京電力福島第一原発事故、あの究極の状況に陥ったとき、時の首相・菅直人氏、そして故・吉田所長共に「神のご加護」「仏さまに祈るしかない」というニュアンスの発言をしている。これは、ギリギリの状況に陥ったその時に出た、二人の心から「ほとばしり出た」言葉だ。
これこそ、これからの原発をどうするかを考える契機になった筈なのだ。
○自然と人間
日本列島は火山、地震、台風の地が頻発する国だ。そして、古来、日本に住む人々はその大自然の脅威に怯え、恐れ、畏怖し、しかし同時にその同じ大自然による「大いなる恵み」をも受け取ってきた。自然と人間とは対立するものでは決してなかったのだ。
○「科学信仰」
しかし、敗戦後、「科学信仰」がこの国を席捲し、それは原発という形をとった。
そして、「人間至上主義」「科学至上主義」の下、「全てをコントロール」するという発想のもと、原発ができた。
そしてその原発の、膨大なカネに群がる、原子力帝国が出来上がった。そして同時にそれは、その電気を享受してきた我々にも、一端の責任があることを意味する。
○「意のままにコントロールできない」技術
東京電力福島第一原発事故が教訓として残してくれた事、それは科学技術信仰、科学信仰の破綻だった、何度も言う、原発は「コントロールできない技術」なのだ。
しかるに、政府、九電の発言! 本当に驚く。
だからこそ私たちは脱原発の運動を続けているのだ。
○翁長さんのように
翁長沖縄知事は、何年も先を見据える。一喜一憂しない。皆さん、これからも心折れることもあるだろうが、粘り強くいこう!
福井の人たちのアメーバ運動のように!

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┗■2.震源は、段々、川内原発の方向に移動している
|  九電は、災害の前兆があれば、原発を止めて、安全な状況にすると言っていた
|  アメーバデモは、17日(日)正午JR湖西線「新旭駅」集合です。
└──── 木原 壯林(若狭の原発を考える会)

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

熊本で震度7の大震災、亡くなられた方のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
一方で、震度4でありながら、また、余震が続いているのに、川内原発の運転を続ける九州電力には、満腔の怒りを覚えます。彼らは、災害の前兆があれば、原発を止めて、安全な状況にすると言っていたのではないか。許せません。
私の友人の元京大阿蘇地震研究所の教員(福岡高裁宮崎支部の裁判で、原告側証人もつとめ、裁判所に火山噴火予知の困難さを認めさせた)は、震源は、段々、川内原発の方向に移動している、かつて川内沖100 km を震源とする震度7の地震があったことを考え合わせると、川内原発が危ないといっています。
原発再稼働は、何としても阻止しなければなりません。
高浜原発再稼動阻止のために展開しているアメーバデモは、いよいよ滋賀県高浜市にも拡大します。17日(日)正午JR湖西線「新旭駅」集合です。
是非ご参加下さい。詳細は、添付のチラシをご覧ください。チラシの配布もよろしくお願いします。

☆ご案内のチラシです
時間的・空間的に密なミニデモで、若狭と周辺地域の隅から隅まで
反原発の声を浸透させるアメーバデモ

私たちは、2014年10月以来、若狭や舞鶴で、80日以上のチラシの各戸配布、2回の車デモ、5回の集会、今年1月には600名の高浜集会と町内デモを行い、高浜原発再稼働の局面では、2回のゲート前闘争を行いました。また、昨年秋には、高浜-大阪間 200 kmのリレーデモを行いました。
以後、若狭や周辺地域の隅から隅まで巡って脱原発を訴えるミニデモ、通称アメーバデモを10回以上展開しています。このデモは、3~10数人が1グループとなって、旗や横断幕を掲げ、鳴り物を鳴らし、拡声器で呼びかけながらチラシを各戸配布するデモです。出会う人、畑にいる人には話しかけ、車で通りかかる人には会釈します。小、中、高校生にも声をかけます。役場にもチラシを届けます。2月には、80人、7グループのアメーバデモも行いました。最近は、4月13,14日におおい町で行いました。
最近のこれらの行動では、2年前には思いも寄らなかったご声援を頂いています。寒い中、2階の窓を開けて手を振る方、車の中から声をかける方、待ち受けていて激励を下さる方、手を合わせて感謝される方、チラシの配布をお手伝い下さる方など多数です。下校中の小学生、自転車の中学生もコンニチワと挨拶して通り過ぎます。それに対して、私たちの行動に敵意を見せる方は、ほとんどいません。
かつて、私たちが、経済的に原発依存度が高い若狭でチラシを配るとき、ポスティングは容易でも、住民に話しかけるには決意がいりました。反論され、非難されるのではないかとビクビクしながらの行動でした。しかし、最近は違います。前述のように、若狭や舞鶴には、多数の「隠れ反原発派」がいらっしゃいます。住民の方に出会うと、励ましの言葉を頂けるのではないかと期待するようにもなりました。
今後は、工夫を凝らした多様な行動によって、反原発の声を顕在化させ、原発を全廃に追い込みたいと考えます。また、そのような運動を高揚させて、昨年4月の福井地裁、本年3月の大津地裁の勇気ある決定に応えていきたいと考えます。
脱原発・反原発の大きなうねりを構築し、司法の大英断に連帯しましょう。
次のアメーバデモは、滋賀県高島市で、4月17日(日)正午から
ご参加可能な方は、正午にJR湖西線「新旭駅」にご結集下さい。なお、当日は、10時より、新旭駅西口前の新旭観光物産プラザ2階で、「かざしもネット」の総会があります。傍聴可能です。

若狭の原発を考える会(連絡先:090-1965-7102木原、090-3034-7391高瀬)

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆  火焔型縄文土器の里を訪ね、
柏崎刈羽原発再稼働阻止を応援するエコツアーにご参加を!

日 時:5月27日(金)10時JR越後湯沢駅東口集合~
28日(土)17時、「十日町駅」現地解散
参加費:18,500円(1泊3食付、バス代、入館料、交流会費を含む)
*集合解散後の交通費各位負担。
内 容:千曲川・信濃川流域の観光、史跡等を訪ね、津南町「綿屋旅館」交流会で、武本和幸さん(元   刈羽村村議、原子力資料情報室理事)が阻止運動を報告。
「情報館」で映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」鑑賞、かさこ監督アフタートーク。
申 込:ご芳名、住所、電話番号を明記して、042-381-7770へFAX。
「実施要項」等を送付します。先着15人で締切ます。
主 催:千曲川・信濃川復権の会(矢間)

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┗■4.新聞より
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◆ 東京湾のセシウム汚染 印旛沼から拡散 河口水門で高止まり 本紙調査

東京電力福島第一原発事故による首都圏への放射能汚染問題で、本紙は昨年に続き、茨城、千葉両県にまたがる水郷地帯の状況を独自に調査した。前回と比べ放射性セシウム濃度の上下はあるものの、手賀沼(千葉県)や牛久沼(茨城県)の汚染は高止まりの状況。印旛沼(千葉県)から花見川河口(同)へとたどったところ、沼から川、東京湾へと汚染が拡散している状況が分かった。
調査は今年1月、水郷一帯の沼や川計24カ所で採泥器を用いて底の堆積物を採取。合わせて河川敷など採取地近くの土も採取した。乾燥させ落ち葉などを取り除き、樹脂容器に詰め、それぞれ八時間かけてセシウム濃度を測定した。
その結果、汚染が目立ったのは手賀沼。沼そのものは昨年より少し低下傾向が見られるが、上流にある調整池の中央では、1キロ当たり5867ベクレルを検出した。
採取点近くの地上の土は9069ベクレルあり、分別管理が求められる指定廃棄物(8000ベクレル超)を超える濃度。高さ1メートルの空間放射線量も毎時0.7マイクロシーベルト近くあった。現場は、すり鉢の底のような場所。雨で増水して汚れた土砂がたまり、水が引いた後に乾いて濃縮する-というプロセスを繰り返し、局所的に濃度が高くなったとみられる。     (中略)
水門より下流の花見川では、200~400ベクレルに低下。河口に近づくと水量は激減し、堆積物はほとんどなく、採取できなかった。大雨の際には水門から大量のにごり水が放出される。セシウムを含む泥が海へと洗い流され、河口で堆積したとみられる。
一方、国内2番目の大きさの霞ケ浦(茨城、千葉両県)は地点によって95~1022ベクレルと濃度のばらつきが大きいが、水深のある地点の方が濃度が高くなる傾向があった。
(4月14日東京新聞朝刊1面より)
◆福島事故 「炉心、1時間後に露出」 東電、国・県に報告せず
地震2時間半後に予測

東京電力福島第一原発事故が起きた2011年3月11日、東電が地震発生から約2時間半後に、原子炉水位が下がっていた1号機の核燃料が約1時間後にむき出しになると予測しながら、法律で義務付けられた報告を政府や福島県にしていなかったことが分かった。炉心を水で冷やせずメルトダウン(炉心溶融)に至れば、大量の放射性物質の流出につながる。原発事故から5年余りがたつが、検証が必要な事故対応が依然、残されていることが裏付けられた。
東電が事故当日の午後5時15分ごろ、「約1時間後に1号機の炉心が露出」と予測していたことは、政府事故調査委員会の中間報告(11年12月)で明らかになっている。今回、報告義務がある予測結果を東電が伝えた記録が、経済産業省原子力安全・保安院(廃止)を引き継いだ原子力規制庁や福島県にないことが判明した。
原子力災害対策特別措置法では、原発事業者は核燃料の冷却ができなくなるといった異常の発生や、その後の応急対応の内容を政府などに連絡しなければならない。当時の菅直人首相は本紙の取材に「予測結果は首相官邸に伝わっていなかった」と証言。「1号機のメルトダウンが迫っているとの報告があれば、より広い範囲の避難を早く決められたかもしれない。検証が必要だ」と述べた。  (中略)
政府は同9時23分、原発の半径3キロに避難指示を出したが、2号機の水位低下の情報がきっかけだった。1号機予測結果の未報告は、政府が避難指示を出すタイミングに影響した可能性がある。1号機はその後の政府や東電の解析によると、午後6時ごろに炉心が露出し、同七時ごろに炉心損傷が始まっている。         (後略)
(4月15日東京新聞より抜粋)
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