たんぽぽ舎です。【TMM:No2771】
2016年5月2日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.伊方原発再稼働を止めるためできることはなんでもやる!!
4.29UNDER CONTROLは嘘っぱち!福島第一原発事故は終わっていない!
高松行動のご報告です 名出真一(STOP伊方原発!!高松大行動)
★2.「自然災害が起こって原子力災害が起きるまでには
相当時間がありますよ」と平然とウソを言う田中委員長
中央構造線断層帯が火を吹いているのに川内原発を止めない規制委
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その93
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.熊本でも起きていた誘発地震
現在の地震学では判断不能
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその149
島村英紀(地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5/14学習会「スマートメーターへの交換STOP!」
講師:網代太郎氏(電磁波問題市民研究会事務局)
電磁波による身体の弱い方への健康被害を懸念
★5.新聞より3つ
◆深い崩壊感覚 竹田茂夫
(4月28日東京新聞朝刊29面「本音のコラム」より)
◆チェルノブイリ事故30年 ロシアのジャーナリスト警鐘
100%安全な原子炉 夢物語 政権がウソ 住民説明7日後
福島の汚染水 他国も関心を (4月28日東京新聞朝刊3面より抜粋)
◆地震 原発止めず大丈夫? 川内停止要望約5000件
規制委「想定外起きない」 事故恐れ止めた例も
(4月29日朝日新聞朝刊2面「時時刻刻」より見出しのみ)
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・脱原発川柳【G・W 浮かれておれぬ 地震国】 乱 鬼龍 (転載自由)
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※「5.3憲法集会」に参加しよう!
原発動かして命は守れない!
「川内原発今すぐとめよう」のビラ配布にご協力を!
(会場入り口付近で10時30分くらいから)
日時:5月3日(火・休)11時ブース開店、12時プレコンサート
13時本集会開催 デモあり2コース
会場:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
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┗■1.伊方原発再稼働を止めるためできることはなんでもやる!!
| 4.29UNDER CONTROLは嘘っぱち!福島第一原発事故は終わっていない!
| 高松行動のご報告です
└──── 名出真一(STOP伊方原発!!高松大行動)
この日は、G7情報通信大臣会合が高松で行われるのに合わせて、海外メディアに福島第一原発事故が終わっていないことと、片田舎でも日本では原発には反対なんだということを知らせるために2回のデモ行進を行いました。
しかし、わずか20数名のデモに対して私服、制服合わせて30から40名の警察を動員して封じ込めにきました。2度目のデモに対しては参加者1人1人に警官がつき、デモが見えない状態にされました。
再三再四の抗議にを無視して暴力的に原発反対の声を圧殺してきました。資本と一体となって原発を海外で売りたい安倍政権が、多くの原発反対の声を封じ込めようとしていることがはっきりと現れています。
四国では、四国電力伊方原発再稼働を止めるために、できることはなんでもやる!!
この言葉を合言葉に闘いを作り上げたいと思います。
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┗■2.「自然災害が起こって原子力災害が起きるまでには
| 相当時間がありますよ」と平然とウソを言う田中委員長
| 中央構造線断層帯が火を吹いているのに川内原発を止めない規制委
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その93
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
◯ 4月27日の原子力規制委員会記者会見に驚いた。
朝日新聞記者が、熊本地震で屋内退避できない現実を踏まえ、30km圏内の住民の避難について質問したところ、田中委員長が回答の中で次の発言をした。
「…。まず自然災害が起こって原子力災害が起きるまでには、相当時間がありますよ、普通。どう考えても。地震のような場合ね。…」
これは全く事実に反している。
2011年3月11日の福島第一原発事故では、地震の4時間余り後の19時03分には、政府が原子力緊急事態宣言を発令、8時間後の20時50分には福島県対策本部から1号機の半径2kmの住民1,864人に避難指示が出した。
また12日早朝には、半径10km圏内に避難指示、午後には1号機が水素爆発、夕刻には避難指示を20kmに拡大。
そして、14日に3号機爆発、15日昼前に国が原発から30km圏内を屋内退避区域に指定したが、同日夕刻には福島第一原発から50km離れた飯館村で毎時44.7マイクロシーベルトを記録し、多数の避難者を被ばくさせた。
◯ 福島第一原発事故を思い起こせば、上記発言は全く「科学的」でなく、原発周辺住民を他人事(ひとごと)と考えての発言である。
大地震が起こっても川内原発を止めたくない田中委員長が公然と誰にも分かる嘘をついて、もともと不可能な避難計画問題の追及から逃げようとしたのだ。
何よりも、直ちに川内原発を止めるべきなのに!
詳細は、原子力規制委員会記者会見を参照。
http://www.nsr.go.jp/nra/kaiken/index.html#section1
4月27日速記録:http://www.nsr.go.jp/data/000148595.pdf
同動画:https://www.youtube.com/watch?v=R2Jzx3sNe4g
(該当部分は、21.45頃)
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┗■3.熊本でも起きていた誘発地震
| 現在の地震学では判断不能
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその149
└──── 島村英紀(地震学者)
◯ 「誘発地震」というものがある。今回の熊本で始まった地震が阿蘇山の下や大分や熊本県南西部に広がっていったのも誘発地震だと考えられる。
大地震を起こした地震断層はある拡がりを持っているが、その範囲の中で起きるのが「余震」だ。これに対して離れた場所で起きる地震が誘発地震である。
5年前に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災。マグニチュード(M)は9.0)は余震だけではなくて、何百キロも離れた日本の内陸各地に誘発地震を起こした。
◯ 翌日の朝に起きた長野・新潟県境にある栄村の地震(M6.7)や、富士山直下で起きた地震(M6.4)だ。これらは直下型地震としてはかなりの地震で、どちらも地元で震度6強を記録した。死者3、住宅の全半壊が約200に達した栄村の被害はとくに大きかった。
これらの地震は、すでに知られている活断層で起きた地震ではない。今回の熊本で始まった地震群でも、地震が起きてはじめて活断層が分かった例がある。日本にはまだ知られていない活断層が何千もあるのだ。
◯ ところで、明らかに分かっていた活断層で起きた誘発地震があった。
東日本大震災のちょうど1ヶ月あとにこの活断層が誘発地震を起こした。Mは7.0で死者4人を生んだほか、住宅の被害も出た。
この活断層は「井戸沢断層」。長さ24キロほどの活断層だ。福島県・いわき市街地の西方にある。日本史上では地震は知られていなかったが、地質学的な調査から、大昔に地震を起こしたことが分かっていた。
近々、地震を起こすとは思われていなかった活断層だった。しかし、地震が起きてしまったのだ。
地震が起きたときに、この活断層では、高低差2メートルもある断層の崖がいきなり出現した。その長さは14キロにも達した。
しかも、内陸直下型地震としては珍しい「正断層」だった。正断層とは、断層面をはさんで上側が滑り落ちる形の断層運動を起こすものだ。
この断層が道路を横切ったところでは、もちろん車が通れなくなった。幸い断層の上に家は建っていなかったが、もしあったら、大被害を受けたろう。
ちなみに熊本で起きで震度7を記録した二つの大地震は「横ずれ断層」で、断層運動としては直下型地震ではよくあるタイプだった。
この井戸沢断層が、天然記念物に指定されて保存されることになった。正断層が珍しいものだったし、高低差2メートルもの崖が続いているというので、指定されたものだ。
◯ 地震は離れた場所に「飛び火」して誘発地震を起こすことがある。活断層があるとされていなかった場所でも栄村や富士山直下で起きたような地震が起きるし、活断層があると分かっていた井戸沢断層でも、誘発地震が起きた。
残念ながら、現在の地震学の知識では、どこに、どんな誘発地震が起きるかは、まったくお手上げの問題なのである。
(島村英紀さんのHP「 http://shima3.fc2web.com/ 」
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より4月29日の記事)
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆5/14学習会「スマートメーターへの交換STOP!」
講師:網代太郎氏(電磁波問題市民研究会事務局)
電磁波による身体の弱い方への健康被害を懸念
日 時:5月14日(土)午後1時30分開場 午後2時開始
会 場:清瀬駅北口アミュービル7階アミューホールA
(アミュービル1,2階は、りそな銀行です)
講 師:網代太郎氏(行政書士兼法律事務職員、電磁波問題市民研究会事務局)
内 容:新電力への切り替えに伴ってスマートメーターへの交換が始まって
いますが、電磁波過敏症の方や小さなお子さん、赤ちゃん、身体の
弱い方への健康被害が懸念されます。
生活の場に電磁波をこれ以上ふやしたくないと断ればアナログメー
ターへの交換が可能です。
電磁波の問題点、健康被害の具体的な事例など、
網代太郎氏にわかりやすくお話ししていただきます。
主催・問い合わせ先:清瀬・憲法九条を守る会事務局 042-493-3144
midori_fu_ku@gaea.ocn.ne.jp
資料代:300円 参加申し込みは必要ありません。
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┗■5.新聞より3つ
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◆深い崩壊感覚 竹田茂夫
3・11から5年、チェルノブイリの事故から30年。現在流布しているのは「原発はアンダーコントロール」の見え透いたうそだけではない。
リベラルな知性を代表する米国の一流紙も、地球温暖化という「公共悪」に対し、CO2を出さない原発で対処すべきだと主張する。原発もリスクやコストとして冷静な計算へ組み込むべきだというのだが、この主張は使用済み核燃料の難問や次世代にも及ぶ健康被害の調査に無関心であることで、自身を切り崩す。
原発事故の影響を過小評価する国際原子力機関(IAEA)などは科学的客観性を装うが、実は利害関係者でしかない。
「核戦争防止国際医師会議ドイツ支部」のチェルノブイリ報告書は、公式発表されている犠牲者の数への留保と、批判の根拠を提供する。
核によって、何かが根本的に変わったという感覚は私たちの時代のものだ。既存の秩序も無傷ではいられない。チェルノブイリがソ連崩壊の一因になったというだけではない。科学者や統治者の意のまま、自然の制御や人間の支配が可能という確信が失われたのだ。アレクシエービッチが著した「チェルノブイリの祈り」は人々の体験と思いを越えて、核の時代に自然との融和や平穏な日常性そのものが失われたことを示唆する。その深い崩壊感覚のため、未来の希望はまだ見えてこない。(法政大教授) (4月28日東京新聞朝刊29面「本音のコラム」より)
◆チェルノブイリ事故30年 ロシアのジャーナリスト警鐘
100%安全な原子炉 夢物語 政権がウソ 住民説明7日後
福島の汚染水 他国も関心を
チェルノブイリ原発事故で飛散した大量の放射性物質による被害は30年たった現在も深刻だ。旧ソ連政権が隠蔽(いんぺい)した放射能汚染の実態を事故直後から暴露し、現在も甲状腺がんを患いながら原発の危険性に警鐘を鳴らすロシアのジャーナリスト、アラ・ヤロシンスカヤさん(63)にチェルノブイリをめぐる過去と現在を聞いた。 (後略) (4月28日東京新聞朝刊3面より抜粋)
◆地震 原発止めず大丈夫? 川内停止要望約5000件
規制委「想定外起きない」 事故恐れ止めた例も
(4月29日朝日新聞朝刊2面「時時刻刻」より見出しのみ)
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