たんぽぽ舎です。【TMM:No2868】
2016年8月30日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.福島から木幡ますみさんも参加し、8/27たんぽぽ舎会員交流会が
盛況に行われました
「経産省前テントひろば」運動の今後、福島の現状、東電追及、
核空母問題など課題はいっぱい
この秋、たんぽぽ舎はみんなの力を合わせ頑張ります
沼倉 潤 (たんぽぽ舎事務局)
★2.原発事故の国の責任を明らかにする陳述
原告が全員いわゆる自主避難者
千葉県の原発被害者集団訴訟第2陣第3回口頭弁論を傍聴
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」9月大阪公開!
『笑ってねぇど やってらんねぇ』 第七藝術劇場
原発事故から5年―古居みずえ監督が描く
へこたれない母ちゃんたちのウルトラ・ガールズ・ムービー!
★4.新聞・TVニュースより3つ
◆「選択制」提案に患者家族ら憤り 「規模縮小 逆に不安」
福島県小児科医会 甲状腺検査見直し
(8月30日東京新聞朝刊26面「こちら特報部・
ニュースの追跡」より抜粋)
◆規制委に異議 地震調査委側「過小評価」指摘
原発揺れ想定の計算 (8月30日毎日新聞1面より抜粋)
◆伊方町長が辞職 (8月29日NHKニュースより抜粋)
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・脱原発川柳【建築材 外より線量 高くなり】 へらずぐち亭
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※9/1(木)ちょぼゼミ緊急学習会にご参加を!
「危ない!!原発の基準地震動が過小評価されている」
お 話:田中一郎さん
日 時:9月1日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 (学生400円)
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※9/3(土)学習会にご参加を!
「原発再稼働の問題点を探る-地震と原発」
お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
日 時:9月3日(土)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※9/11(日)「経産省前テントひろば」設立5周年
『脱原発9・11怒りのフェスティバル』にご参加を!
日 時:9月11日(日)15時より19時
場 所:経済産業省周囲一帯
主 催:「経産省前テントひろば」
かんしょ踊り、スピーチ、経産省包囲ヒューマンェーンなど
☆当日の集会とヒューマンェーン(人間の鎖)の成功をめざして、
たんぽぽ舎も全力で参加します。「経産省前テントひろば」撤去に
抗議する意志表示の場として皆さん、できるだけご参加ください。
たんぽぽ舎の目印は黄色ののぼり旗です。
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┗■1.福島から木幡ますみさんも参加し8/27たんぽぽ舎会員交流会が
| 盛況に行われました
| 「経産省前テントひろば」運動の今後、福島の現状、東電追及、
| 核空母問題など課題はいっぱい
| この秋、たんぽぽ舎はみんなの力を合わせ頑張ります
└──── 沼倉 潤 (たんぽぽ舎事務局)
8月27日(土)夕方16時から、31名の皆さんが参加し、初めての事ですが「会員交
流会」が行われました。
福島からは大熊町議の木幡ますみさんも参加。他にも千葉、神奈川、埼玉の遠方よ
り参加頂き、有意義な話し合いと交流が行われました。
初めてたんぽぽ舎を訪れた会員や、久しぶりにたんぽぽ舎を訪れた方など、席を一
緒に和やかな懇談と、普段疑問に思っている事などを皆で話題にし、疑問について
も、会員の方から教えて頂くなど、総会や講演会とは違った雰囲気の中で、あっとい
う間に時間が過ぎていきました。
メールマガジンや講座企画の運営なども報告されましたが、話題はホームページ
の運営に。大きな前進が見られたことに拍手喝采でしたが、ホームページ担当の苦労
にも報いるためにも、皆さんの協力を呼びかけました。
出席者から、その場でお手伝いしたいとの返答もあり、みんなの小さな力が少しず
つ繋がっていくたんぽぽ舎運動がまた一歩前に進むことが出来ました。
後半の懇親会では、一品持ち寄りをお願いしていましたが、貴重な話題をお話し
て頂いた93歳の版画家、森本さんからの差し入れも含め、豊富な差し入れが届き、懇
親会は1時間延長し、出席者全員から一言、お話をして頂きました。
年に2回ぐらいは開催していきたいと思っておりますので、今回ご都合がつかな
かった方は、是非、次回ご出席願いたいと思います。
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┗■2.原発事故の国の責任を明らかにする陳述
| 原告が全員いわゆる自主避難者
| 千葉県の原発被害者集団訴訟第2陣第3回口頭弁論を傍聴
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 2016年8月29日、千葉県の原発被害者集団訴訟第2陣第3回口頭弁論を傍聴しま
した。整理券は配られましたが、抽選になりませんでした。もっと多くの人の傍聴で
裁判官の目を開かせよう!
○ この日原告側から第2準備書面、第3準備書面の趣旨説明はありましたが、原告
本人の意見陳述がなかったので、数分で終わりました。趣旨説明も法律用語のため
に、何が行われたかよくわからない人が多くいたようです。
すぐ後で行われた報告会では、傍聴者から質問も多く出て、弁護団から丁寧な説明
がありました。原発事故の国の責任を明らかにする陳述で、被害法益、予見可能性、
結果回避責任、規制権限不行使の違法性の4点から構成されています。国はまだ反論
していません。
○ この千葉第2陣訴訟は原告が全員いわゆる自主避難者ですので、ほとんど何の保
証もされておらず、唯一の支援である無償住宅提供も来年3月で打ち切られようとし
ています。
自主避難者と言われていますが、福島市や郡山市のように放射能汚染のひどい地域
で汚染度合いはチェルノブイリ法に基づけば、少なくとも移住の権利がありますから
(年間1mSv以上)、また場所によっては、5mSv以上で移住の義務がありますか
ら、住宅無償提供は当然の権利です。本来は、更に就職のあっせん、生活費支援、健
康診断無償提供なども行うべきです。
○ 千葉県では、今月パルシステム千葉県が呼びかけて、市町村議会に「当市町村に
避難している自主避難者に住宅支援を継続せよ」という陳情・請願を出そうとしてい
ます。8月24日には船橋市議会に陳情を提出しました。
○ 千葉県の原発被害者集団訴訟第1陣は、2013年5月の第1回口頭弁論から前回6
月10日は21回を数えています。
その間、崎山比早子さんや田中光彦さん、島崎邦彦さんなどの専門家証人の証言は
ありましたが、裁判所は現地検証をかたくなに拒み続けてきました。原告本人の意見
陳述もきわめて少数でした。また裁判長は3人目で、他2人の裁判官も含めて原告の
意見陳述を直接聞いたことのない人ばかりで、原告の切実な現状を理解しているのか
疑問です。
○ 次回第22回口頭弁論では(9月13日)、現地検証に代わるものとして原告が現地
(双葉町・南相馬市)の状況を撮ってきたDVDを法廷で放映する予定です。
裁判所はすでに3年経過した第1陣訴訟を来年1月の24回公判で結審させようとし
ています。
このままでは、原告の被害状況を本当に理解した判決が出されるか心配です。今
後、公正な判決を求める署名の提出も予定されています。
次回22回公判(9月13日)、23回公判(11月15日)24回公判(2017年1月31日)に
は是非千葉地裁に傍聴に来ていただきたいと思います。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」ついに9月大阪公開!
『笑ってねぇど やってらんねぇ』
原発事故から5年―古居みずえ監督が描く
へこたれない母ちゃんたちのウルトラ・ガールズ・ムービー!
http://www.iitate-mother.com/
参照
製作:映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会
2016年/95分/HD/ドキュメンタリー
会場:大阪・第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F
TEL:06-6302-2073)
日時:9月17日(土)~9月23日(金)15:35~
9月24日(土)~9月30日(金)10:00~
9月17日(土)・18日(日)は上映後に古居みずえ監督舞台挨拶あり
19日(月・休)は上映後にトークショー開催!
トーク出演:古居みずえ監督&だるま森さん+
えりこさん(総合工作芸術家)
全国共通特別鑑賞券1,300円
当日一般 1,800円/専門・大学生 1,500円
シ ニ ア 1,100円/中学・高校生 1,000円/小人 700円
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┗■5.新聞・TVニュースより3つ
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◆「選択制」提案に患者家族ら憤り 「規模縮小 逆に不安」
福島県小児科医会 甲状腺検査見直し
福島県は2011年度から、事故当時、18歳以下だった子どもを対象に甲状腺検査を
実施してきた。30万人以上が受診し、今年3月末時点で172人が甲状腺がんか、がん
の疑いがあると診断された。
県小児科医会は7月に採択した声明で、「一般的発生頻度を大幅に上回る(甲状
腺がんの)多数報告について現段階では科学的かつ客観的評価は困難と思われるもの
の、児童青少年、保護者、一般県民にも健康不安が生じている」と、原発事故との関
連には言及せずに、県民の不安感のみを問題視。その上で「現在の不安を軽減する立
場から、甲状腺検査事業、その後の医療の進め方について、一部見直しを含む再検討
が必要」との見解を示した。
さらに同会の太神会長らは25日、県に対して、検査見直しをなどを求める要望書を
提出し、「検査を受けない選択も認めるべきだ」などと発言した。(中略)
岡山大の津田敏秀教授(環境疫学)は「もし、県小児科医会が甲状腺検査の規模縮
小を考えているなら」と前置きした上で「福島県にとどまらず全国の小児科医の信用
を失墜させたとして、この愚かさは歴史に残る」と指弾する。
「チェルノブイリ事故を見ても、今後、福島の甲状腺がんは誰が見ても多発としか
言いようがない状態になるだろう。現在は、原発事故との因果関係の根拠についての
議論もせず、検証もせず、『多発は過剰診断の結果』と言い訳をしている。だが、そ
れでは済まなくなる。医会は責任をとる覚悟ができているのか」
実際、検査で甲状腺がんが見つかった患者らでつくる「311甲状腺がん家族の
会」共同代表の千葉親子(ちかこ)氏は「患者の家族らは『この検査があったから、が
んの早期発見につながり、治療に結び付いた。検査の規模縮小だけはしないでほし
い』と話していた。県小児科医会は、がんの多発が不安を生じさせているというが、
患者家族からすれば、検査の規模縮小の方がずっと不安だ」と訴える。(後略)
(8月30日東京新聞朝刊26面「こちら特報部・ニュースの追跡」より抜粋)
◆規制委に異議 地震調査委側「過小評価」指摘
原発揺れ想定の計算
基準地震動を巡っては、規制委の前委員長代理の島崎邦彦氏が6月、関西電力大
飯原発などで過小評価を指摘したが、規制委は7月に現行の計算方式の維持を決めて
いた。現行方式は大飯原発以外でも使われており、この方式への疑問は他原発の安全
審査や再稼働にも影響しそうだ。
調査委は、地震の研究などを担う政府機関。断層の幅と長さから、地震の揺れを
計算する方法を06年に公表し、規制委や電力会社が基準地震動の計算に採用してい
る。だが、この方式には、断層の規模や、地震の規模であるマグニチュード(M)を小
さめに算定し、揺れを過小評価する場合があるとの指摘が出た。このため、断層の長
さなどから揺れを計算する新方式を09年に公表し、各地の地震の揺れを計算してき
た。調査委作成の計算マニュアルでは両方式が併記されているが、調査委は現状を踏
まえ、マニュアルを改定する検討を始めた。(中略)
調査委の「強震動評価部会」の纐纈(こうけつ)一起部会長(東京大地震研究所教
授)は「活断層が起こす揺れの予測計算に、地震調査委は09年の方式を使う。規制委
が採用する方式の計算に必要な『断層の幅』は詳細調査でも分からないからだ。これ
はどの学者に聞いても同じで規制委の判断は誤りだ」と指摘する。
(8月30日毎日新聞1面より抜粋)
◆伊方町長が辞職
今月、再稼働した伊方原子力発電所3号機がある伊方町の山下和彦町長が
病気療養のため、4か月以上、公務を休んでいる問題で、山下町長は、退院
の見通しが立たないとして、29日、町議会議長宛てに辞職願を提出し認めら
れました。 (中略)
新しい町長を決める町長選挙は50日以内に行われることになります。
(8月29日NHKニュースより抜粋) ↓映像はこちらから
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20160829/5072861.html
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