たんぽぽ舎から TMM:No2797

たんぽぽ舎です。【TMM:No2797】
2016年6月3日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
九電は川内原発をすぐ止めろ!
6/1九電東京支社と東電本店合同抗議(第33回)の報告
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.5/26子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論を傍聴しました
福島の子どもを放射能から守る裁判はやっと実質審議に入れそうです
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.全国209名の自治体議員が伊方原発30キロ圏の8自治体に請願を提出
伊方原発の耐震安全性審査の見直しと住民説明会を求める
四国電力伊方原発の7月再稼働を阻むために
けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟、杉並区議会議員)
★4.新聞より
◆凍土「壁というよりすだれ」 効果に疑問の声
福島第一 追加工事を承認      (6月3日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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・脱原発川柳【凍土壁 凍らぬ壁に 凍りつき】 乱 鬼龍 (転載自由)
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▲緊急告知! 6/20(月)菅直人元首相の講演会決定!!▲
菅  直人首相(2011年当時)は、浜岡原発(静岡県)を止めた!
安倍晋三首相(現)は、いつ川内原発(鹿児島県)を止めるの?

講 師:菅 直人衆議院議員
日 時:6月20日(月)18:30開場 19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
申し込み:予約して下さい。定員に達し次第締め切ります。
定員に達したらメールマガジンでご案内致します。
ご予約は電子メールか電話(03-3238-9035、月曜~土曜13時以降)で
ご氏名、電話番号をお知らせ下さい。予約受付番号を
お伝えします。当日、受付で予約受付番号をお伝え下さい。
●電子メールの受付は定員にかかわらず6月17日(金)20時で
締め切りとさせていただきます。
キャンセルは、極力ご遠慮下さい。
問い合わせ:たんぽぽ舎(TEL 03-3238-9035)
参加費:800円
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※6/4(土)学習会にご参加を!
「大津地裁判決の中味と今後」-
高浜原発3・4号機 運転禁止仮処分決定の意義

講 師:井戸謙一さん[福井原発訴訟(滋賀)/子ども脱被ばく裁判弁護団長]
日 時:6月4日(土)14:00~16:30
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:「スペースたんぽぽ」/「脱被ばく実現ネット」 参加費:800円
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☆【たんぽぽ舎ホームページ・トピックス】
※新着情報6/3
◎6/1九電東京支社と東電本店合同抗議(第33回)の写真など
新HP http://www.tanpoposya.com/ をご参照下さい。
◎日本国 茨城県 東海第2原発で放射性廃液漏れ 外部への影響なし?                 2016/6/2-共同通信 47NEWS
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┗■1.東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
|  放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
|  九電は川内原発をすぐ止めろ!
|  6/1九電東京支社と東電本店合同抗議(第33回)の報告
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

○風薫る6月1日(水)午後5時30分から6時20分まで、「再稼働阻止全国ネットワーク」主催の「川内原発今すぐ止めろ!」九州電力東京支社抗議行動(有楽町電気ビル前:JR有楽町駅出口すぐ)が行われた。参加者は、約60人。
鹿児島市や川内原発付近は今も地震で揺れている。テレビ・新聞で報道がなくなっているが、気象庁発表では、震度1以上の余震は1600回を超えた。こわい。川内原発が危ない。

○引き続き、午後6時40分から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、123の賛同団体と共に、第33回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は、約85人。

○冒頭、川崎在住の男性(官邸前抗議でお馴染み)が迫力ある「抗議の大太鼓」を演奏し、抗議を盛り上げた。オープニングコールの後、「反原発自治体議員・市民連盟」共同代表の武笠さんから、「東京電力は、福島第一原発事故の責任を果たすべく全力を尽くすこと、及び柏崎刈羽原発の再稼働申請を取り下げること」を趣旨とする抗議アピールがあった。
次に、「日本音楽協議会」による「音楽での抗議」が行われ、美しい歌声が夜空に響いた。
更に、「初めて、抗議アピールします」との参加女性から、東電福島第一原発事故収束作業の抱える問題点に関する建設的な発言があった。
その後、脱被ばく実現ネットなど7団体から、関連イベント告知があった。
最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌い、たんぽぽ舎ダンサーズが踊った。続いて「抗議の大太鼓(ワッショイVersion)」演奏で締めくくり、午後7時40分に終了。また、カンパが31,000円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。
終了後、11名の有志による懇親交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。

○参加者の声(横須賀市在住)
熊本地震が継続しているにも拘わらず、隣接する川内原発を停止しないのは、おかしい。5年前、菅直人元首相は「浜岡原発」を止めた。安倍首相は、なぜ、「川内原発」を止めないのだ。昨年、戦争法案審議時、安倍首相は「国民の生命と財産を守るのが、私の責務」と述べた。今こそ、その責務を果たすべき時ではないか。私は、抗議の声を挙げ続ける。

◆当日の様子は、たんぽぽ舎新HPでご覧下さい。
新HP http://www.tanpoposya.com/
◆次回(第34回)の東電本店合同抗議は、以下の要領で行います。
日時:7月6日(水)18:30~19:30
場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
呼びかけは:「経産省前テントひろば」、「たんぽぽ舎」
◆引き続き賛同団体を募集中!
※なお、同日、17:30より18:20に九州電力東京支社で「川内原発をすぐ止めろ!」の抗議行動あり。場所:有楽町電気ビル前・JR有楽町駅「日比谷口」すぐ
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┗■2.5/26子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論を傍聴しました
|  福島の子どもを放射能から守る裁判はやっと実質審議に入れそうです
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

◯ 前回2月25日第4回口頭弁論後の状況では「子ども人権裁判」が「親子裁判」から分離されて棄却(門前払い)される危険性がありましたが、今回は裁判後の集会でその危険性はほとんどなくなったという弁護士さんの話があり、みなで喜びました。(子ども人権裁判は、放射能汚染の少ない場所で教育させよという市町村に対する要求、親子裁判は無用の被ばくをさせた国・県の責任を追及する裁判)

◯ 12月1日の第3回口頭弁論の時は「子ども人権裁判」棄却という「判決」が出そうになり、光前弁護士さんたちが緊急発言を行って辛くも食い止めたという記憶があります。裁判長が徐々に原告のほうを向くようになってきたと井戸弁護士もおっしゃっていました。
その間弁護団は反論を提出し大学教官等専門家の協力による資料も多数そろえました。
今回は古川弁護士が児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター教授にインタビューした意見書を提出・説明しました。国(文科省)がスピーディーの情報を住民に提供しなかったことに責任ないという主張に反論したものです。またスピーディーの計算に信頼性がないという主張にも反論しています。
意見書ではモニタリングによるデータ取得と計算予測は相補的であり、実際に行われたモニタリングと予測・評価をすべきだったのに何もやらなかったと述べています。そして、その不作為は23年当時の防災基本計画と環境放射線モニタリング指針に明白に違反していると断罪しています。

◯ 裁判官も一般の人々と同様に知識不足で、通常は政府・行政寄りの考えのようですが、原告側が専門家の意見を提出することで徐々に考えを変える可能性のあることがわかりました。
そして、今回裁判官を変えた大きな要因の一つは原告の陳述ではないかと思います。
すでに合計10人くらいの原告が法廷で思いを述べました。子供が吐き気・下痢・大量の鼻血を出すという状態が続き、家の内外の空間放射線量が高いということを知り、避難を決断するに行ったという苦渋の選択を述べました。避難できない原告はしたくてもできない現状と思いを述べました。避難してもしなくとも子どもの将来に不安を抱えています。
マスクを外さない子供、弁当を持参して給食を食べない子供が担任の先生にいじめられたという陳述もありました。
避難先で子供が新しい友達ができず不登校になり、福島の故郷に帰る前に避難先を変えて状態が改善されたという話もありました。新しい避難先が福島からの避難者に理解のある松本市でよかったと言っています。
せめて子どもだけでも避難させようという松本子ども留学基金の活動も重要だと思います。子ども留学も保養も本来は原発事故の責任者である国が行うべきことです(これも原告の意見です)。
今回、脱被ばく実現ネットはバスの手配ができず4人のボランティアが新幹線で行きました。集会場に行く前に福島駅前で2種類チラシを撒きました。いつものように市民の受け取りがよく、「こうした裁判をもっと早くやってほしかった」という声もありました。
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┗■3.全国209名の自治体議員が伊方原発30キロ圏の8自治体に請願を提出
|  伊方原発の耐震安全性審査の見直しと住民説明会を求める
|  四国電力伊方原発の7月再稼働を阻むために
└──── けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟、杉並区議会議員)

◯ 熊本大地震が、鹿児島や愛媛県に余震が拡大しつつある中、四国電力伊方原発の7月再稼働を阻むために、5月26日、全国自治体議員209名が、愛媛県と伊方町及び伊方原発30キロ圏6自治体に請願、陳情を提出しました。
5月25日(前日)、松山城址公園内にある市民会館で、地元自治体議員との情報交換と交流の場を設けました。
昨年9月以来、3回を超す請願行動を通じて、伊方原発30キロ圏自治体議員との交流が深まり、今回事前に送っていた請願文案に対する率直な意見が出されました。「地元住民がわかりやすい表現にしてほしい」という意見に従い、案文を大幅に手直しし、地元の最新状況を加えたものに改善されました。

◯ 翌5月26日、けしば杉並区議と山本つとむ鬼北町議、市民から鈴木則子さんが、渡辺愛媛県議の運転する車で、宇和島市から西予市、伊方町と八幡浜市を回りました。布施由女清瀬市議と福士敬子さん、民間規制委東京の中村泰子さんが、須藤牧師の運転で、伊予市から内子町、大洲市と愛媛県を回りました。今回西予市の市議会議員選挙で当選した宇都宮議員が紹介議員を引き受けていただき請願が提出でき、伊予市でも賛同議員がでるなど前進が見られます。

◯ 前回形ばかり受取るだけであった伊方町や愛媛県が、今回は原発担当責任者がしかるべき部屋で対応する変化が見られました。
NHKが大きく報道、愛媛新聞など地元マスコミも報道し、無視できない取り組みとなっています。
四国電力伊方原発の7月再稼働阻止に向けさらに全国自治体議員の賛同を広げましょう。
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┗■4.新聞より
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◆凍土「壁というよりすだれ」 効果に疑問の声
福島第一 追加工事を承認

東京電力福島第一原発の凍土遮水壁をめぐり、原子力規制委員会の検討会は2日、先行して凍結が始まった海側でうまく凍らない部分に特殊なセメントを注入し、地下水の流れを緩くする追加工事を承認した。東電は六日から工事に入る。山側部分でも準備ができ次第、凍結を始める。
東電は検討会で、海側の状況について「5月末時点で零度以下の場所が約97%。水がせき止められている兆候が確認できている」と効果を強調。1号機北側と東側、4号機南側の凍っていない部分では、追加工事をすれば、凍結が進むとの見通しを示した。
規制委は追加工事のほか、水位監視を厳重にして慎重に進めることを条件に山側の凍結も認めた。ただ、検討会では「効果が分からない」と凍土遮水壁の機能を疑問視する声や、安易に地下水位を下げると建屋内の高濃度汚染水の方が高くなり、漏れる危険性が高まるのではないかなどの懸念が相次いだ。
東電のデータでは、凍結液が流れる配管周辺では土が零下になった面積が大半だが、10度前後のところも少なくとも4カ所あった。地下トンネルの周辺も零下になっていない場所が点在していた。全て凍らないと、水をせき止める壁にはならない。「壁というより、すだれのような状態」(規制委の更田-ふけた-豊志委員長代理)とみられる。(後略)
(6月3日東京新聞朝刊3面より抜粋)

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