たんぽぽ舎から TMM:No2763

たんぽぽ舎です。【TMM:No2763】
2016年4月21日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.メルマガのカンパ要請に対して多くの
ご協力ありがとうございます(その12)
今回、19名の方より9万4千円(トータル191万4千円)
メルマガ発行に関わる費用(概算)と労力(1回6から7時間)
たんぽぽ舎
★2.4/20川内原発すぐ止めて!伊方原発動かすな!
九州電力東京支社、四国電力東京支社で市民たちが申し入れ・抗議
せめて、地震が収まるまでは川内原発を停止せよ
柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.「社会通念」を無視して川内原発を止めない原子力規制委員会
稼働中の原発の直近で地震が起こり続けているのだから
直ちに原発を止めろ
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その92
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.“4月26日チェルノブイリ30年と福島5年”にあたって
私が思うこと  「その2」
福島第一原発事故の放射能による子どもたちへの影響はこれから現れる
武笠紀子 (たんぽぽ舎会員)
★5.新聞より2つ
◆「大地震襲う前に川内原発止めろ」 住民抗議
(4月21日東京新聞朝刊2面より)
◆止めない理由  斎籐美奈子
(4月20日東京新聞朝刊29面「本音のコラム」より)
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・脱原発川柳【再稼働 亡ぶ理屈は あり余る】  乱 鬼龍 (転載自由)
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※4/28学習会「福島連続講座第5回」にご参加を!
原発核事故の向こうに見えること-会津放射能情報センターの活動から

お 話:片岡輝美さん(会津放射線情報センター代表、
放射能から子どもの命を守る会・会津代表)
日 時:4月28日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.メルマガのカンパ要請に対して多くの
|  ご協力ありがとうございます(その12)
|  今回、19名の方より9万4千円(トータル191万4千円)
|  メルマガ発行に関わる費用(概算)と労力(1回6から7時間)
└──── たんぽぽ舎

2013年4月26日に「日刊メールマガジン」へのカンパを初めてお願いしました。
以来、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届いております。
今回、2015年12月2日から2016年4月11日までの約4ヵ月の間に19名の方々から9万4千円が寄せられました。
なお前々回から、振込用紙に「メルマガ・情報・ニュース」などの文字が明記されているカンパに限定して集計を致しました。
北海道1名、岩手県1名、東京都3名、埼玉県4名、千葉県5名、神奈川県2名、群馬県1名、大阪府1名、兵庫県1名です。
これまでトータルで191万4千円ものカンパが寄せられました。誠にありがとうございました。
なお、ひきつづいて日刊メルマガ=「地震と原発事故情報」へのカンパを受け付けておりますので、今後ともよろしくお願い致します。

メルマガカンパの送り先
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎  番号 00180-1-403856

今後もカンパのまとめ(報告)を予定しています。

・たんぽぽ舎メールマガジン発行に関わる費用(概算)と労力(1回6から7時間)
◯新聞購読 (東京新聞、朝日新聞)
(最近まで購読していて、現在は購読をあきらめた新聞-茨城新聞、
柏崎日報、デイリー東北など)
◯各県地方新聞の原発・地震関連記事の収集 (図書館をまわって)
◯原発・地震関連記事が載った「雑誌・週刊誌」等の購読
(週刊「金曜日」、サンデー毎日、週刊朝日、SPA、週刊現代、世界、
選択、SAPIO、その他女性誌も対象)
◯その他の経費

☆総じて、毎月4万から5万円位になります。
メールマガジン発行費用としてはやや赤字です。
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┗■2.4/20川内原発すぐ止めて!伊方原発動かすな!
|  九州電力東京支社、四国電力東京支社で、市民たちが申し入れ・抗議
|  せめて、地震が収まるまでは川内原発を停止せよ
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

○4月20日(水)川内原発すぐ止めろ!伊方原発再稼働やめよ!の市民たちの声(約80人)が有楽町駅前の電気ビル7階の九州電力東京支社へ向かって、また東京駅そばの東京銀行協会ビル18階の四国電力東京支社に向かって響きました。
いくつものプラカードやノボリ旗、横断幕が翻り、通行人へビラ(地震で原発が怖い)が配られました。

○「再稼働阻止全国ネットワーク」主催の月1回の恒例の行動で(第3水曜日)、四国電力東京支社へは7回。九州電力東京支社は10数回となります。
私は「地震が連続して起きている。南西のほうへ向かっている、その先には川内原発。北東でも大分地震が起きた。その先には伊方原発がある。
せめて(最低でも)地震が収まる(余震がなくなる)までは原発を動かさないでもらいたい。 これは安全を考えれば「普通の」常識。原発推進派でも賛成する話だ。原発電気なしでも電気は足りている。昨年8月まで九電は原発を全く動かしていなかった」と述べて日本で唯一稼働中の川内原発の即時停止を訴えました。

○私以外にも何人もの人、また飛び入りの人も、マイクを握ってそれぞれ訴えました。
訴えの前段では「再稼働阻止全国ネットワーク」の世話人役がそれぞれ両社に申し入れ文を手渡し抗議をした話を報告しました。
申し入れ文を提出したのは2団体
1.「再稼働阻止全国ネットワーク」
2.「反原発自治体議員市民連盟」
○当日の内容(写真付き)はたんぽぽ舎のHPに載ります。
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┗■3.「社会通念」を無視して川内原発を止めない原子力規制委員会
|  稼働中の原発の直近で地震が起こり続けているのだから
|  直ちに原発を止めろ
|  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その92
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

◯ 4月18日(月)午前、熊本大地震を受けて原子力規制委員会が臨時会議と記者会見を実施している間、「経産省前テントひろば」の泊り担当や傍聴者など数人で緊急抗議し、「直ちに川内原発を止めろ」と訴えた。
が、案の定、残念ながら規制委は臨時会議で川内原発を止めなかった。福岡高裁宮崎支部が4月6日に持ち出した「社会通念」を無視して。
この日の記者会見ではさすがに多くの記者が厳しく「なぜ止めないか」と追及した。
・産経:例えば震度6レベルが6回続くといったときでも、耐震設計で問題はないのか?
・フリー:日本で唯一稼働中の原発の直近で地震が起こり続けている今、やはり国民最大の疑問は、なぜ止めることで予防しないのかということ
・TBSラジオ:なぜ止めないのかの答えを直接情報として出す考えは?
・NHK 大きな地震が繰り返し起きている、審査を見直すことはありませんか?
・フリー:福島でも地震だけだった場合に何がおきていたのかはまだ判断がついていない…
これらに対する田中規制委員長の回答はいつもと同じ。
・科学的・技術的に判断する  ・稼働するかしないかの判断はしない

◯ 科学的に「安全上の問題はない」と言うが、実際には全く科学的・技術的にも間違っている。
例えば、石橋克彦神大名誉教授(地震学)が「審査は、基本的部分で地震学を無視したずさんなもので、新基準の法定規則に違反し、結果は間違っている」と指摘したように、「新規制基準」が不合理であるばかりか、審査も科学的では全くない。
田中規制委員長は、フリー記者の質問に「原子炉規制法上は安全上重大な懸念がある場合には止める権限があります。」と答えた。
ならば、日本で唯一稼働中の原発の直近で地震が起こり続けていて、電気も足りているのだから、「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全」を守るために、川内1・2号機を止めることが「社会通念」上当然である。
地震は八代市にまで達し、気象庁は今後の地震の予測ができないと言っている。この時点で川内原発を止めないことは、九州の人々を(銃創が多い)ロシアンルーレットにさらすようなもので、正に原子力規制委が再稼働推進委員会であることの証明だ。
直ちに川内原発を止めろ!

【訂正】前91回(4月18日発信【TMM:No2760】掲載)に初歩的算数の
誤りがありました。お詫びして訂正します。
正:基準地震動620ガルの2.5倍以上の最大加速度1580ガルの地震
誤:基準地震動620ガルの3倍以上の最大加速度1580ガルの地震
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┗■4.“4月26日チェルノブイリ30年と福島5年”にあたって
|  私が思うこと  「その2」
|  福島第一原発事故の放射能による子どもたちへの影響はこれから現れる
└──── 武笠紀子 (たんぽぽ舎会員)

原発事故後の放射能による被害は終わっていません。
チェルノブイリでは、事故後に産まれた子どもたちへの健康被害が広がっていますが、日本でも他人事ではありません。
福島第一原発事故の放射能による子どもたちへの影響はこれから現れるのです。
チェルノブイリ原発事故の時には、日本政府とそれに追従する専門家や科学者たちが「ソ連とは原子炉の型が全く違うし、原発事故は100万年に1度、起こるくらいの確率だから日本では心配はない」との安全神話を振り撒いた。
しかし、この50年間ほどでメルトダウン事故が、スリーマイル→チェルノブイリ→フクシマと3件もあるのです。
このままでは、私の人生の終わりまでに更に原発メルトダウンが起きるでしょう。でなくても中・小規模な放射能事故は絶え間なく起きています。
原発は止まっても危ない!稼働は超危険!処分不能な廃棄物まで増えます。
これから先の長い話になりますが、地球上の原爆と原発を全てなくすために一歩ずつでも進みたいです。
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┗■5.新聞より2つ
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◆「大地震襲う前に川内原発止めろ」 住民抗議

地震が続く中、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)では20日、周辺住民らが集まり、「大地震襲う前に止めろ」と稼働停止を訴えた。同日から3日間、抗議を続けるという。
地震の起きる範囲は、熊本県を中心に周囲に拡大しているようにも見える。19日には川内原発から北東約80キロの熊本県八代市で震度5強の地震があり、薩摩川内市でも震度3を観測した。抗議活動を呼び掛けた同市の自営業川畑清明さん(59)は「自然からの警告だと思い、じっとしていられなくなった」と話す。
「九電の利益のために、住民が不安にさらされている。事故が起きたら、九電も政府も原子力規制委員会も、『想定外』という言い訳はできない」と訴えた。
(4月21日東京新聞朝刊2面より)
◆止めない理由   斎籐美奈子

川内原発、なぜ止めないの? 熊本地震の震源域は拡大しており、気象庁は「先は見通せない」と、日本地震学会の会長は「断層帯の南西にも注意が必要」と述べているのだ。「念のため」でも「点検のため」でも、原発に賛成でも反対でも、ふつう止めない?
14日の前震は熊本県益城町で最大加速度1580ガルを記録しており、川内原発の基準地震動620ガルを上回っている。政府、原子力規制委員会、九州電力、地元の薩摩川内市か鹿児島県、どこかが「万一に備えて川内原発は一旦運転を停止したい」と要請すれば事態は動くのではないか。そうしないのは、よほど停止してはいけない理由があるのだろう。
規制委の田中委員長は「不確実性があることも踏まえて評価しており」「懸念がある場合は止めることができるが、今のところ科学的根拠がない」と述べた。が、背後には関係者のさまざまな思惑を感じる。
やっと再稼働にこぎ着けたのに、そう簡単に止められるかという意地。ここで止めたら2度と稼働できなくなるという不安。危機を乗り切れば日本の原発の安全性が立証できるという期待。停止を求める声に屈したら負けだという面子(めんつ)。停止に伴うリスクを負いたくないという自己保身。先の戦争を止められなかった理由と同じだ。こうして人災は繰り返されるのである。 (文芸評論家)
(4月20日東京新聞朝刊29面「本音のコラム」より)

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